안녕하세요?
本日は2回目の更新です!
なぜなら…
昨日は神田神保町にあるチェッコリ(책거리)で開催された
「前田先生の”伝える”ことで”しゃべれる”ようになるための実践講座」に参加してきたから~!!
前田先生とは、何度もこのブログでご紹介しているミレ韓国語学院の前田先生その人です。
ミレ韓国語学院のHP → ★
毎日ミレマガを読んでいる私としては、勝手に毎日でもお会いしているような感覚になっていますが、実演の講義は数えるほどしか受けていません。
通信講座はいくつから受講していましたが、せっかく前田先生にお会いできる数少ない機会です。
場所もずっと気になっていたチェッコリさんということも相まって、講演のお知らせを知ってすぐに予約しました。
前田式「伝える」レッスンって?
ちなみにチェッコリさんは神田神保町にある「韓国書籍を専門に扱うブックカフェ」です。
公式HP → ★
韓国で本を購入するのが一番楽しくて安い買い方かもしれませんが、色んな理由で出来ないかたは、こういうお店を利用するのも便利ですね。
一冊の値段は割高になるかもしれないけど、旅費のことも含めると、その辺りは考え方次第でどうにでもなりますし。
チェッコリさんは前の職場から近かったのに、何故か足が向かなかったのですが、今回は絶好のチャンスを頂けました。
想像以上に入り口はこじんまりとしていましたが、奥に入ると沢山の韓国書籍が並び、文房具など気になる商品もありましたよ。
本をあれこみ見ているだけで何時間でもいれそうな空間でした。
そんなお店で30人限定の実演講座。
18時からのスタートなのに、私が時間を勘違いしていて少し遅れて入場しました。
まずは何はなくとも4BD!
1時間のイベントですが、先生が「今回出版されたてきすとの一部を使って、4BDを中心にいつもの授業のスタイルで進めていきます」と説明。
まずは、テキストにある中級クラスのニュースを聞きながら、4BDをしていきます。
切りのいいところで区切りながら、必死にネィティブの発音を追っていくと嫌でも集中力は上がります。
2回3回とニュースを聞きながらペンの色を変えていくと、聞き取れなかった部分のみに集中するので、苦手な部分がはっきりと分かります。
先生いわく、「分からない部分は共通点があります。個人差ではなく、皆大体分からない部分は同じなんです。」
そこが単純に知らない単語なのか、発音変化のせいで理解できないのか、いくつかの要因はあるけれど大体つまずく部分は同じだそうです。
逆にいうと、それで自分の弱点も分かるのでそこを中心に強化していけばより早く実力は上がります。
私が初めて「4BD」の存在を知ったとき、なんだか難しそうだしなかなか手をつけることは出来ませんでした。
それでも初級から早く中級になりたくて、嫌々ながらやりはじめてビックリしました。
聞き取れないことのもどかしさ、悔しさ、恥ずかしさで自分の実力を知ることが出来たからです。
それでも出来ないことだらけながらも、誰に見せるでもないので必死に食らいついていきました。
TOPIK過去問の初級や中級の듣기をどんどん4BDしていきました。
答えもあるので何が聞き取れなかったのか分かるし、格段に聞き取りの力がついていくのが分かりました。
それはミレ韓国語学院の通信講座でも同じでした。
ミレの通信講座の場合はTOPIKのようにわかりやすい発音の問題ばかりではありません。
明らかに聞き取りにくいものをわざと選んでいるのでは…と思うような音声もあります。
でもその分、必死になります。
必死になると、分かることどころか4BDをすること自体が楽しくなっていきます。
分からない部分があると「何て言っているのか絶対分かりたい」と頭のなかで知識がフル回転します。
「この音になるにはどんなパターンがあるのか?母音か子音か発音変化か…」などなど。
そういう面白さを、久しぶりの実演講座でしっかり思い出すことができました。
4BDの次は、音読へ
まずはネィティブの音声に合わせて読み込み、次は立って大きな声で音読です。
その間、前田先生や他のスタッフの方が皆の発音をチェックしてくださいます。
その様子が、通信講座を受けていたときの発音添削を思い出して嬉しくなりました。
私が録音した音読を口の形を見てもいないのに「パッチムがㅇじゃなくてㄴになっていますよ」「出たしはㅅなのでもっと高めに」なんて細かく添削してくださる先生方。
私の発音の何が悪いのか徹底的に鍛え直してくださる先生方の愛の鞭を、これまた久々に思い出しました。
大きな声で何度も音読していると、体はポカポカしてくるし、テンションもアップします。
誉められると「もっと上手くなりたい。流暢に発音したい」と楽しくなってくるんです。
通訳になったつもりで!?
音読が終われば、今度は二人一組で進めていきます。
ニュースの内容を一人は日本語で話し、もう一人はそれを韓国語に訳していきます。
いきなり日本語を韓国語に訳すのはなかなか難しそうに感じますが、本気で音読をしたあとならある程度は記憶の片隅に残っています。
その記憶と自分の実力をあわせて必死で翻訳していけば、うまく訳せなくても楽しいんです。
間違って表現した分、正解を教えてもらうと「なるほどなぁ」と思えることが多い。
そういう感覚によって、韓国語がより記憶に定着していきます。
ニュースを自分の言葉で伝える
最後はさっきのニュースの内容を簡単にまとめます。
まとめたら
「아까 뉴스에서 봤는데~(さっきニュースで見たんだけど)」と相手が何も知らないと仮定してニュースの内容を伝えます。
制限時間は1分間。
事前にまとめた内容は見ません。
これが難しい!!
伝えたいことが沢山あるのに、しかもまとめたはずなのに、見ないで要点を伝えようとすると時間が足りない!!
これは何度も練習して「伝える」ことを意識しないと会話にならない!
そこまできて、ようやく分かりました。
前田先生の伝えたかったこと。
こうやって頭のなかでちゃんと整理して、「伝えたい」気持ちも含めて相手に話すことで「しゃべれる」に繋がっていくこと。
日本で韓国語を勉強していれば、会話の上達が一番難しいと思います。
私のように週一でネィティブとマンツーマンでレッスンできるのは本当に運がいいだけで、殆どの人はそうはできない。
じゃあ会話できるようになるにはどうするのか?
この問題に対して、今回のような流れで何度も何度も練習していくのはかなり有効だと感じましたよ。
一時間があまりにあっという間で物足りないくらいでしたが、本当に楽しい講演でした。
そう、ミレ韓国語学院の授業はすごく大変だけど、すごく楽しいんです!
最後まで気付きがある
今回、先生が参加者に感想を聞かれていました。
皆の前で感想を言うのですが、最後の最後に私を指名してくださって、私も感じたことをそのまま伝えました。
自分でもすごく不思議だったのは、緊張もせずすらすらと思いを伝えることができたこと。
私はマンツーマンのレッスンを始めたとき、ネィティブの先生と会話するのが苦痛で仕方がありませんでした。
間違うのやそれを指摘されるのがイヤだったから。
でも慣れるとなんてことなくなりました。
出来ないから習っているんだから、思いっきり間違えばいいと。
そして、ミレの通信講座では発音の音声添削がすごくイヤでした。
自分の声も嫌いだし、録音するのも面倒だったから。
でも少し勇気を出してやり始めると、気にならなくなりました。
どちらも少し勇気を出せば、なんてことありませんでした。
人前で話すことの勇気も、そういったことの積み重ねで自然と出来た気がします。
ネィティブの先生にしろ、前田先生にしろ、韓国語を勉強し初めて出会った人たちや出来事から、人生や内面が変わるほど大きな影響を受けています。
自分一人では出来ないことも、影響しあことで可能性を随分と高めて貰っているんでしょうね。
だからこそ今回のような講演があれば、また参加したいなと思います。
年末には恒例のスピーチ大会もあるので、興味あるかたは見に行くだけでも刺激になると思いますよ!(詳しくはミレのHPへ)
ちなみに、今回使用したテキストも購入してみました。
なんだかミレの回し者みたいになっていますが、それだけ充実した時間が過ごせたということで
さて、今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また、よろしくお願いします