안녕하세요?
最近、ふとした瞬間に心にひっかかる言葉があります。
それは「女子力」という言葉。
これってなんなんでしょう?
一般的に何となくなら分かっている人も沢山いると思います。
でもこの「女子力」って言葉、実は人によって定義が違っているようです。
女子力の定義とは?
個人的には、女子力って「女性として輝いた生き方をしている人が持つ力のこと。自分の生き方、キレイさ、気品やセンスの良さなどを目立たせて自身の存在を示すパワーのこと」だと思っていました。
でも、いわゆるゴシップ系の女性週刊誌などでは「男を上手に転がせる力のこと」をいうようですし、ある女性用サイトでは「生活力のある女性=家事がこなせる、身なりがキレイ、ある程度のコミュ力などがある女性」ということで女子力とは「結婚に向いている女性」のことをさしていました。
この言葉が世に現れたのは2009年頃。
2009年の新語・流行語大賞にノミネートされています。
もう10年も前から言われ続けている言葉なんですね。
でも、未だに(時間が経ったからこそ?)定義がはっきり決まっていないって、なんだか不思議。
例えばこういう感じの「女子力が高い」は?
そもそもなぜこの言葉について気になり始めたかというと、身近に「女子力が高い」と呼ばれている人がいるから。
その人は既婚者で子供もいますが、いつも独身と間違われるくらいおしゃれでキラキラしています。
化粧も上手なうえに、化粧崩れした顔なんて見せません。
仕事も出来るし、言葉使いも丁寧で人当たりもいい。
こんな彼女なので、特に男性から人気抜群です。
いつも傍にいる私も「すごいなぁ」と思うことが多々あります。
でもその反面「自分には出来ないなぁ」と思うことも…。
特にコミュニケーションをとる場面では良く感じます。
たとえば、クライアントとのやりとりで、どうしても両者間の溝が埋まりにくく何度も連絡をとりつつ修正していたとします。
何度も連絡をとっているので相手にもストレスを与えてしまう場合、
私は先方に対して「何度もご対応頂きありがとうございます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。これ以上御社にご迷惑のかからないよう、弊社も出来る限り尽力してまいりますので…」的なメールを送るとします。
対して彼女は電話で「何度もご連絡してすごめんなさい。○○さん、『またかけてきた』とか思われてませんか?嫌な空気になってません?何度もかけてるからって、私のこと嫌いにならないでくださいね」なんて可愛く言えてしまうんです。
ぎゃー!
私には出来ない~
一応言っておきますが、彼女のことを否定しているんじゃないですよ。
相手の性格などを考えて「この場合はフレンドリーのほうがいい」と思って結果が出るなら、やり方は人それぞれでいいと思います。
それこそ「コミュニケーション能力の高さ」といえるのでしょうし。
彼女はこんな感じで仕事に関わらず広い範囲で自分のやり方を徹底していて、それが今まで受け入れられているみたいです。
まぁ…その反面、一部の人にはそれで反感を買うこともあるようでが、すべての人から100%好かれる人なんていませんからね。
それに、以前仕事のやり方について話した時にご本人も「誰が何と言おうと、私はこういうやりかたしか出来ないから」とはっきり言っていました。
本人が自覚していて覚悟を決めているのなら、そこを周りがとやかくいう必要はないし。
ただ、ご本人のスタンスはさておき、彼女に対して「いつも可愛らしくて女子力高いよな」とか「あんな女子力高い人と付き合えたら最高だよな」と言ってる男性たちを見ていると「女子力ってなんだか…」と思う私もいるのです。
彼女のことを気に入るのは本人の自由だからなんとも思わないけど、そこに使われる「女子力」が気になるんです。
結局今も昔も同じなの?
結局、今回上げた例だけで考えると、「女子力」って「男性から見て可愛げのある女性」「お嫁さんにしたい女性」などを体現できている人
⇒ これって誰得の力なの?と考えてしまうわけです
なんだかんだ言って、男性目線の都合のいい女性像なんじゃ?
時代は変われど、言葉は変われど、そういうところって進歩してないのね…と心がチクチク。
それに便乗している女性も一部いらっしゃるので男性ばかりを責められませんが
私はいわゆる「フェミニスト」ではありませんが、やっぱりそういうところは気になってしまうんですね。
「女性」として生まれたからには、女性にしか出来ないことが沢山あることも知っています。
今の私の生き方は、大半のそれを放棄しているということも。
でも、自分の選択を棚に上げていらせてもらえば「仕事も家庭も充実させていて、すごく輝いている女性」という感覚なら気になりませんが、上に挙げたような例で「女子力」という言葉を使われていると、どうにも違和感が拭えないんです。
本来の意味は、あくまで「女性としてイキイキと毎日を過ごせる力。年齢に関係なく、日々ワクワクを胸に楽しんでいる女性」を表す言葉だといいのに、と思わずにはいられません。
※今更ですが、ここでいう「女性」には一部の男性も含みます
もしかしたら、私のこんな戯言は「男性にモテモテ女子への単なる僻み」と言うのかな?
今回は韓国語に関係なく、ふと感じていることをツラツラと書いてみました。
皆さんはどう感じましたか?
私の考えすぎでしょうか?
コメントいただけたらうれしいです。
ちなみに、韓国語で「女子力」は、思いっきり日本の造語なので「여자력, 여성적 매력」的な表現になります。
なにせ完全に日本から輸入した言葉(일본에서 온 말)なので
でも最近、そういう単語はどんどん増えているようですよ。
この話もしたいのですが、今回はテーマが違うので別の機会に!
では、今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また、よろしくお願いします