50万人の子供が読んだ児童文学作品で韓国語の勉強!
안녕하세요?
oulmoon입니다.
気づけばもうすぐ旧正月ですね。
今年は1月22日(日)です。
普通、韓国だと旧正月の前後も休みになるけど、今年はもともと土日が含まれるから月曜日のみ休みになるのかな…。
なんか慌ただしそう…。
とおもったら、24日が振り替え休日となるそうです。
実家に帰省となると、それくらい休みがないときついですよねー。
コロナで民族大移動は前より減っているとはいえ、長時間移動する人は多いだろうし。
…なんて、韓国のお正月のことを考えていたらトック(떡국)が食べたくなってきました。
日本の雑煮も大好きだけど、韓国の떡국も大好き!
떡は日本のお餅と作り方がちがうので、別の美味しさがありますよね。
最近特に寒くなってきたし、今度떡を用意して手軽につくってみようかなー。
では、本題です。
以前からレッスンの一部として、韓国語の小説や本をテキストとして使用しています。
今回はそのレッスンのまとめです。
最初の目的だった韓国の有名小説소나기が収録された「소나기短編集」を読み終わった後、「소나기短編集」と同じタイミングで韓国の書店で買ってきた本を読んでいます。
題名は「아주 특별한 우리 형」という本。
この本を購入しようと選んだ理由の1つは、韓国語で本を読むのにこれまでの経験から小学生レベルのものを読むのがいいだろうと思ったからです。
つい大人向けの本を選びがちになるけど、辞書を調べてばっかりになっちゃうので体験談よりお勧めしません。
初級や中級ならもう少し対象年齢を下げた本でもいいくらいだと思います。
対象年齢が低い本でも意外に知らない表現も沢山出てくるし、比較的スラスラ読めるほうが読んでいて内容を理解しやすいですしね。
日本人が日本語でそのレベルの本を読んでも、面白いものは面白いし新しい発見もあります。
ましてや韓国語なら、もっと吸収できるものが多いはず。
もう1つの理由は、本屋の児童文学コーナーでいくつか本を見ていたのですが、この本をパラパラとめくって内容を見てみたら「障害」に関係する話のようでした。
日本でもこういう話をテーマにした本は沢山ありますが、韓国ではどんな風に子供たちに伝えているのかなぁと気にもなりました。
児童図書研究会推薦図書というマークがついていたので、多分多くの子供たちが読んでいるだろうとも思うし。
そんなわけで、韓国の文学枠(?)はこの本を使って進めていきます。
소나기同様、文章に対して気になった単語や表現のみピックアップしていきます。
▼前回までのまとめはこちら
(量が多くなってきたので、途中の回は略してます。
No.1から、もしくは最新話からたどっても全部見れますし、「カテゴリー」の「아주 특별한 우리 형」からでもどうぞ!)
新しいテキスト登場!韓国語で「クリーニング屋」「コインランドリー」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.1
韓国語「문을 닫다」と「문을 닫아걸다」の違いって?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.2
韓国語で「険しい顔をして寝る」「首がすわる」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.3
韓国語で「징그러워지다」と「징그러워하다」の違いは?(ってなんて言う?)「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.4
韓国語で「ざっと目を通す」「ごくごく飲む」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.9
韓国語で「穴があったら入りたい」「痛い目にあわすぞ!」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.10
韓国語で「ダンベル」「気持ちを打ち明ける」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.11
韓国語で「杖をつく」「訳も分からないまま」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.12
韓国語で「都合が悪いんですよ。」「まあまあだよ。」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.13
韓国語で「非の打ち所がない」「よだれ掛け」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.14
では、早速読んでいってみましょう!
「아주 특별한 우리 형」に内容と出てきた単語や表現など
※今回の画像も照明の関係で見やすいように加工しましたが、それでも薄かったらすみません。
・방송국에 간 형(110page~120pageまで)
・방송국에 간 형(110page)
【気になった単語、表現】
・(전화가) 한 통 (直訳)(電話が)一通
電話を数える時は통です。
日本語的な感覚だとここでは「件」ですね。
・주최하다 主催する
・수기 手記
・방송국에 간 형(111page)
【気になった単語、表現】
・알 길이 없다 知る術がない
・지체 肢体
・어안이 벙벙하다 (直訳)魚眼が呆然とする → 訳が分からなくて唖然とする、呆気にとられる
類義語は입이 벌어지다, 기가 차다, 아연실색하다など
・눈을 크게 뜨다 目を大きく開く(開ける)
・들이닥치다 押しかける、押し寄せる、不意に訪れる、差し迫る、切迫する
・어찌 된 영문인지 どういうわけか、どういう成り行きか
後ろにつづく알지 못한もあわせて「どういうわけか訳が分からない」です。=어안이 벙벙하다
・자초지종 一部始終
・방송국에 간 형(112page)
【気になった単語、表現】
・このページで気になった単語や表現はなし!
・방송국에 간 형(113page)
【気になった単語、表現】
・십자가 十字架
・철이 들면서 物心がつくにつれ
・방송국에 간 형(114page)
【気になった単語、表現】
・타이르다 (考え)諭す、たしなめる、言い聞かせる
・방송국에 간 형(115page途中まで)
【気になった単語、表現】
・ここでは気になった単語や表現はなし!
いかがでしたか?
多くの小学生に読まれている本だけあって、文章的には分かりやすい表現も多く読みやすかったと思います。
でも「こういう表現のしかたをするのか」というものもいくつかあったので、実際に読んでみて、簡単すぎず難しすぎず個人的にはテキストとしていい作品だなと思って読んでいます。
ジョンシク、体調が悪くなってからできることから後退した感じがしていましたが、家族も知らないところでまた新しいことに挑戦してたんですね。
すごいなぁ。
体に不自由はあっても、その分バイタリティーが本当にすごい!(フィクションだとしても)
勝手な想像ですが、何かしらの障碍がある人のほうが「限りある命」に対して意識して真剣に過ごすことが出来るんじゃないかと思います。
障碍だけじゃなくて、九死に一生を得たみたいな体験した人とか。
彼はまだ短い人生のなかで、とても濃厚な体験をしているのだなと改めて思いました。
そして、今回は彼の手記の途中で終わっていますが、「お父さんお母さんと一緒に住みたい気持ちとおばあちゃんと別れたくない気持ち」を抱えて複雑な気持ちになる彼の心情もとても理解できました。
まだ幼い彼がそんな気持ちを抱えながら生きていたと思うと、年の割に大人っぽい彼にも納得というか…。
一体どんな形でこの手記を終わらせるのか…。
次回はこの手記の続きからとなります。
お楽しみに!
それでは、今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう