안녕하세요?
今回のレッスンをしたのは、私がまだ風邪が微妙に治っていなかった頃のこと。
熱のせいでこの週のレッスンは日にちを変更して貰ったので、体調はどうかと聞かれました。
「熱は良くなりました」と言いたくて
열이 나아졌어요.
こう言ったのですが、間違いだそうです。
正確に言うと、「まだ熱は完全には下がっていないけど、大分よくなったときに使う表現」だそうです。
完全に平熱に戻ったなら
열이 없어졌어요.
単語の意味をよく考えれば分かるのに
「良くなった=低くなる」→낮아지다
こう勘違いしてしまいました。
私のようなミスをする人はいないかもしれませんが、念のためご注意を
ちなみに風邪の代表的なものいくつか
・기침 감기 咳風邪
・두통 감기 頭痛のする風邪
・목 감기 喉風邪
・코 감기 鼻風邪
皆さんも風邪には気を付けてくださいね
防弾少年団の原爆Tシャツについて
さて、本題に入りましょう。
今回は会話レッスンのまとめです。
なんですが…これを書くのに随分時間がかかりました。
タイトルにも書いた一件ですが、事が大きくなっていた時も色々考えたし、今回のレッスン時に先生に問われたときも二人で色々話しました。
これを書くと、もしかしたら嫌な気持ちになる方もいるかもしれませんが、個人的な意見として、また表現の記録として流していただけたらと思います。
この日のレッスンも先生と「今日は何を話しましょうか」と、お決まりの会話からスタートした。
何を話そうか迷っていると、先生がふと「あれはどう感じました?防弾少年団の・・・。広島に住んでいたこともあるし、仕事で原爆関連に詳しかったでしょう」と。
以前にも少し書きましたが、私は母方の実家が広島で、身内には被爆者がいました。(もう故人ですが)
社会人になってから広島に引越し、ご縁があって仕事で被爆された方たちを取材させて頂くことも何度もありました。
先生はそのことを覚えていて、実際私はどう感じたのか気にかけてくれたようでした。
正直、この事件がネットで騒がれだした時はびっくりしました。
1年前のことがこんな風に上がってくることも(有名人ならではといえ)驚いたし、その内容も個人的には残念でした。
まず第一に、一部(外国)では「原爆が落ちたことで戦争が早く終結したのだから良かったのだ」という意見もありますが、私はそうは思いません。
何があったとしても、原爆を落としたことは間違いだったと思います。
だから防弾少年団のメンバーが着たTシャツにそう取れる内容が書かれていたのは残念で仕方がありませんでした。
ただ、同時にとても複雑になりました。
韓国語を勉強していく上で、韓国の人々にとって「8月15日」がどんな意味を持つか多少なりとも知っているからです。
ご存知の方も多いと思いますが、韓国にとっては日本の終戦日である8月15日とは別の意味で、大切な記念日です。
これまで植民地として虐げられていた人々が、解放され自由となった日です。
日本にとっては、当時とてみ複雑な思い出この日を迎えた人のほうが多かったと思いますが、韓国の人々にとってはまさに喜びに沸いた日です。
光復節(こうふくせつ)광복절 → ★
その記念日をお祝いする国民の気持ちを考えると理解できる部分も多々あるのです。
ここで誤解してほしくないのは、上にも書きましたがそのTシャツに書いてあった内容を理解できるというわけではありません。
どれだけ多くの被爆された方々や、その家族が苦しんだのか、ほんの少しは分かった気になっている自分としては、納得できません。(当時広島や長崎にして被爆した韓国の方のことを考えてもそう感じます)
ただ、政治というか国の事情で日本人よりもその点の情報を良く知らない韓国の人もいるかもしれないという思いもあります。
それは日本人が歴史の授業で韓国を植民地にしていたことについて殆ど触れない部分とももしかしたら重なるかもしれません。(今の学生がどんな風に習っているのかは分かりません。私の頃はそうでしたが。)
相手の国の歴史なども踏まえた上で、今回のことを考えると、個人的にはとても複雑になるのです。
これまでずっと虐げられてきた韓国の人たちやその祖先が、その記念日を喜ぶ気持ちは純粋に理解できるし(その表現方法は間違っていたと思いますが)、反面日本人が腹を立てる気持ちも分かります。
私が特に複雑になるのは、お互いの歴史についてもう少し理解し、相手のことをもう少しだけ想像力をもって見れば、ここまで騒ぎになっただろうかということです。
私も何も分かっていない者の一人ですが、よく知らない人が単純に「あんなTシャツを着て」と怒り、文句を大声で言っているのを聞くと悲しくなります。
「もちろんその怒りは分かる。その表現方法は間違っていると思う。でも元は純粋な自由に対する喜びからきたものだとしたら・・・」
そう思うと、ただ感情的に怒りを表していることに違和感を感じます。
知らないことの怖さ、想像しないことの怖さと考えずにはいられません。
そういったことも含めて、今回のことは個人的にはとても胸が痛かったです。
日本人にしろ、韓国人にしろ、政治的に歴史的に心が痛むことは多々あります。
特に最近はよく感じます。
もっと勉強しないといけないなと思う日々増えています。
自分の思いをどう書いたらいいのかぐるぐると考えて、ここまで精査しつつも思いのままに書きました。
読んだ方の中には「何をえらそうに」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
あくまで個人の感想と思って頂ければ幸いです
さて、長くなりましたが、こんな話を先生としつつ教えて貰った表現などをまとめていきます!
会話レッスンででてきた単語・表現
회사 생각이 얕다 会社の考えが浅い → 会社の考えが甘い
생각이 얕다 考えが浅い
先生は「今回の事件は本人たちの意識も足りなかったけど、特に事務所の認識が浅かったのが問題だ」と言われていました。
確かにまだ20代前半の若者たち。
年齢に関係はないかもしれませんが、10代から日夜レッスンに明け暮れていたならそういう知識は不足していたかもしれません。
だからこそ、事務所側はしっかりと意識していないと…と。
まぁ、韓国の場合政治的な面もあるので、なにかと別の意味で制約があるのかもしれませんが。
일본 사람들이 생각하는 원폭은 우선 “죽은 사람”인데 한국 사람들은 “원자 폭탄”이에요.
원자 폭탄을 투하 때문에 결과적으로 한국은 해방이 됐어요.
그러니까 원폭에 대해 오해가 생겼어요.
上に出ていた「光復説」の話のなかで先生が言われていました。
当たり前のように思っていたけど、私も「原爆」と聞くと「被爆された人」を真っ先に連想させ、更に広島や長崎の被害へとイメージが広がっていきます。
でも、韓国にとっては「一瞬にして多くの人を殺した悲しく残酷な兵器」ではなく「原子爆弾」そのものなんだそうです。
そこに被害にあった人たちへのイメージは殆ど繋がっていないと言われていました。
そのために両国の間で誤解が生じることがあると。
실은 역사를 보면 침략을 했던 일본 사람들보다 북한이나 중국 사람들이 한국 사람을 더 많이 죽였는데…
침략을 당하다 侵略にあう
先生がかなり怒りながら言われていたのですが、実は戦争や植民地時代に日本人に殺された韓国人の人数より、北朝鮮や中国に殺された人数の方がはるかに多いそうです。
でも何かとあると、日本にばかり目が向けられると。
それは植民地時代のこともありますが、日本が戦後の発展を大きく遂げたことなども理由にあると思うと言われていました。
歴史を知らなかったり、過去の苦しみから怒りを表している人も一部にはいるかもしれませんが、やはり政治的な部分がかなり大きいと思うと。
(先生の個人的な意見です)
마음이 아프다 胸が痛い
基本的に先生は日本が大好きな人なので、余計にこういう思いを持たれているのかもしれませんが、いずれにしても歴史をもっと理解して、相手への想像力を絶やしてはいけないなと強く感じた一件でした。
表現は今回は少なかったのですが、もしまた似たようなことがあったとき、韓国人にも日本人にも自分の思いが伝えられるよう今後も意識していきたいです。
では、今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また、よろしくお願いします