好きな漫画で韓国語の会話表現を楽しく勉強
안녕하세요?
oulmoon입니다.
今回は早速本題です。
今回は漫画を使って、韓国語の会話表現などを勉強するレッスンのまとめです。
今回使うのは一昨年行った韓国旅行で購入してきた人気漫画「深夜食堂(심야식당)21」!
20巻も大分前に読み終わりましたが、楽しく読めたので引き続きテキストのひとつとして「심야식당」を使っていきます。
日本語版と比較しつつ、韓国語に訳されることで出てくる面白さや違和感も楽しんでいます。
ネイティブからみたら「?」となる表現は日本人だと気付きにくい点もあるので、それも教えてもらいつつ…会話表現ならではの表現も紹介しています。
ちなみに発音は심야식당[심냐식땅]となりますよ。
さて、今回は第289夜のお話です。
今回に限らずですが、この作品のようにオムニバス形式の作品は韓国語では단편 얘기/단편 스토리といいます。
もちろん옴니버스(オムニバス)もあります!
今回も고추냉이 장아찌
・고추냉이 장아찌 わさびの漬け物、わさび漬け
日本語だと「わさび漬け」です。
今回の話でも、食材について調べてみました。
わさび漬け(Wikipedia) → ★
やはりわさびの有名どころで発祥した模様。
静岡から長野に伝わった話も興味深いけど、それまでは長野では「甘酒漬け」が存在してたのも気になる。
それにしても、わさびなんて初めて食べた人はビックリしただろうな。
本わさびは爽やかで甘味もあるから、一般的に安く出回ってるものよりは刺激は少ないと思うけど…。
でも人間(日本人?)の食欲ってすごいと思う。
そのワサビの葉っぱや茎、根っこまで食べちゃうんだから。
今回はついでにわさびについても調べてみたけど、イギリスでもわさび栽培に成功してるとか、飛鳥時代の文献にあったとか、こちらも面白かったです。
昔からある食材やそれを使った食品って色んな歴史があって飽きませんね。
おまけで「葉わさびの醤油漬け」のレシピものせておきます。
うちの母親はより辛くするために葉わさびにガンガン刺激を与えてたなー。(お湯だけじゃなく叩いたりしてました)
わさび漬けも葉わさびの醤油漬けも、ごはんにもお酒にもあいますね。
これからが旬なので、醤油漬けのほうはスーパーで見かけたら久々に作ってみます!
さてさて、それでは本編を読んでいきますが、第289夜も画像無しです。
画像ありで気になった表現の部分だけあげるより、画像無しで文言を全部いれた方がニュアンスは伝わるかと思い…。
全部読んだ方が韓国語ならではの会話表現もより分かるし、それを自分で書いた方が私自身も復習になるなと思っています。
画がない分、見にくいかもしれないけど🤔
また、セリフなどが多くなる分、1話分を全部書き写すのは時間がかかるので、2回に分けております😅
▼前回分(前半分)
韓国語で「酒粕」「細々やってるよ。」って何て言う?漫画「深夜食堂(심야식당)」で楽しく勉強🎵
第289夜(後半)に出てきた内容、単語、表現
※♪つきは擬音です
마스터(독자를 향해): 전 부인의 재혼 이야기가 어지간히도 쇼크였는지.
시노미야 씨는 그 뒤로 발길을 뚝 끊고 얼굴을 보이지 않게 되었다.
자막: 열흘 후―
카오리 씨: 우리 아빠, 열나서 앓아누웠어요.
마스터: 괜찮나요? 시노미야 씨는.
카오리 씨: 결국 그냥 감기연던 것 같아요….
근데 아빠가 잠꼬대로 몇 번이나 엄마 이름을 부르고.
마스터: 어지간히도 미련이 남았나 보네.
카오리 씨: 제가 아빠한테 이렇게 말해줬어요.
(회상 장면)
카오리 씨: 야나세 타카시도 “호빵맨”이 히트 친 건 일흔이 넘어서였어.
아빠는 아직 예순도 안 됐잖아.
주식책만 읽지 말고 만화 좀 그려!
(누운채로 등을 돌려버리는 시노미야씨)
카오리 씨: 만화로 대박 쳐서 부자 된 다음에, 엄마한테 다시 프러포즈 하면 되잖아.
카오리 씨: 아빠!
