안녕하세요?
oulmoon입니다.
今回は韓国映画のご紹介です。
録画したのを見はじめて、「あ、これ見たことあるかも」とは思いましたが、チソンさんが大好きなので気にせず再視聴。
久々にみて「なるほど、確かに年齢制限出る作品だわ」と改めて感じる部分もありますが、ちょっとエッチなラブコメって感じで最後まで楽しみました。
韓国映画「マイPSパートナー(나의 PS 파트너)」
(画像提供元)https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=69771#832496
▼参考にどうぞ
나의 PS 파트너(ナムウィキ) → ★
나의 PS 파트너(Daum) → ★
原題:나의 PS 파트너
公開日
韓国:2012年12月6日
日本:2013年4月27日
上映時間:114分
R18+指定
ジャンル:コメディ、ラブロマンス
監督:ビョン・ソンヒョン
出演:チソン、キム・アジュン、シン・ソユル、カン・ギョンジュン、キム・ソンオ、ムン・ジユン
【概要】
恋愛やセックスにおける男女の本音がつづられるちょっぴり大人のリアルな恋愛事情を描いたラブコメディー。
(画像提供元)https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=69771#840707
監督は、映画「青春とビート、そして秘密のビデオ」などで注目を浴びるビョン・ソンヒョン。
主演は映画「宿命」やドラマ「ボスを守れ」「ロイヤルファミリー」「キルミーヒルミー」などで人気のチソンと映画「美女はつらいの(カンナさん大成功です!)」以来6年ぶりに韓国映画に復帰したキム・アジュン。
一本の間違い電話から始まった会話やセックスを通して、愛情を育む主人公の男女を好演している。
特にチソンはこれまでの爽やかで誠実な役どころが多かったイメージを一新。鍛えあげられた肉体とラブシーンで男らしさが垣間見れる反面、別れた元カノのことを忘れられないウジウジしたダメ男を演じ、新たな魅力を引き出している。
韓国で180万人を動員するスマッシュヒットを記録した作品。
【あらすじ】
シンガーソングライターを夢見ていたヒョンスン(チソン)は、7年も付き合っていた恋人にふられ、3か月近く失恋の痛手から癒えずにいた。
そんな彼のもとに、ある日突然かかってきた見知らぬ番号からの電話。
電話の相手の女性は甘い声でヒョンスンを誘惑し、PS(テレフォンセックス)をはじめだすが、ヒョンスンもついそれにのってしまう。
事が終わり、PS専門のテレクラか何かと確認するヒョンスンだが、実はその電話は彼氏とのマンネリな関係を解消しようとサプライズで大胆な行動にでたユンジョン(キム・アジュン)の間違い電話だった。
事実に気づいて慌てて電話を切るユンジョンだが、ひょんなことからその後も電話で話をする関係になる。
お互いの顔を知らないということがお互いを素直にさせ、何でも話せる心地のよい関係を築きはじめた2人。
だが、あるきっかけで直接会ってみることになり…。
【感想】
ありのままに観るのがお勧め
最初からあり得ない設定なのに、2人の出会いかたに違和感を感じず入り込めた作品でした。
もっと正確に言うと、間違えてテレフォンセックスしちゃったとしても、そこから発展はないだろうというのが現実という気がしますが、そこをすんなり飛び越えてくれた感じです。
その反面、後半にある結婚式のシーンは、「こんなにうまくいく?」と正直感じましたけど。
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上でも書いた通り、最初からエロトークがんがんしてるし、心の準備ができる前にビックリなシーンなどもあり、「さすが韓国」って表現がいっぱいでした。
R-18指定だということを知っていて見たら「それほどでもない」と感じるし、知らないで見たら驚くレベルかな。
でも、「年齢制限がある作品なんて」と最初から拒否するのは勿体ないと思う作品です。
正直、顔も見れない相手と恋に落ちて最後まで結ばれるなんて、ほぼ無理だと思います。
もちろん「人柄に惚れてるから見た目なんて」という次元とは違う意味で。
人は想像力の塊だから、良くも悪くも色んなことを想像してしまう。
それで恋に落ちるのなら、それは本人に恋しているのではなく、妄想に恋しているということ。
事実、この映画の中でも2人は出会い、改めて恋に落ちます。
そこがまたリアルを感じさせる。
そしてその上で、そここら二転三転するのが韓国映画!
年頃のリアルな男女の悩みから、すんなりとハッピーエンドにはなりません。
この展開と演技力の高い役者たちの共演によって、「たしかに現実だとそうなっちゃうか」とか「いやー、それはダメでしょ!」なんて!ついつい気持ちが揺さぶられるシーンもいくつかありました。
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大人の恋愛や色気を求めている人には子供っぽく見える作品かもしれないし、コテコテのラブコメを期待する人には性的な部分がリアルで目をそらしてしまう作品かもしれません。
でも、世の中に山のようにある「常識」といわれるものを問われているようなシーンも沢山あり、わたしはその部分を見るたびに、自分が恋愛するにあたって何を大事にしたいのか考えさせられることも多かったです。
「年齢制限」を理由に、見るのをやめたり、型にはめて「思ったほどじゃなかった」というには勿体ない作品だと思いました。
役者について
★チソンさん
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チソンさん、大好きです。
見た目も好きなんだけど、声も好き。
しかも私がオッパ(오빠)と呼べる年齢の、数少ない役者さん(年齢関係なく素敵な人は오빠って呼んじゃうけどね!)
これまで見てきたドラマや映画でも様々な人物をしっかりと演じきっている実力派の役者さんな上に、プライベートでもとっても幸せそう。
役者よ良し悪しにプライベートは関係ないというのも分かるけど、それでもご家族との素敵なニュースを聞くたびに、ほんわかさせてくれる人です。
今回の作品では、三枚目でダメ男っぷりもわかりやすい役柄でしたが、とても愛らしく演じられていました。
そしてユンジョンと日々を積み重ねることで、次第に言動が男らしく変わっていく様子も素敵でした。
役柄の彼としては意識していないんだろうけど、ユンジョンの魅力をしっかりと理解し、それに気づいていない彼女にまっすぐに伝える彼の姿。
その変化に、「さすがチソンさん」と素直に感じました。
逆に言うと、ダメ男なのに体も最初からしっかり出来上がってるし、カッコ良すぎな感じも否めませんが。
見た目ももっとダメダメで、心の成長と共に徐々にイケメン度が増していく方がよかった気もしますけどね。
でも多くの女子の期待を逆算しての製作側の意図かもしれないし、そこは理解できます。
それに、何よりドラマや映画で主役を演じるような、第一線で活躍している俳優が、こんな映画に挑戦するというのはすごいなと。
これまでのイメージを壊したかったのかもしれませんが、それが戦略なら大成功だと思います。
この後の作品でも、様々な役柄に挑戦して評価を得ていることからも、やはり覚悟を決めてトライするのは大事だなと勉強にもなりました。
★キム・アジュンさん
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この人も好き女優さんです。
同じ女性としてもとっても色っぽくて美しい。
映画の設定もそうですが、その完璧な容姿に惚れ惚れしました。
でも、映画のなかでは、そんな完璧な女性なのに恋愛では敗北者。
彼に愛されたくて、ちょっとしたことで一喜一憂してしまう可愛い女子。
一見、みんなとは違うように見えて、みんなと同じように恋に振り回されている姿を見事に演じているからこそ、共感させられるんだなと感じました。
★シン・ソユルさん
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彼女の女優魂には、見る作品ごとに驚かされます。
今回もポーンと脱いじゃうあたり、びっくりでした。
この作品へのインタビューで、「脱ぐことに躊躇はなかった」と答えている彼女ですが、あまりの自然さに、勿体ぶらない感じに、改めて「演じる覚悟」を持っている人なんだと伝わってきました。
これまでもドラマや映画でその姿を何度もみていますが、これからも楽しみな女優さんです。
★キム・ソンオさん
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この人も!大好きな役者さんの1人です!
初めて彼の存在を認識したのは「シークレット・ガーデン」ですが、その時の弱々しい印象でしたが…。
その後に見る作品、作品で、ものの見事に別人を演じ分けてくれる素晴らしい役者さんです。
今回も「わー、こういうダメ男いるわー」という役柄をしっかりと演じています。
現実にこんな人がいたら、「しょうがない人だな」と流すか、そもそも関わりそうにないタイプのキャラクターではありますが、作品に独自の色をつけてくれています。
他にも、韓国ドラマや映画好きなら「あ!」と気づく役者さんがずらずらと登場しています。
個人的には故シン・ヘチョルさんが出演されていたのにびっくりでした。
初めてこの作品を見たときは気付かなかった!
会わないほうが本当のことを言えるのは真理
ちょっと上で書いたことと、ある意味逆のことを書くことになりますが…。
出会ってからの2人の様子からも、どんな人物か知らないからこそ素直になれるというのは真理だと思います。
人は、ありのままの自分を受け止めてくれる相手を求める生き物。
だからこそ、最初は声だけで知り合い、そこから飾らない本音が言える関係になり、さらに深い付き合いになっていく2人の恋愛過程は面白かったです。
ただ、個人的にはとても魅力的だと感じる主演のお二人ですが、実は「2人の見た目」が作品のマイナスになったと感じなくもありませんでした。
見た目はどんなにいまいちでも、そこに関係なく相手を愛する2人だからこそ、この作品に意味も生まれる気がしたんです。
そういう意味では、それぞれの恋人より魅力的な主演2人というのはどうかなとも感じました。
真理を元に、本当の自分を見せられる関係性、真っ直ぐに相手を愛せる存在とは…ということがテーマならちょっとずれたかなと。
多分「こんな出会いかたでも、お互いを成長させ、お互いに大切な存在になるってことがあり得る」というテーマで作られたなら、そこは重要じゃないかもしれませんが。
(画像提供元)https://movie.daum.net/moviedb/photoviewer?id=69771#828675
ちょっと否定的なことも書きましたが、個人的には総合して好きな作品でした。
所謂ラブコメではありますが、色々な要素を持った作品です。
軽妙でストレートなセリフが独特だし、チソンさんがユンジョンのために作った歌も作品をなかなか際どくて特徴あります。
興味のある方は是日ご覧くださいませ!
他人と一緒だと、気まずくなっちゃうこともあるかもなので、まずは1人の時に見てみるのがいいかも?!
▼参考までに
チソン&キム・アジュンが19禁映画「マイPSパートナー」に出演した理由とは?(Kstyle)
では、今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう