안녕하세요?
oulmoon입니다.
前回のブログでも書きましたが、今年は1月22日が旧正月ですね。
せっかくなので今年の韓国の祝日やお休みをピックアップ!
2023年の韓国の祝日、公休日
・元日(신정):1月1日(日)。西暦の1月1日は1949年に公休日として制定されました。
・旧正月(설날):1月21日~1月23日の3日間。今年は振り替え休日で24日も休み。
韓国では陽暦の1月1日より陰暦の1月1日を重要視します。旧正月の当日と前後1日ずつの3日間が休みとなり、多くの人が帰省するため「民族大移動」何て言われることも。
親族や近所の人同士での挨拶や、茶礼(チャレ)と呼ばれる祭事などの伝統行事が行わます。
・三一節(삼일절):3月1日(水)。1919年3月1日、日本の植民地支配に抵抗して市民たちが始めた独立運動(三・一独立運動)を記念する日です。
・労働者の日:5月1日(民間企業の社員のみ)。いわゆる「メーデー」です。
元々は1958年の大韓労総創立日である3月10日が労働節でしたが、1963年4月17日に勤労者の日と名前を変えて1994年から5月1日に移動されました。
この日は公休日ではありませんが休みになる企業が多く、勤労者は法的に祝日扱いとなります。(公務員は休みにならず、公的機関は通常通り業務が行われる)
・子どもの日(어린이날):5月5日(金)。日本のこどもの日とは異なり、韓国のこどもの日は東学にもとづき子供を「大人より先駆けた人」と考えて尊重する「オリニ思想」に由来するとされています。
・釈迦誕生日(석가탄신일):5月27日(土)。釈迦の誕生日である旧暦4月8日を祝う日で「仏様がいらっしゃった日」と呼ばれる公休日です。
全国の寺院では記念行事が催され、色とりどりのランタンが吊るされた様子が街のあちこちで見られます。ソウルでは「燃灯祝祭」が開かれます。
このランタンの画像や映像は、よく見かける気がします。
・顕忠日(현충일):6月6日(火)。6月6日は、国家のために命をささげた人々を追慕する日です。
もともとは1956年に朝鮮戦争の戦死者を追悼する目的で「顕忠記念日」として制定されましたが、その後「顕忠日」に改称。
1965年に独立運動犠牲者の追悼も加わりました。
毎年、国立ソウル顕忠院あるいは、国立大田顕忠院で追悼行事が開催されます。
・光復節(광복절):8月15日(火)。1945年8月15日の日本統治からの解放と、1948年8月15日の大韓民国政府の樹立を記念する日として、1949年に国の祝日国慶日として制定されました。
・秋夕(추석):9月28日~30日の3日間。
旧暦の8月15日は、설날と並ぶ韓国の代表的な名節です。収穫感謝祭とも呼ばれ、穀物や果物など作物の収穫を感謝する日でもあります。
秋夕の当日と前後1日ずつの3日間が休みになり、설날同様に家族や親戚一同が集まり、茶礼と呼ばれる祭祀を行ったり墓参りしたりします。
・開天節(개천절):10月3日(火)。韓民族最初の国家である古朝鮮の建国を記念する国慶日(開国記念日)で、毎年10月3日です。
伝説上の朝鮮民族の始祖「檀君神話」にもとづいた祝日で「檀君が天を開いて国を建てた」という意味がこめられています。
・ハングルの日:10月9日(月)。毎年10月9日は、朝鮮半島の固有文字として1443年に世宗大王により創られたハングルの日です。
一時は公休日から外されていましたが、2013年に23年ぶりに休日となりました。
龍山にある「国立ハングル博物館」をはじめ、作文大会などハングルをテーマにしたイベントが全国で開催されます。
国立中央博物館の敷地内にある「国立ハングル博物館」は一同行ったことがありますが、なかなか興味深い博物館でした。
・聖誕祭(기도탄신일):12月25日(月)。イエス・キリストの誕生を祝う記念日です。韓国ではキリスト教徒が多いため、12月25日を公休日として定められており、キリスト教徒たちは教会の礼拝に参加したり、募金活動などを行ったりします。
日本と同じものもあれば全く違うもの、歴史的に考えさせられるものなど色々です。
こういうのを知っておくと、より韓国の歴史や分かに対する理解が深まりますね。
50万人の子供が読んだ児童文学作品で韓国語の勉強!
では、本題です。
以前からレッスンの一部として、韓国語の小説や本をテキストとして使用しています。
今回はそのレッスンのまとめです。
最初の目的だった韓国の有名小説소나기が収録された「소나기短編集」を読み終わった後、「소나기短編集」と同じタイミングで韓国の書店で買ってきた本を読んでいます。
題名は「아주 특별한 우리 형」という本。
この本を購入しようと選んだ理由の1つは、韓国語で本を読むのにこれまでの経験から小学生レベルのものを読むのがいいだろうと思ったからです。
つい大人向けの本を選びがちになるけど、辞書を調べてばっかりになっちゃうので体験談よりお勧めしません。
初級や中級ならもう少し対象年齢を下げた本でもいいくらいだと思います。
対象年齢が低い本でも意外に知らない表現も沢山出てくるし、比較的スラスラ読めるほうが読んでいて内容を理解しやすいですしね。
日本人が日本語でそのレベルの本を読んでも、面白いものは面白いし新しい発見もあります。
ましてや韓国語なら、もっと吸収できるものが多いはず。
もう1つの理由は、本屋の児童文学コーナーでいくつか本を見ていたのですが、この本をパラパラとめくって内容を見てみたら「障害」に関係する話のようでした。
日本でもこういう話をテーマにした本は沢山ありますが、韓国ではどんな風に子供たちに伝えているのかなぁと気にもなりました。
児童図書研究会推薦図書というマークがついていたので、多分多くの子供たちが読んでいるだろうとも思うし。
そんなわけで、韓国の文学枠(?)はこの本を使って進めていきます。
소나기同様、文章に対して気になった単語や表現のみピックアップしていきます。
▼前回までのまとめはこちら
(量が多くなってきたので、途中の回は略してます。
No.1から、もしくは最新話からたどっても全部見れますし、「カテゴリー」の「아주 특별한 우리 형」からでもどうぞ!)
新しいテキスト登場!韓国語で「クリーニング屋」「コインランドリー」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.1
韓国語「문을 닫다」と「문을 닫아걸다」の違いって?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.2
韓国語で「険しい顔をして寝る」「首がすわる」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.3
韓国語で「징그러워지다」と「징그러워하다」の違いは?(ってなんて言う?)「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.4
韓国語で「ダンベル」「気持ちを打ち明ける」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.11
韓国語で「杖をつく」「訳も分からないまま」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.12
韓国語で「都合が悪いんですよ。」「まあまあだよ。」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.13
韓国語で「非の打ち所がない」「よだれ掛け」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.14
韓国語で「電話一件」「呆気にとられる」ってなんて言う?「아주 특별한 우리 형」で韓国語の勉強🎵No.15
では、早速読んでいってみましょう!
「아주 특별한 우리 형」に内容と出てきた単語や表現など
※今回の画像も照明の関係で見やすいように加工しましたが、それでも見にくかったらすみません。
・방송국에 간 형(110page~120pageまで)
・방송국에 간 형(115page途中から)
【気になった単語、表現】
・보잘것없다 つまらない、見るべき価値がない、取るに足りない、醜い、さえない、物足りない
・매사에 毎事に、事毎に、事々に
・허우적거리다 もがく、しきりにあがく、あっぷあっぷする、手足を動かして苦難から逃れようとする
・몸부림 身悶え、もがき、あがき
・방송국에 간 형(116page)
【気になった単語、表現】
・알파벳 アルファベット
・컴퓨터를 뜯어 보고 パソコンを開けてみて
・자유키 自由キー
実際に韓国でこういう言い方をするパソコンのキーはありません。
これはいわゆる「ショートカットキー(단축키)」みたいなものを想像してもらうとわかりやすいかも。
この後詳しく出てきますが、ジョンシクが障碍があるために押せないキーがあるけど、逆に押せるのに使わないキーを発見し、それをうまく改造して「ショートカットキー」的なキーをつくった感じです。
・흐뭇해하시며 하신 말씀이 嬉しそうにおっしゃったことが
・방송국에 간 형(117page)
【気になった単語、表現】
・개척하다 開拓する、開く、切り開く
・덩달아 つられて
・어깨가 으쓱해지다 肩がすくむ
・방송국에 간 형(118page)
【気になった単語、表現】
・콧날이 시끈해지는지 鼻筋が熱くなるのか、鼻筋がヒリヒリするのか
これは「(冬など)寒さで鼻がツーンとする」とか「涙が出る時に鼻がツーンとする」時の感じです。
・엄지손가락을 들어올렸습니다. 親指を上げました。
ジョンシクのことを誇りにしたりポジティブに受けている感じが伝わってきますね。
・방송국에 간 형(120page)
【気になった単語、表現】
・산뜻하게 さっぱりと、あっさりと、すかっと、さわやかに
ここでは「分かりやすく」「きれいに」という意味で使われています。
いかがでしたか?
多くの小学生に読まれている本だけあって、文章的には分かりやすい表現も多く読みやすかったと思います。
でも「こういう表現のしかたをするのか」というものもいくつかあったので、実際に読んでみて、簡単すぎず難しすぎず個人的にはテキストとしていい作品だなと思って読んでいます。
前半は両親に会いたいけどそれを望んではお祖母ちゃんに悪いという複雑な気持ちを抱えていた話でしたが、後半はガラッと変わりましたね。
お祖母ちゃんが才女だったのもびっくりだけど、だからこそパソコンを早くから与えたのも納得です。
彼が望むならより多くの経験を、きっとそれが彼を助けてくれると思ったんでしょうね。
しかもパソコンが出来るなら将来的に可能性が広がるし。
彼の障碍を逆手にとってパソコンを改造したのも素晴らしかった。
そういうことに考えがいくのってやっぱり必要に応じてだからで、彼が早くからパソコンを使いこなせるようになったのも、その必要性をいち早く解決したからこそですよね。
普通は「うまく使えない」で諦めそうなものだけど、そういうところもすごいなぁと感心しました。
物語はフィクションだとしても、こういう流れって現実でもいくらでもあてはまる気がして。
「必要は発明の母」とはよくいったものですね。
さてさて、次回は新聞に載った彼に更なる出会いが訪れます!
お楽しみに!
それでは、今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう