韓国語を学びながら、日本語の面白さも再認識する
안녕하세요?
oulmoonです。
今回はEBSでラジオ放送されている「楽しい日本語」を使ったレッスンのまとめです。
日本語を勉強している韓国人のための教材なので、日本で売られているテキストとはまた違って面白いです。
無理矢理日本語に合わせていることもあるので注意が必要な反面、面白さもあります。
「楽しい日本語」18/5月号第13課「遠足」
今回は「遠足」についての簡単な説明です。
せっかくなのでテキストの説明文を自分で韓国語にしてみましょう!
まずは日本語の文章を自分で韓国語にしてみると、難しさ倍増です!
答え合わせもかねて、韓国語の文書を読むと意訳の面白さや難しさもより分かります。
第13課「遠足」に出てきた単語、表現など
・遠足 소풍
・幼稚園 유치원
・保育園 보육원
・育まれる 길러지다
先生からの+α
・걸러지다 育てられる → 育まれる
慎重が伸びるなどの直接的な「育つ」という意味では使わず、「鍛えられる」「身に付く」といったニュアンスからきています。
つまり、能力や腕(技術)などが育まれる時に使います。
テキストに載っていた韓国語の文章も載せるので、分からなかった部分は参考にしてください。
時代とともに変わりゆく韓国のお弁当事情
今回はテキストの内容があまりに少ない!ということで、今回は「韓国のお弁当事情」もご紹介します!
韓国の青春ドラマなどを見ていてよく目につくのは、昼食時間に学生たちがお弁当を分け合うシーン。
お弁当のおかずの種類はそれぞれ1~2品と少ないのですが、数人で集まっておかずを分け合うことで色々と食べられるというわけです。
「分け合う」といっても、日本のように卵焼きを一個あげて、唐揚げを代わりにあげる…的な感じではなく、おかずの入っている容器から好きなだけ取り合う感じ。
つまりお皿を並べて好きにとって食べるのも同じ感じですね。
そういうシーンを見るたびに「韓国らしいなぁ」と羨ましく思います。
(こういう文化は韓国好きな方には説明不要のお話かもしれませんが)
でもこういう感じは憧れるものの、「韓国のお弁当」と聞くと、正直期待できないイメージが強いです
実際に一昔前の韓国のお弁当と言えば、日本と比べて味気ないものが多いというのが実情でした。
そもそも韓国人は冷や飯が嫌いなひとが多いとか、汁物好きなのでお弁当では満足しにくいとか、職場の付き合いで外食に行くとか・・・いろいろと影響があるかもしれません。
私も韓国旅行にいくと必ずコンビニを利用しますが、お弁当コーナーはさして興味を惹かれるものがありませんでしたし。
同じ金額出すならキンパをいくらか買った方がよっぽど満足しそうな気がして・・・
でも数年前から、「お一人様(나홀로족)」という文化が少しづつ認められはじめ、韓国のお弁当事情も変わってきています。
これまでは一人でご飯を食べるなんてよっぽど友達のいない「さみしいやつ」と思われていましたが、日本の影響などもあって「お一人様」をポジティブに捉える人たちが、若者を中心に急増中です。
中でも特に人気を集めているのが、「お弁当カフェ」。
その名前の通り、お弁当箱の容器に好きなおかずを詰めこみ、カフェで頂くというビュッフェスタイルで、観光客や地元の人など年々利用者は増えています。
今回は通仁市場(トンインシジャン)内にあるお弁当カフェをご紹介します。
お弁当カフェがある場所は?購入の仕方は?
お弁当カフェは景福宮の西側、西村エリアにある市場「通仁市場」が運営しています。
受付で代金5,000ウォン(約500円)を支払うと、コイン1束(コイン10枚/1枚500ウォン相当)とお弁当の容器がもらえ、そのコインと引き換えにお好みのおかずが詰められます。
専用のコインは韓国の昔の通貨「葉銭(ヨッチョン)」を基につくられているので思い、それを見るだけでもなんだかウキウキしそうです。
さらに自分だけのお弁当が作れるので、近所に勤めているサラリーマンや、学生、観光客からも重宝されています。
何よりいいなと思うのは、市場内にある惣菜店の多くがこのお弁当カフェ店に加盟しているので、市場で売られている様々な韓国の家庭料理を少しずつ楽しめること。
人情たっぷり、量もたっぷりの一品を楽しむのも韓国旅行の醍醐味の1つですが、たまにはこういう楽しみ方もいいとは思いませんか?
・通仁市場
地下鉄3号線景福宮駅の2番出口より徒歩約8分
営業時間:11:00~16:00
休業日:月曜、第3日曜、旧正月・秋夕の連休
でもご注意を!
気楽に好きなものを選べるのは楽しそうですが、残念ながら日本語はほとんど通じないそうです。
(まぁ、その方が韓国語を話す機会も増えるし、いかにもな「観光客商売」感が減って個人的にはいいですけどね)
そのため、韓国語に自信がない方は事前に利用方法を調べておくとよりお弁当カフェを満喫できますよ。
お弁当を購入するまで
①市場の入口から少し進んだところにある顧客満足センターの受付で、代金5,000ウォンを支払います。
※祝日でなどで混雑している場合は、市場の外に受付がでてる場合もあり
②お弁当の容器と10枚1束になったコインを受け取る。
③自分好みのお惣菜を選ぶ。
※お弁当カフェ加盟店にはブルーもしくはピンクで「도시락café」のマークが目印として置いてあります。
韓国料理として定番のナムルやチャプチェ、キムチ、トッポッギから、マンドゥやヤンニャムチキン、チヂミ、タッカンジョン、麻薬キンパ等などなど・・・様々な種類のお惣菜が販売されているので、目移りして選ぶのも大変かも。
※食べたいお惣菜を見つけたら、指をさして「이거 주세요.」と言えばOK
④店員さんがコインが何枚分の料理か教えてくれるので、必要な枚数を渡します。
ほとんどのお惣菜はコインが2~3枚(約100~150円)で購入出来るそうです。
⑤欲しいだけ選んだら、もしくは容器がいっぱいになったら、顧客満足センターの2F/3Fにあるカフェスペースへgo!
カフェスペースにはお箸やスプーン、フォーク、電子レンジが用意されており、全てセルフサービスです。
またこちらでご飯・スープやコーヒー・ジュース等の飲み物も販売しています。
コインが足りない 、余った時
ついつい買いすぎてコインが足りなくなった時は、現金払いでOKです。
反対にコインを使いきれなかった時も、してもらえます。
旅行先の外食って、意外に韓国の家庭料理を楽しめる機会は少ないので、こういう形で少しずつ食べ比べてみるのもいいですよね。
写真付きの市場の紹介は、以下でもあったのでぜひご参考に!
たまにはいつもと違う韓国旅行はいかがですか?
お弁当カフェ 通(コネスト) → ★
通仁市場の「お弁当カフェ」に行ってきました!(ソウルナビ) → ★
また、通仁市場意外にも韓国で流行りのお弁当を楽しめる場所はいくつかあるようです。
혼자라서 더 행복한 나홀로족(一人でもより幸せなお一人様) → ★
※YouTubeです
この番組は、半年以上前にレッスンで「혼밥」について話していた時に先生から紹介されたテレビ番組の内容です。
見たかたはわかると思いますが、こちらは市場とはまた違う感覚でお弁当選びを楽しめそうですね。
韓国らしさというよりは、単におしゃれなお弁当カフェ感が強いですが、ちょっと疲れて簡単に好きなものを自分のペースで食べたいときには重宝しそうです。
ちなみに、番組内で出てきお一人様人口の推移がこちら
日本のお弁当文化ほどではないかもしれませんが、こういった背景も手伝って韓国文化もどんどん時代とともに変化してきています。
それを旅先で体験することも、「ありのままの今の韓国」を理解するのにいいかもしれませんね。
今回は「お弁当」の内容から「韓国のお弁当事情」も一緒にご紹介してみました。
もし韓国でお一人様でも楽しめる食事処の中で、あなたのお勧めの場所があれば、ぜひ教えてください。
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、よろしくお願いいします