안녕하세요?
oulmoonです。
GWいかがお過ごしですか?
「普通に仕事だよ!」って皆様、お仕事お疲れさまです!
でも「世間がお休みのなか、大変だなぁ」と思う反面、さすがに10連休もあると会社に出たくなってしまいませんか?
これって私だけ?
もしくは日本人ならでは?
連休に韓国に行くわけでもなし、特にやりたいことがあるわけでもなし…。
こんな私ですが、「時間を無駄にした」とは思いたくありません。
この際だから、ここしばらくまとめたいと思っていた基本の発音に関する資料でも作ろうかと思ってます
まぁ、予定があってもなくても平成もあと2日です!
あなたも有意義に過ごしてくださいね
韓国語の慣用句を1日1つ覚えてみる
さてさて、今回の本題でえる慣用句表現です。
慣用句も沢山あって1度に覚えるのはたいへんですが、1日1個覚えれば1年で365個覚えられます!
今回も引き続き【足】の慣用句です。
例文は、慣用句を辞書やテキスト等からピックアップして、そこから自分で作文しています。
不自然なものは先生に添削してもらい、使わないものなどは実際に使うものをあげています。
先生いわく「自分で作ってこそ違いもわかり、実力もつく」そうです。
正しくチェックしてくれる人が必要なのが難点ですが。
日本語にある慣用句から韓国語に訳したものは
タイトルが
「日本語 → 韓国語」
その逆は
「韓国語 → 日本語」
となっています。
【慣用句】(足にまつわる表現)
・발(이) 뜸하다 → 足が遠のく、行き来しない
辞書には발(이) 뜨다でありましたが、こちらは使いません。
뜸하다 まばらだ、とだえている
ポツポツと間があいているニュアンスです。
※注意!
この表現は行かなくなった本人は使いません。
使うのはお店などの「迎える側」です。
(例文)
あのお客さんは以前はよく来てたのに、ご無沙汰だ。
그 손님은 예전에는 많이 왔는데 요즘은 발이 뜸해진다.
※今の状況を表す表現なので過去形にはなりません。
もし過去形で表現するときは以下のような場合
昔はお客さんがいなかったのに、最近は沢山きます(=繁盛しています)。
예날에는 손님이 발이 뜸했는데 지금은 많이 와요.
またお客さんの立場で言うなら…
あのカフェは昔はよく行ったのに、引っ越ししてから全く行かなくなった。
그 카페는 옛날에는 잘 갔는데 이사한 후엔 전혀 안 가게 됐다.
・발(이) 묶이다 → 足止めをくう
(例文)
春は電車遅延で足止めをくうことが多いから、いつもより早めに家を出るようにしている。
봄은 전철 지연으로 발이 묶이는 일이 많기 때문에, 평소보다 빨리 집을 나오도록 하고 있다.
韓国の地下鉄転落事故は0%?!
ちなみに、韓国の地下鉄では「ホーム転落」による事故、遅延はありません。
何故かって?
韓国の地下鉄はホームドア(スクリーンドア)の設置率が100%だからです。
確か2009年にすべての駅への設置が完了しています。
これ日本もしないのかな?
地方にすんでいるときは必要性は感じませんでしたが、東京だと特に春先は毎日のように起こるホーム転落。
資金、時間など色々な面で難しいのも分かりますが、東京だけでも設置の必要性をかなり感じます。
・발(이) 밭다 → ちゃっかりしている、チャンスをうかがうのがうまい
この慣用句は使いません!
じゃあ代わりに何を使えばいいかと言うと…。
その正解を出す前に質問ですが、あなたは「ちゃっかりしている」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?
私はあまりいいイメージは浮かびません
ちょっとこずるい感じとか、そういう雰囲気をもった要領の良さ、抜け目なさを感じます。
例えば、よく聞くのは「兄弟でも、下の子のほうが上の子の行動をよく見ていて、叱られないようにちゃっかりやるんだよね」とか。
「末っ子のほうがちゃっかりしてる」とか。
(上下関係なく、個人によるかもしれないけど)
そこで実際に「ちゃっかりしている」で検索してみて面白かったのが、韓国語だと빈틈없다という単語がよくでます。
これ、実はいい意味で「隙がない」「しっかりしている」という意味です。
でもこの意味だと、日本語の持つ意味とは逆では?
先生いわく「長男、長女」タイプによくある責任感があってしっかりしている性格を言うそうです。
「これだと日本語の意味がうまく韓国語に訳されてないですよね」と少し盛り上がりました。
じゃあ、いわゆる「ちゃっかりしてる」はどういうのか?
比較的似ているのが
・약삭빠르다 狡猾だ、ずる賢い
・뻔뻔하다 図々しい
・맹랑하다[맹낭하다] (子供にのみ)ずうずうしい、ちゃっかりしいてる
でもどれも日本語のニュアンスと比べると悪い意味が強いんですよね。
強いて言えば、一番あっているのは맹랑하다ですね。
맹랑한 녀석!!
韓国ではこんな感じでちゃっかりした子供に言うことも多いそうです。
・손이 발이 되도록 빌다 → (手が足になるくらい拝むので)しきりに頼む、必死にお願いする
これは「許しを請う」ときに使います
(例文)
「許してください」と必死に頼んだ。
“용서 주세요”라고 말하면어 손이 발이 되도록 빌었다.
「許しを請う」とはまた違う意味でお願いするときなどは、例えばこんな感じです。
(例文)
どうしても行きたいコンサートだったので、友人に拝み倒してチケットを譲ってもらった。
꼭 가고 싶은 콘서트였기에, 친구에게 죽도록 빌고 티켓을 양도받았다.
죽도록 빌다 死ぬほど祈る → 必死に頼む
・발(이) 익숙하다,익히다 → (何度も行き来して)慣れている、慣れる
この2つの慣用句、横着して一緒に書いていますが、それぞれ意味が違います。
・발(이) 익숙하다 慣れている、熟練している ※既に慣れている(今の状態)
・발(이) 익히다 足に慣らす → 慣れる ※これから慣れる(未来)
(例文)
分かりにくい場所にある店だが、もう慣れた。
알기 어려운 장소에 있는 가게지만, 이미 발이 익숙했다.
익숙하다の慣用句で「道に慣れている」という意味でよく使うのは
이 길을 익숙합니다. この道は慣れています(土地勘があります)。
발이 익숙하다と一緒に覚えておけば使い勝手は良さそうです。
また익숙하다と익히다で、발以外にもっと使えそうな表現がありました!
한국말에 익숙하지 않아요.
韓国語に馴れていません。 → まだ韓国語が下手です。
이제부터 한국을 익히고 싶어요.
これから韓国を慣れたいです。 → これから韓国に(何度も行って)慣れたいです。
・발(이) 잦다 → しきりに行き来した状態のこと
これは行き来する行動ではなく、行き来した状態、つまり「しょっちゅう来ている」意味です。
そのため、これも上の「발(이) 뜸하다」同様にお店側などがお客様に対して使う言葉です。
(例文)
お客さんがよく来ます。
손님이 발이 잦아요.
(他の「行き来する」を使った例文)
合格通知がいつ届くのか気になって、家とポストを何度も行き来した。
합격 통지가 언제 도착할지 궁금해서 집과 우체통을 몇번이나 왔다갔다.
一般的な「行き来する」なら왔다갔다で表現するのが自然です。
さて、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうこざいます!
また、明日もよろしくお願いします