好きな漫画で韓国語の会話表現を楽しく勉強
안녕하세요?
oulmoon입니다.
秋分の日を過ぎて、急に秋らしくなってきましたね。
ここ数年、こういうことが多くて地味に感動します。
月が変わったり、春分の日、夏至、秋分の日、冬至が過ぎたら気候が急に変化する感じ。
ただ、季節の変わり目は体調を崩しやすいから要注意でもありますね。
それでは、今回も早速本題です。
今回は漫画を使って、韓国語の会話表現などを勉強するレッスンのまとめです。
今回使うのは一昨年行った韓国旅行で購入してきた人気漫画「深夜食堂(심야식당)21」!
ずっと読んでいた20巻も読み終わりましたが、楽しく読めたので引き続きテキストのひとつとして「심야식당」を使っていきます。
日本語版と比較しつつ、韓国語に訳されることで出てくる面白さや違和感も楽しんでいます。
ネイティブからみたら「?」となる表現は日本人だと気付きにくい点もあるので、それも教えてもらいつつ…会話表現ならではの表現も紹介しています。
ちなみに発音は심야식당[심냐식땅]となりますよ。
さて、今回は第284夜のお話です。
今回に限らずですが、この作品のようにオムニバス形式の作品は韓国語では단편 얘기/단편 스토리といいます。
もちろん옴니버스(オムニバス)もあります!
今回は페페론치노풍 봄양배추 볶음
・페페론치노풍 ペペロンチーノ風
・봄양배추 春キャベツ
日本語だと「春キャベツ炒めのペペロンチーノ風」です。
前回に引き続き、春の食材を使った一品ですね。
これ、めっちゃ好きです。
パスタのペペロンチーノも大好きだけど、キャベツをニンニクと唐辛子で炒めて味付けしたのって軽くてずーっと食べてられる。
作るのも簡単だし、アレンジもしやすいですしね。
春キャベツで作ったら柔らかいし余計に美味しそう。
ニンニクって体調悪いときは自然と食べたいと思わないから、ペペロンチーノ風の料理が食べたいと思うときって健康確認のバロメーターにもなる気がします…。(単純すぎ?)
あー、こんなの書いてたら食べたくなってきました。
ちなみに…。
春といえばこんな表現があります。
・봄(을) 타다 春痩せする。春になり食欲がなくなり体が弱る様子。
ちなみに、보을 타다より使うのがこちら。
▼
・가울(을) 타다 秋痩せする。秋になり食欲がなくなり体が弱る様子。
個人的には春にも秋にもこんなこと体験ないけど…。🤔
さてさて、それでは本編を読んでいきますが、第284夜も画像無しです。
画像ありで気になった表現の部分だけあげるより、画像無しで文言を全部いれた方がニュアンスは伝わるかと思い…。
全部読んだ方が韓国語ならではの会話表現もより分かるし、それを自分で書いた方が私自身も復習になるなと思っています。
画がない分、見にくいかもしれないけど🤔
また、セリフなどが多くなる分、1話分を全部書き写すのは時間がかかるので、2回に分けております😅
第284夜(前半)に出てきた内容、単語、表現
※♪つきは擬音です
(갓나온 페페론치노풍 봄양배추 볶음의 그림)
마스터(독자를 향해): 올리브유에 다진 마늘과 건고추, 안초비를 약간 넣고 팬이 달궈졌을 때, 봄양배추를 우수수 때려 넣고 볶는다.
카호 씨의 주문은 파스타를 뺀 봄양배추 페페론치노다.
카호 씨: 맛있다!
미카미 씨: 이것, 술안주로 그만인데?
카호 씨: 양배추 값이 계속 비싸서, 거의 못 먹었거든요.
마스터: 올 겨울은 많이 추워서 양배추도, 배추도 비쌌죠.
・올리부유 オリーブオイル
・건고추 干し唐辛子
・팬이 달궈졌을 때 フライパンが熱くなった時
日本語版では「熱したところへ」でした。
・우수수 때려 넣고 どんどん入れて、沢山入れて、ぶちこんで
ニュアンス的には適当に入れる感じです。
日本語版では「サッと入れて」でした。
(出来立てのペロンチーノ風 春キャベツ炒めの絵)
マスター(読者に向けて)「オリーブオイルに刻んだニンニクと鷹の爪、アンチョビを少し入れて熱したところへ春キャベツをサッと入れて炒める。
カホちゃんの注文はパスタ抜きの春キャベツのペペロンチーノだ。」
カホさん「おいし!」
三上さん「つまみにいいなぁ、これ。」
カホさん「キャベツずっと高かったから、あまり食べてなかったのよね。」
マスター「今年の冬は寒かったからキャベツも白菜も高かったな。」
미카미 씨: 난 양배추가 먹고 싶어서 양배추 무한리필 되는 돈가스 전문점만 찾아다녔다니까요.
마스터: 그건 오히려 더 비싸게 먹힐 텐데?
카호 씨: 양배추가 비싸서 살찐 사람은 미카미 씨 정도 없을걸요?
고수주 씨: 괜찮아. 난 미카미 씨의 그런 점이 좋더라.
미카미 씨: 후지타도 살쪘다고 하던데?
카호 씨: 그 꽃미남 신입?! 걔가 무슨 살이 쪘나고~.
미카미 씨: 950그램 살쪄서 헬스클럽에서 2시간 동안 수영했대.
・살찌다 太る、肥える、肉がつく
・걔가 무슨 살이 쪘다고~. (直訳)あのこが何が太ったって~。 → 全然太ってないじゃん!
日本語版では「彼は太ってないじゃない。」でした。
三上さん「キャベツ食べたくてオレ、キャベツおかわり自由のとんかつ屋ばっか行ってたんだよね。」
マスター「それじゃかえって高くつくだろ!?」
カホさん「キャベツが高くて太ったの、達哉さんくらいじゃないかしら。」
小寿々さん「いいわね。あたし三上ちゃんのそんなところが好きなのよ。」
三上さん「藤田も太ったって言ってたよ。」
カホさん「あのイケメンの新人くん!?彼は太ってないじゃない。」
三上さん「九百五十グラム太ったから、ジムで二時間泳いだそうだ。」
카호 씨: 후지타는 정규직, 비정규직 가릴 것 없이 거의 모든 싱글 여직원들이 노리고 있어요.
그 사람, 시즈오카에 있는 큰 회사 후계자라면서요?
미카미 씨: 전무 아들.
(양배추를 왕성하게 먹는 미카미 씨)
미카미 씨: 할아버지가 창업주라고 했지, 아마?
집안 인맥으로 입사하긴 했지만 우수해, 솔직하고.
교육 담당하면서 여러 명 맡아봤지만, 그 녀석이 최고야.
고수주 씨: 솔직한 꽃미남 도련님?! 한번 만나보고 싶네.
미카미 씨랑 비교해서 누가 더 멋있는지.
(카호 씨가 쑥스러운 느낌으로)
카호 씨: 그야 당연히 미카미 씨지만, 후지타도 완전 멋져요~.
미카미 씨: 어쭈, 이 아가씨 보게?
마스터(독자를 향해): 카호 씨와 미카미 씨는 같은 회사 선후배 사이이자 연인 사이야.
일단, 사내에선 비밀로 하고 있다더군.
・가릴 것 없이 選り分けなく → (意訳)関係なく、皆含めて
日本語版では前の部分もあわせて「派遣もふくめ」でした。
・노리고 있어요. 狙っています。
・창업주 創業主、創業者
・도련님 坊っちゃん
・어쭈, 이 아가씨 보게. (直訳)あら?このお嬢さんを見てみるか。 → やるなぁ、この子はやるねぇ、この子は計算高いなぁ。
日本語版では「オイオイ。」でした。
かほさん「藤田くん、派遣も含めほとんどの独身女性社員が狙ってんのよ。
彼、静岡の大きな会社の跡継ぎなんでしょ?」
三上さん「専務の息子だよ。」
(春キャベツをもりもり食べる三上さん)
三上さん「おじいちゃんが創業者って言ってたかな。コネ入社だけど優秀なんだ、素直でサ。
何人か教育係やったけど、あいつがピカイチだな。」
小寿々さん「イケメンで素直なお坊ちゃん!?会ってみたいわ。
三上ちゃんとどっちがステキかしら。」
(キャッ!って感じのカホさん)
かほさん「そりゃ達哉さんだけど、藤田くんもすっごくステキなの~~。」
三上さん「おいおい。」
マスター(読者に向けて)「カホちゃんと三上さんは同じ会社の先輩後輩で恋人同士。
一応、社内じゃ内緒にしてるそうだ。」
자막: 일주일 후―
미키 씨: 요즘 신입들은 쓸모가 없다니까.
