韓国語を学びながら、日本語の面白さも再認識する
안녕하세요?
oulmoonです。
今日から仕事始めの方も多いのでは?
かくいう私もその一人です。
今年度いっぱいで今の職場は変わろうと思っているので、そろそろ引き継ぎの準備なども意識しておかないといけないかも。
例年以上にこの3ヶ月はバタバタしそうですが、韓国語はマイペースに進めていきます!
さて、今回はEBSでラジオ放送されている「楽しい日本語」を使ったレッスンのまとめです。
日本語を勉強している韓国人のための教材なので、日本で売られているテキストとはまた違って面白いです。
無理矢理日本語に合わせていることもあるので、注意が必要な反面面白さもあります。
今回ご紹介するコーナーは、第4課のキーワードである「買い物」関連について書かれた「読む力」です。
基本的に日本について紹介することの多いテキストですが、今回は世界的にも共通する部分が多い内容かもしれませんね。
この「読む力」は基本的に長いので、「読む力」と一緒に「書く力」もつくので結構楽しいです。
日本語を直訳で韓国語にしている分、たまに「なんか違う」と思うこともありますが、今回もテキスト内に出てきて気になった単語や表現、「こんなのもあるよ」というものも含めてご紹介していきます。
第2課「読む力」 買い物依存症の克服法
買い物は生活になくてはならない行為ですが、物によっては「必要ないのについつい買ってしまう」という人も結構いるかも。
私もお菓子とかつい買ってしまう傾向が…。
せっかくなのでこれから出てくるテキストの日本語を自分で韓国語にしてみましょう!
まずは日本語の文章を自分で韓国語にしてみると、難しさ倍増です!
答え合わせもかねて、韓国語の文書を読むと意訳の面白さや難しさもより分かります。
第4課「読む力」に出てきた単語、表現など
※出ている単語が全て日本語の意味として適切というわけではないので、最後まで読んだ上で、違いなどを感じてもらえると嬉しいです。
Words:日本語単体に対して訳された単語
・依存症 의존증
・平常心 평상심, 평소와 다르지 않은 평온한 마음
※先生からの+αにて
・利便性 편리성, 편의성
・積立預金 적금
・抑える 누르다, 억제하다
※先生からの+αにて
・浪費 낭비
・捉える 파악하다, 받아들이다
・衝動買い 충동구매
・成り立つ 성립하다
・潤う 윤택해지다, 풍부해지다
※先生からの+αにて
・ツール(tool) 두구
・見直す 다시 보다, 재점토하다
上の単語は、単語そのものとして紹介しているので、文章にするときは異なる表現になることが多いです。
自分で日本語にして見るときは、そこも意識しながら試してみてください。
本文中にのみ出てきた表現(上のWordsに出てきた以外の韓国語表現)
※マーカーしてあるものもWordsと同じものはあげていません
・買い物依存症 쇼핑 중독
・頭がいっぱいで 머리가 가득 차(서)
・習慣を身につけること 습관을 들일 것
※先生からの+αにて
・積立預金 정기 적금
・癖をつける 버릇을 들이다
・買い物が多い 쇼핑이 잦다
※先生からの+αにて
・思いきって 과감히
※先生からの+αにて
・ものの作り手、売り手 물건을 만드는 이,파는 이
※先生からの+αにて
先生からの+α
・平常心
テキストでは日本語にあわせて평상심としてありますが、韓国語として考えると不自然です。
同じ意味で使うなら평정심(平静心)です。
・習慣を身につける
・癖をつける
습관을 들이다
버릇을 들이다
どちらもセット表現です
버릇は「癖」だけでなく「習慣」として使うこともあります
・買い物が多い
쇼핑이 잦다
잦다はあまり良いことには使いません。
また、連体形でよく使われます。
잦은 스트레스,잦은 사고など
固い表現ですが、쓰기などのテストでよく出てきます。
・思いきって
과감히 果敢に → 思いきって
이 물건을 안 쓰니까 과감히 버리다. これは使わないから思い切って捨てる。
・抑える
以下、どちらも使えます。
누르다 上から抑える、潰す
억제하다 コントロールする
▲イメージとしての違いはこんな感じです
感情を抑える 감정을 누르다, 감정을 억제하다
他によく使うのは감정을 억누르다
こちらもコントロールする感じです。
また「自制する」という意味で자제하다もあります。
마음을 자제하다
自ら制するというニュアンスなので、「お酒を控える」などという時にはこちらを使います
(○)술을 자제하다
(✕)술을 억제하다
同じニュアンスなら술을 멀리다もあります。
・捉える
받아들이다 受け入れる、取り入れる、聞き入れる
→ (ここでは)とらえる、見なす
テキストには파악하다もありますが、「把握する」という意味からきているので、ここでは適しません。
・ものの作り「手」
「ものの作り手」「売り手」で「이」が使われていますが、ここでは「사람」のこと。
これは書き言葉でのみ使われます。
会話でなら「것」や、そのまま「사람」
・潤う
今回のような意味での「潤う」ならテキストにはあるもので問題ありませんが、「髪の毛が潤う」などという時は異なります。
욘기가 나다, 욘기가 살리다 (髪が)潤う
潤っている状態の時は욘기가 있다
今回は、読んでみると「克服法」以外の部分で気になる表現がたくさん出てきたコーナーでした。
日本語にあわせている分、ネイティブの方が読んだら不自然な部分もあったのですが、逆にレベルの高い方だとその違いを理解した上で「あえてこうしたんだな」って思うのかしら?
先生的には「勘違いしてしまう」と不評でしたが。
いつものようにテキストにあった韓国語の訳文も以下に載せます。
上で指摘したように不自然な表現もあるので、参考程度に確認してください。
では、短めですが今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう