안녕하세요?
今日はバレンタインデーですね。
街中がちょっとソワソワする日です。
韓国はバレンタインデーもホワイトデーも日本と似ていますが、異なるのは4月14日のブラックデー(블랙데이)かも。
バレンタインデーやホワイトデーにプレゼントがもらえなかった人、恋人ができなかった人(ソロ部隊、솔로부대)が、ブラックデーまでそのままの状態ならイベント発生です。
この日は全身真っ黒な服を着て、チャジャンミョンやブラックコーヒーなど、見た目が黒い飲食物を食べるのです。
一部では、この日にブラックデーを実行しないとさらに1年間は恋人ができないとされているとか
さらに!
ブラックデーを実行すると、普段はフリーであることを公表していない人であっても周囲の人々に「私は恋人募集中です」と宣言していることになるので、この日がきっかけで交際を開始する人たちも多いとか。
韓国は毎月14日はイベントデーが設定されていますが、知っていると面白いですよね。
こんな日にお薦めする作品かは微妙だけど…
今回は韓国映画のご紹介です!
ドラマにしても映画にしても、韓国の俳優の演技力の高さには毎回ため息が出ます。
特に映画ではそう感じますね。
邦画の場合、韓国に比べて集客が最優先なので、たとえ演技力が乏しくてもアイドルやお笑い芸人を起用することも多々あります。
その点、韓国映画はアイドルであってもきちんと演技ができるため、安心して観られます。
邦画や日本のアイドル、俳優に対して否定するつもりはありません。
それはそれで魅力があるし、すごい実力を持っている作品や人も沢山いますから。
ただ、こと映画に関しては日本よりも国民の関心が高い韓国。
上にかいたような理由で決められた配役の作品は、逆に集客は落ちる気がします。
今回の作品は、そんな韓国で超実力者揃いの俳優人、今までにない設定で約300万を動員している話題作です。
韓国映画「監獄の首領(프리즌)(The Prison)」
ハン・ソッキュさんとキム・レウォンさんという豪華2大スター共演によるクライム・アクション映画です。
韓国ではは2017年3月23日、日本では2018年1月13日公開です。
私が紹介する作品にしては最近のものですね
監獄の首領(公式HP) → ★
韓国のWikipedia → ★
少し前にご紹介した韓国映画「ひまわり」の話を先生としたときに、教えてもらった映画です。
最初はキム・レオンさんが出た最新映画と聞いて興味を持ちましたが、出演人とストーリーを聞いて早速借りてみました!
・あらすじ
ソウルのある刑務所では、囚人たちの首領として君臨するチョン・イクホ(ハンソッキュ)の指揮の下、 アリバイを逆手に夜な夜な囚人たちが塀の外へと繰り出し、証拠も痕跡も残さない組織的完全犯罪を成し遂げていた。
そんな刑務所にある日、元刑事のソン・ユゴン(キム・レオン)が、ひき逃げ、証拠隠滅、収賄の容疑で収監されてくる。
血気盛んなユゴンは何かとトラブルを巻き起こすが、そんな彼に目をつけたのがイクホ。
ユゴンを新たな犯罪計画に利用しようとするが……。
・感想など
これまでも刑務所を舞台にした韓国映画はありましたが、これは一線を画しています。
イクホの権力が強すぎて、本来なら脱獄の際のサスペンスが全くありませんからね!このジャンルの映画としては出色の作品となっています。
「いくらなんでも一囚人がここまでできるのか?」と設定に疑問を持ちつつも、「コネ社会」「裏工作」が罷り通っている韓国の社会性を考えると「韓国ならありかも」と思ってしまう自分がいます。
ちょっとしたことですが、模範囚は制服のカラーが違うことも個人的に嬉しかったり。
共演にはチョン・ウンイン、シン・ソンロク、イ・ギョンヨンら。
名前は知らなくても、顔を見たら「あっ!」となるベテラン揃いです。
役者の顔ぶれをみるだけでも期待が高まりますが、展開も面白いです。
「なぜ刑事である主人公が刑務所に入るハメになったのか」をはじめ、つぎつぎと事実が明らかにされていきます。
正直いって、残酷なシーンも沢山あります。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、バイオレンスやサスペンスが得意ではない私にとっては常にハラハラドキドキの連続!
しかも!
私は最後まで何度も展開に裏切られました。
映画に詳しい人なら「思った通りの展開だ」となるパターンかもしれませんが、後半は「ええっ?!」と心揺さぶられるシーンの連続でした。
それにしても…やっぱりハン・ソッキュはすごい!!
元々は優しい顔立ちなので、悪人になると怖さ倍増です。
「サンイウォン」のときも、その演技力に驚きましたが、今回も最後まで惹き付けられました。
「狂気」が全身から滲み出ています。
キム・レオンさんにもいい意味で騙されましたが、他の役者さんも含めてハン・ソッキュさんの演技力に霞んで見えてしまうかも。
ネタバレになるのでここでは書きませんが、ラストは少し切なさも感じました。
目を覆うシーンも多いですが、1度は観る価値のある作品です。
気になった方はぜひ!
さて、今回はここまで。
近いうちに関連する韓国語表現もアップしますね!
今日も見てくださってありがとうございます。
また、よろしくお願いします