안녕하세요?
oulmoonです。
先日、職場近くの映画館で公開最終日に「神と共に 第一章」を観てきました。
しかも同日に、こちらは8月中旬まで公開中の「第二章」も一緒に!
もしかしたら2本連続って久々かも?
いや、初めてかも?!
どちらもスクリーンで見ることを諦めていた作品だったので、観ることができて大満足♪
さっそくネタバレしない程度にご紹介していきます!
今回はまずは第一章から!
「神と共に 第一章:罪と罰」
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ジャンル : ファンタジーアクションドラマ
日本公開 : 2019年5月24日
監督 : キム・ヨンファ
出演 : ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、キム・ヒャンギ、チャ・テヒョン、イ・ジョンジェ、D.O.
上映時間 : 140分
・概要
火災現場で少女を救い、壮絶な殉死を遂げた消防士ジャホン(チャ・テヒョン)。
自分の死に戸惑う彼の前に、冥界の使者であるカンニム(ハ・ジョンウ)、ヘウォンメク(チュ・ジフン)、ドクチュン(キム・ヒャンギ)が現れ 「人は死後49日間のうちに7つの地獄で裁判を受けなくてはならない」という冥界のルールを伝える。
さらにこれをすべて無罪で通過できた者のみが、現世に生まれ変わることが出来るらしい。
生まれ変わることに大して興味のないジャホンだったが、「裁判をすべてパスすれば生まれ変わる前に、現世で会いたい人一人の夢見にたてる」という言葉に態度が急変する。
彼はどうしても思いを伝えたい人を現世に残してきたのだ。
こうしてジャホンは3人の使者に導かれ<殺人、怠惰、ウソ、不義、裏切り、暴力、天倫>という7つの地獄を巡る旅を始める。
しかし生前の徳の高さから「貴人」と称され、実直で勤勉な「正義の亡者」であるはずのジャホンの意外な過去が次々と発覚し、冥界と下界を巻き込んだ壮絶なバトルが勃発する!
果たしてジャホンはすべての裁判を通過することが出来るのか?!
・キャスト
・生前の行いを冥界で裁かれる消防士:キム・ジャホン(チャ・テヒョン)
・死者と使者の転生をかけた裁判の弁護士:カンニム(ハ・ジョンウ)
・死者と使者を危機から救い守る護衛:ヘウォンメク(チュ・ジフン)
・死者の生前を見通す力を持つ補助弁護士:ドクチュン(キム・ヒャンギ)
・ジャホンの弟であり除隊を間近に控えた兵長:キム・スホン(キム・ドンウク)
・死者の運命を握る冥界裁判の統括者:閻魔大王(イ・ジョンジェ)
・スホンの後輩であり、要注意人物の一等兵:ウォン・ドンヨン(D.O.「EXO」)
・冥界の「7地獄」
亡者の罪に合わせて裁判をめぐる順番は変わりますが、地獄は7つあります。
・殺人地獄(変成大王)
・怠惰地獄(初江大王)
・ウソ地獄(泰山大王)
・不義地獄(五官大王)
・裏切り地獄(宋帝大王)
・暴力地獄(秦広大王)
・天倫地獄(閻魔大王)
・感想
すごく好みが分かれる作品だとは思いますが、私は好きです!
特に第一章は心の動くままに楽しめた気がします。
バイオレンス系とかクライム系などで、しかも実話とかとなると常に頭の中がぐるぐるしつつ観ているのですが、この作品は比較的ありのままに受け止めつつ観ることのできた作品でした。
そもそもこの映画の設定にも興味を惹かれたんですよね。
冥界に入る前に、亡くなる時に発行されるカードのようなものをゲートで通すと、その人がどういう身分なのかが印字されます。
ちなみに、どんな称号が与えられたかによってもついてくる使者のレベルが変わってきます。
カンニムたちは約1000年の間に47人もの亡者を転生させた、いわば「超敏腕弁護人」です。
主人公であるジャホンは、最も無罪に近いとされる「貴人」。
さらに彼は実直で勤勉な「正義の亡者」という評価までくだされます。
これは生前、偽りなくまっとうに生きた人が与えられる称号。
そのため7回の裁判のうち、問題点が事前に見つからない裁判に関しては内容を端折られるものもありました。(確か裏切り地獄がそうだったはず)
しかし、貴人であり正義の亡者であるなら無縁とも思えるような「殺人」「暴力」「ウソ」などの地獄で裁判に立たされるというシーンもあります。
なぜ彼がそんな裁判を受けなくてはならないのか?
その理由と説くべく、それぞれの裁判で彼の知られざる過去が明らかになるたびに、私は感動とせつなさで泣いてしまいました。
もう一番最初の地獄である「殺人地獄」でかけられた殺人疑惑にまつわる背景を観ていくだけでも勝手に涙が出ていましたからね…。
自分でもびっくりでしたが、周りの話を聞いても泣いたという人が多かったので、「わざとらしい」と思うシーンもありつつもどっぷりとはまってしまったのでしょう。
勿論、個人差はあると思いますが。
最初は興ざめ以外の何物でもなかった「怨霊」の存在も、話が進むにつれ複雑な背景が見えてくると納得しました。
「人間」という感情豊かでめんどくさい生き物だからこそ起きてしまう人生のあれこれを思うと、怨霊とジャホンの関係性も理解できます。
途中まではジャホンの家族関係とか勝手に想像していたのですが、最後の最後で彼が死ぬ前の15年間をどういう環境で生きていたのか分かってびっくりしたり…。
彼の最終裁判で、判決を決定するワンシーンにまたまた涙したり…。
感情を揺さぶられたり、状況把握のために頭を回転させたり、なかなかに忙しい映画でしたが予想より素直に楽しめました。
こういう死後の世界とかCG満載の作品が苦手な人もいるかもしれませんが、今回もまたまた名優ぞろいなのでそこも見どころの一つです。
特にD.O.(EXO)の病的な感じが・・・さすが若手の中でも定評のある若手役者だなと思いました。
「この人がこんな役を?」という大御所さんたちも沢山出てきて楽しいし。
チュ・ジフンさんは昔から、その色気にやられ気味でしたが、今回はまた男らしさと軽さが相まって素敵でした。
キム・ヒャンギちゃんも健気ですごく可愛らしかったし。
さらにさらに、食べ方だけでその役柄を表せると言われるほどのハ・ジウォンさんの「元祖モクパン(먹방)」(먹방とは먹는 방송=食べる放送→グルメ番組)ぶりが!
ほんの少しのシーンではありますが、密かな胸キュンポイントでした。
そういえば、最初に気になったのは「韓国だと地獄は7つに分かれてるの?」ってこと。
ちょうどアニメ「鬼灯の冷徹」で日本では地獄は八寒地獄と八大地獄(八熱地獄)に分かれていて、さらに16の地獄を細かく分けると272部署にもなると知っていたので 国によっても違うのかな・・・とそちらも興味をもちました。
まぁ、こういうのは宗教によっても考え方は違いますし、作中では深くは考えないのが正解かもしれませんね
惜しくも映画は見逃した方のためにも、ぜひDVDで観ていただきたいな。
あのCGの迫力は映画館で観てもらうのがベストだとは思いますが。
ほんとにね・・・あのCGが・・・。
いつもはCGってあまり過剰に使用されていると幻滅するのですが、設定が基本地獄な上に現世でもバトルシーンなど盛りだくさんのため、アクションにも凄みが出てよかったです。
そこも推しの一つです!
第二章についてはまた改めて書きますが、こちらはまだ映画館で見られるところも残っているのでまだの方は観ていただきたい。
でもなぁ・・・ストーリーは第一章から続いているから、こちらがまだの人はまずは第一章からぜひ。
最初にも少し書きましたが、私も第一章公開時は見逃していて、第二章が始まっても諦めていたのです。
たまたま知人が第一章がみられる場所がまだあると教えてくれて一気見することができましたが。
韓国映画って、ご時世もあるのか元々そうなのか、公開映画も少ないし、公開期間も短いから常にチェックしてないとすぐ見逃しちゃうのが悔しい。
今回偶然にもちょうど職場から程よい場所に映画館を見つけたので、これからは極力映画館で観てご紹介できるよう注意しておきます!
では、今回はここまで。
今日も見てくださってありがとうございます!
また、よろしくお願いします