안녕하세요?
oulmoon입니다.
コロナワクチン接種、3回目を無事乗り越えました~。
前回同様に副作用はきつかったけど、前回を教訓に解熱剤を飲みすぎたりしなかったので前よりダメージは軽かったです。
とはいっても辛かった。
木曜日の夜に接種して、金曜日の午後から熱が出始め土曜日夜まで続きました。
日曜日は謎の嘔吐をおこしたり。
そんなこんなで週末はずーっと寝てたので、更新も遅れてしまいました。
でもこれで、重症化する確率が減るなら個人的には安心かな。
一人暮しで重症化とかシャレにならないので😅
まぁ、ワクチン接種はあくまで個人の自由なので周りがどんな選択しようが全く問題ないけど、とにもかくにも早く普通に皆にあえる日がきて欲しいなー。
接種してる人もしてない人も知人でかかったという人はいないけど、皆気を付けてる分全然会えない…。
戦争もコロナウィルスも、早くこの世からなくなってしまえー!
韓国人なら誰でも知ってる作家황순원の短編集で勉強!
では、本題です!
ちょっと前から韓国語の文学作品を使った勉強はしていませんでしたが、自分でもその事にちょっと物足りなさは感じていました。
韓国旅行に行った時に本屋さんで沢山本を買ったのに、余裕がなくてたまる一方な自分にも不満を感じていたり…
そんなわけで、昨年から「소나기」短編集もレッスンで読んでいます。
소나기は中学校の国語の教科書にも載っているくらいの超有名作品ですが、結構昔の作品なので、難しい表現も結構出ています。
すでにその소나기も読み終わり、今は「작품해설(作品解説)」の章です。
前にちょっとお話ししましたが後半の作品から、先生から「あまりに使わない表現ばかりで(北朝鮮の言葉だらけで)やっても意味ないから、ここの章はパスしましょう」とストップが入りました。
確かに、一部の作品を残して読み終えたけど、これまでは古い言葉や方言などで苦労し、その分作品の理解も浅かったかもしれません。
今回からはその理解度を解説を読むことで深められたらと思います。
これまでどおり数回に分けて読んでいこうと思っているので、皆さんも自分で訳しながら読んでみてくださいね。
ちなみにこのブログでは他の内容と同様、レッスンで出てきた単語や表現を中心にまとめていきます。
▼前回までのまとめ
韓国語で「ひたむきに、一筋に」「それとなく、密かに」ってなんて言う?韓国人なら誰でも知ってる황순원の超有名小説「소나기」短編集で勉強!「작품해설 ―서정적인 성장기 소설―」No.1 → ★
韓国語で「性悪だ」「(情に)篤い」ってなんて言う?韓国人なら誰でも知ってる황순원の超有名小説「소나기」短編集で勉強!「작품해설 ―서정적인 성장기 소설―」No.2 → ★
では、早速読んでいってみましょう♪
「작품해설 -서정적인 성장기 소설-」の内容と出てきた単語や表現など
(同じ本を持っている人用に実際の本のページも記載してます)
13ページ目途中から(本では156ページ目)
2. “소나기”의 작품 세계続き
・위험한 파탄을 맞게 되는 갈등 危険な破綻を迎えることになるもつれ、危険な破綻に至るいざこざ
갈등って「葛藤」という訳がすぐ浮かびますが、今回みたいな内容だと「争い、いざこざ、もつれ」などの意味があいますね。
・엿보다 のぞく、伺う
・사랑에 들떠 있음을 愛に浮かれていることを
・마음이 들뜨다 心が浮き立つ、ソワソワする、うきうきする
・앞자락에 검붉은 진흙물이 든 裾に赤黒い泥水がついた(裾が赤黒い泥水に染まった)
・물이 들다 染まる、色がつく、紅葉する、(思想など)感化される
・대추를 한 움큼 주면서 들려 주는 ナツメを一握りあげながら聞かせる
・움큼 ひとすくい、一握り、一掴み
14ページ目(本では157ページ目)
・정표 物を贈って情意を表すこと、その品物
辞書にはこれがあったのですが、これは古い意味で使わないそうです。
また、「印」という意味もあるそうですが、こちらも古い意味だそう。
基本的には使わない単語です。
・근동에서 이름 난 近隣の村の誉れ高い、村の誉れ高い
근동 = 그 동내에서
・이름이 나다 有名になる
・옴이 오르다 疥癬にかかる、疥癬がでる
・애틋함 うら悲しさ、切なさ、やるせなさ、哀惜の念
・제사상에라도 놓으시라고…. (直訳)祭祀の膳にでも置いてくださいと…。 → 仏前にでも供えてくださいと…。
15ページ目(本では158ページ目)
・전하다 渡す
・절정 뒤에 오는 絶頂の後にくる、クライマックスの後にくる、ピークの後にくる
・뒤채다가 까무룩 잠이 들었는가 하는데 寝返りをうちながら(うつらうつらと)いつの間にか寝てしまっていたが
ここの뒤채다は“뒤척이다(寝返りをうつ)”からきています。
16ページ目(本では159ページ目)
・무르익다 実る、熟す、成熟する = 盛りとなる
・풍요 豊穣
・여름의 무성한 거둠 夏の終わりの収穫
무성한 거둠とは直訳すると「繁茂の収束」となるのですが、これは植物が熟して収穫出来るようになることをいいます。
ここでは、夏の終わりに(秋に向けて)植物が実って収穫の時期となることをいっています。
・쓸모 使い道、利用価値、効用
・쓸모(가) 없다/있다 役に立たない、下らない/役に立つ
17ページ目(本では160ページ目)
・지붕이 갈래갈래 찢어진 屋根がずたずたに裂けた(破れた)
・원두막 畑を見張る番小屋
・곧 닥쳐 올 추위 もうすぐ迫りくる寒さ
・곁을 떠나게 될 (直訳)傍を離れることになる → 別れがくる
・눈썰미가 있다 見まねが上手だ
・안배 案配、ほどよく配置すること
18ページ目途中まで(本では161ページ目)
・흠잡다 = 흠(을) 잡다 粗を探す、けちをつける
今回も、「なるほどなぁ。」と思う部分が結構ありました。
この前も書きましたが、分からない単語を調べながら意訳して読むのと、母国語として読んだ上で解説者が読み解くのとでは感じ方がより深い部分もありますね。
私は背景にまで意識がいっていないことが多かったので、当たり前のように出てくる「象徴的」な表現も読み流していました。
황순원さんの場合は、特に独特な表現が多いのでありがたいです。
それと、改めて쓰기に出てきそうな表現があったりして、「本当にこういう使い方するんだなぁ」と実感できたのも面白かったです。
159ページの中段の이싱으로からの表現なんて、覚えたパターンそのままだったので妙に嬉しかったです。
そういう意味でもありがたいパートだ~🤭
今回はキリがよかったので前回より短めでしたが、解説はもうしばらく続きますので、お付き合いくださいね!
これまでよりは読みやすいと思いますが、もし、読んでみて「ここはこういう訳じゃないのかな?」と思うことなどあればコメント欄で教えてくださいませ!
私にとってもすごくいい勉強になります!
では、今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう