EBSドキュメンタリーで듣기力をアップ!
안녕하세요?
oulmoonです。
今回はEBSドキュメンタリー番組「ドキュit―マスク―」という番組のディクテーションのまとめです。
これまでも実際に放送されている番組のディクテーションをしていますが、今の番組も듣기力アップにも繋がるので、少しずつチャレンジしてみてくださいね。
念のため、この番組の前回までの記事はこちら▼
韓国語で「ある意味」「するすると入っていく」って何て言う?ドキュメンタリー番組「ドキュit―マスク―」で듣기力アップ!No.1 → ★
韓国語で「~して何になる?」って何て言う?ドキュメンタリー番組「ドキュit―マスク―」で듣기力アップ!No.2 → ★
韓国語で「亡くなる(この世を去る)」「ゾッとする」「全力を尽くす」って何て言う?ドキュメンタリー番組「ドキュit―マスク―」で듣기力アップ!No.3 → ★
韓国語で「振り込み」「様変わりする、化ける」って何て言う?ドキュメンタリー番組「ドキュit―マスク―」で듣기力アップ!No.4 → ★
韓国語で「底をつく」「誰彼なしに(みんな)」って何て言う?ドキュメンタリー番組「ドキュit―マスク―」で듣기力アップ!No.5 → ★
韓国語で「少ない時は」「多い時は」「割り当てられる」って何て言う?ドキュメンタリー番組「ドキュit―マスク―」で듣기力アップ!No.6 → ★
韓国語で「少ない時は」「多い時は」「割り当てられる」って何て言う?ドキュメンタリー番組「ドキュit―マスク―」で듣기力アップ!No.7 → ★
韓国語で「発注する」「いかに、さぞかし」って何て言う?ドキュメンタリー番組「ドキュit―マスク―」で듣기力アップ!No.8 → ★
韓国語で「慰める」「繋がり」って何て言う?ドキュメンタリー番組「ドキュit―マスク―」で듣기力アップ!No.9 → ★
韓国語で「アプリをダウンロードする」って何て言う?ドキュメンタリー番組「ドキュit―マスク―」で듣기力アップ!No.10 → ★
韓国語で「打ち勝つ、追い払う」って何て言う?ドキュメンタリー番組「ドキュit―マスク―」で듣기力アップ!No.11 → ★
韓国語で「ケア」「しかも」って何て言う?ドキュメンタリー番組「ドキュit―マスク―」で듣기力アップ!No.12 → ★
この番組は、コロナによってその存在価値や意義が変化した「マスク」についてのお話です。
ご存知のように韓国でもコロナは大流行し、社会に大きな影響をもたらしました。
韓国は日本以上に一般の人が普段マスクをつける確率は低いので(PM2.5の影響で以前よりは変化も出てますが)、余計に今回の件でマスクの存在感は変わったのではないかと思っています。
それに、韓国の皆さんはコロナに対してどんな風に感じたのか、どんな体験をしたのか、ニュースなどでは伝わりにくい個人ごとのお話が知れるかも?!
そこには国ごと、年齢や性別ごとの違いもあるだろうし、共通点もあるんじゃないかと楽しみにしてます。
▼番組はこちらEBSドキュメンタリー
▼ディクテーション用に使っているEBSドキュメンタリーはこちら
▼前回までの内容は番組はこちら
다큐 잇it – 마스크_♯001(YouTube) → ★
다큐 잇it – 마스크_♯002(YouTube) → ★
▼今はこちら
다큐 잇it – 마스크_♯003(YouTube) → ★
自分から知ろうとしないと分かりにくい韓国の一面として、今回も韓国に興味のある方は見てみて欲しい番組です。
듣기の教材としても、これまでのものより難易度が上がっているので遣り甲斐はあると思います。
できるだけ出てくる韓国語を記載したので、それを参考に試してくださいね。
ちなみに、この番組もこれまでと同様に15分前後に分けて配信されています。
でも、15分足らずでもまとめると結構長いので、私自身「長くても一度に5分程度で区切ってディクテーションする」ときめて進めています。
そのため、こちらでもある程度たまったら小出しに出していく形にいたしますね。
「다큐 잇it – 마스크」にでてきた単語や、ナレーションの内容
タイムはこの台詞が出てくるざっくりとした時間帯です。
文章の最後に( )で囲われた文章は、番組内の字幕です。
会話やインタビューの中で分かりにくいものについています。
08:01 평균 연령 80세.
어르신들은 영 마스크가 익숙하지 않습니다.
・연령[열령] 年齢
・영 全然、全く
(訳)平均年齢80歳
お年寄りは全くマスクに慣れません。
08:15 어머님, 마스크를 벗고 기침하면 안 돼요.
마스크를 쓰고 해야 해요.
마스크를 벗으면 안 돼요. 알겠죠?
(訳)お母さん、マスクを外して咳をしてはいけませんよ。
マスクをしてしなければいけません。
マスクを外したらダメですよ。分かりましたか?
08:29 손 이렇게.
(訳)手をこうやって。
08:32 살면서 이렇게 열심히 손을 닦은 것은 처음이죠.
(訳)生きていてこんなに一生懸命に手をふいたのは初めてでしょう。
08:39 어머님, 마스크를 요레 벗으면 안 돼요, 알겠죠? OK?
・요래 = 이래 このように
(訳)お母さん、マスクをこんな風に外したらだめですよ、分かりましたか? OK?
08:49 언제쯤 이 갑갑한 마스크를 벗어버릴 수 있을까요?
(訳)いつこの窮屈なマスクを外せるでしょうか。
08:54 차렷, 경례.
– 반갑습니다.
(訳)気をつけ、礼。
― お久しぶりです。(お会いできて嬉しいです)
09:01 요즘 코로나 때문에 어르신들이 자리도 많이 띄워야 되고 불편함이 많아요. 그렇지요?
그렇지만 이렇게 규칙을 잘 지켜서 잘 극복하고 있습니다. 맞지요?
(訳)最近、コロナのせいでお年寄りが席をたくさん離さなければならず、不便さが多いです。 そうですよね?
しかし、このように規則をよく守ってうまく克服しています。 そうですよね?
→ コロナのせいで皆さんが席の距離を保たねばならず、とても不便ですね。 そうですよね?
でも、このように規則をしっかり守ってコロナをちゃんと克服しています。 そうですよね?
09:20 글로 쓰자면 소설 한건쯤 족히 나올 법한 인생.
(訳)文字にすると、小説一冊ぐらいは優にできそうな人生。
09:26 산전수전 다 겪었지만 요즘처럼 힘들었던 시절이 없었다는대요.
・산전수전 다 겪다 海千山千全て経験する → 紆余曲折を経験する、破天荒な人生を送る、波乱万丈な人生を送る
(訳)海千山千の思いをしたが、最近のように大変な時期はなかったそうです。
→ 波乱万丈な人生を送りましたが、最近ほど大変なことはなかったそうです。
日本で使う「海千山千」は経験豊富という意味の中でも「経験豊かで悪賢い」というニュアンスがあるようです。
韓国語で使われている산전수전とは、ニュアンスが異なるようです。
09:33 코로나 19보다도 혼자라는 게 더 무섭고 두려웠습니다.
(訳)コロナよりも、孤独というのがより怖くて仕方なかったのです。
09:39 마스크 답답하진 않으세요?
– 답답해요. 어쩌겠어요. 할 수 없지요.
– 빨리 갔어… 코로나 빨리 갔으면…(좋겠어요).
(訳)マスク、息苦しくないですか?
― もどかしいですよ。でもどうしようもないね。仕方ないでしょう。
― 早く終わって… コロナは早く終わって欲しいですね。
09:46 여기 오면 재밌고 잘해 주지 뭐.
마스크 주지. 집에 있으니 한 달에 있으니 죽을 뻔했다.
(訳)ここに来たら楽しいし良くしてくれるじゃない。
マスクをくれるでしょ。家に1ヶ月いると(退屈で)死にそうだったよ。
09:52 여기 어르신들이 다 연세도 계시고 하니까 이게 와 마스크를 껴야 하는 것도 매일 겨육시키도 잘 모르죠.
그러나 선생님들이 일일이 따라다니면서 다 해주고 식사때도 격리시키고.
그래 말씀 이해 같이 못 하도록 하고 그게 집에 있눋것보다 여기 훨씬 안전하지.
・이게 와 = 이게 왜 これなんで
ここの와は사투리(方言)です。
・겨육시켜도 教育しても、教えても
実際には겨육시키도と言っています
・이해 = 이렇게
(訳)ここの皆さんはみんなお年寄りだから、マスクをしないといけないのも毎日教えてもよく分かりません。
しかし、先生たちがいちいち付いて回りながら、食事の時も隔離させて。
それで、一緒に話せないようにして(距離をおいて話させるようにして)、それが家にいるよりここの方が安全なんでしょう。
「ここにいれば先生たちがいちいち教えてくれるから安心だ」とが思えること自体が、お年寄りの皆さんにとっては安心なんですよね。
10:15 어르신들의 사정을 누구보다도 잘아는 원장님은 센터가 폐지 된 다음 날부터 도시락을 쌌습니다.
(訳)高齢者の事情を誰よりもよく知っている院長は、センターが廃止(停止)された翌日からお弁当をまとめました。
10:25 건강을 지키려면 잘 먹는 게 중요한데 혼자 켸신 어르신들의 식사가 늘 걱정이었죠.
(訳)健康を守るためにはちゃんと食べることが重要なのに、一人で食事をする高齢者の食事がいつも心配だったんでしょう。
10:39 네, 어르신…
안녕하세요.
안녕하십니까.
어르신, 어디 계십니까?
– 어머니.
아, 어르신 잘 계셨어요?
(訳)はい、おばあさん…
(別のスタッフ)こんにちは。
(別のスタッフ)こんにちは。
おばあさん, どこにいらっしゃいますか
(おばあさんの息子)― お母さん。
あ、おばあさん、お元気でしたか?
10:54 황연주 할머님은 주간 보호센터에서 최고령 어르신입니다.
(訳)ファン・ヨンジュおばあさんは、デーケアセンターで最高齢の方です。
11:00 어르신 좋아히시는 미역국 끓여왔어요.
제가 어제 시장가서 조갯살 사고 해가지고 미역국 맛있게 끓여 왔습니다.
– 아이고, 너무 너무 감사합니다.
그리고 이건 군에세 어르신 (드리는)…마스크입니다
어르신 꼭 마스크 하시고… 예.
– 마스크까지 가… 가져오시고…
– 그걸로 껴야 겠다.
(訳)おばあさんが好きなわかめスープを作ってきました。
昨日、市場に行って貝の身を買って、わかめスープをおいしく作りました。
― ああ、本当にありがとうございます
そしてこれは群からのおばあさんへ(差し上げる)…マスクです。
おばあさん、必ずマスクをして…はい。
(息子) マスクまで…持って来られて。
― これをつけないと。
11:28 “건강 관리를 못한 탓에 가족처럼 챙겨주던 센터 식구들에게 누가 된 것 같아요.”
할머니는 미안한 마음입니다.
・누가 된 迷惑をかけた
(訳)「健康管理ができなかったせいで、家族のように気遣ってくれたセンターの人たちに迷惑をかけたようだ。」
おばあさんは申し訳ない気持ちです。
11:39 너무 감사합니다.
– 제가 감사합니다. 정말 감사합니다.
이 못난 ○을 봐서 이렇게 오시니까 내가 몸 둘 곳이 없습니다. 정말로.
・못나다 見苦しい、おろかだ、だらしない
ここの○は先生も上手く聞き取れなかったので、そのままにしていますが、意味的にはとれています。
(訳)本当にありがとうございます
― こちらこそありがとうございます。本当にありがとうございます。
― この見苦しい○をみせて、こうして来られるので私が身の置き場がありません。本当に。
→ 本当にありがとうございます
― こちらこそありがとうございます。本当にありがとうございます。
― 私なんかのためにこうして来てくださって、身の置き場がありません、本当に。
11:50 이렇게 완치되어 나와 주셔서 정말 감사합니다.
(訳)こんな風に完治して戻ってきて下さって、本当にありがとうございます。
11:55 그래도 이렇게 건강하게 다시 볼 수 있으니 얼마나 다행인지 모릅니다.
(訳)でも、こうして元気にまた会えるので、本当にうれしいですね。
12:02 어르신 사랑합니다.
– 사랑합니다.
(訳)おばあさん、大好きですよ。
― 大好きです。
なんとなく、ここは「愛している」より「大好き」のほうが合う気がしてこう訳しています。
12:06 이 은혜를 어떻게 갚을꼬?
– 공부 열심히 하세요, 그러면.
– 숙제는 다 하셨어?
숙제도 내가 하는 대로 해눴어요.
– 하는 대로 해 봤어요?
숙제도 해놓고 그라고 너무 너무 내가 학교에 가고 싶어서.
– 숙제 할 거 또 가지고 왔어요.
가지고 왔어요?
– 네, 숙제 또 가지고 왔어요.
하지, 뭐.
– 또 하셔야 돼, 숙제를.
・갚을꼬? = 갚을까?
これも사투리(方言)です。
・그라고 = 그리고
これも사투리(方言)です。
(訳)どう恩返しすればいいだろう?
― じゃあ勉強頑張ってくださいね。
― 宿題は終わったの?
宿題も私思うようにやり遂げました。
― 思うようにやってみましたか?
宿題もして、あまりにも私が学校に行きたく― て。
― 宿題をまた持ってきましたよ。
持ってきたんですか?
― はい、宿題また持ってきました。
やるとも。
― またやらなきゃですね、宿題を。
12:32 숙제를 지금 다 하셔 가지고.
– 너무 잘 썼다. 와! 고생 많이 하셨네.
한글 썼지. 그라고 한문도 직접 그래가.
・그래가 = 그렇게 해서
(訳)宿題を今全部して。
― すごく上手に書いて。わぁ!お疲れ様でしたね。
ハングルを書いたんだ。それに漢文も自分でこうやって。
12:42 구구단 내가 잘했거든요.
학교에서도 옛날에 참 일본 선생님이 나와 가주고 할 때, 구구단을 만날 내가 앞장서 가지고 했다.
・구구단 九九
(訳)九九は私が上手かったんですよ。
学校でも昔、日本の先生が来た時、九九をいつも私が先頭に立ってやった。
12:54 구구단 해 보이소. 2×5, 2×5 구구단.
– 2×5 10이지.(이 오 십이지.)
3×5(삼 오)
– 3×5 15(삼 오 십오)
・보이소 = 보세요
-이소も사투리です。
(訳)九九をやってみてください。2×5, 2×5 の九九。
― 2×5 10でしょ。
3×5
– 3×5 15。
13:05 어르신 이렇게 뵈니까 너무 좋았어요.
– 좋아, 좋아. 너무 너무 좋다. 얼씨구나.
(訳)おばあさんに会えてとても良かったです。
― いいね、いいね。すごくいいね。よいやさ、よいやさ(掛け声)
ここででてきたおばあさんとおじさんは、#1に出てきたお二人ですね。
途中で「お年寄りの皆さんは病気より孤独が怖い」的な言葉が出ていましたが、このおばあさんを見ていてもそれが伝わりますね。
センターの皆さんとのやりとりがとても嬉しそうで、最後の「얼씨구나」なんて、まさに身体で表していますよね。
※얼씨구나は掛け声なので決まった訳はありません。
やっぱり人間だから、頭で分かっていてもそれだけで済ませないこともありますよね。
今回も、コロナ対策とお年寄りの方の気持ちとを考えると、そのバランスの取り方の難しさを感じました。
最後になりますが、今回のディクテーションはどうでしたか?
今回も5分も満たない尺ですが、ドキュメンタリー番組は教材としてのレベルも結構高いです。
1つ前の「コーヒーホリック」も会話などは聞き取りにくいものもあったと思いますが、年配のかたや訛りがあるとかなり難しいですよね。
でも、もしあなたがディクテーションをうまく出来なくても、イライラすることないですよ。
聞き取れなかったところこそ、今あなたに不足している部分なので、これを機会にしっかり音読して定着させれば、次からは聞こえる部分がどんどん増えていきますよ。
分からない部分が多いほど、成長の可能性が高いです!
今回も気になる部分は何度でもディクテーション&音読を楽しんでくださいね。
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう