簡単な会話表現で単語もニュアンスも一緒に覚える
안녕하세요?
oulmoon입니다.
本日は早速本題です。
今回は先生がたまに送ってくれるデータを使ったレッスンのまとめです。
その内容はシンプルで簡単そうなんだけど、「簡単だけど見逃しそうな意味」や「忘れがちな使い方」など、基本を見直すにはありがたいものでもあります。
「こんな意味もあるのか」とか「こんな風にも使えるから」なんて発見もありますしね。
というわけで、今回分の内容をまとめます。
今回は3つの文章から色々教えてもらいました。
【単語:뜨다】
意味:すくう、汲む、(さじでものをすくって)食べる
※同じ表記で他にも意味はありますが、今回はこの意味のみピックアップします。
類義語:긷다
文章①「兄妹の会話」
👨: 불가리아에서 직수입한 유명한 요구르트인데, 맛이 기가 막혀.
👩: 나도 한 입 떠먹어도 돼?
【気になった単語、表現】
・직수입하다 直輸入する
・요구르트 ヨーグルト
ここで先生から追加情報を頂きました。
辞書だと「ヨーグルト」は“요구르트”ですが、最近は“요거트”というそうです。
その理由は、「ヨーグルト」の正しい韓国語は“요구르트”ですが、小さなカップに入った“요거트”という製品が発売され、それが定着したそうです。
それで“요구르트”とはほとんど言わずに、“요거트”と言うようになったみたいです。
あくまでも飲むヨーグルトではなくカップに入ったスプーンですくって食べるタイプのプレーンヨーグルトについてだけの話だそうです。
あれかなー、「味ぽん」は商品名だけど「ポン酢」といわずにそれで読んじゃってるのと同じ感じ?🤔(違うかな?)
・기가 막히다 呆れる
良い意味でも悪い意味でも使います。
ここでは「やばい!」「ひっくり返るくらいうまい!」みたいなニュアンスです。
・떠먹다 すくって食べる
ここの뜨다は「すくう」という意味です。
文章②「友達同士の会話」
👨: 어제 아버지랑 어선을 탔는데 그물로 떠 올린 생선을 그자리에세 회로 먹었어.
👨: 듣기만 해도 군침이 도는데. 바다 위에서 먹는 생선회는 각별하겠지.
【気になった単語、表現】
・어선 漁船
・구물 網
・구침(이) 돌다 よだれがでる、よだれをたらす
▼会話では(特に若者)、以下を使います。
・침이 고이다
・침이 고이네. (意訳)めっちゃ食べたい!
ここの뜨다は「すくう」という意味です。
文章③「知人同の会話」
👨: 여름에 관악산 등산로에 있는 약수터에서 물 한 바가지 떠 마시면 시원하고 상쾌해요.
👨: 저도 자주 마시는데, 물맛이 좋아 가끔 페트병에 담아 오곤 합니다.
【気になった単語、表現】
・관악산 冠岳山
・약수터 薬水の出るところ,、薬水の出でる泉
・물 한 바가지 水一杯、水一すくい
・펴트병 ペットボトル
・-곤 하다 …たり(する)
同じ動作を繰り返して行われることを表します。
ここの뜨다は「すくう」「汲む」という意味です。
【뜨다】にまつわる表現あれこれ
※上の例文の所と重複もあり
・바가지로 물을 뜨다 ひしゃくで水を汲む
・국을 뜨다 汁をよそう、すくう
・물을 떠서 마신다. 水を汲んで飲む。
・물 뜨러 가다 水を汲みにいく
・물을 손으로 떠서 마셨다. 水を手ですくって飲んだ。
・바가지로 샘물을 뜨다 ひしゃくで湧き水を汲む
・샘물을 손으로 떠서 마시다 湧き水を手ですくって飲む
・요구르트를 한 입 떠먹다. ヨーグルトを一口すくって食べる。
・떠서 먹다 すくってたべる。
・아이스크림을 떠서 한 입 줬어요. アイスクリームをすくって一口あげました。
・국물을 떠서 맛을 보고 나서 간을 해요. 汁をすくって味見をしてから味づけをします。
・바빠도 한술 뜨고 가시죠. (直訳)忙しくても一匙すくって行きましょうよ。 →(意訳)忙しくても少し食べてってください。
・삽으로 흙을 떠 내다 シャベルで土をすくい出す
▼뜨다に関連して
뜨다は沢山の意味があります。
今回は「(液体を) 汲む」「すくう」という意味をピックアップしていますが、この意味から「(紙を) 漉く」「(肉や魚を) 薄切りにする」というときも用います。
・생선회을 뜨다 刺身にする
・갓 잡은 물고기로 회를 떠서 신선하고 맛나요. 捕りたての魚で刺身にしたので新鮮でおいしいですよ。
・손으로 뜬 종이 手ですいた紙
・김을 떠서 말린다. 海苔をすいて干す。
▼さらに
・떠보다 推し量る、人の意向を探る
・떠내다 すくい出す、切り出す
・본을 뜨다/본뜨다 模範にする、見習う、描く、取る、写す、手本とする
▼他にも뜨다にはこんな意味があるのですが、多すぎなので一度にまとめるのは難しい…。
・(太陽が)上る/昇る
・(型を)取る/写す
・(席を)離れる/外す/空ける
・(この世を)去る/死ぬ
・(空中/水面に)浮かぶ/浮く
・(目を)開ける/開く
・(毛糸を)編む/縫う
・模範にする/見習う
・推し量る/察する
・(角で)突き上げる/ (重い物を)持ち上げる
・(発育/言動が)鈍い/遅い
【変則活用について】
뜨다は으の変則活用で第Ⅱ語基(으)は語基と同じ、第Ⅲ語基(아/어)は떠となります。
類義語にある긷다は、動詞の場合だけ変則活用で第Ⅱ語基は길으、第Ⅲ語基は길어となります。
【뜨다と푸다の違いと使い分け】
変則活用&似た意味で푸다という単語があります。
・푸다 (水·糞尿·粉·粒などをパガジなどで)汲む、すくい取る、すくう、(電気釜からなどの容器からご飯を)よそう
뜨다との違いは、뜨다は少量の液体にのみ「すくう、汲む」として使うことです。
そのせいか국물을 뜨다も국물을 푸다も使えます。
韓国のネット記事などをいくつか検索したらこんなのも書いてありました。
‘속에 들어 있는 액체, 가루, 낟알 따위를 떠내다.’라는 뜻으로, ‘우물에서 물을 푸다/밥통에서 밥을 푸다/어머니는 쌀통에서 쌀을 펐다.’와 같이 쓰이는 ‘푸다’와 ‘어떤 곳에 담겨 있는 물건을 퍼내거나 덜어 내다.’라는 뜻으로, ‘어머니는 간장 항아리에서 간장을 뜨고 계셨다./어머니는 큰 대접에 국을 뜨셨다.’와 같이 쓰이는 ‘뜨다’를 모두 쓸 수 있습니다.
출처: 국립국어원
それぞれの単語で検索しても類義語として出てこないのは、こうした違いがあるからかもしれません。
ちなみにこの푸다という単語、変則活用で第Ⅲ語基の場合は“퍼요”になります。
一般的な活用だと“풔요”になりそうな気がするのですが、“퍼요”なのでお間違いなく!
ちなみに、この活用をする単語は、“푸다”しかないそうです。
オンリーワンの変化なので、逆に覚えやすいですね。
細かいですが、ニュアンスがことなるので違いに注意して使い分けてくださいね!
それぞれ例文の文章だけ読むと簡単なんですが、単語の細かい意味とか似た意味の単語と比較すると面白いですね。
では、短いですが今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次の更新でお会いしましょう