シリーズ史上一番オススメ？！朝鮮名探偵３作目について
안녕하세요?
oulmoonです。
今回は前回、前々回に引き続き、最近見た韓国映画のご紹介です。
CSの見放題の映画リストで見つけた「朝鮮名探偵」！
せっかく二作目まで観たんですもの！
名(迷)探偵ぶりと美女を目当てに？！当然のごとく三作目も観てみましたよ♪
というわけで、今回も詳細などネタバレない程度に書いていきます！
朝鮮名探偵 鬼(トッケビ)の秘密(조선명탐정:흡혈괴마의 비밀)
https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=113686#1225754参照
•製作年：2017年
•韓国公開日：2018年2月8日
•上映時間：120分
•ジャンル：時代劇、ミステリー、コメディ
•監督：キム・ソクユン
•キャスト：
キム・ミン・・・キム・ミョンミン
ハン・ソピル・・・オ・ダルス
ウォルリョン…キム・ジウォン
黒衣の男…イ・ミンギ
チョンム…キム・ボム
チェ・ジェヒ…キム・ジョンファ
キム・シン…パク・クニョン
世子…ヒョヌ etc
・朝鮮名探偵(シリーズ)(ナムウィキ) → ★
・朝鮮名探偵(조선명탐정:흡혈괴마의 비밀)(ナムウィキ) → ★
・朝鮮名探偵(Daum) → ★
【概要】
https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=113686#1225755参照
元祖「韓国版シャーロックホームズ」最新作！
名探偵キム・ミンと相棒ソピルの名(迷)コンビが難事件に挑む時代劇ミステリー「朝鮮名探偵」シリーズ第3弾。
新たなヒロインに、「太陽の末裔」「サム、マイウェイ～恋の一発逆転！～」などで“ガールクラッシュ”女優として人気を得たキム・ジウォンが参加。
更に、時代劇初出演でロコ職人(ロマンティックコメディー職人)としても名高いイ・ミンギ(「タルジャの春」「この恋は初めてだから」)、日本でもクールな魅力で人気のキム・ボム(「花より男子～Boys Over Flowers」)、30代とは思えない可愛さで年上女性からの支持も厚い俳優ヒョヌ(パスタ、月桂樹洋服店の紳士たち)など豪華イケメンスターの共演も見どころの一つ。
これまでのシリーズ同様、あらゆる要素が全編に散りばめられた、奇想天外な痛快エンターテイメントに仕上がった本作。
キャストもストーリーもパワーアップし、韓国での公開５日目で動員100万人を突破とシリーズ最短記録を樹立した。
【あらすじ】
頭は切れるが美女にはめっぽう弱い名探偵キム・ミン（キム・ミョンミン）と、愛嬌と意外な実力でミンを支える相棒ソピル（オ・ダルス）。
彼らが今回挑むのは、目に見えない火によって焼け死んだ死体に血を吸った痕跡があることから「吸血怪魔連続殺人」と呼ばれている不審死事件だ。
事件現場で度々見かける人間とは思えぬ怪力を持つ謎の美女（キム・ジウォン）に遭遇したミンは、すべての記憶を失っていたこの女が一連の事件の関連しているのではないかと直感する。
そこで彼女に「月のように白い肌と永遠の時をさまよう」という意味のウォルリョンと名付け、共に事件を追いかけることにした。
だが、神出鬼没の黒衣の男が三人の捜査を阻止しようと立ちはだかる。
そこには、30年前にミンの父が関与した王朝の陰謀と、今も消えぬ死者の怨讐が深く関係していた…！！
【感想】
正直、これまで観た三作品中で一番面白いと思いました。
テンポもいいし、笑わせる部分もわざとらしさを感じなかったし、これまでよりもシリアスな部分がメインでたまにコメディの部分でクスッと笑わせる感じがバランス良かったです。
https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=113686#1222121参照
本作は、序盤はこれまでの「不審死事件」とはことなり、吸血鬼が出てくる分「コメディ＋ファンタジー」よりな作品に感じますが、次第にシリアスな作品へと展開させていきます。
このシリーズはどれも驚きの展開がちゃんとありますが、今回も「あ！この二人そういう関係だったの？！
」「この事件の大元ってこうなんだ！
」と嬉しい裏切りが沢山仕掛けられています。
キャラクターでいうと、お決まりの美女の立ち位置が今までよりずっと身近だったのもあるかもしれません。
過去二作目までは、たまにフラッと出てくるという印象が強かったのですが、今回はミンやソピルと結構一緒にいた時間が長かったので。
https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=113686#1223046参照
また、これまでに比べて脇役のキャラクターもたっていたのが影響してるかも。
まずは主役のミンですが、今回は彼のバックグラウンドがはっきりして「それで王様とあんなに親しいのか！」と納得しました。
そして前回島流しになったいきさつも笑えました
https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=113686#1222256より引用
ネタバレになっちゃいますが、家族の過去の過ちをとがめつつも、家族のために涙を流し代わりに罪を受け止めようとするシーンなどもあり、探偵として冴えてる部分もありつつ、より人間らしさが出ている回でした。
映画の舞台挨拶で、ミョンミンさんは「子供の頃お正月ごとにジャッキー・チェンの映画を楽しんだが、韓国にもシリーズ映画ができればいいと思っていた。今日ここに来られた皆さんにとって朝鮮名探偵がそういう映画になってくれたら嬉しい」と、お話しされたそうです。
https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=113686#1226673参照
そうなってもおかしくないくらい、毎回キャラクターに人間味がより追加されてストーリーも面白くなっていると思います。
相棒のソピルは、今回もなんだかんだいって有能な助手役として活躍しています。
お笑い要素の１人でありながらも、それだけにとどまらない辺りが彼のすごさ。
https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=113686#1222257参照
ちゃんと探偵として知識も増やしているし、それなりに戦うこともできる上に、オ・ダルスさん自身が役者としての本領発揮で場を盛り上げるのでストーリーに飽きがきません。
途中、ミンがかまってくれなくてすねちゃうなんて可愛らしさもあります。
ヒロインのキム・ジウォンさんは好きな女優さんの１人なので見れてテンション上がりました。
https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=113686#1222258参照
彼女が演じるウォルリョンの過去が明らかになっていくにつれ、彼女がそこにいることの意味にせつなさが増していきました。
ミンたちと3人でいても違和感なく溶け込んでいたと思います。
そして！
脇役のイケメン3人が…
怪しい黒衣に身を包んだ正体不明の男役のイ・ミンギさんですが、役柄の神秘性に彼の美しさがとてもあっていたように思います。
https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=113686#1222128参照
勝手に彼の立場を想像していたのですが、後半にいくにつれ見事に撃破されました。
私の推理力の浅はかさよ…。
ウォルリョンを追う刺客役のキム・ボムさんは渋い悪役を演じていましたが、個人的にはもう少しアクが強くても良かったかな。
イケメンとしてはさておき、役柄的にはそんなに印象が残らなかったような。
https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=113686#1224231参照
あえての控えめ設定だったのかな？
ヒョヌさんは途中出てくることさえ忘れていましたが、後半の登場で「あー、そうだったのか！」と驚かされました。
https://rite.tistory.com/m/115参照
キム・ボムさんとは逆に、少ない登場シーンだったけど印象深かったな。
第2シリーズでは登場しなかった王様が再度出てきたり、お約束のキャラもバッチリ使われていたりと各キャラの細かな面白さも健在です。
本当はもっとそれぞれのキャラについて書きたいけど…極力ネタバレなしで観て貰いたいという気持ちもあるのでグッと抑えておきます。
映画の最後に、今後も更におもしろい作品へと繋がっていくことが予想されるエンディングが用意されていたのですが、実はこの作品公開後にオ・ダルスさんが蟄居生活に入ることになった騒ぎが起きたんですよね。
さて、続編はどうなるのか…。
今さらオ・ダルスさん以外でソピルを出すのは違和感があるし、2,3年毎に新シリーズが作られているのでそろそろ主要メンバーそのままに作り始めるのかな？
とりあえず気長に待ちたいと思います。
そうそう！
作中で韓国で言わずと知れた有名昨「オールド・ボーイ」(2003年)のオマージュだと思われるシーンが登場します。
キム・ミンとソピルが刺客の一団に出くわした時に、ソピルが金づち１つで突破しようとするシーンです。
https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=113686#1229083参照
私はオールド・ボーイはまだちゃんと観ていないのですが、ソピル役のオ・ダルスさんは、この映画でチェ・ミンシクさんが脱出した監禁部屋の主人役で出演しているそうです。
興味のあるかたは、そんな部分にも注目して観てみてくださいませ！
本作だけ観ても、十分楽しめると思います♪
▼キム・ミョンミンさんのインタビューもどうぞ！
「朝鮮名探偵3」キム・ミョンミン“韓国の映画界に足跡を残したいです”
では、今回はここまで！
今日も見てくださって、ありがとうございます！
また次回の更新でお会いしましょう
