好きな漫画で韓国語の会話表現を楽しく勉強
안녕하세요?
oulmoon입니다.
今回も早速本題です。
今回は漫画を使って、韓国語の会話表現などを勉強するレッスンのまとめです。
今回使うのは一昨年行った韓国旅行で購入してきた人気漫画「深夜食堂(심야식당)20」!
けっこう前に19巻も読み終わりましたが、楽しく読めたので引き続きテキストのひとつとして「심야식당」を使っていきます。
日本語版と比較しつつ、韓国語に訳されることで出てくる面白さや違和感も楽しんでいます。
ネイティブからみたら「?」となる表現は日本人だと気付きにくい点もあるので、それも教えてもらいつつ…会話表現ならではの表現も紹介しています。
ちなみに発音は심야식당[심냐식땅]となりますよ。
さて、今回も第281夜のお話です。
今回に限らずですが、この作品のようにオムニバス形式の作品は韓国語では단편 얘기/단편 스토리といいます。
もちろん옴니버스(オムニバス)もあります!
今回も트러플 솔트
・트러플 トリュフ
・솔트 ソルト、塩
日本語だと「トリュフ塩(ソルト)」です。
今回も前作のお話に引き続き、原題そのまんまですね。
今回の話でも、食材について調べてみました。
・トリュフ(Wikipedia) → ★
Wikipediaにありましたが、日本でも「夏トリュフ」が生息しているんですね。(黒トリュフのとれる時期によって「秋トリュフ」とか「冬トリュフ」とかわけられるらしい。)
販売されるほどの量あるのかな…。
最近たまに聞くけど、トリュフといえば輸入品とばかり思ってました。
基本的にはトリュフの生産はほぼヨーロッパのようですが、日本でも生息しているようだし、中国では世界中に輸出しているみたいですね。
(なかにな砂漠トリュフなんてのもあるみたいです!)
ただ気になるのは…一世紀の間に生産量が大きく減少してるって点。
(1900年にはフランスで1000トンもとれてたのに、今はよくて46トン、平均20トン。)
生える土地も限られているようだし、その土地が痩せたり環境が変化すると厳しいのかも…。
いわゆる「黒トリュフ」「白トリュフ」とよばれるものは人工栽培はまだ成功してないみたいなので、まだまだ松茸同様なかなか庶民には手の届きにくいかもですね。
まぁ、松茸もトリュフも香りが命の代物なので、安くなったら味のよさで比較したらそこまで重宝されないかもですが…。
本物のトリュフを手軽には食べられないけど、庶民の私はトリュフ塩くらいは料理に合わせて楽しんでみたいです。
さてさて、それでは本編を読んでいきますが、第281夜も画像無しです。
画像ありで気になった表現の部分だけあげるより、画像無しで文言を全部いれた方がニュアンスは伝わるかと思い…。
全部読んだ方が韓国語ならではの会話表現もより分かるし、それを自分で書いた方が私自身も復習になるなと思っています。
画がない分、見にくいかもしれないけど🤔
また、セリフなどが多くなる分、1話分を全部書き写すのは時間がかかるので、2回に分けております😅
第281夜(後半)に出てきた内容、単語、表現
※♪つきは擬音です
자막: 일주일 후―.
(양배추 채썰기에 트러플 소금을 뿌리는 그림)
마스터(마음의소리): 채썬 양배추에 마이 트러플 솔트를 뿌려 먹는…
마스터(마음의소리): 간호사 카오루 씨에게 이노마타 씨 얘길 했더니….
카오루 씨: 그건 대단히긴 한데, 약간 소름 돋지 않나요?
엔추 스승: 그런가? 프랑스 숲에 데려가면 트러플 찾아주지 않을까?
카오루 씨: 하하하, 선생님도 참~. 트러플 찾는 건 암퇘지예요.
발정기의 수컷 냄새랑 비슷하대요, 트러플 향이.
엔추 스승: 발정기의 수퇘지 냄새?!
마스터: 그럼 무리겠네, 하하
・채썰다 千切りにする = 채를 썰다, 채를 치다
“채”は線、細くすることを意味します。
そこから千切りにするという意味でも使われます。
・약간 소름 듣지 않나요? (直訳)若干鳥肌が立ちませんか? → ちょっと怖くないですか?
日本語版では「ちょっとヤバくない?」でした。
・암퇘지 メス豚
・수컷 オス
一週間後―。
マスター(読者へ向けて)「千切りキャベツにマイ・トリュフ塩をかけて、」
マスター(読者へ向けて)「食べる看護師さんのカオルさんに猪俣さんの話をしたらサ…」
カオルさん「それってスゴイけど、ちょっとヤバくない?」
円昼師匠「そうかな、フランスの森に連れてったらトリュフ見つけんじゃねえか。」
カオルさん「ハハハ、ヤダ、師匠。トリュフ探すのメス豚なんですよ。
発情期のオス豚の匂いに似てんだって、トリュフの香りが。」
円昼師匠「発情期のオス豚の匂い!?」
マスター「じゃ無理だな、ハハ。」
마스터(마음의소리): 카오루 씨가 돌아가고 불과 몇 분 후도 들어온 이노마타 씨가 카오루 씨가 앉아있던 자리 앞에서…
이노마타 씨: 혹시 다녀갔나요? 트러플 솔트 간호사.
킁킁🎵
엔추 스승: 알아 보겠어?
마스터: 역시 대단해.
이노마타 씨: 엄마가 옛날에 간호사로 일해서, 간호사 냄새는 본능적으로 알 수 있어요…!
(뭔가를 찾은 이노마타 씨)
(의자 위에 놓인 손수건)
이노마타 씨: 이거, 여기에 흘리고 갔네요.
마스터: 카오루 씨 건가…?
스읍―.🎵
(손수건의 향기를 맡는 이노마타 씨)
・스읍―. すぅー、すー
深く息を吸うときの音ですね。
ここではハンカチに鼻をあてて深く吸っていました。
カオルさんが帰って本の少し経って入ってきた猪俣さんが、カオルさんの座っていた席の前で……
(クンクンしながら)
猪俣さん「もしかして来てました?トリュフ塩の看護師さん。」
円昼師匠「わかんのかい?」
マスター「さすがだな。」
猪俣さん「母が看護師だったんで、なんとなく看護師の匂いはわかるんですよ……!?」
(何かを見つける猪俣さん)
椅子の上に置いてあったハンカチを見つけ「これ、ここに落ちてました。」と手に取ります。
マスター「カオルさんのかな?…………。」
ハンカチに鼻をあて吸い込む猪俣さんです。
이노마타 씨: 하아, 냄새 좋다. 어떤 여성일까?
엔추 스승: 그 냄새 따라가 보면 있지 않을까?
한 집 더 들렀다 가겠다고 했으니.
이노마타 씨: 그런 건 무리죠. 무슨 경찰견도 아니고.
마스터: 손수건, 내가 맡아둘게요.
마스터(마음의소리): 그날 이노마타 씨는… ※카마타마 우동에 마이 트러플 솔트를 뿌려 먹었다.
※따뜻한 우동면에 날계란을 비벼 먹는 요리.
(서점에서 서서 읽고 있는 이노마타 씨.)
(뭔가를 눈치채는 이노마타 씨)
이노마타 씨: ?!
・ここでは気になった単語や表現はなし!
猪俣さん「いい匂いだ、どんな女性なんだろう。」
円昼師匠「その匂いたどって行ったらいるんじゃねえか?
カオルちゃん、もう一軒寄ってくって言ってたから。」
猪俣さん「無理ですよ。そんなこと、警察犬じゃないんだから。」
マスター「ハンカチ、オレが預かっとくよ。」
マスター(心の声)「その日の猪俣さんは、釜玉うどんにマイ・トリュフ塩だった。」
場面は変わり、本屋で立ち読みしている猪俣さん。
何かの香りに気づきます。
(냄새를 맡으며 카오리 씨에게 다가가는 이노마타 씨.)
킁킁🎵
이노마타 씨: 저어, 실례지만 카오루 씨 아니세요?
카오루 씨: ?!
이노마타 씨: 마이 트러플 솔트 지참하고 다니시는 간호사 카오루 씨!
카오루 씨: 당신 누구야?
(밥집의 외의 그림)
마스터: 호오, 냄새로 알아봤구나?!
마스터: 그래서, 어떻게 됐어요?
・지참하다 持参する
香りをクンクンたどって行くと、その先にカオルさんが!
猪俣さん「あの、失礼ですがカオルさんじゃありませんか?」
カオルさん「!?」
猪俣さん「マイ・トリュフ塩持参の看護師のカオルさん!」
カオルさん「誰あなた?」
めしやにて
マスター「へえ、匂いでわかったんだ!?」
マスター「それからどうしたんだい?」
이노마타 씨: 차라도 한잔하자고 청했는데, 거절당했어요. 표정이 좀 경직되어 있더라구요.
엔추 스승: 그야 당연하지, 난데없이 웬 모르는 남자가 자기 이름을 부르는데. 심지어 냄새도 맡았지?
이노마타 씨: 네에…. 그 손수건 냄새가 나서 그만….
마스터: 그나저나 코가 너무 좋은 것도 마냥 좋은 일만은 아니네….
이노마타 씨: 네에….
킁킁🎵
이노마타 씨: 마스터, 뭔가 탄내 안 나요?
마스터: 앗!!
마스터: 죽순 삶고 있었는데….
(황급히 주방으로 향하는 마스터.)
・표정이 좀 경직되어 있더라구요. (直訳)表情が少し硬直してたんですよ。 → 顔がちょっとひきつってたんですよ。
・난데없이 出し抜けに、突然、不意に
・뭔가 탄내 안 나요? 何か焦げた匂いがしませんか?
▼「焦げた匂い」がでたのでついでに…。
・썩은 내 腐った匂い
・쉰 내 酸っぱい匂い、発酵した匂い、すえた匂い
・죽순 タケノコ
猪俣さん「お茶でもどうですかって誘ったんだけど断られました。ちょっと顔ひきつってたかな。」
円昼師匠「そりゃそうだろ、いきなり知らない男に名前呼ばれたら。それも匂いかいでだろ?」
猪俣さん「はあ……。あのハンカチの匂いがしたからつい……。」
マスター「しかし鼻が利き過ぎるのも考えもんだな……。」
猪俣さん「ええ……。」
(匂いをかいで)
「マスター、なんか焦げ臭くないスか?」
マスター「あっ!!」
マスター「筍煮てたんだ……。」
厨房に慌てて走るマスターです。
猪俣さん、前半以上に特異体質を…。
カオルさんが怖がるのも分かります。
お母さんが看護師だったからアルコール臭に敏感とはいっても、スゴすぎる…。
最後の方はハンカチの香りからカオルさんを当ててましたしね。
それはさておき、千切りキャベツにトリュフ塩もいいですね。
たまに千切りキャベツを山盛り食べたくなる時があるのですが、かけるものを複数分けて食べるんです。
今度、塩シリーズでもやってみよう。
さてさて。
今回のお話が20巻最後となりました!
ラストにこんなおまけがついていたのでつけておきます。
韓国でもキム・スンウさんが主演でドラマ化していたからそれに合わせてでしょう。
ちなみに、日本語版ではこちら▼
次回からは21巻に進みます。
旅行で購入したのはこれで最後!
20巻の後半に到達した頃、「そろそろ22巻を買っとかなきゃ!」って思ったのですが、まだ韓国には行きにくい状況でした。
試しにとネットで購入を試みたら、携帯ではうまく行けなかったけどPCでなら教保文庫で購入成功!
なので、まだまだ当分は深夜食堂を使ってのレッスンが続けられそうです。
基本的に方言や、日本語をそのまま訳しているので分かりにくい部分もありますが、会話表現として触れるにはいい作品だと思います。
画像を載せていないので、表現的に分かりにくかったらごめんなさい。
ちゃんと表情とかニュアンスも知りたい方は、日本語版だけでもぜひ購入してみてくださいませ。
本当は、興味のある方は是非韓国語版も手に取っていただきたいのですが🤔
ストイックな勉強に飽きたら、自分の好きな分野の単語や表現から楽しく覚えるのも長続きのコツです!
そこから韓国の文化や歴史などまで分かることも多いですし。
楽しみながらレベルアップしていきましょう!
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう