好きな漫画で韓国語の会話表現を楽しく勉強
안녕하세요?
oulmoon입니다.
BTS、ついに全員入隊に向けて動きましたね。
まぁ、韓国の男性芸能人なら逃げられない話だし、彼らなら精一杯頑張って戻ってきてくれそう。
どうせならみんな似たような時期に行って早く全員で再始動してほしいですしね。
とはいえ、やっぱり寂しいです。
それでは、今回も早速本題です。
今回は漫画を使って、韓国語の会話表現などを勉強するレッスンのまとめです。
今回使うのは一昨年行った韓国旅行で購入してきた人気漫画「深夜食堂(심야식당)21」!
ずっと読んでいた20巻も読み終わりましたが、楽しく読めたので引き続きテキストのひとつとして「심야식당」を使っていきます。
日本語版と比較しつつ、韓国語に訳されることで出てくる面白さや違和感も楽しんでいます。
ネイティブからみたら「?」となる表現は日本人だと気付きにくい点もあるので、それも教えてもらいつつ…会話表現ならではの表現も紹介しています。
ちなみに発音は심야식당[심냐식땅]となりますよ。
さて、今回も第286夜のお話です。
今回に限らずですが、この作品のようにオムニバス形式の作品は韓国語では단편 얘기/단편 스토리といいます。
もちろん옴니버스(オムニバス)もあります!
今回も카레라면
・카레 カレー
日本語だと「カレーラーメン」です。
そのまんまですね。
今回の話でも、食材について調べてみました。
(カレーラーメンは食材とは言わないか…🤔)
カレーラーメンってあんまり意識したことなかったので、日本でもインスタントラーメンが主流だと思ってたけど…。
地方では結構あるんですね!
・カレーラーメン(Wikipedia) → ★
・室蘭カレーラーメン(Wikipedia) → ★
・味の大王(Wikipedia) → ★
・とまこまいカレーラーメン(Wikipedia) → ★
・味噌カレー牛乳ラーメン(Wikipedia) → ★
それぞれの内容を見ると北海道に有名店が多いみたいですが、色々あって面白い…。
ちょっと今回は新しく知れたことが多くて面白かったです。
ちなみに、私がカレーラーメンの中で一番食べているであろうカップヌードル カレーは言わずもがな日清食品が発売していますが、「カップヌードル」発売2年後の1973年5月に販売開始されたらしいです。
私が生まれる前からあったのかー。
なお、2009年9月より本格的な角切りチャーシューをカレー用にアレンジした「カレー専用コロ・チャー」が入りリニューアルされたらしいです。
私は正直、前の謎肉も嫌いじゃなかったですけどね。
あのリニューアルからも15年近くたってるのか…。
そっちのほうが驚きでした。
さてさて、それでは本編を読んでいきますが、第286夜も画像無しです。
画像ありで気になった表現の部分だけあげるより、画像無しで文言を全部いれた方がニュアンスは伝わるかと思い…。
全部読んだ方が韓国語ならではの会話表現もより分かるし、それを自分で書いた方が私自身も復習になるなと思っています。
画がない分、見にくいかもしれないけど🤔
また、セリフなどが多くなる分、1話分を全部書き写すのは時間がかかるので、2回に分けております😅
第286夜(後半)に出てきた内容、単語、表現
※♪つきは擬音です
타치바나 씨: 바보야마, 아니, 카바야마. 돈 좀 빌려주지 않을래?
카바야마 씨: 괜찮긴 한데, 지금은 2만 엔밖에 없어서.
타치바나 씨: 괜찮아, 2만 엔 정도면. 마권이 맞으면 두 배로 갚을게.
카바야마 씨: 으응….
마스터: …………
자막: 닷새 후ー
카바야마 씨: 역시 대단해요. 타치바나는. 두 배 정도가 아니라 돈을 세 배로 갚았다니까요.
마스터: 다행이네요…. 그래도 친구들끼린 웬만하면 돈거래 안 하는 게 좋아요.
카바야마 씨: …난 타치바나를 믿으니까요.
・마권이 맞으면 馬券が当たれば
・돈거래 (直訳)金の取引 → 金の貸し借り
直訳だと物々しいですが、個人同士の貸し借りでもこれを使います。
橘さん「バカ山、いや、カバ山。金貸してくんない?」
樺山さん「いいけど今二万しか持ってなくて。」
橘さん「いいよ二万で。馬券とったら倍にして返してやるよ。」
樺山さん「うん……。」
マスター「…………。」
字幕:五日後ー
樺山さん「やっぱすごいよ、橘くん。倍どころか三倍にしてお金返してくれたんだ。」
マスター「よかったな。…でもサ、友達同士あんまり金の貸し借りはしないほうがいいよ。」
樺山さん「……オレ信じてるから、橘くんのこと。」
드르륵🎵(여자를 데리고 온 타치바나 씨가 들어온다.)
타치바나 씨: 카레라면 두 그릇이요.
마스터: 어서오세요.
카바야마 씨: 타치바나!!
타치바나 씨: 히나노가 먹어보고 싶다고 해서….
타치바나 씨: 이거 은근 중독성 있더라.
카바야마 씨: 어때요? 히나노 씨.
히나노 씨: 으음…. 피자치즈 넣어 먹으면 더 맛있을 것 같아요.
카바야마 씨: 마스터, 여기 피자치즈 토핑이요!
・은근 중독성 있더라. なんかクセになるよな
“은근“は“은근히“でもOKです。
じわじわ、それとなく…みたいなニュアンスです。
日本語版では「クセになるよな、これ。」でした。
ガラッ🎵(女連れで入ってくる橘さん)
橘さん「カレーラーメン二つ。」
マスター「いらっしゃい。」
樺山さん「橘くん!!」
橘さん「ひなのが食べてみたいって言うからサ……。」
橘さん「クセになるよな、これ。」
樺山さん「どうですか?ひなのさん。」
ひなのさん「うん……。とろけるチーズ入れたらおいしそ。」
樺山さん「マスター、とろけるチーズトッピングで!」
(피자치즈를 뿌린 카레라면과 그것을 먹는 히나노 씨)
타치바나 씨: 히나노는 가부키초에 있는 룸살롱에서 일하고 있어.
타치바나 씨: 가서 지명 좀 해줘.
히나노, 카바야마한테 명함 줘.히나노 씨: 응.
히나노 씨: 카바짱, 잘 부탁해요.
카바야마 씨: 아, 네에.
마스터(독자를 향해): 그 후, 카바야마 씨는 타치바나 씨와 어울려 다니며 놀기 시작했어.
중학교 때 그토록 빛나던 동경의 대상 타치바나 씨와 친구로 지낼 수 있어 카바야마 씨는 무척 기뻐했지.
・명함 줘. 名刺あげて。
・그토록 あれほど
(とろけるチーズをかけたカレーラーメンとそれを食べるひなのさん)
橘さん「ひなの、歌舞伎町のキャバクラにいるんだ。」
橘さん「指名してやってくれよ。
ひなの、カバ山に名刺やんなよ。」
ひなのさん「うん。」
ひなのさん「カバちゃん、よろしくね。」
樺山さん「あ、ハイ。」
マスター(読書へ向けて)「その後、樺山くん、橘くんとつるんで遊ぶようになる。
中学時代、光り輝いてた憧れの橘くんと友達づき合いができて樺山くんすごく喜んでたな。」
(어떤 빌딩 옥상에서)
타치바나 씨: 돈 좀 빌려줄 수 없겠냐?
타치바나 씨: 모레까지 150만 엔 장만하지 못하면 무슨 일을 당할지 몰라….
(무릎도 꿇고)
타치바나 씨: 제발 부탁이야, 너밖에 없어.
타치바나 씨: 카바… 야마.
카바야마 씨: 타치바나….
(밖에 비오는 밤에 밥집에서)
마스터: 오늘은 타치바나 씨랑 같이 안 왔네요?
카바야마 씨: 연락이 안 돼요. 타치바나랑….
・ここで気になった単語や表現はなし!
(とあるビルの屋上で)
橘さん「金貸してくんないか。」
橘さん「明後日までに百五十万用意できないと何されるかわかんねえんだ……。」
(土下座して)
橘さん「頼む、おまえしかいないんだ。」
橘さん「樺山…くん。」
樺山さん「橘くん……。」
(外は雨の夜にめしやで)
マスター「今日は橘くんと一緒じゃないのかい?」
樺山さん「連絡とれないんだ、橘くんと……。」
마스터: 설마 큰 돈을 빌려준 건 아니겠죠?
카바야마 씨: ………….
드르륵🎵(여위어 수척해진 히나노 씨가 들어온다)
히나노 씨: 아, 카바짱. 그 사람 어디에 있는지 몰라요?
마스터(독자를 향해): 그 인간은 히나노 씨의 카드와 장롱에 있던 쌈짓돈, 돈 될 만한 장신구와 함께 사라졌다고 한다….
히나노 씨: 도망쳤어요, 그 인간. 내가 임신했다고….
카바야마 씨: …그냥 낳아요…. 타치바나의 자식이라면 굉장히 우수할 테니까….
히나노 씨: 무슨 헛소리야?! 당신도 그 인간한테 실컷 돈 뜯겼으면서.
카바야마 씨: …난 타치바나를 믿어요. …친구니까….
・장롱에 있던 쌈짓돈 (直訳)タンスにあった包み紙 → へそくり
・장롱[잔농] タンス
昔は旅行に行く時の費用として、タンスなどにお金を貯めていたからこういう言い方をしたそう。
日本語版だど「タンス貯金」でした。
▼こっちもあり
・비상금 へそくり
・돈 뜯기다 金をとられる、金をゆすられる
正確には「殴られなどしてかねをとられる」という意味だそう。
“뜯다”の受け身です。
日本語版では“실컷“もあわせて「さんざんせびられたくせに」でした。
マスター「まさか、大金貸してんじゃないだろうな?」
樺山さん「…………。」
ガラッ🎵(やつれた様子で入ってきたひなのさん)
ひなのさん「あ、カバちゃん、あの人どこにいるか知らない?」
マスター(読者に向けて):ひなのちゃんのカードとタンス貯金、金目のジュエリーと一緒にアイツは消えちまったらしい……。
ひなのさん「逃げたのよあの人。あたしが妊娠したから……。」
樺山さん「……産んだほうがいいスよ、橘くんの子ならすごい優秀だから……。」
ひなのさん「バカなんじゃない!?あんただってさんざんお金せびられたクセに。」
樺山さん「……オレ、橘くん信じてるから。
……友達だから……。」
うわぁ…。
今回は気持ちがくらーくなる結末でした。
というか、ここまで来ると友情がどうとかいうより樺山さんも病的に感じてしまう…。
個人的には昔からの親友なら分かるけど、彼の場合はよっぽど憧れてた人だから信じたいのかなぁ。
こうなってくると橘さんがカレーラーメンを気に入ったのも取り入るための演技だったのかとか考えてしまう。
あくまでフィクションだけど、リアルにありそうな話も多い作品なので金の貸し借りには気をつけたいものです。
次は明るい話だといいなぁと期待しつつ…次回をお楽しみに!
基本的に方言や、日本語をそのまま訳しているので分かりにくい部分もありますが、会話表現として触れるにはいい作品だと思います。
画像を載せていないので、表現的に分かりにくかったらごめんなさい。
ちゃんと表情とかニュアンスも知りたい方は、日本語版だけでもぜひ購入してみてくださいませ。
本当は、興味のある方は是非韓国語版も手に取っていただきたいのですが🤔
ストイックな勉強に飽きたら、自分の好きな分野の単語や表現から楽しく覚えるのも長続きのコツです!
そこから韓国の文化や歴史などまで分かることも多いですし。
楽しみながらレベルアップしていきましょう!
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう