EBSドキュメンタリーで듣기力をアップ!
안녕하세요?
oulmoonです。
今回はEBSドキュメンタリー番組の「コーヒーホリック 大韓民国」という番組のディクテーションのまとめです。
これまでも実際に放送されている番組のディクテーションをしていますが、今回の番組も듣기力アップにも繋がるので、少しずつチャレンジしてみてくださいね。
念のため、この番組の前回までの記事はこちら▼
韓国語で「たしなむ」って何て言う?「韓国のコーヒーホリック」を考えるNo.1 → ★
韓国語で「ご飯を適当にすます」って何て言う?「韓国のコーヒーホリック」を考えるNo.2 → ★
韓国語で「狭いところで眠る、うとうとする、仮眠する」って何て言う?「韓国のコーヒーホリック」を考えるNo.3 → ★
韓国語で「自他共に認める」って何て言う?「韓国のコーヒーホリック」を考えるNo.4 → ★
韓国語で「父兄」って何て言う?「韓国のコーヒーホリック」を考えるNo.5 → ★
韓国語で「음료수」って何て言う?「韓国のコーヒーホリック」を考えるNo.6 → ★
韓国語で「話が途切れない」って何て言う?「韓国のコーヒーホリック」を考えるNo.7 → ★
韓国語で「人情深い」って何て言う?「韓国のコーヒーホリック」を考えるNo.8 → ★
今回選んだ内容は、世界的にもコーヒーが大好きな韓国に関する話です。
韓国では、お茶や紅茶に比べて圧倒的に飲む機会の多いコーヒー。
現代の彼らの生活にどれくらい根付いているのか、なぜはまってしまうのかを見ていきます。
これまではそんなに日本と違いはないと思っていた韓国の「コーヒー好き」ですが、意外な発見もあるかも?!
個人的にはコーヒーより紅茶やお茶が好きな私でもちょっと興味をそそられています。
これを見たら、韓国でカフェの見方も変わってくるかもしれませんね。
▼番組はこちらEBSドキュメンタリー
다규 시선 – 커피홀릭 대한민국 ♯001(YouTube) → ★
▼今回からこちら
다규 시선 – 커피홀릭 대한민국 ♯002(YouTube) → ★
自分から知ろうとしないと分かりにくい韓国の一面として、韓国に興味のある方は見てみて欲しい番組です。
듣기の教材としても、会話速度や発音などにばらつきがあって難易度が高いので遣り甲斐はあると思います。
できるだけ出てくる韓国語を記載したので、それを参考に試してくださいね。
ちなみに、今回の番組は小間切れで配信されています。
でもまとめると結局長いので、私自身「長くても一度に5分程度で区切ってディクテーションする」ときめて進めています。
そのため、こちらでもある程度たまったら小出しに出していく形にいたしますね。
「커피홀릭 대한민국」にでてきた単語や、ナレーションの内容
タイムはこの台詞が出てくるざっくりとした時間帯です。
文章の最後に( )で囲われた文章は、番組内の字幕です。
会話やインタビューの中で分かりにくいものについています。
5:50 사실 그 기원은 미국의 남북전쟁부터 시작이 됩니다.
미국의 남북전쟁이 어떤 일이 있었나면, 링컨이 이끌던 북군이 커피를 많이 제공해줬어요.
한 병사마다 하루에 한 1.8~3.6L를 제공했다는 이야기가 있거든요.
(訳)事実、その起源はアメリカの南北戦争から始まるのです。
アメリカの南北戦争が何があったのか、リンカーンが率いていた北軍がコーヒーを沢山提供してくれました。
一兵士毎に、一日に約1.8~3.6Lを提供したという話があるんですよ。
→ 実際、その起源はアメリカの南北戦争から始まるのです。
アメリカの南北戦争で何があったのか(どうしてインスタントコーヒーが生まれたのか)、リンカーンが率いていた北軍がコーヒーを沢山提供したんです。
兵士1人に、一日に約1.8~3.6Lを提供したという話があるんですよ。
6:07 왜냐하면 전쟁터에서 커피는 굉장히 중요하죠.
잠들면은 안 되잖아요.
그러니까 어느 정도냐고 하면은 소총의 밑동 개머리판, 거기에 누군가가 그라인더를 장착을 해요.
・소총 小銃
・밑동 下の部分、底
・그라인더 グラインダー、小銃の台の部分の金属板
▼赤で丸した部分です
・장착 装着
(訳)なぜなら、戦場でコーヒーはとても重要です。
寝てはいけないじゃないですか。
ライフルの根元(底)、そこに誰かがグラインダーを装着します。
6:20 거기 딱 그라인더를 장착했다가 졸음이 올 것 같아면 커피를 갈아서마시거든요.
그리고 전쟁이 끝나고 나서 생각을 하죠.
“와, 전쟁터에 총알이 빗발치는데 커피를 내려 마시고 있어?”
“야, 안 되겠다. 빨리 빨리 마시는 인스턴트 커피가 필요하다.”
그러면서 20세기에 들어서서 인스턴트 커피가 만들어지고, 1차 세계대전 2차 세계대전 때 군필수품 보급품으로 퍼지게 되는 거죠.
・세계대전 世界大戦
・군필수품 軍必需品 = 군대 필수품
(訳)そこにグラインダーを装着して眠くなりそうになったら、コーヒーを挽いて飲むんです。
そして戦争が終わり、考えたんです。
「戦場に銃弾が降り注いでるのに、コーヒーを出して飲んでるの?」
「いや、 だめだ。 早く早く飲むインスタントコーヒーが必要だ。」
そして、20世紀に入ってインスタントコーヒーが作られ、1次世界大戦、2次世界大戦の時、軍の必需品の普及品として広がるようになるのです。
→ そこにグラインダーを装着して眠くなりそうになったら、コーヒーを挽いて飲むんです。
そして戦争が終わり、思ったんです。
「あー、戦場に銃弾が降り注いでるのに、コーヒーを挽いて飲んでていいのか?」
「やあ、 だめだ。 早く飲めるインスタントコーヒーが必要だ。」
そして、20世紀に入ってインスタントコーヒーが作られ、1次世界大戦、2次世界大戦の時、軍の必需品の普及品として広がるようになるのです。
6:46 해방 후 한국에 주둔한 미군들에 의해 국내로 유입된 인스턴트 커피는 특히 한국전쟁 후 서민들에게 유행처럼 번져 나갔습니다.
・해방 解放
・한국전쟁 朝鮮戦争
韓国では6.25전쟁と呼ばれています
1950年6月25日に勃発し、1953年7月27日に休戦となりましたが、朝鮮半島は北部の朝鮮民主主義人民共和国と南部の大韓民国の南北二国に分断されました
▼詳しくはこちら
朝鮮戦争(Wikipedia) → ★
・번지다 にじむ
(訳)解放後、韓国に駐屯した米軍たちによって国内に流れ込んだインスタントコーヒーは、特に朝鮮戦争後、庶民に流行のように広まっていきました。
→ 独立後、韓国に駐屯した米軍たちによって国内に入ってきたインスタントコーヒーは、特に朝鮮戦争後、庶民に一気に広まっていきました。
6:58 1960년대 국토 재건이 이루어지면서 인스턴트 커피의 소비량도 급증했습니다.
・급증하다 急増する
(訳)1960年代、国土再建が行われてからインスタントコーヒーの消費量も急増しました。
7:05 이후 경제 개발 5개년게획 하에 저임금과 장시간 노동을 기반으로 한 수출 산업화 정책이 이어졌고 노동자들은 수면 시간이 줄어야 했습니다.
・하에 下に、基に
・저임금 低賃金
(訳)以降、経済開発5ヵ年計画のもとに低賃金と長時間労働を基盤にした輸出産業化政策が続き、労働者らは睡眠時間が減少しなければならなかったです。
→ 以降、経済開発5ヵ年計画のもとに低賃金と長時間労働を基盤にした輸出産業化政策が行われ、労働者らは睡眠時間が減らさなければならなかったです。
7:17 이때 노동자들과 함께 한 것이 바로 인스턴트 커피였죠.
(訳)この時、労働者たちと共にいたのが、まさにインスタントコーヒーでした。
7:25 커피의 역사를 보면 커피의 각성 효과 외에 우리 인류에게 에너지를 줬기 때문에 이른바 산업화 현장 일거리가 많은 곳에는 커피가 필수적으로 들어가고 역할을 합니다.
・각성 覚醒
・이른바 所謂
・산업화 현장 = 일거리
(訳)コーヒーの歴史を見ると、コーヒーの覚醒効果の他に、人類にエネルギーを与えたために、いわゆる産業化現場の仕事が多い所にはコーヒーが必須的に入り、役割をします。
→ コーヒーの歴史を見ると、コーヒーの覚醒効果の他に、人々にやる気を与える効果のため、いわゆる労働現場などの仕事が多い所ではコーヒーが必然的に飲まれ、役割を果たします。
7:38 인스턴트 커피는 커피를 더욱더 대중화 시키고, 더 개별화 시키고 큰 기술이 없어도 될 수 있게 끔 만드는 거죠.
・될 수 있게 (会話表現)~出来るように
セット表現です
・만들다 (使役)させる
(訳)インスタントコーヒーはコーヒーをより大衆化させ、より個別化させ、高い技術がなくてもできるようにさせたんです。
7:47 이른바 바리스타 필요 없고, 모든 사람들이 커피를 줄 길 수 있는 따라서 인스턴트 커피를 한마디로 줄인다면은 ‘커피 문화의 평등화를 만들었다.’
뭐 이렇게 얘기할 수가 있겄습니다.
(訳)所謂バリスタはいらないし、すべての人々がコーヒーを与えることができる故にインスタントコーヒーを一言で略すと「コーヒー文化の平等化を生み出した。」
まぁ、こんな風に言うことが出来ます。
→ 所謂バリスタはいらないし、皆がコーヒーを入れることができる故に、インスタントコーヒーを簡単にいうと「コーヒー文化の平等化を生み出した。」
まぁ、こんな風に言えます。
今回はインスタントコーヒーの誕生と韓国で爆発的に波及した歴史について語られていました。
いつもより会話文はまとめてのせたので、項目的にも少なめでしたね。
それにしても、戦場でのコーヒーを飲む様子が…冗談かと思いましたが、インスタントコーヒーがないとあんな事態にもなるんですね。
「戦場で一番つらいのは眠気だから」と軍隊経験のある先生も言われていましたが、命を懸けた場所でコーヒー豆をひかなきゃいけないなんて…。
でも、そんな状況が起きたからこそ、インスタントコーヒーが発明されたのですから、まさに必要は発明の母ですね!
次回は国内で作られるようになったインスタントコーヒーについて、またコーヒーを出す喫茶店の当時の役割などを見ていきます。
ところで、ディクテーションのほうは如何でしたか?
今回は会話表現はあっても訛りも基本なかったので、専門用語以外は聞き取りやすかったかも。
とはいえ、今回も短い尺ですが、教材としてのレベルも結構高いのは変わらずです。
だからもしディクテーションがうまく出来なくても、イライラすることないですよ。
聞き取れなかったところこそ、今あなたに不足している部分なので、これを機会にしっかり音読して定着させれば、次からは聞こえる部分がどんどん増えていきますよ。
分からない部分が多いほど、成長の可能性が高いです!
今回も気になる部分は何度でもディクテーション&音読を楽しんでくださいね。
では、今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう