안녕하세요?
先日、韓国映画を観たので今日はそのご紹介です♪
これまた結構前に先生に勧められていた作品。
これより前に紹介して頂いた「パイラン」が中々観られなかったので、遅くなってしまいました。
というか、似たような時期に紹介されたので内容をパイランとごっちゃにして覚えていました
イルマーレ(原題:시월애)
韓国ではこの映画を観ると恋人たちが結ばれるという“幸運のデート・ムービー”として話題を集め、大ヒットを記録したそうです。
Wikipedia → ★
「ストーリー」がかなり雑な上にネタバレしているので、個人的には「キャスト」などを参照にするくらいがいいと思います
韓国のWikipedia → ★
こちらも詳しく書いてあるので、勉強の一貫で読むなら問題ないですが、ネタバレが嫌な方は詳しく読まない方がよいかと…。
・あらすじ
1999年、イルマーレ(海辺の家)から引っ越そうとしたウンジュ(チョン・ジヒョン)は次の住人宛にポストに置き手紙をする。
「大事な連絡が来るはずです。私への手紙は新しい住所へ送ってください。お願いします。イルマーレでの幸運を祈って キム・ウンジュ 1999年12年21日」
しかしその手紙は時を越え1997年のイルマーレの住人ソンヒョン(イ・ジョンジェ)の元へと届いてしまう。
日付や内容に違和感を覚えつつ、彼女への返信をポストに入れる。
数回のやり取りのうち、お互いに嘘をついている訳ではないと確信した二人は文通を始める。
最初は何気ないやり取りだったが、次第に互いの境遇を話し始めるようになり…。
・感想など
今回も公開は2000年と古い作品です。
先生の推薦にしては珍しく、暴力シーンはないので見る前から異常に緊張することはありませんでした。
主演はイ・ジョンジェさんとチョン・ジヒョンさんです。
誰が主演かは聞いていなかったので見てびっくり!
イ・ジョンジェさんがラブストーリーに出ているのは自分的にはすごく不思議な感じだし(新世界の影響?!)、チョン・ジヒョンも最初は誰かわからなくて、よく顔を見て「あー!」と。
すごく幼い感じですが、美しさは相変わらずです。
SFファンタジー的要素を持つラブストーリーなので、突っ込みどころは多々ありますが…。
まずは映像が独特で、その空気感が余計に各シーンを美しく魅せていました。
監督の好みでしょうが、たまに効果的に使っているカットがあるのですが、それはさておき…。
「文通」の重みを久々に感じた映画です。
今の時代、連絡なんて携帯やネットがあればすぐに出来きます。
時間に遅れそうならすぐ連絡すれば、お互いに長時間相手を待たせるなんてことは早々ありません。
逆に慣れすぎると返事が遅いと感じてしまうと、それがたった5分だとしてもイライラしてしまいます。
その点、「文通」ってすごいですよね。
相手のことを思って書く時間もメールより濃厚だし、書き直すのも「デリート」を押せば済むわけではありません。
書いたあと、わざわざポストまで行かなくてはいけない。
届いて、読んで、返事を書いて、送って‥これだけの作業にどれほどの時間を要するのか。
でもそれだけ時間をかけて相手を思う分、その手紙の存在感はメールとは比べ物にならない気がします。
何より手紙を書いている時間というのは、相手と向き合うと同時に、自分とも向き合う作業です。
現代社会で忙しく日々を過ごしていれば、自分と向き合える時間はそうそうありません。
そういう意味でも「手紙を書く」というのはとても意味のあることのように思います。
それを2 年の時空を経てやりとりしている二人。
その積み重ねから、徐々にお互いを信頼し、興味を持っていっても不思議ではありません。
特に、時間の隔たりがあるからこそのコミュニケーションの取り方は羨ましくもあり、「余計に会いたくなるだろうな」と感じたりもしました。
ネタバレしたくないので詳しくは書けませんが、この作品の終わりかたは賛否両論あるようです。
色々すっ飛ばしてしまっている部分もありますし、私でさえも「これ、どうなっているんだ?」と思う部分もありますから。
それに、90分という中では二人の過去に対する感情が上手に描ききれておらず、共感しにくい部分もあります。
でも!
色々マイナスなことも書いていますが、個人的には好きな作品の1つです。
「絵になる作品」と感じるほど、その空気感だけでも癒される気持ちになりますし、懐かしい記憶を思い出させてくれる作品でした。
本当は最初から最後まで書きたいけど…書けないので中途半端な感想ですみません
この舞台となった「イルマーレ」は韓国の席毛島に映画のセットとして実在していたようですが、暴風雨によって壊れてしまったそうです。
実際の建物は外観だけで中は空洞だったので、余計に壊れやすかったのかもしれません。
とても美しい風景だったので、是非実物を見てみたかったです。
ちなみに、2006年にアメリカでキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック主演でリメイクされています。
こちらはネタバレないです。
参考にどうぞ → ★
もしかしたらこの作品の方が有名かも?
ご興味のある方は、どちらも是非!
さて、今回はここまで!
この作品に関する会話レッスンのまとめは、また後日に
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また、よろしくお願いします