안녕하세요?
いつもは前置きをしてるんですか、今日は最初からレッスンまとめです。
今回はEBSでラジオ放送されている「楽しい日本語」から。
日本語を勉強している韓国人のための教材なので、日本で売られているテキストとはまた違って面白いです♪
「楽しい日本語」5月号 「読む力」から
今回は「日本の名字」がテーマです。
韓国のことを知っていくなかで、同姓同名が多いのにビックリしました。
名字が少ない故に仕方のないことですが、韓国の名字はざっくり300以下と言われています。
日本は30万くらいあると言われているので、その差は歴然ですね
韓国の「本貫」って知ってる?!
名字が少ない分、韓国では「どこどこの○さん」というように名字の前に出身地がつきます。
これを「本貫(본관) 」といいますよ。
もっと詳しく書くと「本貫」とは、「その家系の始祖の出身地(故郷)」のこと。簡単に言うと、一族のルーツを表す地名となります。
同じ名字でも、「本貫」が違えば血の繋がりはありませんが、「本貫」が同じで名字(姓)も同じなら血の繋がった一族になります。
初めてたまたま会った人が、本貫と姓でいきなり親戚だと分かったりするんです。
面白い!
しかも1つの名字に数百の本貫があることもあるので、それで考えるとすごい数になりますね。
バラエティなどでも、自己紹介した時に本貫を聞いて「お前は俺の身内だ」と急に馴れ馴れしくなったりします。
私がよく見るのは、超人気俳優やアイドルなど雲の上のような存在だった人と同じ本貫で、しかも関係的には自分が兄になると分かった途端、売れない芸人が偉そうにするときなどですね
実は長男の場合は名前の付け方にも同族の世代毎にルールがあって、それにそっても自分より世代が上か下かわかるのですが、ややこしいのでパスします。
省略しちゃいましたが、とにかく韓国では 「本貫」「姓」「名」を名乗るだけで親戚なのか違うのか、自分の世代より上か下かが分かります。
だからこそ、今回のテキストの内容は韓国人から見ても面白いと思います。
私たち日本人でも知らないこともありそうですし。
早速読んでいきましょう!
日本の名字1
次の日本語を自分で韓国語にしてみましょう!
まずは日本語の文章を自分で韓国語にしてみると、難しさ倍増です!
答え合わせもかねて、韓国語の文書を読むと意訳の面白さや難しさもより分かります。
テキスト出ていた単語、表現
名字 성씨
種類 종류
構成する 구성하다
希に見る 드물게 보다=매우 드물다
顕著 현저
いずれも=どれでも、全部 어느 것이나,
모두
+α テキスト内で気になった表現、先生から教わった単語、表現など
・현저하다 著しい、顕著だ
固めの表現です。
下にテキストの「韓国語での訳」を載せますが、より自然な会話表現を追記します。
韓国語のテキストと見比べてみてください。
・希に見る 드물게 보이다
この形の方が自然です。
直訳すると「珍しく見える」で「希に見る」
・数々です ~등 여러가지 입니다
このテキストに出ている「有名な名字の数々です」という表現ですが、日本語をそのまま韓国語に訳した形は不自然だそう。
~등 여러 유명한 성씨가 있습니다.
自然な形にするなら前に名字を並べて「~など、数々の有名な名字があります」という形にするのがいいです。
今回のテーマはNo.2があるので、また出てきたときに取り上げます。
こういう内容だと、韓国のことも日本のことも調べるので楽しく知識が増えてありがたい!
皆さんも気になる人の本貫まで分かるなら、どこをルーツにした人なのか調べてみるのもいいかもしれませんね。
話題が広がるし、「この人詳しいな」って思われるかも?!
では、今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また、よろしくお願いします