안녕하세요?
oulmoon입니다.
はー!
また月曜日が始まった!
しかし、私は先週から急遽テレワークに突入しております。
出勤するより1時間多く寝ていられる😎
本当は引継ぎもまだちゃんと出来てないからでたいんですけどね。
まん防も出てるし、現状から判断して会社の上層部から極力出社をしないようにときつめに言ってこられたので仕方ないのです。
一応、引継ぎもテレビ電話でやっております。
モニターが小さくて色々不便なことも多いけど、なんとか進んでるからまだましかな…?
来週か再来週にはまた状況も変わるかもだけど、とりあえず自分と周りの健康のためにも致し方なしですね🤔
お気に入りの韓国ドラマで楽しく勉強!
さてさて、本題です。
今回は韓国ドラマ「星から来たあなた」を使ったレッスン内容のまとめです。
なんだか久しぶりだ~!
レッスンの時間が短くて(やりたいこと詰め込みすぎて)、なかなか별에서まで辿り着けなかったのですが、今回は一番最初にやりました!
結構前のドラマですが、名作なので今見てもすごく面白い!
それにご存じの通り、ドラマを使った勉強は文法をきっちり学ぶのとはまた違った「リアルな会話」などが学べます。
楽しく学べる上に、日常ドラマからは韓国人のリアルな習慣や独特な文化なども知ることできますし!
また、ドラマを見ながら自分で訳をして見ると字幕と見比べるのも面白いし勉強になります。
原文があると「なぜこう訳したのか」がよりわかりますからね。
1度目は音で聞いて自分の訳と比べ、2度目は字幕と原文、自分の訳と比べ…なんてやってみると、何度でもおいしい!
さらに韓国語に意識しつつ演技も見ると、よりその作品の面白さや深さを感じることも多いので、余裕のあるかたは是非色んな見方を試してみてほしいです。
今回も台本に出てきた表現を中心にピックアップしていきますが、表現も場面によって意訳が違ってくるので、本来の意味と照らし合わせて楽しんでみてください。
星から来たあなた(별에서 온 그대)第5話-⑦
12,13pageシーン24つづき(민준네 거실)
・팔목 手首
ちなみに、「足首」は발목
・옷매무새 다듬다 服をなおす、服を整える
옷매무새は「着こなし」のこと。
・주책없이 (意訳)お恥ずかしくも、空気を読めず
ここでは、ヤンモクさんがベルも押さずに入ったことに対して、自らに「恥ずかしいことをしてしまって」という感じで使っています。
このように自分に対して使うときは謙遜になるのでいいのですが、他人に使う時はいい意味はないので注意が必要です。
・주책없다 粗忽だ、無定型だ、ちゃんとした考え方や意見を持っていない
▼ドラマなどでよく出てくる言葉です
엄마! 진짜 주책이야! 母さん!ほんと恥ずかしいなぁ!(そんなことやめてくれよ!)
・못마땅하다 気にくわない、不平不満がある、納得いかない
・못마땅한 표정 不満そうな表情
・흘겨보다 (横目で)にらむ
何度も出てきてますね
・흐트러지다 ほつれる、乱れる
・수습하다 収拾する、おさめる
「収拾する」なので、머리には普通は使わない単語です。
ここでは머리にあわせて「整える」と訳しました。
・황송하다 恐れ多い
時代劇などでも使われる単語ですね。
ソンイは仮にも国民的女神なので、普通にテレビをみるヤンモクさんのような人なら、ソンイを目の前にすればこんな態度になるんでしょうね。
・정이 많으세요. (直訳)情に厚いんですね。 → お優しいんですね。
・난감하다 (言葉に)困る
・의아하다 理解できない、疑問に思う、怪しむ
・처지 状況、立場
会話でよく使う単語です
・곤란한 처지 처하다 困った状況に陥る
セット表現で、これを一言で表すと난치하다
・민망하다 照れくさい、恥ずかしい
・뒤목 首の後ろ、首根っこ
・긁적긁적 ぼりぼり、ぽりぽり、しきりに搔く様子
・안 하겠습니다. (直訳)(誤解)しません。 → 心配しないでください。
前のソンイの오해に対しての言葉です
・집사 執事
・째릿 ピクッと、ビクッと
元々は찌릿からきてます
・솔깃하다[솔끼타다] (心が)傾く、 気が向く、 乗り気になる、心が引かれる
13pageシーン25(민준네 주방)
・거하게 = 푸짐하게 (食べ物が)ふんだんに、たっぷりと
・식탁을 차리다 食卓を整える、食事の用意をする = 밥을 차리다, 밥상을 차리다
上で一番よく使うのは밥상을 차리다
밥상とはご飯をおくお盆や食膳のこと
ちなみに、ご飯を用意してからハエなどがたからないようにかけるカバーのことを韓国語では밥상보というそうです。
・싸가지 없는 건 礼儀がなっていないのは、無愛想なのは
・불효막심다 親不孝もいいとこだ、不幸の極みだ、こんな不幸なことはない
・좀 그런 거 같긴 하네요. そんな気もします。
・기가 차다 呆れる 、呆気にとられる = 어이없다
・언제 봤다고 아버님이야. (直訳)いつ見て(会って)お父さんだよ。 → 初対面で何が「お父さん」だよ。
「さっき会ったばかりで馴れ馴れしすぎるだろ」、「なんであんたが『お父さん』と言うんだよ」的な感じですね。
・인생을 덜 살았네. (直訳)人生を少なく生きてるね。 → まだまだ若いねぇ、(若いから)まだ分かってないねぇ。
※このセリフに関連する単語の補足を下でします!
・웃켜죽겄다 面白くて死にそう
・쯩을 까보라고, 쯩을! 身分証をみせろって、身分証を!
쯩は증(証のこと)、つまり年齢の分かる身分証をさしています
・울컥하지만 涙がワッと出る、かっとなる、いらっとする
ここでは「かっとなる」、「いらっとする」の方の意味です。
13,14pageシーン25つづき(민준네 주방)
・젓가락으로 막다 箸で防ぐ → 箸で止める
「こういうの、日本ではマナー違反だけど韓国では?」と聞くと、先生は「マナー違反かは分からないけど、そもそもこんなこと滅多にしないからなぁ」といわれてました😑
・얌전히 놓다 (直訳)静かに置く、大人しく置く → そのまま置く
・(생선을)발라 먹다 (魚を)骨をとって食べる
발라 먹다は「(魚にしろ肉にしろ)骨があるもの」に対して使う表現で意味は2つあります。
1つは「身を食べる」、もう1つは「骨をとって食べる」。
「(骨から外して)ほぐして食べる」的な意味もあるそうですが、ここでは「骨をとって食べる」のほう。
考えられる食べ方としては、骨の間から身を外すのもありかもしれませんが、頭などを持って骨をピリピリと身から外すのが一番現実的かな?🤔
・젓가락을 떼다 箸をはなす
・오붓하다 こじんまりとしている
ここでは「こじんまりとした = 一家団欒」的なニュアンスで使われています
・오붓한 식사 시간 一家団欒の食事時間だ
今回の3人のやりとり、すごくいい感じでしたね。
いつもはミンジュンの味方のはずのヤンモクさんが、ソンイに合わせてミンジュンの居心地を悪くさせる感じは、自然と笑みがこぼれました。
相変わらずのソンイ節に加え、ちゃんと年長者には敬意を表すソンイだからこその結果ではないかと。
また、意外にも家に伝わる迷信をちゃんと信じているあたりも、ソンイの純粋さとこだわりが感じられて楽しかったです。
そうそう。
最後一文にある、家族の温もりというものに慣れていないミンジュンが、文句をいいながらもその幸せに浸って食事する感じも、彼の根っこの優しさを表現しているようで素敵でした。
おまけ!「おじさん」あれこれ
上の単語にありましたが、‘인생을 덜 살았네. ’という、ソンイのセリフにまつわるあれこれを教えてもらったので、改めてご紹介です!
自分より若い人に対して「おまえはまだ若いから分かってないんだよ」的なお決まりなセリフを吐く人っていますよね。
こういうこと言われると、つい「うるさいオヤジ(おっさん、ジジィ)だなー、関係ないでしょ!」なんて言いたくなる人も多いのでは?(女性なら「オバサン(ババァ)」かな?)
ちなみに、こういうこという人のこと、韓国語では何て言うかご存じですか?
元々「おじさん」という意味では아저씨が標準語ですよね。
幅広く「中年男性」という意味で使用され、ウォンビン主演の「아저씨 」なんて、そう言うには申し訳ないくらい素敵な30代男性が描かれていました。(まぁ、主演の女の子からみたら当然か🤔)
この아저씨は、「親戚のおじさん」や「他人(一般的な)の中年男性」、「お店などの中年男性を呼ぶ時」、「中年男性に親近感をもって呼ぶ時」などに使われます。
また、「恋人や旦那」に対しても使うこともあるそうです。
아저씨はいい意味も悪い意味もなく使われていましたが、最近は「おじさん」と呼ばれるのを嫌がる中年男性が増えてきたので、あえて使わないようにしている人もいるとか。
まぁ、日本でもアラサー、アラフォーなどの女性が「おばさん」と呼ばれるのに抵抗あるのと似た感じかも。
そんな中で、最近はネガティブな意味合いで아저씨に代わる新語が出てきているそうです。
①아재
昔からあって、少し前まで一番有名だったのは아재
こちらは標準語で昔から使われていたそう。
大体30代くらいからの男性をいい、会話で特によく聞くそうです。
最近は아저씨に親しみを込めた言葉としても使われています。
日本語のニュアンスだと「おっさん」に近く、「おやじギャグ」のことは「아재개그」と言います。
又は、まだ若くてもおっさんみたいに行動する人にも使います。
また、아재は「優しい既婚男性」という意味合いでも使われるそう。
若者(自分より年下のもの)などに優しくて、謙遜したり、かっこよく行動する既婚男性のことをさしても言います。
②꼰대(KKONDAE)
次にご紹介するのは꼰대です。
こちらは、2019年にイギリスBBCの『BBC Two』の公式Facebookで「社会的にイシューになるキーワード」として紹介されたこともあるそうです。
(画像参照元)BBC two Facebook
꼰대は「いつも自分が正しい(他人は間違っている)と信じる高齢者、そう主張する人」のことをさすそう。
元々꼰대は中・老年の人が多かったですが、
今は自分だけが正しいと言う人のことを年齢関係なく꼰대と言います。
꼰대は俗語で、先生曰く꼰대 아재などとも言うそう。
꼰대を訳すと先公、オヤジ、おっさん、老害などとなりますが、①で紹介した아재の対立語みたいな感じでいい意味では使われません。
その特徴は、若者にやたらと説教する、自分の若い頃の自慢話ばかりする、なんでも経験したように語る…など。
日本でもいるなぁ…😕
▼ちなみに、꼰대がよく言うセリフがいくつかあります。
・요즘 애들은말이야. 今の若者はな、
・너는 근성이 부족해. お前は根性がないぞ。
・다 너 위해서 하는 말이야. 全部お前のために言ってるんだよ。
あー、たしかにこういう人いる、いる!😕
③개저씨
最後にご紹介するのはこちら、개저씨です。
개(「程度が酷い」、悪い意味で「かなり」「めっちゃ」という意味の接頭辞)+아저씨(おじさん)からきた新造語。
中年男性を見下す新造語で、中年女性の場合は개줌마。※但し、実際には개줌마より맘충(Mom+蟲の合成語)という新造語のほうが使われるそうです。
意味は「害虫のような母親」のこと!😮
例えば、子供が他人に迷惑をかけても叱らないような母親など。
개저씨は自分より下の人、弱者に対して醜態を演ずる中年男性のことをさします。
개저씨は、亭主関白的(家父長的)な価値観を家族や周辺の人にも強要する中年男性のこともさします。
具体的な例で言うと、「お客様にお茶をいれるのは女性事務員の仕事だろう」とか「男のくせに、そんなことも出来ないのか」なんてことを言うような男性のことですね。
また、部下に対して間違ったことをしてもそれを認めなかったり、責任を押し付けたりするダメな上司に対しても使います。
初めてこの単語が誕生したのは、2014年頃と言われています。
当時は、性差別的な考え方を持つ中年男性に対するフェミニストの言語でした。
例えば、セクハラや性的暴行をおかしても、過ちを認めず「被害者が先に誘ってきた」とか「あんな露出の高い服を着ていたんだから、被害にあっても当然だ」みたいな感じで居直るようなおじさんを嫌悪する言葉だったそうです。
基本的には40代から50代の男性を言うそうですが、30代でもそんな言動をする人には使われるそうです。
また、60を超えると개저씨とも言われないらしい…😧
なんか…最近(2021年)問題起こした、森さんなんか、典型的ですねぇ。
あ、でも、それこそ年齢が年齢だから使えないか!
本文より補足のほうが長くなっちゃったけど、今回はここまで!
繰り返しになりますが、ドラマを見る機会のある方は、是非自分の訳と翻訳の違いを楽しむのも面白いと思います。
試してみてくださいね!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう