안녕하세요?
今回はお勧めの韓国映画について!
またまた先生から超お勧めされていた(강추)映画を観ました!
韓国映画「ワンドゥギ(완득이)」
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キム・リョリョンさんの小説を原作に制作され、2011年韓国で530万人を動員するヒットを記録しています。
ケンカは強いが現実に夢も希望も持てない高校生ワンドゥク(ユ・アイン)と不良教師ドンジュ(キム・ユンソク)との不器用な交流を描くヒューマンドラマです。
ざっくりとしたあらすじ
物心つく前から母はおらず、障害をもつ父親と変わり者の叔父(?)と3人で暮らす高校生のワンドゥク。
行商でしか稼げない父と叔父の影響で家は貧しく勉強はできず、得意なのはケンカだけ。
そんな夢も希望ももてないワンドゥギが、協会で熱心に願うのは担任のドンジュが死ぬことばかり。
ただでさえ嫌気がさす毎日なのに、隣に住むドンジュは私生活にまで何かとののしり干渉してくるからだ。
このドンジュ、「先生」というにはあまりにも独特で生徒からも馬鹿にされている存在。
特にワンドゥクに対しては干渉が半端ない。
隠したい家族のことや私生活をクラスメートにしょっちゅう暴露、学校から支給される大事な生活援助品さえも奪うなど、何かとワンドゥクを苦しめている。
しかも、そんなドンジュからいないとばかり思っていた母の存在を知らされ・・・。
この作品、見終わってしみじみと「いい映画だなぁ」と思いました。
ワンドゥクが大成功を収めたとかそういう類のものではありませんが、ある意味、ものすごく大きな変化と成長を遂げていく過程が丁寧に描かれていました。
作品の中で貧困や障害者、外国人問題にもふれているので、暗くなりがちな内容なんですが、破天荒なドンジュのお陰で展開が暗くなりすぎません。
それにワンドゥクの心根の優しさもところどころで心を温めます。
思春期にありがちな悩みや家庭環境などみていると、ワンドゥクが道を踏み外してもおかしくないのに・・・・。
彼の周りにいる大人(先生や家族たち)が本音で接しているからかもしれません。
話が進むにつれ、ドンジュが言葉や行動が乱暴なだけで、いかに温かく生徒のことを大切に思っているかが見えてきます。
私の先生が「こんな先生は最高だと思う」といわれていた訳がよーく分かりました。
それにしても、この作品に出てくる人みんな不器用なこと。
だからこそチャーミングで憎めないんですけどね。
人間にはいろんな面があって、だからこそ人間なんだと改めて考えさせられた作品でした。
途中でワンドゥクがキックボクシングを習い始めるのですが、その流れもよかったです。
現実的で、でもここでも大人たちが本音で接してくれていて優しい。
初めて会った母とも少しずつ心を溶かしていく姿にも感動しました。
母と父が本音で語り合う姿を見て余計に家族が近づいていったように感じます。
こうして振り返っても、ぶつかり合ってでも本気で自分と向きあう人たちがいたからこそ、彼もどんどん変わっていったんでしょうね。
できるだけネタバレしてくないので全部は書けませんが、超お勧めの作品です。
いやー、今回も役者さんといい、内容といい、名作でした。
見ている最中も感じるものはありましたが、時間がたつにつれ思い出して笑顔になる作品です。
気になる人はぜひ!
お勧めです!!
さて、今回はここまで!
この映画について先生との会話レッスンで学んだ表現はまた後日に
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また、よろしくお願いします