안녕하세요?
oulmoon입니다.
今回は韓国映画のご紹介です。
もう、この二人が出てるなら見なきゃダメでしょってことで、前から気になっていた作品「청년경찰」!
公式サイト(/klockworx) → ★
ミッドナイト・ランナー(Wikipedia) → ★
청년경찰(ナムウィキ) → ★
Daum 영화 (청년경찰) → ★
日本でもリメイクされました!
日本ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」 → ★
この「未満警察」ってタイトルは好きです
日本版公式サイト → ★
ミッドナイト・ランナー(청년경찰)
(画像提供元)https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=106993#1187591
原題:청년경찰
漢字:青年警察
公開日:
韓国:2017年8月9日
日本:2018年3月24日
上映時間:109分
監督:キム・ジュファン
出演:
パク・ソジュン:パク・ギジュン役(警察大学生)
カン・ハヌル:カン・ヒヨル役(警察大学生)
ソン・ドンイル:ヤン・ソンイル教授役(警察大学の教官)
パク・ハソン:イ・ジュヒ役(警察大学の教官)
コ・ジュン:ヨンチョン役(誘拐犯のボス)
イ・ホジョン:イ・ユンジョン役(誘拐された女子高生)
ペ・ユラム:ジェホ役(警察大学生)
チョジュン:グノ役(誘拐犯)
概要
韓国を代表する実力と人気を兼ねそろえたパク・ソジュンとカン・ハヌルがダブル主演を務め、大きな話題を呼んだ痛快アクション・エンターテイメント!
現場経験ゼロ、若さと情熱だけが武器という警察学校の学生が、無謀な実践捜査に乗り出す姿をコミカルかつアクション満載で描き、従来の警察映画とは一線を画した内容となっている。
共演は「劇場版 スリーデイズ 愛と正義」のパク・ハソン、「殺人の輪廻」のソン・ドンイルなど。監督・脚本は、新鋭キム・ジュファン。
観客動員数 550万人突破の大ヒットバディ映画。
この作品で、パク・ソジュンは「2017年度 第54回大鐘賞:新人男優賞」、「第37回韓国映画評論家協会賞:男子新人賞」、「第9回今年の映画賞:新人男優賞」など多数受賞した。
あらすじ
熱血漢で行動派のギジュン(パク・ソジュン)と原則原理を重視する頭脳派のヒヨル(カン・ハヌル)は、性格は正反対だが親友同士。
警察大学の同じ寮でともに暮らし、学問にトレーニングにと励む日々を2年送っていた。
そんなある日、二人は外出先で偶然拉致事件を目撃してしまう。
学校で学んだとおり警察に通報するも、別の誘拐事件と重なったり、証拠も不十分と捜査は一向に進まない。
成人女性の誘拐事件の生存率は事件発生から7時間以降がボーダーだが、緊迫した中で時間だけが過ぎていく。
焦った2人は自ら捜査に乗り出すのだが、予測不能な状況に出くわすこととなり……。
感想
面白かった!
まずはこの一言です。
扱われている事件自体は、臓器売買と同じくかなりダークな内容でした。
日本のドラマでも、同じようなものを扱ったものがあった気もするけど、さすがは韓国。
その事件の核心に降れるシーンの空気の重たさは別格です。
でも、全体的にはカラッとしたアクションコメディなので、暗い気持ちに押し潰されるなんてことはありません。
アクションシーンは満載だけど、ガスガスぶっさされて血みどろとか、銃で撃たれて脳ミソブッ飛ぶなんてグロいシーンはございませんのでご安心を。(前に見た「コインロッカーの女」のあの暗さに比べたら、気楽に見れます。)
でも、問題の深さとか、学生の立場という現実の厳しさはちゃんと描かれているので、考えさせられる部分もしっかりあります。
(画像提供元)https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=106993#1190831
そのバランスがよくて、終始飽きずに楽しめました。
強いて言うなら、誘拐された女性の身元を調べる辺りは一瞬「そんなことしてる場合か!」と思ったりもしましたが、あれは「青年らしさ」を楽しむべきシーンだったと後から思い直しました。
タイトルよろしく、まさに警察未満の2人が事件に挑む異色のバディ警察映画。
(画像提供元)https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=106993#1182344
半人前の学生2人が「助けを求めている人の力になりたい」という熱い気持ちを原動力に、学校で習った知識と技術を最大限に活かして難事件解決に挑みます。
当然カッコ悪いミスも連発しますが、それでも徐々に成長していく姿は引き込まれます。
(画像提供元)https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=106993#1197217
ネタバレっぽくなりますが、最後は自分の信念を貫くために進退をかけて2人が被害者を守ろうと立ち向かう姿も感動的でした。
また、合間合間の役者同士のコミカルなかけあいも面白い!
基本的にはまっすぐなんだけど、そこは今時の若者。
上でも少し書きましたが、自分の利益を優先して駆け引きしたり、誘惑に負けたりと若さゆえのリアルな姿もちょこちょこ見られるのも、この作品の魅力の一つです。
役者について
・パク・ソジュン
(画像提供元)https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=106993#1185660
私が大好きな役者さんの一人です。
恋する青年役も、ちょっと独特だけどイケてる社長役も、妹想いの超有名作家の役も、復帰をかけたスポーツマン役も、わけアリの朝鮮時代の剣士役も…彼の演じる役はみんな好きですが、今回の頭を使うより肉体派な熱血漢パク・ギジュンも良かったです。
すごーく分かりやすくて、かわいいところも沢山あって、それがとても自然でした。
ちなみに、彼があるシーンで警官に向かっていうセリフが「짭새(ポリ公)」。
警察のシンボルである독수리(鷲)を、잡새(すずめ)だと皮肉ったのがはじまりで、語頭が強めなため濃音になって「짭새」と発音します。
韓国語の「잡다(捕まえる)」の잡と잡새の잡をひっかけたことも、警官を짭새と呼ぶひとつのきっかけとなったようです。
・カン・ハヌル
(画像提供元)https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=106993#1185661
彼も大好きな役者さんです。
はじめて彼を見たときは、正直「世間で騒がれるほどイケメンなのか?」と思ったのですが、彼の演じる役柄を見るたびに、「素敵だ…。」とはまっていきました。
ちょっとした心の機微をとても上手に演じる役者さんですよね。
今回は頭はめちゃくちゃいいけど、神経質なカン・ヒヨル役をばっちり演じきっていました。
2人が親友になったきっかけや、徐々に学生から警察候補生としての自覚が芽生えていく様子など、とても自然でチャーミングにも描かれていて、違和感なく楽しめました。
あと…
余談ですが、2人の鍛え上げられた肉体も結構な割合で出てきます。
そんな2人の姿をみて、私改めて自分の好みの体型を知った気がしました。
細マッチョが好きなんですけど、今回の彼らの体型がすごく良かった!!
(画像提供元)https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=106993#1194056
(画像提供元)https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=106993#1194058
これ以上鍛えちゃうと、個人的にはお腹いっぱい。
「あれくらいの筋肉か、もう少し痩せてるくらいがベストだっ!」と一人盛り上がりました。
…すみません、ほんと余談です
・ソン・ドンイル
(画像提供元)https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=106993#1191641
名優ソン・ドンイルさんはヤン・ソンイル教授役で出演です。
悪役から味のあるお父さんまで幅広く演じられる方ですが、今回は好みの役を演じてくれてました。
生徒には厳しいけど、いざという時は彼らに分からないように援護してくれる。
現実の型にはまった世界を生きつつも、守るべき大事な線は越えさせない…理想的でバランスのいい人物を魅せてくれました。
・パク・ハソン
(画像提供元)https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=106993#1191643
女でも惚れちゃうくらいかっこいい鬼教官のイ・ジュヒ役でしたが(作品ではメデューサと言われてびびられてました)、厳しさのなかに優しさが隠れていて、しかも筋がいつも通っていて…素敵だった~!
男社会のなかで上に上がっていくために、色々苦労したんだろうなと勝手にイメージできてしまうあたり、役柄をしっかりつかめている証拠ですよね。
(画像提供元)https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=106993#1191642
本気で戦う生徒のためなら、自分も全力を出しきってくれる。
こんな人に認められる人間になりたいと思える女性を演じていました。
お顔は元々好きなんですけど、地味にかっこよかったです。
あと、コ・ジュンさんも顔だけでいったら何気にタイプでした。
(画像提供元)https://gamp.ameblo.jp/houshikun/entry-12361380254.html
仲間役だったら良かったなぁ。
でもラスボス役も似合ってました。
他にも、イ・ジョンヒョクさんなど「あ!あの人が出てる」という役者さんが沢山。
オクタゴンという韓国でも有名なクラブのシーンでは特別出演的に芸能人がけっこう出ていてそれも面白かったです。
あと、作品の主要人物のエンディングと本当のエンディングの間だにあるワンシーンも良かった。
感動もありますが、「成長しても、そこは可愛いなぁ。」とニヤニヤしてしまいました。
イケメンがみたいあなたも、アクションコメディを楽しみたいあなたも、韓国の闇の部分を感じたいあなたも、皆さんにお勧めの作品です!
日本ではドラマで今年放送されたようですが、どうなんだろう?
とりあえず興味がある方は、まずは映画からぜひ!
それでは今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう