好きな漫画で韓国語の会話表現を楽しく勉強
안녕하세요?
oulmoon입니다.
もう9月も終わりですね。
ちょうど月末処理に終われてて帰りがかなり遅くなっているのですが、日が暮れるのが早い早い。
会社をでる頃には真っ暗なのはもちろんですが、外にでた時の空気とか温度がまさに「秋」って感じです。
こうなってくると温かいものが嬉しくなる季節まっひぐら!
それはそれで楽しみです🎵
それでは、今回も早速本題です。
今回は漫画を使って、韓国語の会話表現などを勉強するレッスンのまとめです。
今回使うのは一昨年行った韓国旅行で購入してきた人気漫画「深夜食堂(심야식당)21」!
ずっと読んでいた20巻も読み終わりましたが、楽しく読めたので引き続きテキストのひとつとして「심야식당」を使っていきます。
日本語版と比較しつつ、韓国語に訳されることで出てくる面白さや違和感も楽しんでいます。
ネイティブからみたら「?」となる表現は日本人だと気付きにくい点もあるので、それも教えてもらいつつ…会話表現ならではの表現も紹介しています。
ちなみに発音は심야식당[심냐식땅]となりますよ。
さて、今回も第284夜のお話です。
今回に限らずですが、この作品のようにオムニバス形式の作品は韓国語では단편 얘기/단편 스토리といいます。
もちろん옴니버스(オムニバス)もあります!
今回も페페론치노풍 봄양배추 볶음
・페페론치노풍 ペペロンチーノ風
・봄양배추 春キャベツ
日本語だと「春キャベツ炒めのペペロンチーノ風」です。
今回の話でも、食材や料理について調べてみました。
春キャベツと冬キャベツって時期の違いじゃないの⁉JA愛知みなみのキャベツ生産者さんに聞いた、知っておきたいキャベツの話(レタスクラブ)
アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ
(Wikipedia)
春キャベツのほうは紹介サイトが多すぎて、色々読んだらなかなか面白かったです。
かぶる内容もあるけど、少しずつプラスαされてる部分とかもあるし。
もともとキャベツは大好きですが、春キャベツも好きです。
それぞれの違いがそれぞれに美味しい。
そしてペペロンチーノ…。
正式名称が長くてびっくり。
マスターのとこのペペロンチーノ風はアンチョビが入ってるけど、ちょっとアレンジ入ってますね。
いずれにせよ、ペペロンチーノとアンチョビとキャベツを合わせるって最強のおつまみと一つだと思います!
さてさて、それでは本編を読んでいきますが、第284夜も画像無しです。
画像ありで気になった表現の部分だけあげるより、画像無しで文言を全部いれた方がニュアンスは伝わるかと思い…。
全部読んだ方が韓国語ならではの会話表現もより分かるし、それを自分で書いた方が私自身も復習になるなと思っています。
画がない分、見にくいかもしれないけど🤔
また、セリフなどが多くなる分、1話分を全部書き写すのは時間がかかるので、2回に分けております😅
▼前回分(前半分)
韓国語で「厳しめに言う」「ジーッと見る」って何て言う?漫画「深夜食堂(심야식당)」で楽しく勉強♪
第284夜(後半)に出てきた内容、単語、表現
※♪つきは擬音です
미카미 씨: 후지타, 자넨 여자들의 시선이 따갑지도 않아? 어딜 가나 빤~ 히 쳐다보는데.
후지타 씨: 워낙 익숙해서요. 저보다야 미카미 씨가 훨씬 더 멋있으시지만.
(입을 크게 벌리고 페페론치노풍 봄양배추볶음을 먹으면서)
미카미 씨: 고마워. 그런 소리해주는 건 자네랑 카호 정도뿐이야.
후지타 씨: 카호?!
미카미 씨: 마스터. 이것 역시 맛있네요.
마스터: 그래요? 그렇다니 다행이네.
후지타 씨: 다음에 한번 만들어볼까? 이거, 페페론치노풍 만드는 요령으로 하면 되는 거죠?
마스터: 네.
미카미 씨: 자네, 요리도 할 줄 알아?
후지타 씨: 네. 요리하는 거 좋아하거든요. 저번 주엔 로스트비프 만들었어요.
・자네 君、貴君
・빤~ 히 じーっと
前回“빤~”って、表現で“빤~ 히”のほうがまだわかると指摘したやつです。
・요령으로 要領で、コツで
三上さん「藤田さぁ、女の視線痛くないの?どこ行ってもジーッと見つめられてサ。」
藤田さん「慣れてますから。ボクなんかよりずっと三上さんのほうがステキだと思うけどな。」
(大きな口をあけて春キャベツを食べながら)
三上さん「ありがと。そんなこと言ってくれんの、おまえとカホくらいだよ。」
藤田さん「カホ!?」
三上さん「マスター、やっぱりこれうまいよ。」
マスター「そうかい、そりゃよかった。」
藤田さん「今度作ってみようかな。これ、ペペロンチーノの要領でいいんですよね?」
マスター「ああ。」
三上さん「おまえ、料理できんの?」
藤田さん「ええ、料理作んの好きなんです。先週はローストビーフ作りました。」
最初の三上さんのセリフは、前回の最後のページでお茶漬けシスターズがジーッと藤田さんのこと見てたのもあっての発言ですね。
미카미 씨: 호오, 다음에 한번 얻어먹어 볼까?
후지타 씨: 어? 정말요?! 저야 좋죠.
자막: 두 사람이 돌아간 뒤.
미키 씨: 간만에 안구정화했네.
카나 씨: 저렇게 솔직한 아이도 있구나.
루미 씨: 저런 신입이라면 내가 아주 친절하게 뭐든지 다 가르쳐 주지!
마스터: 하여간 여자들은 꽃미남한테 약하다니까.
금요일에 혼자 찾아완던 카호 씨도 그랬어.
카호 씨: 오늘 우연히 후지타랑 엘리베이터를 같이 탔어요. 딱 우리 둘만. 그런데…
・얻어먹다 おごってもらう、もらい食いする
・저야 좋죠. 私は嬉しいです。私はいいですよ。
日本語版では「いいですよ。」でした。
・간만에 안구정화했네. (直訳)眼球浄化 → 目の保養
三上さん「へぇ、今度ごちそうしてもらおうかな。」
藤田さん「えっマジスか!?いいですよ。」
字幕:二人が帰ったあと。
ミキさん(梅)「久々の目の保養させてもらったわ。」
カナさん(鮭)「あんな素直なコいるのね。」
ルミさん(たらこ)「あんな新人ならあたし、手取り足取りなんでも教えちゃう!」
マスター「ったく、女ってなあイケメンに弱いな。金曜に来たカホちゃんも言ってたよ。」
カホさん「今日、偶然エレベーターで藤田くんと一緒になったの、二人っきり。そしたらね……。」
▼회상
(엘리베이터 안에서)
후지타 씨: 하야카와 씨, 사내에 누군가 사귀는 분 있어요?
카호 씨: 어…?! 그건 비~밀, 후후.
후지타 씨: 비밀이라….
▲회상 끝
카호 씨: 어떡하죠? 후지타가 나한테 고백하면.
이제껏 연하님은 전혀 관심 없었는데
마스터: 오늘 미카미 씨는?
카호 씨: 나고야 출장이에요. 예정에 없이 들어온 일이라 후지타만 두고 혼자 내려갔대요.
마스터(마음의소리): 그때, 카호 씨의 휴대폰 벨이 올렸다.
카호 씨: 오른쪽 다리… 골절?!
・예정이 없이 들어온 일이라 (直訳)予定になく入ってきた仕事なので → 急用で、急な仕事で
日本語版では「イレギュラーな仕事で」でしたが、들어오는ならその訳でOKだそう。
・골절 骨折
▼回想
(エレベーターの中で)
藤田さん「早川さん、社内で誰か付き合ってる人いるんですか?」
カホさん「え!?……それはヒミツ。ふふ。」
藤田さん「ヒミツか……。」
▲回想終
カホさん「どうしよう、私藤田くんにコクられたら。
今まで年下の男なんて興味なかったのに……。」
マスター「今日三上さんは?」
カホさん「名古屋出張。イレギュラーな仕事で、藤田くん置いて一人で行ったみたい。」
マスター(心の声):その時、カホちゃんのケータイが鳴る。
カホさん「右足……骨折!?」
마스터(독자를 향해): 미카미 씨는 일을 마치고 대학 동창과 술 마시고 돌아오는 길에 역 계단에서 발을 혓디뎌 넘어지는 바람에 다리뼈가 부러졌다고 한다.
내일 아침 첫 기차로 나고야로 대려가야겠다며 카호 씨는 돌아갔다.
자막: 수요일―
카호 씨: 후지타가 나고야까지 내려와줄 줄은 몰랐어. 여러모로 고마워.
후지타 씨: 아니에요…. 부하로서 당연한 일인걸요.
(갓나온 페페론치노풍 봄양배추 볶음을 들고)
마스터: 자, 나왔습니다. 페페론치노풍 봄양배추 볶음이요.
마스터: 고생이 많았겠네요. 그래서, 미카미 씨는 지금 어떻게 지내고 있나요?
카호 씨: 메구로에 있는 자기 아파트로 돌아가 요양 중이에요.
식사랑 빨래는 내가 챙겨주고 있고.
・발을 헛디뎌 足を踏み外して
マスター(読者に向けて):三上さん、仕事の後大学時代の友達と飲んで帰りに駅の階段を踏み外し、転倒して足の骨を折ったらしい。
明日、朝イチで名古屋に行くってかほちゃん帰ってったよ。
字幕:水曜日ー
カホさん「藤田くんが名古屋まで来てくれるなんて思わなかった。いろいろありがとね。」
藤田さん「いや……部下として当然です。」
(出来立ての春キャベツ炒めのペペロンチーノ風を持って)
マスター「ハイお待ち、春キャベツ炒めのペペロンチーノ風だ。」
マスター「大変だったな。で、三上さん今はどうしてんだい?」
カホさん「目黒の自宅マンションに戻って療養中。食事、洗濯は私がやってんの。」
(뜨거운 페페론치노풍 봄양배추볶음 그림)
후지타 씨: 카호 씨, 결혼하실 건가요? 미카미 씨랑.
카호 씨: 응, 이제는 굳이 회사에 감출 필요도 없고. 처음부터 서로 그걸 생각이었으니까.
후지타 씨: 축하드려요.
카호 씨: 미안해. 자, 우리 먹자.
마스터(독자를 향해): 미카미 씨가 복귀하길 기다렸다가 후지타는 퇴직했어.
미카미 씨가 자택에서 요양 중일 땐 날마다 병문안 하러 찾아왔다고 하고.
회사 그만두기 전에 후지타가 미카미 씨에게 ‘좋아했습니다’ 라고 말하며 눈물을 흘렸대.
미카미 씨: 이런 얘기, 카호한테는 못 하죠….
・ここで気になった単語や表現はなし!
(熱々の春キャベツ炒めのペペロンチーノ風の絵)
藤田さん「カホさん結婚するんですか?三上さんと。」
カホさん「うん、もう会社に隠しても仕方ないし。元々お互いそのつもりだったから。」
(曇った表情で)
藤田さん「おめでとうございます。」
カホさん「ごめんね、藤田くん。さ、食べましょう。」
マスター(読者に向けて)「三上さんの復帰を待って藤田くんは退職した。
三上さんの自宅療養中は毎日見舞いに来てたらしい。
辞める前、藤田くん、三上さんに『好きでした』って言って涙を流したそうだ。」
三上さん「こんなことカホにゃ言えないよな…。」
ふむー。
「あー、やっぱり普通の三角関係ではなかったかー」って感じのラストでした。
まぁ、ある意味このほうがリアルな気もするし。
しかし、コネで入社したのにこんなに早く辞めちゃって、若いねぇ…。
この後どうするんだろう…。
まぁ、優秀ならどこでもやっていけるのかな…なんて、フィクションだけどついつい考えてしまいました。
トータルして収まるところに収まったお話でしたね。
次回もまた面白そうな内容なのでお楽しみに!
基本的に方言や、日本語をそのまま訳しているので分かりにくい部分もありますが、会話表現として触れるにはいい作品だと思います。
画像を載せていないので、表現的に分かりにくかったらごめんなさい。
ちゃんと表情とかニュアンスも知りたい方は、日本語版だけでもぜひ購入してみてくださいませ。
本当は、興味のある方は是非韓国語版も手に取っていただきたいのですが🤔
ストイックな勉強に飽きたら、自分の好きな分野の単語や表現から楽しく覚えるのも長続きのコツです!
そこから韓国の文化や歴史などまで分かることも多いですし。
楽しみながらレベルアップしていきましょう!
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう