好きな漫画で韓国語の会話表現を楽しく勉強
안녕하세요?
oulmoon입니다.
月末処理でバタついて、更新が遅くなってしまいました。
今回も早速本題です。
今回は漫画を使って、韓国語の会話表現などを勉強するレッスンのまとめです。
今回使うのは一昨年行った韓国旅行で購入してきた人気漫画「深夜食堂(심야식당)21」!
ずっと読んでいた20巻も読み終わりましたが、楽しく読めたので引き続きテキストのひとつとして「심야식당」を使っていきます。
日本語版と比較しつつ、韓国語に訳されることで出てくる面白さや違和感も楽しんでいます。
ネイティブからみたら「?」となる表現は日本人だと気付きにくい点もあるので、それも教えてもらいつつ…会話表現ならではの表現も紹介しています。
ちなみに発音は심야식당[심냐식땅]となりますよ。
さて、今回は第283夜のお話です。
今回に限らずですが、この作品のようにオムニバス形式の作品は韓国語では단편 얘기/단편 스토리といいます。
もちろん옴니버스(オムニバス)もあります!
今回は두릅 튀김
・두릅 タラの芽、タラの木の若葉
日本語だと「たらの芽の天ぷら」です。
韓国でも山菜は食べられるようですが、天ぷらではどうなんだろう?
子供の頃は天ぷら自体好きじゃなくて、天ぷらで一番楽しみなのはお芋だった気がします…。
外食で食べる時は、「はじかみ」が一番好きだったかも…。
「変わった子だ。」とか「外食しがいがない。」とか身内には言われたものですが、今なら大人たちの気持ちも分からなくもないかも。(せっかく外食しても素うどん食べたがるような子供だったし。)
まぁでも、子供の頃がそんな感じだったからこそ美味しいと思えるものが増えてくると、余計に幸せになれる瞬間も増えてラッキーな気もします。
たらの芽の天ぷらも、子供の頃は何が美味しいんだかって感じだったけど、今では好きなものの一つです。
今年はちゃんと食べる機会なかったけど、これを読んでいたら無性に食べたくなりました。
旬を感じさせてくれる食材の一つなので、せっかくなら時期がくるごとに楽しみたいですね。
さてさて、それでは本編を読んでいきますが、第283夜も画像無しです。
画像ありで気になった表現の部分だけあげるより、画像無しで文言を全部いれた方がニュアンスは伝わるかと思い…。
全部読んだ方が韓国語ならではの会話表現もより分かるし、それを自分で書いた方が私自身も復習になるなと思っています。
画がない分、見にくいかもしれないけど🤔
また、セリフなどが多くなる分、1話分を全部書き写すのは時間がかかるので、2回に分けております😅
第283夜(前半)に出てきた内容、単語、表現
※♪つきは擬音です
(갓 튀긴 두릅 튀김 그림)
마스터(독자를 향해): 올 겨울은 눈도 많이 오고 추웠지만, 마트에 봄채소들이 진열되어있는 걸 보면 이제 슬슬 봄이구나, 라는 느낌이 들어.
두릅 튀김은 3월이 되면 내놓는 우리 집 단골 메뉴지.
(갓 튀긴 두릅을 소금에 찍은 그림)
(두릅을 입에 넣는 그림)
바사삭🎵
마릴린: 봄이구나….
・봄채소 春野菜
・단골 메뉴지. 定番メニューだ。
日本語版では「うちの定番さ。」でした。
(揚げたてのタラの芽の天ぷらの絵)
マスター(読者に向けて)「今年の冬は雪も多く寒かったけど、そろそろ春だなぁって感じるよ。
スーパーにゃ春の野菜が並んでるからね。
タラの芽の天ぷら、三月になると出す店(うち)の定番サ。」
タラの芽の天ぷらにちょんちょんと塩をつけて、サクッとかむマリリン。
マリリン「春ねぇ……。」
마릴린: 머위, 두릅, 유채, 죽순, 햇감자, 봄양배추.
봄은 맛있는 것 천지라니까!
마스터: 마유미 씨랑 똑같은 소릴 하네.
충 씨: 그러고 보니 마릴린, 요새 살째 통통해진 것 같은데?
마릴린: 역시나?! 그렇죠? 조심해야겠네.
마스터: 애인은 오늘 어디 가고?
(두릅 튀김을 튀김 국물에 담그는 그림)
마릴린: 친구 결혼식 때문에 이와테에 내려갔어요.
(두릅 튀김을 먹으면서)
마릴린: 요즘 고향에 통 내려가질 못했으니, 오겠대요.
드르륵🎵
마스터(마음의소리): 어서오세요.
・머위 フキ(蕗)
日本語版では「ふきのとう」でした。
・유채 アブラナ
日本語版では「菜の花」でした。
・죽순 筍
・햇감자 新じゃがいも
日本語版では「新じゃが」でした。
・햇양배추 春キャベツ
・천지 極めて多い
日本語版では「いっぱい」でした。
マリリン「蕗とう、タラの芽、菜の花、たけのこ、新じゃが、春キャベツ。春はおいしいものがいっぱい!」
マスター「まゆみちゃんと同じこといってらぁ。」
忠さん「マリリン、そういえばこの頃ちょっとぽっちゃりしたんじゃねえか?」
マリリン「やっぱり!?そうよね、気を付けなきゃ。」
マスター「今日はキミトシくん(彼氏)どうしたんだい?」
(熱々のタラの芽の天ぷらを天つゆにつける絵)
マリリン「友達の結婚式で岩手に帰ってる。」
(大きな口でタラの芽を食べながら)
マリリン「ここんとこ地元に帰ってなかったからちょっとゆっくりしてくるって。」
ガラッ🎵(お客さんが入ってくる)
マスター「いらっしゃい。」
(단골 손님과 외국인 남성)
단골 손님: 골든가 안내판 앞에 멍~ 하니 서있길래 데려왔지.
이쪽은 에릭, 스웨덴에서 왔대.
충 씨: 요즘 외국인이 부쩍 많아졌어,
마릴린: 우훗, 미남이데.
에릭: 마릴린?
(놀라는 마릴린)
마릴린: ?!
충 씨: 뭐야, 마릴린. 아는 사이야?
마릴린: 아뇨.
마스터: 어떻게 알고 있는 거지? 마릴린을.
・골든가 ゴールデン街
・부쩍 ぐっと、めっきり、とみに、うんと
(常連の男性と外国人のお客さん)
常連さん「ゴールデン街の案内板の前でボーゼンとひてたから連れてきたんだ。
エリック、スウェーデンから来たんだって。」
忠さん「最近増えたよな、外国人。」
マリリン「うふ、イケメンね。」
エリック「マリリン!?」
マリリン「!?」
忠さん「なんだいマリリン、知り合いかい。」
マリリン「(首を振って)ううん。」
マスター「なんで知ってんだい?マリリンのこと。」
마스터(독자를 향해): 내 말이 통한 건지 어떤 건지는 모르겠지만, 그가 주머니에서 이 사진을 꺼냈다.
마스터(마음의소리): 작년에 일본에 왔던 친구가 하나조노 뉴 아트(스트립쇼 극장)에서 찍은 폴라이드 사진이라고 했다.
(상반신 알몸으로 피스하고 있는 마릴린의 사진)
단골 손님: 그 사진을 보고 그 먼 스웨덴에서 마릴린을 만나러 온 거야? 고생했네.
에릭: 뉴 아트, 없다.
마릴린: 미안해, 지금은 이케구쿠로에 있는 극장에 나가고 있거든.
에릭: 이케부쿠로?
충 씨: 내일 갈 거면 데려다줄까?
마스터(마음의소리): 영어도 할 줄 아는 마릴린이 통역해주자 에릭이 어찌나 기뻐하던지.
손짓발짓이 난무하는 국제 교류.
아주 신바람이 났더라고.
(웃는 마릴린, 충 씨, 에릭.
충 씨와 에릭은 악수하고 있다.)
・손짓발짓이 난무하는 (直訳)手振りが飛び交う → ジェスチャーが飛び交う
日本語版では「身振り手振りの」でした。
・난무하다 飛び交う
めちゃくちゃ行き来する感じです。
・신바람이 났더라고. 浮かれてたんだ。
日本語版では「盛り上がってたな。」でした。
マスター(読者に向けて):オレの言葉が通じたかわかんないが、彼(エリック)がポケットからこの写真を出す。
(上半身裸でピースしているマリリンの写真)
マスター(読者に向けて):去年、日本に来た友達が花園ニューアート(ストリップ劇場)で撮ったポラロイド写真だそうだ。
常連さん「その写真を見てはるばるスウェーデンからマリリンに会いに来たのかい。ご苦労なこった。」
エリック「ニューアート、イナイ。」
マリリン「ゴメンね。今、池袋の劇場に出てんのよ。」
エリック「イケブクロ?」
忠さん「明日行くなら連れてってやろうか?」
マスター(心の声):英語もしゃべれるマリリンが通訳すると、エリック喜んじゃってサ。
あとは身振り手振りの国際交流サ。
ずいぶん盛り上がってたな。」
(카메라로 찍을 자세를 취하는 마스터)
마스터: 자, 치즈.
찰칵🎵
(4명(마릴린, 충 씨, 에릭, 단골 손님)이 웃는 사진)
・ここで気になった単語や表現はなし!
(カメラを構えて)
マスター「ハイ、チーズ。」
カシャッ🎵
四人揃って最高の笑顔で写真に写っています。
さてさて。
今回はキリのいいところで切ったので、短めでした。
それにしても、写真をみただけでマリリンに会いにスウェーデンからやってくるとは…。
旅行とはいえすごい行動力!
恋におちたら動かずにはいられないってやつでしょうか。(恋って病気の一種ともいいますし。)
惚れられる方もこれだけ情熱的だと嬉しいかも…と思ったけど、これってあくまで相手が好みのタイプだった時だけですよね。
昔ならいざ知らず、今なら下手したらストーカー扱いになっちゃいそう。
まぁ、今回は超肉食女子のマリリンと念願かなって憧れの人に会えたエリックの二人ですからね。
後半は色々怪しい展開へ進みますが、お楽しみに!
基本的に方言や、日本語をそのまま訳しているので分かりにくい部分もありますが、会話表現として触れるにはいい作品だと思います。
画像を載せていないので、表現的に分かりにくかったらごめんなさい。
ちゃんと表情とかニュアンスも知りたい方は、日本語版だけでもぜひ購入してみてくださいませ。
本当は、興味のある方は是非韓国語版も手に取っていただきたいのですが🤔
ストイックな勉強に飽きたら、自分の好きな分野の単語や表現から楽しく覚えるのも長続きのコツです!
そこから韓国の文化や歴史などまで分かることも多いですし。
楽しみながらレベルアップしていきましょう!
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう