韓国人なら誰でも知ってる超有名小説「소나기」で勉強!
안녕하세요?
oulmoon입니다.
最近韓国語の文学作品を使った勉強はしていませんでしたが、自分でもその事にちょっと物足りなさは感じていました。
韓国旅行に行った時に本屋さんで沢山本を買ったのに、余裕がなくてたまる一方な自分にも不満を感じていたり…
そんなわけで、今回から「소나기」もレッスンで読むことにしました!
中学校の国語の教科書にも載っているくらいの作品なので、韓国語を勉強していれば一度は聞いたこともあるであろう超有名小説ではないでしょうか。
ただ、結構昔の作品なので、難しい表現も結構出てくるそう。
ゆっくり少しずつ時間をかけて読んでいこうと思います。
ここでは他の内容と同様に、レッスンで出てきた単語や表現を中心にまとめていきます。
では、早速読んでいってみましょう♪
「소나기」の内容と出てきた単語や表現など
1ページ目
・개울가[개울까] 小川のほとり
・(윤) 초시네 (ユン)チョさん家
▲윤のところ、マーカーしてません
・증손녀딸 曾孫娘
本来は증손녀だけでOK。男の子なら증손자
・개울에다 小川に
・서울서 ソウルに
서울에세の에がない形です。
会話で어디서 왔어?というのと同じパターンですね。
・잠그다 漬ける、ひたす
・기슭 (斜面になっているところの)株、ふもと、(川、海などの)岸
「岸」で使うときは接尾辞的に使います。
ここでも前に개울がありますね。
・징검다리 飛び石
・개울둑 土手
▲下から2行目にありますが、マーカー引き忘れです
2ページ目
・요행 僥倖、こぼれ(まぐれ)幸い
思わぬ幸運(뜻밖의 행운)のこと
つまりはここの訳は「幸運にも通りすぎるいて、少女が道を開けた」なのですが、最初は何が幸運なのか意味が分かりませんでした。
前のページにあるように、少女に道を占領されてしまい通れないし、かといって「どいて」と言えない。
どくまで待とうとしていたところに「幸運にも人が現れた」ということでした。
彼が困っているとまでは文章から理解できていませんでした
・분홍 스웨터 ピンクのセーター
・목덜미 首筋
・마냥 ひたすら、専ら、全く、十分
・희다 白い ↔️ 검다 黒い
肌の白さで、少女が都会っこというのを強調していますね。
・뻔히 들여다보다 じっと見つめる、じろじろ見る
・비추어 보다 映し出す
・비추어 보는 것이리라. 映し出しているのだろう。
名詞+(이)리라. きっと~だろう。
動詞・形容詞(으)리라. きっと~だろう。
・움켜 내다 ひっつかむ、わしづかむ
・고기 새끼 稚魚
3ページ目
・날쌔게 素早く
・번번이 度々、毎度
・허탕 無駄骨、徒労
・허탕이다 無駄骨だ、ダメだ、徒労だ、失敗だ
허탕(을) 치다 何の成果もない、無駄骨を折る、何も得ずに帰る
・조약돌 砂利、小石
・훌쩍 얼어나다 ひょいと立つ
・폴짝폴짝 ぴょんぴょん
・저도 모르게 無意識に
4ページ目
・단발머리 おかっぱ頭
・나풀거리다 ヒラヒラする
・갈밭 = 갈다밭 葦畑
※갈대については下で捕捉あり!
・청량하다 清涼だ、さわやかだ
・갈꽃뿐. 葦の花だけ。
・갈밭머리 葦畑の先から
・발돋움 背伸び
・옴큼 少しだけ
・한 옴큼 一握り
・천천하다 ゆったりしている、ゆっくりしている
よく使われる천천히はここからきてます。
갈대(葦、あし)について
韓国では、‘여자의 마음은 갈대와 같다.’とか‘여자의 마음은 갈대’なんて表現があります。
訳すと「女心は葦のよう」。
女性の心は、風にゆられてあっちへゆらゆらこっちへゆらゆらするもの、ということからこう形容されるようです。
日本では「女心と秋の空」なんていいますよね。
葦も秋の空も移ろいやすい…
女心が移ろいやすさは万国共通みたいです。
5ページ目
・유난히 一際、際立って、特別に
・뵈다 = 보이다 見える、見せる
※今は使わない
ここの뵈다は「お目にかかる」とは違います。
ここの뵈지 않게は보이지 않게という意味で
もっと分かりやすく表現するなら안 보인 때까지
・물기가 걷혀 있었다. (直訳)水気がとれている → 水気がなくなっている、乾いている
ここの表現は作者の独特な表現です。
ここまで読んでみていかがでしたが?
情景が思い浮かびましたか?
田舎育ちの少年と都会の少女。
秋晴れのある日の午後、空気の澄んだ小川や日光が降り注ぐ葦畑の様子が空気感まで伝わってくるように感じました。
私が田舎育ちだから、似たような風景を子供の頃に沢山体験したからでしょうか?
それとも、ここには載せていませんが、独特なイラストから想像しやすかったのもあるかもしれません。
どちらにしても、特定の年頃にしか感じられないような甘酸っぱい雰囲気が短い文章から伝わってきた気がしました。
この後の内容はどんなのか分かりませんが、続きが楽しみな作品です。
では、今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう