好きな漫画で韓国語の会話表現を楽しく勉強
안녕하세요?
oulmoon입니다.
本日は、早速本題です。
今回は漫画を使って、韓国語の会話表現などを勉強するレッスンのまとめです。
今回使うのは一昨年行った韓国旅行で購入してきた人気漫画「深夜食堂(심야식당)20」!
けっこう前に19巻も読み終わりましたが、楽しく読めたので引き続きテキストのひとつとして「심야식당」を使っていきます。
日本語版と比較しつつ、韓国語に訳されることで出てくる面白さや違和感も楽しんでいます。
ネイティブからみたら「?」となる表現は日本人だと気付きにくい点もあるので、それも教えてもらいつつ…会話表現ならではの表現も紹介しています。
ちなみに発音は심야식당[심냐식땅]となりますよ。
さて、今回は第275夜のお話です。
今回に限らずですが、この作品のようにオムニバス形式の作品は韓国語では단편 얘기/단편 스토리といいます。
もちろん옴니버스(オムニバス)もあります!
今回は연어 버섯 호일구이
・버섯 きのこ
・호일구이 ホイル焼き
日本語だと「鮭とキノコのホイル焼き」です。
先生に韓国でもホイル焼きって言い方するのか聞いてみました。
👨「호일구이でも通じるけど、구이でいいと思う」
「ふーん🙄」と思いましたが、一応ネットで検索してみたら「호일구이」でもレシピなどが沢山出てきました。
この感じだと、料理する人を中心に普通に通じそうですね。
ちなみに、鮭のホイル焼きレシピが圧倒的に多かったです🤭
それと!
検索した中にNHKWORLDでも韓国語でレシピが!
ここでは、ホイルが포일となってたけど…。
このサイトは他にも韓国語で日本料理のレシピを載せてるので、色々読んでみるのも楽しそうですぞ!
・일본의 요리를 만들어 보자!
연어와 버섯 포일구이(NHKWORLD)
あと、歌手のソン・シギョンさんもYouTubeでレシピを公開されてました。
こちらは作ってモグモグするところまであります。
興味があるかたは観てみてください。
さてさて、それでは本編を読んでいきますが、第275夜も画像無しです。
画像ありで気になった表現の部分だけあげるより、画像無しで文言を全部いれた方がニュアンスは伝わるかと思い…。
全部読んだ方が韓国語ならではの会話表現もより分かるし、それを自分で書いた方が私自身も復習になるなと思っています。
画がない分、見にくいかもしれないけど🤔
また、セリフなどが多くなる分、1話分を全部書き写すのは時間がかかるので、2回に分けております😅
第275夜(前半)に出てきた内容、単語、表現
※♪つきは擬音です
마스터(마음의소리): 우에하라 씨와 키미 씨는 약 1년 전쯤 교엔마에에 문을 연 이발소 부부인데, 일요일 밤이면 가끔 둘이서 찾아와 준다.
(병 맥주를 따르는 키미 씨와 그거를 받은 우에하라씨)
마스터: 연어 버섯 호일구이 나왔습니다.
우에하라 씨: 와아, 맛이겠다!
・교엔마에에 御苑前に(で)
上原さんとキミさんは、一年ほど前、御苑前に開店した理髪店(とこや)の夫婦です。
日曜日の夜、たまに二人でお店に来てくれます。
「鮭ときのこのホイル焼きお待ち。」とマスターがアツアツの料理を出すと、「わぁ、うまそ!」と声に出す上原さん。
(연어살 일부를 젓가락으로 집는 씬)
마스터(마음의소리): 키미 씨는 홋키이도 출신.
마스터(마음의소리): 우에하라 씨는 신슈 출신이다.
(버섯을 젓가락으로 집는 씬)
원주 스승: 우에하라와 키미가 합쳐져 연어 버섯 호일구이가 나왔군.
마스터: 그 속뜻은?
엔추 스승: 속(금슬)은 뜨끈뜨끈하고.
홋키이도 바닷가와 신슈 산골에서 난 두 사람이 사이좋게 같이 사는 걸 보면 좀 비슷하잖아.
키미 씨: 어머나, 정말 그러네?
우에하라 씨: 명언이네요, 선생님. 기쁜대요?
・합쳐져 あわさって → かけて
・그 속뜻은? その心は?
・속(금슬)은 뜨끈뜨끈하고. 中(仲)はアツアツってね。
キミさんは北海道出身。
上原さんは信州生まれです。
熱々のホイル焼きを美味しそうに頬張る二人。
それをみていた円昼師匠が、「上原くんとキミちゃんとかけて、鮭ときのこのホイル焼きととく。」と言い出します。
「そのココロは?」と問うマスターに
「中(仲)は熱々ってね。
北海道の海っぺりと信州の山奥で採れた二人が、仲良く一緒にやってんだから。ちょっと似てるだろ。」と答える円昼師匠。
それを聞いた二人も「あらホント。」「師匠上手いな、うれしいっス」と喜びます。
마스터(마음의소리): 엔추 씨가 오프닝 담당 시절부터 다니던 이발소가 있는데 거기 주인이 은퇴한 뒤, 그 집 설비를 통째로 빌려 신장개업한 게 우에하라 씨의 가게야.
엔추 씨는 그대로 우에하라 씨네 가게 손님이 되었고, 맨 처음 이 둘을 우리 집에 데려온 것도 엔추 씨지.
엔추 스승: 근데 저번에 얼굴 면도하러 온 세련된 노처녀, 뭐 하는 여자야?
키미 씨: 아아, 사요코 씨요? 코디네이트 강사로 일하고 계시다던데?
우에하라 씨: 그 사람, 섹시하죠!
꼬집🎵
(키미씨가 우에하라씨를 꼬집어)
우에하라 씨: 아얏!키미 씨: 어휴.
마스터: 여성도 이발소에 다니는군요?
키미 씨: 얼굴을 면도해주면 안색이나 목덜미 피부색이 좋아지고 화장도 잘 받거든요.
마스터: 호오, 그래요?
・오프닝 (直訳)オープニング → 前座
・통째로 (直訳)まるごと → 居抜きで
・맨 처음 出だし、最初
・노처녀 年増、オールドミス、ハイミス
・코디네이트 강사 着付けの先生
所謂「着物着付け」という意味ではそのまんまの韓国語はないのですが、服の着付けという意味だと코디네이트で通じるそうです。
他にも「着付け師」で調べたら、옷 매무새사という表現も出てきました。
・꼬집 (意訳)つねり
日本語版では「ギュッ」でした。
つねったときの擬音ですね。
ただ、꼬집다はこういう時に擬態語として使わないそうで、日本語にあわせて無理やりあてたんだろうと先生は言われてました。
・목덜미 襟首、首筋、うなじ
・화장도 잘 받다 (直訳)化粧もよくうける → 化粧のりもよくなる
円昼師匠が前座の頃から通っていた理髪店の親方が引退した後、そこを居抜きで借りて新装開店したのが上原さんのお店なんです。
円昼師匠は、そのまま上原さんのお店のお客さんになり、最初、二人をめしやに連れてきたのも円昼師匠です。
円昼師匠「ところでさ、この前顔剃りに来てたオツな年増、ありゃ何者だい?」
キミさん「ああ、小夜子さん。着付けの先生やってるっておっしゃってたけど。」
上原さん「あの人色っぽいスよね!」
上原さんの言葉に、ギュッとつねるキミさん。「痛っ!」と叫ぶ上原さんに、「もう。」とキミさんが口を尖らせます。
話を聞いていたマスターが「女性でも理髪店に行くんだな。」と言うと、「顔剃りすると、顔とか襟足とか肌の色つやが良くなって、お化粧のノリも良くなるんです」と答えるキミさん。
マスター「へえ、そうなんだ」
사흘 후―
우에하라 씨: 예약하셨는데 죄송합니다. 저허 집사람, 장모님이 쓰러지셔서 친정에 내려가 없어요.
사요코 씨: 어머나. 그래요…?
그럼 남편 분한테 받아야겠네.
우에하라 씨: 괜찮으시겠어요? 제가 해도….
(사야코 씨의 얼굴을 면도하는 우에하라 씨)
・장모님 義母
・친정 (嫁に行った女性の)実家、里
↔️ 시가(媤家、嫁ぎ先の家), 시댁(시가の尊敬語)
三日後―。
上原さんの理髪店に噂の小夜子さんがやってきます。
上原さん「ご予約いただいていたのにすみません。家内の母が倒れまして、実家に帰っていないんですよ。」
小夜子さん「あらそう……。じゃあご主人にやっていただこうかしら。」
上原さん「いいんですか?ボクで……。」
そして、上原さんは小夜子さんの顔剃りを始めます。
사요코 씨: 아아….
(우에하라 씨가 사요코 씨를 면도하면 요염한 목소리를 내는 사요코 씨.
그 목소리를 듣고 뺨을 붉히는 우에하라씨와 코야코씨의 눈이 마주친다……)
(심야식탕에서 얼굴을 붉히고 멍하니 있는 우에하라 씨)
우에하라 씨: 크흣.
(사요코 씨와의 하룻밤이 생각나서 혼자 웃는 우에하라 씨)
・크흣 グフッ(笑い声)
上原さんが丁寧に顔を剃っていると、小夜子さんが「ああ……」と色っぽい声を出します。
思わず顔を赤らめる上原さんと、目を開けた小夜子さんと目があって…。
その後、めしやで顔を赤らめながらボーッとしている上原さん。
小夜子さんとの一夜を思い出し、「ぐふっ」と思い出し笑いします。
ホイル焼きって、簡単なんだけど自分ではあまりしない料理かも…。
蒸す分ヘルシーなんだろうけど、同じ材料ならついフライパンでやっちゃうなぁ🤔
と、それよりも!
比較的男性の方が「据え膳食わぬは…。」となる傾向が高いとは思うけど…。
奥さんいない時に奥さんのお客さんと関係もっちゃったはダメでしょ!
まぁ、美容師さんはモテるとよく聞くし、理容師さんも女性のお客さんにモテるのかもしれないけど…。
思い出し笑いしてるなんてろんがーい!
そうそう、思い出し笑いと言えば、それを表す単語って無さそうですね。
「苦笑い」とかは普通にあるけどなぁ。
【~笑いあれこれ】
・썩소 苦笑い
・조소, 비웃음 嘲笑、あざ笑い、皮肉な笑い
・쓴웃음 苦笑い
・헛웃음 作り笑い、空笑い、呆れた笑い
・함박웃음 大笑い、満面の笑みの笑い、いっぱいの笑顔
・너털웃음 高笑い、豪快な笑い
・깔깔대다 からからと笑う、大げさに笑う、高らかに笑う、げらげら笑う、笑い転げる
こういうのと比べると、どうしても説明的な表現になっちゃいました。
とりあえず、おいたしちゃった上原さんがどんな結末を向かえるのか…続きをお楽しみに!
基本的に方言や、日本語をそのまま訳しているので分かりにくい部分もありますが、会話表現として触れるにはいい作品だと思います。
画像を載せていないので、表現的に分かりにくかったらごめんなさい。
ちゃんと表情とかニュアンスも知りたい方は、日本語版だけでもぜひ購入してみてくださいませ。
本当は、興味のある方は是非韓国語版も手に取っていただきたいのですが🤔
ストイックな勉強に飽きたら、自分の好きな分野の単語や表現から楽しく覚えるのも長続きのコツです!
そこから韓国の文化や歴史などまで分かることも多いですし。
楽しみながらレベルアップしていきましょう!
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう