KBSドキュメンタリーで듣기力をアップ!
안녕하세요?
oulmoon입니다.
今回はKBSドキュメンタリー番組「KBS旅行 歩いて世界の中へ」という番組のディクテーションのまとめです。
これまでも実際に放送されている番組のディクテーションをしていますが、今の番組も듣기力アップにも繋がるので、少しずつチャレンジしてみてくださいね。
▼前回までの番組の記事はこちら
・韓国語で「いばらの道」「朝鮮半島」「手さばき」って何て言う?ドキュメンタリー番組「KBS여행 걸어서 세계속으로(KBS旅行 歩いて世界の中へ)」で듣기力アップ!No.1 → ★
・韓国語で「援助を受ける(スポンサーになってもらう)」「立地のいい場所」って何て言う?ドキュメンタリー番組「KBS여행 걸어서 세계속으로(KBS旅行 歩いて世界の中へ)」で듣기力アップ!No.2 → ★
・韓国語で「我こそはと」「断固として」って何て言う?ドキュメンタリー番組「KBS여행 걸어서 세계속으로(KBS旅行 歩いて世界の中へ)」で듣기力アップ!No.3 → ★
韓国語で「親元」「変わらない(違わない)」って何て言う?ドキュメンタリー番組「KBS여행 걸어서 세계속으로(KBS旅行 歩いて世界の中へ)」で듣기力アップ!No.4 → ★
韓国語で「意気投合する」「(障害などのせいで)どうしていいか分からない」「暗黙の了解」って何て言う?ドキュメンタリー番組「KBS여행 걸어서 세계속으로(KBS旅行 歩いて世界の中へ)」で듣기力アップ!No.5 → ★
今見ている番組は、韓国の若者が世界で韓国文化を伝えながら生活しているお話です。
韓国の文化は海外でどんな風に受け入れられているのか。
また、海外で生活する韓国の若者の姿はどんなものなのか、2015年製作と少し古いですが、とっても興味深いなと思って今回はこちらの番組を選びました。
▼ディクテーション用に使っている番組はここちら
KBSドキュメンタリー
・KBS여행 걸어서 세계속으로 ‘아들 힘내’(YouTube) → ★
自分から知ろうとしないと分かりにくい韓国の一面として、今回も韓国に興味のある方は見てみて欲しい番組です。
듣기の教材としても、これまでのものより難易度が上がっているので遣り甲斐はあると思います。
できるだけ出てくる韓国語を記載したので、それを参考に試してくださいね。
ちなみに、今回は番組一本分まるまるの動画なのですが、まとめると結構長いので、私自身「長くても一度に5分程度で区切ってディクテーションする」ときめて進めています。
そのため、こちらでもある程度たまったら小出しに出していく形にいたしますね。
「아들 힘내!」にでてきた単語や、ナレーションの内容
タイムはこの台詞が出てくるざっくりとした時間帯です。
文章の最後に( )で囲われた文章は、番組内の字幕です。
会話やインタビューの中で分かりにくいものについています。
19:01 ‘밥을 걸러도 영업은 하루도 거르지 않는다’가 사업 철칙이라는대요.
결과는 발로 뙨 만큼 따른다는 걸 몸소 느끼며 배웠기 때문입니다.
・밥을 거르다 ご飯をぬく
・거르다 抜かす、抜く、順序を飛ばす、スキップする、途中を抜かす
거르다を使った表現で、知っておいて欲しい造語がこちら▼
・믿고 거르다 信じない、信用しない
人に対して使い、対象に対して「配慮や考える必要もない」というニュアンスがあるそうです。
例えば、得たいの知れない人からSNSを通して連絡が着た時、「信用できない」「関わりたくない」「気にする必要ない」などと感じたときに使えます。
同じ意味合いの単語が손절하다です。
손절하다は①後が絶える(孫絶)②(株などで)損する前に手を切る…などの意味があります。
元々金融関係でよく使われていましたが、最近は「(自分の利益のため、又は損にならないため)関係を切る、縁を切る」という意味で色々な場所で使われています
거절하다(断る)との違いは、손절하다は「自分の利益のために」、「自分の損にならないように」というニュアンスがあること。
・발로 뛴 만큼 따른다 (直訳)足で走った分だけ伴う → 努力した分だけ伴う
・몸소 自ら
(訳)「ご飯を抜いても営業は1日も欠かさない」というのが事業の鉄則だそうです。
結果は努力した分だけついてくるということを身を持って感じたからです。
19:15 목표는 몇 개 정도로 잡고 있어요?
– 저희 일단 상해에 삼백 개를 목표로 확장하고 있습니다.
어, 시간은 얼마 정도 될 것 같애요?
– 올해 안에 삼백 개를 목표로, 네.
올해 안에?
– 왜 웃으세요? 피디님이 웃으시면 안 되죠.
(訳)目標はいくつぐらいを考えていますか?
― 我々は、まず上海で300個を目標に拡張しています。
おー、時間はどのくらいでしょう?
― 今年度中に300個を目標に、はい。
今年中に?
― なぜ笑うんですか? PDさんが笑ったらダメですよ。
19:33 그래요. 진동벨을 젼혀 모르던 중국인에게 지금껏 영업해 왔듯이 성실하게 한다면 할 수 있을 거예요.
(訳)そうですよ。振動ベルを知らない中国人に、今まで営業してきたように誠実にすればできるでしょう。
19:45 (字幕)일단 앉을 자리도 없고 손님들 때문에 정신 없어요.
(訳)ひとまず座る席もないし、お客さんたちのせいで無我夢中なんです。(お話聞く暇がありません。)
19:51 처음 찾은 매장에서 문전 박대는 부지기수죠.
・문전 박대 門前払い
・부지기수다 数えきれないほどだ
「日常茶飯事」とも似たニュアンスです。
(訳)初めて訪れた売場で門前払いは数え切れないほどです。
20:01 계속 놀러라도 가서 얼굴 비추고 하면 사장님들도 파이팅하게…
・얼굴 비추다 顔をだす
(直訳)ずっと遊びにきたりして顔を出したりしたら社長たちも頑張るように…
→ 訪問し続けて顔を出したら社長達も応援してくれるように…(なる)
20:12 두드리고 또 두드려 결국에는 고객으로 만들어야겠다는 욕심이 있기에 멈추지 않았습니다.
(直訳)(門を)叩いてまた叩いて、結局はお客様にしなねればならないという欲があるために、止まりませんでした。
→ 何度も訪問して結局は顧客にしなければならないという野望があるため、やめませんでした。
20:21 (字幕)(진동벨 시스템으로)직원들이 계산대에서 안 나오면 테이블에 음식이 많이 쌓일 겁니다.
지금은 고객들이 자리에 앉아서 음식을 받는 데 익숙하기 때문에 테이블을 빨리 정리할 수 없어요.
이것을 단점이죠.
이해하시죠?
(訳)(振動ベルシステムで)職員(社員)たちがレジから出なければ、テーブルに食べ物がたくさん溜まるでしょう。
今はお客様が席に座って料理を受けるのに慣れているので、(振動ベルのシステムだと)テーブルを早く整理することができません。
これが短所です。
分かりますよね?
20:42 사실 이 사업의 가장 큰 벽은 문화의 차이입니다.
셀프서비스 문화가 낯선 상해에서 진동벨을 파격적인 시스템이있죠.
(訳)実はこの事業で最も壁が大きいのは文化の違いです。
セルフサービス文化に不慣れな上海で、振動ベルは破格的なシステムでしょう。
20:55 환영하는 것 보다 손사래 치는 곳이 많은 게 현실입니다.
・손사래를 치다 (直訳)掌をふる → 手で追い払われる = 거절하다
(訳)歓迎するより否定するところが多いのが現実です。
21:01 예, 아무래도 소비자분들이 좀 (이렇게) 대접 받기를 원하시는 고객분들도 많고 상해의 지역 특성상 좀 고소득층이신 분들이다 보니까 아무래도 좀 (이렇게) 대접을 받으혀고 하시는 분들 좀 많은 신 편입니다.
– 그래서 이제 셀프로 주문하기를 꺼려하시는 분들이 많아요?
예, 그런데 이제 조금씩 바뀌어가는 추세여서 저희들이 계속해서 영업을 하고 설명을 드리고….
・고소득층 高所得 ↔️ 저소득층
・꺼려하다 嫌がる
・꺼리다 嫌だ
(訳)えぇ、どうしても消費者方達が優遇を受けることを望むお客様も多く、上海の地域の特性上、高所得層の方が多いので優遇されることを望む方が多いようです。
― だからセルフで注文するのを嫌がる方が多いですか?
はい、ですが今は少しずつ変わっていく傾向ですので、私達が継続して営業をして説明をして….
(이렇게)は実際に言っていますが、彼の口癖で、意味はありません。
21:34 지금껏 계약한 80곳의 매장을 설득하기 위해서 수백 번의 거절을 경험해 봤습니다.
(訳)これまで契約した80カ所の売り場を説得するために、数百回も拒絶を経験してみました。
21:42 지나고 보니 열 번 찍어 안 넘어가는 나무는 없었습니다.
하면 된다는 걸 알기에 멈출 수도 없습니다.
・열 번 찍어 안 넘어가는 나무 없다 十回切って倒せない木はない
恋愛でよく使われる表現です。
韓国の男性は日本に比べて1度や2度ふられたくらいでは諦めないのも、頷けます🤔
(訳)過ぎてみると、十回切って倒れない木はありませんでした。
やればできるということを知っているので止めることもできません。
21:53 어디서든 진심을 다하면 얼음장 같이 차가운 문화의 벽도 눈 녹듯 사라질 날이 오겠지오.
・눈이 녹다 雪がとける
(訳)どこでも真心を尽くせば、氷のように冷たい文化の壁も雪が解けるように消える日が来るでしょう。
22:05 중국은 사실 인맥이 굉장히 중요한 나라에서 인맥에 인매을 지쳐서 나가는 것을, 저희가 굉장히 노력을 하고 있습니다.
그래서 사실 이제 어떻게 이어질지 모르다 보니까 한 분 한 분 만날 때마다 굉장히 신경을 쓰고 예의 바르게 행동하려고 노력하고 있습니다.
– 거절당할 때도 그런가요?
네, 거절당해도 이제 또 다시 방문을 하고 또 방문을 하고.
이렇게 해서 좋은 이미지를 쌓으려고….
(訳)中国は実際、人脈がとても重要な国で、人脈で人脈を作っていくことを、我々は非常に努力をしています。
それで、実際これからどう繋がるのか分からないので、一人一人会うたびにとても気を使って礼儀正しく行動しようと努力しています。
― 断られた時もそうですか。
はい、断られてもまた来て、また来て。
こうしていいイメージを築こうと….
22:34 어깨가 축 처지는 날에는 에너지 충전에 필요한 법이죠.
・어깨가 처지다 (直訳)肩が下がる → 肩を落とす、落ち込む
・-ㄴ/는 법이다 (当然)~するものだ
(訳)肩ががっくりと落ちる日にはエネルギー充電が必要なものです。
22:40 어! 여기는 진동벨이 있네요.
(訳)あ!ここには振動ベルがありますね。
営業という仕事は、肉体的にも精神的にもダメージが多そうなイメージのある仕事の1つですが、どんなに断られても食らいついていく根性がすごいですね。
それだけ韓国産のこのベルを普及させたいという情熱を感じました。
それにしても、中国では料理を配膳されるタイプのお店が当然なんですね🤔
一般的なお店なら分からなくもないですが、フードコートっぽいお店だとかなり大変そう…。
先生曰く「『お客様は神様だ』という感覚が日本より強いから、店員にも横柄な人が多いですよね😕」とのこと。
確かに、店員さんに対してマナーがなっていないという話はたまに聞きます。
お客さんも店員さんも人だから、お互いに配慮する意識がないと、このシステムは難しいですよね。
まぁ、6年は前の話なので今はセルフサービスも浸透しているとは思いますが、この当時はより大変だったろうな。
レッスンの関係上、新しいお店に入ったところで終わりましたが、続きが楽しみです!
ちなみに、ディクテーションという点からはいかがでしたか?
表現的にも面白いものが結構ありましたよね。
その分、分かりにくいものもあったと思いますが…。
今回も5分も満たない尺ですが、ドキュメンタリー番組は教材としてのレベルも結構高いです。
1つ前の「マスク」も会話などは聞き取りにくいものもあったと思いますが、年配のかたや訛りがあるとかなり難しいですよね。
でも、もしあなたがディクテーションをうまく出来なくても、イライラすることないですよ。
聞き取れなかったところこそ、今あなたに不足している部分なので、これを機会にしっかり音読して定着させれば、次からは聞こえる部分がどんどん増えていきますよ。
分からない部分が多いほど、成長の可能性が高いです!
今回も気になる部分は何度でもディクテーション&音読を楽しんでくださいね。
では、今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう