好きな漫画で韓国語の会話表現を楽しく勉強
안녕하세요?
oulmoon입니다.
本日は、早速本題です。
今回は漫画を使って、韓国語の会話表現などを勉強するレッスンのまとめです。
今回使うのは一昨年行った韓国旅行で購入してきた人気漫画「深夜食堂(심야식당)20」!
少し前に19巻も読み終わりましたが、楽しく読めたので引き続きテキストのひとつとして「심야식당」を使っていきます。
日本語版と比較しつつ、韓国語に訳されることで出てくる面白さや違和感も楽しんでいます。
ネイティブからみたら「?」となる表現は日本人だと気付きにくい点もあるので、それも教えてもらいつつ…会話表現ならではの表現も紹介しています。
ちなみに発音は심야식당[심냐식땅]となりますよ。
さて、今回は第273夜のお話です。
今回に限らずですが、この作品のようにオムニバス形式の作品は韓国語では단편 얘기/단편 스토리といいます。
もちろん옴니버스(オムニバス)もあります!
今回は명란 계란말이
・명란 たらこ、明太子
명란젓(たらこの塩辛)の縮約形
・계란말이 玉子焼き
日本語だと「明太子入り玉子焼き」です。
明太子入り玉子焼き。
食べること大好きな私ですが、珍しく惹かれない料理の1つかも🤔
個人的にはもう少しシンプルな玉子焼きの方が好きです。
だし巻きでも、甘い玉子焼きでも。
ネギ入りとかくらいならいいんですけどね。
明太子だと主張が強すぎると言うか…。
別々で食べた方が好きかも。
といいつつ、数えるほども食べたことない料理の1つでもあるので、実際に食べたらはまるかも。
でも、コレステロールや尿酸値的にはかなりヤバそうな料理でもありますね🤭
今度お店で見かけたら頼んでみようかな?
さてさて、それでは本編を読んでいきますが、第273夜も画像無しです。
画像ありで気になった表現の部分だけあげるより、画像無しで文言を全部いれた方がニュアンスは伝わるかと思い…。
全部読んだ方が韓国語ならではの会話表現もより分かるし、それを自分で書いた方が私自身も復習になるなと思っています。
画がない分、見にくいかもしれないけど🤔
また、セリフなどが多くなる分、1話分を全部書き写すのは時間がかかるので、2回に分けております😅
第273夜(前半)に出てきた内容、単語、表現
※♪つきは擬音です
마스터(마음의소리): 후쿠오카에 사는 지인이 명란을 잔뜩 보내줬다고 했더니 ‘그럼 명란 계란말이 좀 만들어주세요.’ 라고 타카무라 씨가 말했다.
그래서―.(갓 만든 명란 계란말이가 나오고)
타카무라 씨: 잘 먹겠습니다.
(명란 계란말이를 먹고 눈물 짓는 타카무라 씨.)
・잔뜩 非常に、いっぱい、ひどく、すっあり、たっぷり、沢山
日本語版では「いっぱい」でした。
マスターが福岡の知り合いが明太子をいっぱい送ってくれたって話したら「じゃあ、明太子入りの玉子焼きを作ってください。」って高村さん。
てなわけで―
ホカホカの出来立て玉子焼きを食べた高村さん。
一口食べて涙ぐみます。
타카무라 씨: ………….
(울면서 위를 보고 가만히 있는 모습)
마스터: 왜 그러세요? 갑자기.
타카무라 씨: 이걸 먹으니 헤어진 와이프가 생각나서….
코스즈 씨: 댁의 바람 때문에 헤어진 거 아냐?!
타카무라 씨: 그렇길 한데… 집사람 후쿠오카 출신이라 이걸 자주 만들어 줬거든요.
마스터: 후회하고 있수? 헤어진 거.
타카무라 씨: …어쩔 수 없죠.
・댁의 お宅の
「◯◯さんのお宅」とか言う意外にも、あまり親しくない人に対してこういう使い方をします。
今回の内容だとそれなりに知る仲のようですが…。
日本語版では「アンタの」でした。
そのまま上を見て涙を流している高村さんに「どうしたんだい、急に。」とマスター。
マスターの問いに、涙をふきながら高村さんは「これ食べたら別れた嫁のこと思い出しちゃって…。」と答えますが、小寿々さんに「アンタの浮気がもとで別れたんじゃなきの!?」と突っ込まれます。
高村さんが「そうなんですけど…。あいつ福岡生まれで、これ、よく作ってくれたんですよね。」と続けると、「後悔してんのかい?別れたこと。」とマスター。
その言葉に「…仕方ないスよ。」と返す高村さんです。
마스터: 어떻게 지내고 있으려나? 전처.
타카무라 씨: 후쿠오카로 돌아가겠다고 했는데….
드르륵♪(외국인 같은 화장을 한 젊은 여성이 들어온다.)
마스터(마음의소리): 이게 타카무라 씨의 불륜 상대다.
이래 봬도 일본인이거든, 이름이 마리카였던가…?
마스터: 어서오세요.
마리카 씨: 그게 뭐야?
타카무라 씨: 명란 계란말이.
마리카 씨: 헐, 칼로리 높겠다! 그래도 먹어야지.
마리카 씨: 으음~!
마스터(마음의소리): 그녀도 맘에 들었는지, 나머지를 싹 먹고 나선 한 그릇 더 추가해 거의 혼자서 다 먹어 버렸다.
(마리카 씨가 명란 계란말이를 다 먹어 불복하는 듯한 표정의 타카무라 씨)
・전처 前妻、先妻
・이래 봬도 こう見えても
・그래도 먹어야지. それでも食べなきゃ。
ここの‘-아/어야지.’は「義務」ではなく「意思」を表しています。
日本語版では「でも食べちゃう。」でした。
さらにマスターが「どうしてんのかね、元奥さん。」と続けると、「福岡に帰るって言ってたけど…。」と高村さんもよく知らないようです。
そこへ、ガラッと店の戸を開けて今風の外国人のような化粧をした女性が入ってきます。
この人が、高村さんの浮気相手。
こう見えても日本人で、マリカって名前だったか…。
「いらっしゃい。」と、マスターが声をかけるとマリカさんは「なに、それ?」と高村さんが食べようとしていた明太子入りのことを聞きます。
「明太子入り玉子焼き」と答える高村さんに「わぁ、カロリー高そう!でも食べちゃおう。」とマリカさん。
彼女も明太子入り玉子焼きを気に入ったみたいで、残りを全部食べてからもう一皿追加してほとんど一人で食べてしまいました。
자막: 두 사람이 돌아간 뒤.
코스즈 씨: 쟤 뭐야~?!
마스터: 잡지 모델로 일하고 있대요. 집안일은 전혀 안 하고.
코스즈 씨: 후회막급이겠네.
자막: 보름 후―
타카무라 씨: 마스터, 여기 선물이에요, 명란.
마스터: 고마워요.
마스터: 후쿠오카 다녀왔어요?
코스즈 씨: 만나고 온 거야? 전처.
타카무라 씨: 하아아.
(한숨을 쉬는 타카무라 씨)
・후회막급 後悔先に立たず
2人が帰ったあと。
「なに!?あのコ。」といぶかしげに聞く小寿々さんに、「雑誌のモデルやってるそうだ。家事はまったくやんないんだってさ。」とマスターが答えると、「後悔先に立たずね。」と切り捨てる小寿々さんです。
半月後―。
高村さんが左頬を赤くしながらめしやにやってきました。
「マスター、お土産、明太子」とお土産を渡すと「ありがと。」とマスター。
「福岡に行ってたのかい?」
「会ってきたの?元奥さんと。」と、マスターと小寿々さんに聞かれると、高村さんは「はぁあ。」と大きなため息をつきます。
(갓 만든 명란 계란말이가 나오고)
마스터(마음의소리): 타카무라 씨는 출장 간 김에 전처를 만나러 갔다고 한다.
타카무라 씨: 역시 처갓집에 가긴 껄끄러워서…
결혼 인사하러 내려갔을 때, 그녀가 데려가 줬던 전처 친구가 하는 룸살롱에 갔다가, 한 대 얻어맞긴 했지만 알려주더라구요.
이혼하고 한동안 후쿠오카에 있었는데, 다시 도쿄로 올라갔다고.
코스즈 씨: 본인하곤 연락이 안 돼?
타카무라 씨: 마리카가 전처 연락처를 전부 지운 데다, 라인도 안 되는 걸 보면 번호를 바꾼 것 같아요….
마스터: 그러고 보니 어떻게 지내고 있어요? 애인은.
타카무라 씨: 헤어졌어요, 저번에 대판 싸우고.
・껄끄럽다 ちくちくする、ザラザラする、(性格が)気難しい
ここでは「気まずい」というニュアンスで使われています。
日本語版では「行きづらくて」でした。
・한 대 얻어맞다 一発殴られる
高村さん、出張のついでに元嫁に会いに行ったらしいです。
左頬に手をやりながら「さすがに実家には行きづらくて……結婚の挨拶に帰った時、連れてってもらったあいつ(元嫁)の友達がやってるスナックに行ったら、一発殴られたけど教えてくれました。
離婚してしばらくこっち(福岡)にいたけど、また東京のほうへ出てったって。」と話す高村さん。
頬が赤いのは殴られたからだったんですね。
「本人とは連絡とれないの?」と聞く小寿々さんに、「マリカがあいつ(元嫁)の連絡先全部消しちゃったし、ラインも通じないから番号を変えたのかもしれません……。」と答える高村さん。
ふと気づいたマスターが「そういえばどうしてんだい?彼女(マリカちゃん)。」と聞くと、高村さんは「別れました。この前大喧嘩して。」とお酒を飲みます。
(명란 계란말이를 먹는 타카무라 씨)
마스터: 요리 잘하고 착한 부인이었다더군. 웬만한 일은 다 용서해줬는데 불륜과 부인의 유산이 겹쳤을 때, 끝내 이혼서류를 두고 나가버렸대.
타카무라 씨: 미즈키…
(우는 타카무라 씨와 그걸 보는 코스즈 씨)
・웬만하다 まぁまぁだ、まずまずだ、かなりのものだ、相当なものだ
日本語版では일은も含めて「大抵のことは」となっていました。
・유산 流産
そして、明太子入り玉子焼きを一口食べる高村さん。
「料理上手でやさしい奥さんだったそうだ。大概のことは許してくれたんだが、浮気と奥さんの流産が重なった時、離婚届を置いて出てったらしい。」と、マスター。
そして、「美月……。」と涙する高村さんでした。
今回はキリのいいところで終わらせたかったので、半分以上載せました。
今回のお話、高村さんは今のところ同情の余地なしですが…失って初めてその存在の大切さに気づいたというところでしょうか。
まぁ、不倫相手を選んだ(?)のも本人だし、こうなることを覚悟できていなかったとしても、こうなる未来を選んだのも本人だから仕方ないですが…。
果たして、高村さんは元奥さんの明太子入り玉子焼きをまた食べることができるのか?
次回をお楽しみに!
基本的に方言や、日本語をそのまま訳しているので分かりにくい部分もありますが、会話表現として触れるにはいい作品だと思います。
画像を載せていないので、表現的に分かりにくかったらごめんなさい。
ちゃんと表情とかニュアンスも知りたい方は、日本語版だけでもぜひ購入してみてくださいませ。
本当は、興味のある方は是非韓国語版も手に取っていただきたいのですが🤔
ストイックな勉強に飽きたら、自分の好きな分野の単語や表現から楽しく覚えるのも長続きのコツです!
そこから韓国の文化や歴史などまで分かることも多いですし。
楽しみながらレベルアップしていきましょう!
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう