안녕하세요?
oulmoonです。
先週ご紹介した韓国映画「MASTER マスター(原題:마스터)
賛否両論ある作品ではありますが、今回もこの映画のことを知りながら楽しく韓国語を勉強していきましょう!
韓国映画「마스터(MASTER マスター)」
監督: チョ・ウィソク
キャスト: イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビン、オム・ジウォン
韓国劇場公開: 2016年12月21日
日本劇場公開: 2017年11月10日
ジャンル: 犯罪、アクション
上映時間: 143分
韓国総動員数715万人を超えるなかなかのヒット作です。
日本語での概要やあらすじなどはこちら
この騙しあいの勝者は誰だ?!韓国映画「MASTER マスター(原題:마스터)を観ました♪ → ★
今回は前回に引き続き、映画に関連する単語や表現をご紹介します!
内容的にネタバレにはならないはずですのでご安心を
今回テキストとして使用したのはこちら
마스터(韓国のWikipedia) → ★
前半部分の単語や表現まとめはこちら
韓国映画で楽しく勉強!クライムアクション映画「마스터 Master(マスター)」から表現あれこれ№1 →
今回は「5.평가(評価)」からです。
普段はここの部分はあまりみないのですが、表現など面白かったのでピックアップしてみました。
평가:評価
★★★☆
굳이 현실과 연관하지 않아도 흥미롭게 볼 수 있는
-허남웅-
・굳이 あえて、強いて
・-과/와 연관하지 않아도 ~と関連させなくても
★★☆
허공에서 공회전하는 오락영화
-이예지-
・허공 虚空、空中、宙
・공회전하다 空回りする
(直訳)空中で空回りしている娯楽映画
要は面白くない、じたばたしてる感をぬぐえない的な感じですね。
★★★
정의를 실현하는 백마 탄 초인을 믿다니, 얼마나 순진한가‘
-황진미-
・백마 白馬
・초인 超人
・순진하다 純粋だ
映画の中のカン・ドンウォン演じる刑事のような正義の味方は実際にはいないということを、皮肉っぽく書いてますね。
★★★
걷어내기의 미덕이 무척 아쉬운.
-정지혜-
・걷어내다 取り除く
・미덕 美徳
・걷어내기의 미덕 取り除くことの美徳
つまり、「蛇足な部分が多くて勿体無い」ということです。
★★★
이병헌의 1대 100
-이주현-
イ・ビョンホン一人に対して100が値するということで、彼の存在感が大きいことを表しているようです。
★★☆
사족이 너무 길다
-김성훈-
・사족 蛇足
こちらも「要らない部分が多すぎる」という意味です。
★★★
지금, 이 영화가 그리도 공들여 만들어낸 ‘건국 이래 최대 게이트’는 무척이나 김빠져 보인다
-한동원-
・공들여 만들어내다 心血を注いで作る
공(을) 들이다 心血を注ぐ、精魂込める
・김빠지다 興ざめする、気が抜ける
同じような表現でよく使われるのは
김빠진 맥주 気の抜けたビール
気が抜けたビールほど興ざめするものはないということで、間接的に使われることもあります。
★★☆
여러 답들을 모아 쓴 오답
-이용철-
・오답 誤答
「様々な正解を寄せ集めて書いた誤答」
つまりは「面白いものをこれでもかと寄せ集めて、結局出来たものは面白くない」ということを表しています。
★★☆
알짜배기 100분과 군더더기 42분
-박평식-
・알짜배기 粒よりのもの、選り抜き、メイン
・군더더기 蛇足、余計なもの
要約すると「100分で良かったのに」ということですね。
★★★
16부작 미니시리즈를 한 자리에서 본 기분
-김혜리-
・16부작 16部作 → ドラマ16話分
韓国の短めのドラマが16話なので、そのことを言っています。
ワンクールのドラマを1度に見た感じ=ぎゅっと内容がつまっている、ということで、この人はポジティブに評価しています。
皮肉的に「詰め込みすぎ」と、とれなくもないですが…。
흥행과는 별개로 평가 자체는 무난하거나 아쉽다는 의견이 대다수.
이럴 줄 알고 식의 뒤통수 전개를 남발해서 중반부터 지치게 된다.
씨네21 평론가 평점은 5.57점으로 대체로 평론가들은 5 ~ 6점 대 점수를 주었다.
박평식 평론가는 “알짜배기 100분과 군더더기 42분”라는 말과 함께 5점을 주었고, 이동진은 무비썸에서 이 영화를 두고 잔재미를 주려다가 큰 재미를 놓친 영화, 중반부터 다시 동력을 끌어올리려는 스토리로 인해 반복되는 이야기구조를 보는 느낌이라며 별 두 개 반을 주었다.
영화 포스터가 다소 마초적인 분위기를 담고 있어 거부감을 주지만 또 서로간 취향이 갈리는 듯하다.
・흥행과는 별개로 興行とは別に
・이럴 줄 알고 식의 (直訳)こうなると分かる式の
→ 予想できる流れ
・뒤통수 전개 (直訳)後頭部の展開
これだけだと「何のこと?」と思う人が多いかもしれませんが、これは以下の表現からきています
뒤통수를 치다 (直訳)後頭部をたたく
→ ハッとする、どんでん返しがある
後頭部を叩かれてビックリしたりハッとする時って、大抵予想外でビックリすることからきています。
つまりここの이럴 줄 알고 식의 뒤통수 전개というのは「予想を反した展開」ということです。
・남발하다 乱発する
・지치게 되다 疲れさせる、疲れる
どんでん返しを繰り返すことで、中盤ですでに見る側を疲れさせてしまったと言っています。
・잔재미 細々した楽しみ
これは正しい形は잔 재미
잔は잘다(細かい、細々する)からきています。
意訳すると「所々に面白みを散りばめたあまりに、大きな面白みを逃した」という感じです。
・동력을 끌어올리다 (直訳)動力を引き上げる → 面白さを引き上げようとする、面白くしようとする
・마초적 マッチョ的
ここでいう「マッチョ」はいわゆる筋肉隆々というよりは、男らしさが全面に出ているという広いイメージです
・거부감 拒否感
ここでは意訳的に「違和感」としたほうが自然です
・서로간 双方間
ここでの意味は「それぞれ」「各々」という意味で서로간を使ったようですが、각자や각각などの方が自然です。
・갖자 취향이 갈리다 各々好みが分かれる
= 호불호가 걸리다
1,000万人には届かなかったものの、なかなかの観客動員数だったわりには評価が低いですね。
でもここに書かれている評価も納得する部分はいくつかありました。
日本語での作品紹介でも少し書きましたが、一言で言うとハリウッド映画みたいなんですもん。
面白いシーンやドキドキのシーンも沢山だけど、お腹が一杯すぎて全てをしっかり味わえたかというと、難しいかも?
でも人口が約5,000万人の国で、リピーターがいるとはいえ「700万人越え」っていうだけでもすごいですけどね。
前評判より内容的にはイマイチでも、途中までは観客数が順調に伸びていた理由は、このあとに続きます…が!
一気にWikipediaはまとめきろうかと思いましたが、実際にやってみたら結構な量になってしまいました。
一度に詰め込みすぎるのもよくないので、残りは明日に続けます。
というわけで、今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また、よろしくお願いします