안녕하세요?
TOPIKも終わり、ホッとしている皆さんもいらっしゃるかも?
試験前でドラマや映画を我慢していた方々は思う存分これから見られるのかもしれませんね。
というわけで(?!)今回は映画紹介です。
今回観た作品は以前にも会話レッスンでも出てきた映画です。
韓国映画「パイラン(피이란)」
ざっくりとしたあらすじは、以前ご紹介した回を参考にしていただければ
先生が「チェ・ミンシク(최민식)の演技がうまいと思った最初の映画」と言われていたので、気になりつつも中々観られなかった作品です。
原作が浅田次郎さんの短編小説「ラブ・レター」というのも興味深かったのですが。
レッスンの時に韓国のWikipediaを少し見たので、少なくとも前半はやるせない気持ちになりそうな気はしていましたが、週末に気持ちに勢いをつけて観ました!←気持ちが引っ張られやすいので、そこまでしないと気が重くなりそうで…
で、観た結果だけいうと、
「やっぱり観て良かった」と思える作品でした。
切なさとか、哀しみとかいろんな感情が渦巻きましが、予想していた結末から考えると、あの終わりかたで良かったと私は思いました。
そうそう、少し話は変わりますが、映画紹介をブログでされている方の中には最後の結末まで書かれる人もいらっしゃいます。
私も長編のドラマなどはそういう内容に助けてもらうときもありますが、基本的に自分で書くときはあらすじ程度にしています。
もし興味をもってもらって、観てみようかと思ってもらえたなら、極力新鮮な気持ちで最後まで観てほしいので。
逆にラストが分からなくて物足りなかったら申し訳ないですが…
話を元に戻します!
今回、この作品を観てすごく感じたのは、やはり20年近く前の作品といっても伏線なども張られていて、最後に「あぁ」と思えることが多かったことです。
そのせいで、ラストのシーンで私はなんとも言えない気持ちになったのですが。
それはラストのカンジェに対する悲しみというよりは、せめてラストがこうで良かったという気持ちと、人生の複雑さを噛み締めたことにより生まれた気がします。
観たあとのレッスンでも改めて先生と話したのですが、うまく説明できなくてもどかしくなっていた私に、先生がぴったりくる言葉を一言投げ掛けてくれました。
사람이 되다 人間になる
人生に希望もなく、思うように生きられず本人も心のどこかで苦しみつつもチンピラとして生きていたガンジェが「ようやく人になった」。
ラストに複雑な思いをしながらも、どこか「良かった」と思えた理由は、この一言につきます。
この作品は、確かにチェ・ミンシクさんも素晴らしいし、その他キャストの演技力も素晴らしいです。(今なら大御所として出てくる役者さんやよく知られた役者さんも沢山!)
本当に、こうでしか生きられない人達が当たり前に生きているような演技力。
2昔前の時代だからこそ、より感じられる純粋さ。
やくざな世界の中にも感じられる、人の良さや情。
私なんかの言葉では伝えきれない複雑でシンプルなものが沢山詰まった作品です。
もしご興味あるかたは是非、この週末にでも、お時間のあるときにでも
映画を観たあとのレッスンで習った表現は、来週ご紹介しますね♪
パイランのWikipedia → ★
(内容は少ないです)
韓国のWikipedia → ★
(来週のどこかで、ここに出てきた表現なども含めたものをアップしますね)
チェ・ミンシクさんのWikipedia → ★
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、よろしくお願いします