안녕하세요?
CS放送の韓国の番組をいくつか見られるよう契約をしているのですが、基本的に録画して見ています。
リアルタイムで見れないものが多いのもあるけど、何度も繰りかえし見て聞いて、勉強としても役立つからです。
なんて・・・計画的に見ているような感じを出していますが、実際には見るスピードと録り溜めるスピードには差が・・・
特にドラマは一度リズムを崩すと最終話まで溜まったまま放置されることも・・・
今も何作か見ていないものがあるのですが、これではいかんと休みの日に一気見しています。
先日も1日に10話近く見たのがこれ
「月桂樹(ウォルゲス)洋服店の紳士たち (월계수 양복점 신사들) 」
好きな役者さんが多かったので見始めましたが、30話くらいからついていけなくなり放置状態に。
ご存知の方も多いでしょうが、韓国のドラマはCMなしで70分とか普通です。
しかも週に2日連続放送も普通です。
日本だと週1で60分放送でも、CMを挿めば実質45分なので、1回分でも量が半端ない。ついでにいうと「がっつり見た感」も半端ない。
週1放送で「短編ドラマ」もありますが、それでも16話が普通です。(たまに1回だけとか2回だけの本当の短編もありますが)
この월계수 양복점 신사들も週に2回の放送で54話(当初50話の予定でしたが、編集の都合か日本放送は54話)でした。
20話以上残していたので、さすがにあせって最近は少しずつ見進めていましたが、休日を2日利用して50話まで見終わりました。
まぁ、この辺まで来ると、ドラマ内での問題もだいぶ解決してきて楽しく一気に見れるので気持ちも楽です。
でも、久しぶりにドラマを一気に見て気づいたことがありました。
前に比べて、音だけで理解できる内容が増えている!!
極力、訳は見ないようにしていますが、2016年の本放送当時はやっぱり訳を頼りにしていたし、こんなにすんなり聞き取れていなかったのでちょっと感動。
勿論、役者さんの発音が聞き取りやすいとか、ドラマは音をきれいに処理しているので分かりやすいのも大きいと思います。
まだまだ勉強が必要ですが、画面見なくても分かるくらいになれるよう頑張ります。
韓国の結納「함(ハム)」とはどんな風習?
韓国大衆ドラマ(日常を舞台にした)を見ていていいなぁと思うのは、韓国の風習(풍습)なども楽しく学べるとことです。
今回월계수 양복점 신사들で、以前ブログで少し触れた「結婚にまつわる風習」を見ることができてどんな感じかより理解できました。
日本では結婚前に「結納」がありますが、韓国にもあります。
それが「ハム(함)」です。
日本では両家がそろって、新婦に結納品をおくるので基本的に他人が介入することはありませんが、韓国は違います。
婚礼の前夜に新郎の家から結納品をいれた木箱(ハム(函)=함)を送るのですが、それを担いで持参するのが新郎の友人(ハムジンアビ)です。
そのことをすっかり忘れていて、ドラマの中で현우(ヒョヌ)さん演じるカン・テヤンが彼女に「今日は結納があるから夜は電話に出られないかも」と言うシーンに「なんで友人に関係があるの?」と一瞬思ってしまいました
基本的に友人数人で一緒に新婦の家の前まで行き、「함사시오(=사세요)(ハム(函) を買ってください)」と叫びながらハム(函)を届けに来たのを知らせます。
(入り口でお金を受け取り玄関から先に進みますが、簡単には木箱は渡しません)
(「ここから先進むには、さっき受け取った金額では足りない」と座りこんでしまいます)
(함を担ぐ人はするめのおめんをつけていて独特です)
(受け取ったら、友人の一人が持っているフクベを割ります)
新婦の家では彼らに念入りしてもてなすために餅と御馳走を準備します。
このお餅は上に栗1つとナツメグがいくつか載っているのですが、これは子孫繁栄を祈願してのものだそうです。(特に栗は1つしかないので花嫁さんしか食べられないとか)
(お母さん役の김영애(キム・ヨンエ)さん。このドラマが遺作になりました。大好きな女優さんだったので残念です)
最初のころは、そのまま受け渡していましたが、徐々にタダでは함を渡さないものに変っていったようです。
心づけをねだって、ひとしきり騒いでいたずらしてようやく함を渡す行事に発展していったとか。(最近は近所迷惑とか悪戯が度を過ぎてトラブルがおきることもあるようです)
以前レッスンで説明を受けた時にいくつか画像を見ただけでは、愛あるからかいというか、心温まる風習だということがいまいち分かっていませんでした。
夜に来ることが多いので、「騒がれると近所迷惑だろう」とか、「廃れるのもわからなくもない」とか。
私の先生は「ドラマを見るなら一番見て欲しいのは韓国の日常がよく出てくるドラマを見て欲しい」と常々言われるのですが改めてその意味が分かった気がしたシーンでした。
私がこうして書いていても、多分私がレッスンを受けていた時のように、イマイチピンと来ない方も多いかも。
ご興味のある方は是非見てみてください。(DVDも出ているようですし、ネットやCSなどの再放送などでもあるかも?)
録り溜めていたドラマもあと数話。
ここまでくると終わりに向けた寂しさが大きいですが、最後まで楽しく勉強もかねて見届けます!
では、今回はここまで。
今日も長々見てくださってありがとうございます!