카나 씨: 맞아. 인사 하나도 제대로 못하고.
루미 씨: 따끔히게 주의 좀 주면, 이것 갑질인가요?! 라고 나오잖아.
오차즈케 시스터즈: 하여간, 요즘 젊은 것들은.
드르륵 🎵
마스터: 어서 오세요.
미카미 씨: 마스터, 일전에 말한 우리 신입사원 후지타예요.
후지타 씨: 미카미 씨의 부하인 후지타 쇼스케라고 합니다. 잘 부탁드립니다.
마스터: 여어, 나야말로 잘 부탁해요.
・쓸모가 없다 役に立たない
・따꿈하게 ちくちく、厳しく
日本語版では「ちょっときつめに」でした。
・하여간, 요즘 젊은 것들은. とにかく、最近の若い者は。
日本語版では「ったく、近頃の若い奴は。」でした。
一週間後ー。
ミキ(梅):最近の新人て使えないわね。
カナ(鮭):そ、挨拶も満足にできないしサ。
ルミ(たらこ):ちょっとキツめに注意したら、パワハラですか!?だもん。、
お茶漬けシスターズ:ったく、近頃の若い奴は。(💢)
ガラッ🎵
マスター「いらっしゃい。」
三上さん「マスター、この前言ってた新人の藤田。」
藤田さん「三上の部下の藤田翔介です。よろしくお願いします。」
マスター「やぁ、こちらこそ。」
빤―🎵
(넋없이 바라보는 오차즈케 시스터즈)
(그녀들의 시선에 후지타 씨는 완전 질리는 표정)
후지타 씨: …………
마스터: 이 누님들은 신경 쓸 것 없어요
(화장을 고치는 오차즈케 시스터즈)
미카미 씨: 마스터, 맥주랑 봄양배추만 넣은 페페론치노요.
(갓나온 페페론치노풍 봄양배추 볶음의 그림)
후지타 씨: 잘 먹겠습니다.
(요리를 먹는 후지타 씨를 바라보는 오차즈케 시스터즈)
・빤―. (意訳)じーっ。
これは빤히다(ジーッと見る)から来てますが、普通はこんな使い方しません。
強いて使うなら“빤히―”じゃないと普通は意味がわからないとのこと。
日本語版が「じーっ。」だったので、無理やり合わせたようです。
(頬を赤らめ藤田さんをじーっと見つめるお茶漬けシスターズ)
(その視線にひき気味の藤田さん)
藤田さん「…………」
マスター「このお姉さんたちきにしないでいいから。」
(化粧直しをしだすお茶漬けシスターズ)
三上さん「マスター、ビールと春キャベツだけのペペロンチーノね。」
(出来立てのペペロンチーノ風の春キャベツの絵)
藤田さん「いただきます。」
(それを食べる藤田さんをにやけながら見つめるお茶漬けシスターズ)
さてさて。
今回はちょっと中途半端なところですが途中で切りました。
春キャベツのペペロンチーノ風、どんぶりいっぱい食べたい…と思うくらい、出来立ての絵が美味しそうでした。
そして三上さんがもりもり食べてる感じも食欲をそそられる…。
ここまでの感じだと特に何かが起こりそうな感じでもありませんが…。
中堅で安定感のある三上さんと新人でイケメンの藤田くん、どちらもステキでした。
カホさんと三角関係になるのか、はたまた他のトラブルでも起きるのか、次回もお楽しみに!
基本的に方言や、日本語をそのまま訳しているので分かりにくい部分もありますが、会話表現として触れるにはいい作品だと思います。
画像を載せていないので、表現的に分かりにくかったらごめんなさい。
ちゃんと表情とかニュアンスも知りたい方は、日本語版だけでもぜひ購入してみてくださいませ。
本当は、興味のある方は是非韓国語版も手に取っていただきたいのですが🤔
ストイックな勉強に飽きたら、自分の好きな分野の単語や表現から楽しく覚えるのも長続きのコツです!
そこから韓国の文化や歴史などまで分かることも多いですし。
楽しみながらレベルアップしていきましょう!
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう