안녕하세요?
先日、借りているDVDを観なくては・・・と思いつつも、内容的に気分が乗らなくてCSのチャンネルをポチポチ変えていたときのことです。
丁度今始まった感じで、韓国映画を放送していたので、思わず吸い込まれてそのまま観ました。
韓国映画「花香る歌」(原題:도리화가(桃李花歌))
女人禁制とされた韓国の伝統民俗芸能「パンソリ」で女性初の歌い手となった実在の人物チン・チェソンの波乱の人生を描いた作品です。
簡単なあらすじは
朝鮮王朝時代末期、母を亡くした少女チン・チェソンは、偶然知ったパンソリの物語のヒロインに自分の人生を重ね、感銘を受けると同時に自分も歌い手になることを決意します。しかし当時はパンソリを女性が歌うことは固く禁じられていました。それでも諦めきれないチェソンは、性別を偽り、パンソリの大家シン・ジェヒョの下で修業を積みますが・・・。
アイドルグループ「miss A」の元メンバーでスジが主役を、その師匠役をリュ・スンリョン、兄弟子役をイ・ドンフィ、アン・ジェホン、興宣大院君をキム・ナムギルが演じています。
ちなみにパンソリのパン(판)は、多くの人々が集まる場所を意味し、ソリ(소리)は音を意味します。
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「パンソリ」で有名な映画といえば
風の丘を越えて/西便制(原題:서편제)
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私はまだこちらは観たことありません
が、今回観たトリファガのほうが内容的にはマイルドなようです。(韓国のウィキをみても似たようなことが書いてありますが、朝鮮時代はどうしても男尊女卑の傾向が強いのでこの時代の作品を観ると気分が悪くなる女性も多いようです)
一般的に、どうしてもソピョンジェとトリファガを比べてしまう人は多いようで、トリファガの評価はあまりよくないようです。
でも個人的な意見ですが、パンソリを良く知らない人が観るにはこちらがいいかもしれません。
主演のパンソリに対する力量もスジに対する評価は厳しいようですが、素人から初めてつらい試練を耐えて成長していく姿は、ある意味リアルな気もしました。
トリファガも中々に私は感情を揺さぶられましたよ。
女性に対する厳しさに悔しくもなり、師弟愛に感動し、男女としての関係性にも涙し・・・。
ソピョンジェを観たらまた、気持ちは変わるかもしれませんが、トリファガを観た今の素直な感想です。
今回に限らず歴史ものを観るといつも感じることがあります。
「私は何も韓国のことをしらないな」と。
今回も、パンソリが最初は女性が歌うことは禁止だったことは知らなかったので、結構なショックを受けました。
KBSの「不朽の名曲」に時々パンソリの歌い手の方が出演していて、パンソリ風にアレンジしているのを耳にしていたので、少しは知ったような気持ちになっていました。
でも、本当に知らないことが多いなぁと一人恥ずかしく思いました。
韓国語を勉強し始めて数年なので、時代時代のことも少しずつ勉強していかないといけないなと、改めて感じさせてくれた映画です。
興味のある方は是非!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、よろしくお願いします