・일흔 七十
・예순 六十
【日本語版】
マスター(読者に向けて):元奥さんの再婚話がよほどショックだったのか、篠宮さん、あれからパッタリ顔見せなくなる。
字幕:十日後ー
香織さん「パパ、熱出して寝込んでたの。」
マスター「大丈夫なのかい?篠宮さん。」
香織さん「結局ただの風邪だったみたい。……それがサ、パパ、寝言で何度もママの名前言うの。」
マスター「よっぽど未練があるんだな。」
香織さん「私、パパに言ってやったの。」
(回想シーン)
香織さん「やなせたかしさんだって『アンパンマン』で売れたの、七十過ぎてからなんだよ。
パパまだ六十前じゃない。
株の本ばかり読んでないでマンガ描いてよ!」
(寝たまま背を向ける篠宮さん)
香織さん「マンガで当ててお金持ちになって、ママにまたプロポーズすればいいじゃない。」
香織さん「パパ!」
시노미야 씨: ………….
(회상 끝)
카오리 씨: 아빤 등을 돌려버리고 끝내 아무 말도 안 했어요.
마스터: 그래요…?
마스터(독자를 향해): 그로부터 한 달 정도 지나고…
가게에 훌쩍 들어온 시노미야 씨는 주식책도 안 들고 있고, 다리도 안 떨었다.
마스터(독자를 향해): 내가 만든 수제 고추냉이 장아찌에 술 한잔 가울이며…
시노미야 씨: 요즘 원고를 들고 출판사 찾아다니기 시작했어요. 들어오지도 않는 주문 기다려봈자 별 뾰족한 수도 없으니.
마스터: 그래요? 시노미야 씨, 가만 보니 표정도 좀 달리진 것 같네.
시노미야 씨: 그런가요…?
・별 뾰족한 수도 없으니. (直訳)特にいい方法もないし。 → 他に方法もないしね。
日本語版では「仕方ないからね。」でした。
・뾰족한 방법이 없다 これといった方法がない
▲日々の単語の勉強でも出てきましたね。
【日本語版】
篠宮さん「…………」
香織さん「パパ、背中向けたっきりなんにも言わないの。」
マスター「そうかい……」
マスター(読者に向けて):それから1か月くらい経って、フラッと入ってきた篠宮さんは、株の本も持ってないし、貧乏ゆすりもしなかったよ。
マスター(読者に向けて):オレが作った自家製のわさび漬けで一杯やりながらー
篠宮さん「マンガの持ちこみ始めたんだ。来ない注文待ってても仕方ないからね。」
マスター「そうかい。篠宮さんなんか顔つきも変わったな。」
篠宮さん「そうかな……」
마스터(독자를 향해): 인생이란 긍정적으로 임하다 보면 좋은 일도 있는 것인지―.
시노미야 씨: 신문 4컷 만화 일감 따냈어요. 지방신문이지만.
층 씨: 거 대단하구먼.
마스터: 잘 됐네요, 축하해요.
시노미야 씨: …그리고 오늘, 오랜만에 전처도 만났구요.
층 씨: 호오! 어디서?
시노미야 씨: 영화 다 보고 로비로 나왔는데.
(회상 장면)
(영화관 로비에서 히사코씨에게 말을 거는 시노미야씨)
시노미야 씨: 히사코.
시노미야 씨: 그 뒤에 커피숍에 가자고 해서….
・전처 前妻、元嫁
【日本語版】
マスター(読者に向けて):人生、前向きになるといいこともあるようでー
篠宮さん「新聞の4コママンガの仕事が決まったよ。地方紙なんだけどね。」
忠さん「そりゃすごいや。」
マスター「よかったな、おめでとう。」
篠宮さん「……それから今日、久しぶりに元女房に会ったんだ。」
忠さん「へえ!どこで?」
篠宮さん「映画観終わってロビーに出たとこで。」
(回想シーン)
(映画館のロビーで元奥さんに声をかける篠宮さん)
篠宮さん「久子。」
篠宮さん:それから、一緒に喫茶店に入って……
히사코 씨: 건강해 보여서 다행이네. 카오리가 전화로 얘기해줬어.
시노미야 씨: 그냥 감기야. …이번에 신문에다 4컷 만화 연재하게 됐어.히사코 씨: 어머나, 잘 됐네.
시노미야 씨: …당신, 재혼한다면서? 부인이랑 사별한 자산가와….
히사코 씨: 그게 무슨 소리야? 그 얘기라면 꽤 오래 전에 거절했는데.
시노미야 씨: 거절했다고?! 거 잘 됐네! 응, 잘 됐어….
히사코 씨: …………
(회상 끝)
층 씨: 그래서, 재결합하기로 했나?
시노미야 씨: 아뇨, 아무래도 아직 거기까진….
・ここでは気になった単語や表現はなし。
【日本語版】
久子さん「元気そうでよかった。香織から電話もらったのよ。」
篠宮さん「ただの風邪だ。……今度新聞に四コママンガ連載することになった。」
久子さん「あら、よかったじゃない。」
篠宮さん「…お前再婚するんだってな。奥さん亡くした資産家と……」
久子さん「何それ?その話ならずいぶん前に断ったわ。」
篠宮さん「断ったのか!?そりゃよかった!うん、よかった……」
久子さん「…………」
忠さん「それでヨリ戻す話になったのかい?」
篠宮さん「いや、まだ流石にそこまでは……」
마스터(독자를 향해): 그래도 시노미야 씨는 부인의 재혼 얘기가 쏙 들어가서 몹시 기뻤나 보다.
고추냉이 장아찌와 구운 김으로 밥을 세 그릇이나 뚝딱 비운 걸 보면.
시노미야 씨:🎵
(밥집의 외관)
자막: 2주일 후―
카오리 씨: 우리 엄마, 재혼한대요.
마스터: 그 얘긴 없어졌다고 저번에 시노미야 씨가….
카오리 씨: 그거하곤 별개로, 또 다른 사람한테 프러포즈 받았나 봐요.
돌싱인 회사 임원인데 3살 연하라고….
카오리 씨: 엄마가 아빠의 기뻐하는 표정을 보니 차마 말이 안 나오더래요.
마스터(마음의 소리): 괜찮을까? 시노미야 씨….
・뚝딱 비운 걸 보면. さっと(さくっと)平らげたのを見ると。
日本語版では、前の部分も含めて「ごはんを三杯もおかわりしたんだ。」でした。
・그거하곤 별개로, それとは別に、
・차마 とても、どうしても
【日本語版】
マスター(読者に向けて):それでも篠宮さん、奥さんの再婚話がなくなって余程うれしかったんだな。
わさび漬けと焼き海苔でごはん三杯もおかわりしたんだ。
篠宮さん「🎵」
(店の外観)
字幕:二週間後ー
香織さん「ママ、再婚するんだって。」
マスター「その話はなくなったって、この前篠宮さんが……」
香織さん「あれとは別に、もう一人からプロポーズされてたみたい。バツイチの会社役員で三歳年下だって……」
香織さん「ママ、あのパパのうれしそうな顔見てたら、とても言えなかったって。」
マスター(心の声):大丈夫かな、篠宮さん……
篠宮さん、本当に奥さんのこと大好きだったんですね。
まぁ、結婚してる頃にそれに気付いていたら良かったのに…って話ですが。
確かに元奥さんは素敵な人だったから、多分50代くらいだろうけどモテモテでしたね。
正直、篠宮さんのことよりも元奥さんのほうが印象が強く残ったな。
いくつになっても素敵な人は素敵なんだなって思った話でした。
私もこんな人になれるよう内面をどんどん磨きたいなー。
あと、やっぱり大切な人のことはちゃんと大切にしたいなって思いました。
今いる大切な人たちもこれから出会う人たちも。
この後の篠宮さんがどれだけ落ち込むか考えるとちょっとかわいそうだけど、落ち込むような終わり方じゃなくてよかった。
では、次のお話もお楽しみに!
基本的に方言や、日本語をそのまま訳しているので分かりにくい部分もありますが、会話表現として触れるにはいい作品だと思います。
画像を載せていないので、表現的に分かりにくかったらごめんなさい。
ちゃんと表情とかニュアンスも知りたい方は、日本語版だけでもぜひ購入してみてくださいませ。
本当は、興味のある方は是非韓国語版も手に取っていただきたいのですが🤔
ストイックな勉強に飽きたら、自分の好きな分野の単語や表現から楽しく覚えるのも長続きのコツです!
そこから韓国の文化や歴史などまで分かることも多いですし。
楽しみながらレベルアップしていきましょう!
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう