韓国の人気アニメで듣기力をアップ!
안녕하세요?
oulmoon입니다.
本日は、早速本題です!
今回は韓国アニメ「ココロの声(마음의 소리)」という作品のディクテーションのまとめです。
これは韓国の最長寿漫画として知られているウェブ漫画「마음의 소리(ココロの声)」をアニメーション化したものです。
2007, 2008, 2009年連続で韓国の人気漫画賞を獲得するほどの定番オブ定番のウェブ漫画で、一話一話で完結するギャグ漫画なので取っつきやすいと思います。(日本語版はLINEマンガでチェックできるようですよ)
作品の毛色的には今までと違う感じですが、これまでも実際に放送されている番組のディクテーション同様に、今回も듣기力アップにも繋がるので、少しずつチャレンジしてみてくださいね。
▼ちなみに前回までの番組の記事はこちら
(量が増えてきたので途中の回は省略しております。ここに上がってない回のは、最近のものから順に遡れば全部見られるはず…。)
韓国語で「おんぶする」「なんてことだ!」って何て言う?韓国アニメ「마음의소리(ココロの声)」で듣기力アップ!No.1 → ★
韓国語で「(これでも)くらえ!」「検索ワード」って何て言う?韓国アニメ「마음의소리(ココロの声)」で듣기力アップ!No.2 → ★
韓国語で「情けない」って何て言う?韓国アニメ「마음의소리(ココロの声)」で듣기力アップ!No.3 → ★
韓国語で「四コマ漫画」って何て言う?韓国アニメ「마음의소리(ココロの声)」で듣기力アップ!No.15 → ★
韓国語で「ほっつき歩く」って何て言う?韓国アニメ「마음의소리(ココロの声)」で듣기力アップ!No.16 → ★
▼漫画&アニメはこんな感じ!
via https://m.khan.co.kr/view.html?art_id=202006291728001
この作品を選んだ理由は、単純にこのアニメが面白いこと、話す早さが早いので聞き取りが難しいこと、韓国の大衆の流行りなどが分かりやすいということで、これを選びました!
逆にいうと、韓国の流行りなどを知らないと面白さが伝わらない部分もありますが、そこから調べてより知識が広がるということもありますからね。
アニメから得られるものは全て身に付けたいと思ってます!
▼見ている動画はこちら
・【몰아보기】【마음의 소리】01~10회(YouTube) → ★
自分から知ろうとしないと分かりにくい韓国の一面として、今回も韓国に興味のある方は見てみて欲しい番組です。
듣기の教材としても、これまでのものより難易度が上がっているので遣り甲斐はあると思います。
できるだけ出てくる韓国語を記載したので、それを参考に試してくださいね。
★今回は1話が7分から10分程度なのですが、なんと10本分まるまるおさめられた動画となっています!
1話でもまとめると結構長いので、私自身「長くても一度に5分程度で区切ってディクテーションする」ときめて進めています。
そのため、こちらでもある程度たまったら小出しに出していく形にいたしますね。
「마음의 소리」にでてきた単語や、ナレーションの内容
タイムはこの台詞が出てくるざっくりとした時間帯です。
ハングルを( )で囲った文章は、番組内の字幕です。
제9화 어버이날 No.1
58:11 자막: 어버이 날
(訳)字幕:親の日(父母の日、両親の日)
58:15 석(마음의소리): 5월은 가족의 달.
어버이날은 늘 그냥 넘기가 어렵다.
(訳)ソク(心の声):5月は家族の月。
親の日はいつもそのまま過ぎるのが難しい。
↓
ソク(心の声):5月は家族の月。
親の日はいつもただじゃすまない。
58:18 어머니: 아이, 그냥 엄마는게 예쁜 글기가 써진 네 이름이 있는 진심어린 카드 같은 거 한 장이면 된다.
석: 어?! 진짜요?
・진심 어리다 真心がこもる
(訳)母:もー、ただお母さんははきれいな字が書かれたおまえの名前が書かれたカードのようなものが1枚あればいい。
ソク:え?!本当に?
58:38 어머니: 아, 니가 써진 니 이름이 적혀 있는 카드.
석: 하!!
(訳)母:ああ、おまえが書かれたおまえの名前が刻まれているカード。
ソク:はっ!!
↓
母:ああ、おまえの名前が刻まれてるあるカード。
ソク:はっ!!
つまり、ソクのクレジットカードをよこせってことですね。
58:48 석(마음의소리): 아주 어렸을 때부터 어버이날은 그냥 넘기가 힘들었다.
(訳)ソク(心の声):幼い頃から両親の日はただではすまなかった。
58:55 석(마음의소리): 고등 학생 시절.
아버지: 어버이날이 얼마 안 남았군.
석: 뭔가 대책 필요해, 형.
형: 어쩌지?
(訳)ソク(心の声):高校生の時代。
父:両親の日までそんなに残ってないな。
ソク:何か対策が必要だ、兄さん。
兄:どうする?
59:02 아버지: 음? 어버이날 선물?
석&형: 네.
아버지: 이 아빤 괜찮아. 어버이날은 됐다.
아빠 생일이나 거하게 챙겨라요.석(마음의소리): 부담스러워 하는 아들들에게 늘 이러셨다.
・이러셨다 = 이렇게 말씀하셨다.
(訳)父:うん?両親の日のプレゼント?
ソク&兄:はい。
父:父さんは大丈夫だ。両親の日はいい。父さんの誕生日とかに盛大に祝ってくれよ。
ソク(心の声):プレッシャーを感じる息子たちにいつもこんなことをおっしゃっていた。
59:16 석(마음의소리): 어버이날이 생신이셨으니까.
(訳)ソク(心の声):両親の日が誕生日だったから。
59:22 아버지: 흠, 흠 흐흐흠!
자막: 어버이 그자체
・그자체 それ自体、そのもの
(訳)父:ふん、ふん、ふふん!
字幕:親そのもの
59:28 석(마음의소리): 초등학교 시절 생신.
형: 아빠 생신이라 아빠 얼굴을 직접 그리려 드리려고요.
아버지: 아하하, 그래. 그럼 잠깐만. 준비 좀 하고 올게~.
・직접 (直訳)直接 → 自分で、手作りで
(訳)ソク(心の声):小学校時代のお誕生日。
兄:お父さんの誕生日なので、お父さんの顔を僕が描いてあげますよ。
父:あはは、そうか。じゃあちょっと待て。ちょっと準備してくるから~。
59:40 아버지: 자~아, 됐다. 아빠와 꼭 닮게 그려야 선물로 인정한다.
형(마음의소리): 이런 선물 거절하고 계셔?
안 닮게 노력하고 계셔?
석(마음의소리): 그런 선물 거절.
・닮게 그리다 似せて描く、そっくりに描く
(訳)父:さ~あ、いいぞ。お父さんとそっくりに描かなければプレゼントとして認めないぞ。
兄(心の声):こんなプレゼントはお断りですか?
似ないように努力されてますか?
ソク(心の声):そんなプレゼントは拒否。
59:53 석(마음의소리): 중학교 시절 생신.
머리 맡에 직접 쓴 감사의 생신 편지를 놔 드려야지.
・머리 맡에 枕元に
「~元に」という表現はいくつかありますが、맡에は頭にしか使いません。
▼その他の「~元」はこんな感じです
・발밑에 足元
・손에 手元
・손 근체 手の周り
・놔 = 놓아
(訳)ソク(心の声):中学校時代のお誕生日。
枕元に手作りの感謝の誕生日の手紙を置いてあげないと。
1:00:02 석(마음의소리): 반송?!
(訳)返送?!
1:00:08 석(마음의소리): 그리고 고등학교 시절 생신.
형: 직접 만든 카네이션을 가슴에 달아 드리자.
(訳)ソク(心の声):そして高校時代のお誕生日。
兄:手作りのカーネーションを胸につけてあげよう。
1:00:16 형: 저기…. 아버지. 카네이션이요.
석(마음의소리):저리가! 라고 가슴이 말하고 있어.
(訳)兄:あの…お父さん。 カーネーションです。
ソク(心の声):あっち行け!と胸が言っているよ。
これ、すごいですね。
全力拒否じゃないですか😅
1:00:26 석(마음의소리): 그러므로 그 당시 생신은 그냥 넘길 수가 없었다.
(訳)ソク(心の声):ゆえに、当時の誕生日はただではすむことができなかった。
↓
ソク(心の声):ゆえに、当時の誕生日は何もなかったことにすることはできなかった。
↓
ソク(心の声):ゆえに、当時の誕生日は何かしら(ちゃんとしたものを)プレゼントしなくてはいけなかった。
1:00:31 아버지: 생일 선물? 생일슨 무슨. 그냥 인사들으믄 된 거지, 뭐.
석: 우와! 진짜요? 그럼… 생신 축하드리… 아… 아, 아버지!
석&형: 생신 축하드려요.
석(마음의소리): 인사를 안 보고 계셔.
・들으믄 = 들으면
発音がちょっと変ですが、こういう意味あいでいってます。
(訳)父:誕生日プレゼント?誕生日なんて。(おめでとうの)挨拶だけしてくれたらいいんだよ。
ソク:うわ!本当に?じゃあ、お誕生日おめで…お、お、お父さん!
ソク&兄:お誕生日おめでとうございます。
ソク(心の声):挨拶を見ないんでしょ?
1:00:52 석: 어떡하지? 형.
형: 아~, 할 수 없지.
석&형: 절 갖으세요. 절 갖으세요. 절 갖으세요.
석(마음의소리): 결국 전단지 알바를 해 돈을 모은다.
・절 갖으세요. 私を持っててください!
ここのセリフは、パッと見わかりにくいかもしれませんが、何のアルバイトをしているかに注意すると分かりやすいかも。
チキン屋のアルバイトで、鶏の着ぐるみをきています。
そんな彼らが「私を持って(=連れて)ていってください!」とチラシを配っているということは、「チキンを買っていってください」ということです。
分かってみると面白い表現だなぁと思いました。
・전단지 チラシ
(訳)ソク:どうしよう?兄さん
兄:あー、しょうがない。
ソク&兄:私を持っててください!私を持っててください!私を持っててください!
ソク(心の声):結局、チラシ(配り)のアルバイトをしてお金を貯める。
1:01:04 점장: 자~, 여기 알바비. 수고했다.
석: 우와! 이 정도면 엄마 아빠 모두 선물 사 드릴 수 있겠다.
남자: 얼른 벗어버려야지. 부끄러 죽는 줄 알았다
형: 야… 그게 그거다, 야.
・부끄러 恥ずかしくて
本当は부끄러워です。
(訳)店長:さぁ~、これバイト代。お疲れ様。
ソク:わぁ!これくらいなら両親ともにプレゼントを買ってあげられそうだ。
男性:早く脱がないと。 恥ずかしくて死にそうだった。
兄:おい…それはそれだよ。
↓
店長:さぁ~、これバイト代。お疲れ様。
ソク:わぁ!これくらいなら両親ともにプレゼントを買ってあげられそうだ。
男性:早く脱がないと。 恥ずかしくて死にそうだった。
兄:おい…それはそれで恥ずかしいよ。
ここの最後のセリフは、もう一人のアルバイトの男性の頭が被り物と同じくらいでかくて、被り物を脱いでも結局その頭だと目立って恥ずかしいだろって意味で言っています。
1:01:20 석: 엄마, 어버이날 선물이에요.
어머니: 아휴~, 뭘~, 이런 걸 다~.
석(마음의소리): 먼저 엄마 선물을 사 드리고 아버지 선물에 대한 조언도 구한다.
(訳)ソク:母さん、親の日のプレゼントです。
母:あら~、何よ~、こんなのくれなくても(いいのに)~。
ソク(心の声)まず、母さんへのプレゼントをプレゼントし、父親へのプレゼントについてのアドバイスも求める。
ちょっと短めですがこの後キリのいいところがしばらくないので今回はここまでです。
韓国の「親の日」は両親まとめてなんですよね。
他にも5月はお祝いの日が沢山あるので、出費の多い月として大人になるほど大変とよく聞くのですが…。
子供は子供で大変ってことですね。
ちなみに、5月の韓国の祝日はこんなのがあります。
・5月5日 子供の日(日本と同じ)
・5月7日 両親の日
・旧暦4月8日 釈迦誕生日
お釈迦様の誕生を祝う日で、これも5月になります。
その日は街中には蓮華を模した燃灯が灯ります。
・5月15日 先生の日
これは祝日ではありませんが恩師に感謝を伝える日です。
また、同日はハングル創製をはじめとする偉大な功績を数多く残した世宗大王の誕生日でもあります。
・5月の第3月曜日 成年の日
満19歳になる若者(数えで20歳)が対象です。
ただ、日本の成人の日のように祝日ではなく、式典なども行われません。
本当に5月に集中してますね。
大人になっても恩師は恩師だし、自分の親にも子供にも…となるとなかなか大変そうですね。
はたしてソクたちは今年こそは両親を喜ばすことが出来るのか?
後半もお楽しみに!
ちなみに、今回も5分も満たない尺ですが、ドキュメンタリー番組同様に듣기教材としてのレベルも結構高いと思います。(発音変化を予測したり、聞こえにくい音を拾う練習など含めて)
これまで使っていたドキュメンタリー番組よりスピードも一段上ですしね。
そのせいで、もしあなたがディクテーションをうまく出来ないことがあったとしても、イライラしてり落ち込むことないですよ。
聞き取れなかったところこそ、今あなたに不足している部分なので、これを機会にしっかり音読して定着させればいいだけ。
やればやるほど勘もよくなるし、次からは聞こえる部分がどんどん増えていきますよ。(そもそもこの作品は発音が分かりにくいですしね🙄)
分からない部分が多いほど、成長の可能性が高いのでポジティブに受けとりましょう!
だからひっかかったり気になる部分は何度でもディクテーション&音読を楽しんでくださいね。
▼すでに終わっていますが、ドラマ版はこんな感じでした
2016年 全10話
役者陣も最高でした!
では、今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう