韓国語を学びながら、日本語の面白さも再認識する
안녕하세요?
oulmoonです。
昨日は七夕でしたね★
毎韓国では日本ほど「七夕」をイベント化してはいませんが、皆さんはどんな過ごし方をされましたか?
さてさて、早速ですが本題へまいりましょう!
今回は韓国のEBSでラジオ放送されている「楽しい日本語」を使ったレッスンのまとめです。
日本語を勉強している韓国人のための教材なので、日本で売られているテキストとはまた違って面白いです。
無理矢理日本語に合わせていることもあるので、注意が必要な反面面白さもあります。
日本語を直訳で韓国語にしている分、たまに「なんか違う」と思うこともありますが、今回もテキスト内に出てきて気になった単語や表現、「こんなのもあるよ」というものも含めてご紹介していきます。
そして、今回から第9課に入ります!
9課のスタートは「日本を知る」からです。
基本的に日本について紹介することの多いテキストですが、日本であったことなども含めて、日本人でも知らないような内容を取り上げているのでなかなか面白いコーナーです。
第9課「オフィスカジュアルって?」について
8課では「クールビズ」について取り上げていましたが、「オフィスカジュアル」とは切っても切れない関係にある気がします。
職業や会社によっても「オフィスカジュアル」の基準は違うようですが、私もあまり細かく考えたことはありませんでした。
ては、まずは日本語の本文からです。
せっかくなので上の日本語の文章をを自分で韓国語にしてみましょう!
まずは日本語の文章を自分で韓国語にしてみると、難しさ倍増です!
答え合わせもかねて、韓国語の文書を読むと意訳の面白さや難しさもより分かります。
第9課「日本を知る~オフィスカジュアルって?~」に出てきた単語や表現など
Words:日本語単体に対して訳された単語
・業界 업계
・縛り 묶음, 제한, 제약
・ゆるい 느슨하다
・定義 정의
・ふさわしい 걸맞다
・支障 지장
・不快感 불쾌감
・かつ 동시에, 또한, 한편으로
・華美 화려, 화려한 미
・清潔感 청결감
・開き 열림, 옷의 파임
・控える 삼가다
・スウェット素材 스웨트 조재, 땀을 잘 홉수하는 재질로 만든 의복 소재
・コットン 면
「綿」なので
・カーゴパンツ 카고 팬츠, 넓적다리 옆 부분 양쪽에 주머니가 달린 바지
・裾 옷 자락, 옷 밑단
・着丈 옷 길이, 기장
・接客 접객
※「先生からの+α」参照
・ガウチョパンツ 가우초 팬츠, 남아메리카 가우초들이 입던 7부 기장의 헐렁한 바지
【補足】
헐렁하다 ダブダブだ
・ジーンズ 청바지, 가는 능직의 튼튼한 무명 또는 그 감으로 만든 아지
【補足】
가늘다 細い
능직 綾織り
・デニム 데님
・素足 맨발
・マスト 머스트, 필수 불가결한
・柄 무늬, 모양
・色合い 색상, 색조
・~する恐れがある ~할 우려가 있다
上の単語は、単語そのものとして紹介しているので、文章にするときは異なる表現になることが多いです。
自分で日本語にして見るときは、そこも意識しながら試してみてください。
それにしても、衣服系の説明がなかなか面白いですね。
その単語を知らない人に説明するときにどう伝えるのか、自分で考えてみるのも勉強になりますよ~
本文中に出てきた単語・表現(上のWordsに出てきた以外の韓国語表現)
※マーカーしてあるものもWordsと同じものはあげていません
・ゆるくなりつつある 느슨해지고 있는
・かつ 면서도
・満たしていれば 충족하면
・胸の開きが大きいVネックは 가슴이 넓게 파인 V넥은
파이다 = 패다
・露出が高い 노출이 심하다
・接客の場 손님을 맞는 자리
※「先生からの+α」参照
・きちんとした 단정하다
※「先生からの+α」参照
・控えめな 절제된
※「先生からの+α」参照
・好ましい、望ましい 바람직하다
上の単語は、単語そのものとして紹介しているので、文章にするときは異なる表現になることが多いです。
自分で日本語にするときは、そこも意識しながら作ってみてください
・先生からの+α
・緩んでいく
느슨하다 緩い、だらしない、たるんでいる
느슨해지다 緩んでいく、緩くなる
・ふさわしい
걸맞다 みあう、似合う、つりあう、ふさわしい
알맞다(適している、ふさわしい、適切だ、ぴったりだ)でもOKです
・広く 넓게
発音は[널께]です。ご注意を!
・裾を出す 옷자락을 꺼내다
「出す」というと내다が最初に浮かびそうですが、꺼내다は「中から出す、取り出す」という意味なのでこちらが正解です。
・接客の場 접객자리
テキストに出ている表現は長くてかたいです。
접객자리でOK!
・きちんとした 단정하다
단정하다 きちんとしている、端正だ
「クールビズ」の回でも出ましたが、칠칠하다(小綺麗だ、こざっぱりしている)は否定形とセットでしか使わないので、肯定形でなら단정하다を使います。
・幅が広い/幅が広くなる 통이 넓다/통이 넓어지다
本文でガウチョパンツを説明するときに出てきた表現ですが、服にしかほぼ使わないそうです。
・控えめだ 절제되다
절제하다 節制する → 控えめだ
意訳的な感じですね。
삼가하다(慎む、慎重にする)というのもありますが、実はこれは行動にしか使わない単語なんです。
今回の色についてなので절제되다が使われているんですね。
절제된 색갈(控えめな色)など、覚えておきましょう!
・紺色
テキストに出ている감색もありですが、会話では곤색がよく使われます。
これ、日本語の「紺」の発音からきているそうです
また、他には会話で남색(藍色)も紺色として使うことが多いそうです。
それにしても、やはり会社によっては「仕事にふさわしい格好」というのは違うようですね。
「ちゃんとすべき」意図はよく理解していますが、「膝上◯センチ」なんて学生時代以来言われたことないなぁ。
そういえば、先生に韓国のオフィスカジュアルについて聞いてみたところ、「日本と同じで業種によっても異なると思いますが、やはり夏などはある程度緩くなりますよ。
ノーネクタイはいいとかね。
夏にきっちりした服装を共用するとパワハラになっちゃうし」と言われていました。
ちなみに、韓国語で「パワハラ」は갑질です。
갑질は、갑(甲、強い立場)+질(行為を表す接尾語)で、お金や権力などで優位に立つ側の「甲(갑)」が、弱者の「乙(을)」に不当な行為を要求・行うことなどの概念をいいます。
갑질はパワハラだけでなく、モラハラ的なニュアンスも含まれています。
갑は前々回の「映画で勉強シリーズ」にも出てきた単語なので、一緒に覚えると覚えやすいかも!
さて、では今回はここまで!
最後に韓国語訳も載せておきます。
たまに意味的におかしい部分もあるので参考程度にチェックしてくださいね
▼▼▼(2page目の赤字はメモなのでお気になさらず)
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう