好きな漫画で韓国語の会話表現を楽しく勉強
안녕하세요?
oulmoon입니다.
月末月初でバタついて、更新が遅くなってしまいました💦
それでは本日も、早速本題です。
今回は漫画を使って、韓国語の会話表現などを勉強するレッスンのまとめです。
今回使うのは一昨年行った韓国旅行で購入してきた人気漫画「深夜食堂(심야식당)20」!
けっこう前に19巻も読み終わりましたが、楽しく読めたので引き続きテキストのひとつとして「심야식당」を使っていきます。
日本語版と比較しつつ、韓国語に訳されることで出てくる面白さや違和感も楽しんでいます。
ネイティブからみたら「?」となる表現は日本人だと気付きにくい点もあるので、それも教えてもらいつつ…会話表現ならではの表現も紹介しています。
ちなみに発音は심야식당[심냐식땅]となりますよ。
さて、今回も第279夜のお話です。
今回に限らずですが、この作品のようにオムニバス形式の作品は韓国語では단편 얘기/단편 스토리といいます。
もちろん옴니버스(オムニバス)もあります!
今回も바닐라 아이스크림
・바닐라 バニラ
・아이스크림 アイスクリーム
日本語だと「バニラアイスクリーム」です。
今回も前作のお話に引き続き、原題そのまんまですね。
慣れ親しんでるバニラアイスクリームですが、今回もいつものように調べてみました。
バニラアイスクリーム(Wikipedia) → ★
なんか…。
今更ながら、バニラアイスって、バニラで香り付けしたアイスクリームなんですよね…。
「多くの人はバニラをアイスクリームの『デフォルト』や『プレーン』のフレーバーだと考えているという」の一文にハッとしました。
そう考えると、本当にプレーンなアイスクリームってあるのかな。
大抵、プレーンだと思ってるアイスクリームって「バニラ」な気も…。
こんど改めてお店でみてみよう。
▼他にもこんなのもありました
甘い香りを生み出す「バニラ」って、いったいなに?(江崎グリコ)
本作でも「バニラアイスクリーム」=「アイスクリーム」みたいな感じで描かれていますが、それもアイスクリームの代表格みたいな存在だからこそなんでしょうね。
さてさて、それでは本編を読んでいきますが、第279夜も画像無しです。
画像ありで気になった表現の部分だけあげるより、画像無しで文言を全部いれた方がニュアンスは伝わるかと思い…。
全部読んだ方が韓国語ならではの会話表現もより分かるし、それを自分で書いた方が私自身も復習になるなと思っています。
画がない分、見にくいかもしれないけど🤔
また、セリフなどが多くなる分、1話分を全部書き写すのは時間がかかるので、2回に分けております😅
▼前回分(前半分)
韓国語で「一見」「目つきが悪い」って何て言う?漫画「深夜食堂(심야식당)」で楽しく勉強♪
第279夜(後半)に出てきた内容、単語、表現
※♪つきは擬音です
(애견미용실에서)
무라키 씨: 전화로 예약한 무라키입니다. 처음인데요….
애견미용사: 어머나?! 안녕하세요.
무라키 씨: 어?
・ここで気になった単語や表現はなし!
「電話で予約した村木です。初めてなんですが…。」と、ドッグサロンにやってきた村木さんですが、サロンの女性に「あら!?どうも。」と挨拶されます。
「えっ?」と驚く村木さんですが…。
애견미용사(나미 씨): ‘밥집’에서 아이스크림.
무라키 씨: 아아!
무라키 씨의 푸들: 낑 ~잉.
(푸들을 트리밍하는 나미 씨.)
(그 모습을 보고 있는 무라키 씨)
(밥집에서 술마시는 나미 씨)
나미 씨: 낮에는 애견미용사고, 밤에는 주 3일만 호스티스로 일하고 있었요.
고수주 씨: 무라키가 푸들이라니. 되게 안 어울리네.
마스터: 헤어진 부인 취향 아닐까요? 가출할 때 부인이 두고 갔다고 했으니.
・애견미용사 (直訳)愛犬美容師 → トリマー
・푸들 プードル
・취향 好み、趣向
日本語版では「趣味」でした。
続けて、女性に「『めしや』でアイスクリーム」と言われて「ああ!」と気づきます。
一緒に連れてきたプードルは「クーン」と甘えた声を出し、大人しくその女性(ナミさん)にトリミングされます。
そんな様子を優しい顔で見守る村木さんです。
(「めしや」でお酒を飲んでいるナミさん)
ナミさん「昼間はトリマーで、夜は週三日ホステスやってるんです。」
小寿々さん「村木ちゃんがプードルなんて似合わないわよね。」
マスター「別れた奥さんの趣味じゃねえか?家出る時、奥さんが置いていったって言ってたから。」
나미 씨: 펄이 무라키 씨를 얼마나 잘 따른지 몰라요.
나미 씨: 무서운 사람인 줄 알았는데, 선량한 사람이더라구요, 무라키 씨.
드르륵🎵
(눈이 부어서 밥집에 들어온 무라키 씨.)
마스터: 무슨 일이에요? 싸움이라도 했어?!
무라키 씨: 싸움 말리러 들어갔다가 오히려 얻어맞아서…. 참 바보 같죠?
나미 씨: 그러게.
무라키 씨: ?!
나미 씨: 어머, 미안해요.
무라키 씨, 이리로 와서 앉지 않을래요?
・펄 パール
・선량하다 善良だ
・싸움 말리러 들어갔다가 喧嘩止めに入ったら
・이리로 와서 앉지 않을래요? こっちに来て座りませんか?ご一緒しませんか?
日本語版では「こちらにいらっしゃいません?」でした。
その時の様子を「パールちゃん、村木さんにとっても懐いてましたよ。」と話すナミさん。
「怖い人かと思ってたけど、優しい人なんですね、村木さん。」と思い出して少しうっとりしています。
そこへ「ガラッ」と入ってきたのは、片目を腫らした村木さんでした。
マスター「どうしたんだい?ケンカでもしたのかい!?」
村木さん「ケンカ、止めにはいったら殴られちゃって…。バカみたいっスよね。」
ナミさん(ちょっと怒っている)「ホントですよ。」
村木さん「!?」
ナミさん「あら、ごめんなさい。村木さん、こちらいらっしゃいません?」
不器用な村木さんについ突っ込んでしまったナミさんのようです。
나미 씨: 마스터, 여기 아이스크림 둘이요.
마스터: 네에.
마스터(마음의소리): 이를 계기도 두 사람의 교제가 시작되었다.
마스터(마음의소리): 굳이 따지자면, 애견 미용사인 나미 씨가 더 적극적이었다.
마스터(독자를 향해): 무라키 씨도 겨우 해어진 부인을 훌훌 털어낸 듯했다.
마스터(독자를 향해): 두 사람 사이에는 늘 애견 펄이 있었지.
어느 날, 산책하던 도중 늘 가는 공원에서 쉬고 있는데, 두 사람 앞에 한 여성이 나타났어.
(공원에서 함께 있던 무라기 씨와 나미 씨, 폴 앞에 나타난 여성)
무라키 씨: ?!
・굳이 따지자면 強いて言えば、あえて言えば
・훌훌 털어낸 듯했다. (直訳)さっと払い落としたようだった。 → さっさと忘れたようだった。吹っ切れたようだった。
日本語版では「吹っ切れたようだった。」でした。
ナミさんが「マスター、アイスクリーム2つ」と頼むと、マスター「あいよ。」と快く受けます。
そして、これがキッカケで、二人の交際が始まりました。
マスター(心の声)「どっちかってえと、トリマーのナミちゃんのほうが、積極的だったな。」
マスター(心の声)「村木さんもやっと、別れた奥さんのことふっきれたようだった。」
マスター(読者に向かって)「二人の間にはいつも愛犬パールがいた。
ある日、散歩の途中いつもの公園で休んでいると、二人の前に一人の女性が立った。」
その女性をみて、驚く村木さんです。
마스터(마음의소리): 무라키 씨에게 재결합을 요구하던 전처였다.
무라키 씨: 마나미….
(여유로운 표정으로 펄을 부르는 마나미씨)
마나미 씨(전처): 펄!
(움직이지 않는 펄)
마나미 씨(전처): 펄!!
(화난 얼굴로 펄을 부르는 마나미씨)
마나미 씨(전처): 펄!!!
(나미씨에게 달려드는 펄)
무라키 씨: ……………
마스터(독자를 향해): 그걸 보더니 마나미 씨는 말없이 돌아갔대.
어젯밤 아이스크림을 먹으며 나미 씨가 그러더군.
・재결합을 요구하다 (直訳)再結合を要求する → 復縁をせまる
その女性は、村木さんに復縁を迫っていた元奥さんでした。
村木さん「まなみ……。」
パールに向かって声をかける元奥さんのまなみさんですが、何度呼んでもパールは動きません。
そして、パールはナミさんに飛び付くのです。
村木さんも無言でパールを見守ります。
マスター(読者に向かって)「それを見て、まなみさん、黙って帰っていったそうだ。
昨夜、アイスクリーム食べながらナミちゃんが言ってたよ。」
今回は前回キリのいいところまで進めたので、ちょっと短めでした。
ナミさん、村木さんのこともパールのことも大切にしてたのが、パールに伝わったんですね。
家を出るときに自分を置いていったもと奥さんがどれくらいパールを可愛がっていたのかは分かりませんが、やはり分かるんでしょうね。
結局、自分がしたことは自分に返ってくるってことかな。いろんな意味で。
温かい気持ちになりつつも、深い意味のあるお話だった気もします。
さて、20巻も残り2話となってしまいましたが、次回もお楽しみに!
基本的に方言や、日本語をそのまま訳しているので分かりにくい部分もありますが、会話表現として触れるにはいい作品だと思います。
画像を載せていないので、表現的に分かりにくかったらごめんなさい。
ちゃんと表情とかニュアンスも知りたい方は、日本語版だけでもぜひ購入してみてくださいませ。
本当は、興味のある方は是非韓国語版も手に取っていただきたいのですが🤔
ストイックな勉強に飽きたら、自分の好きな分野の単語や表現から楽しく覚えるのも長続きのコツです!
そこから韓国の文化や歴史などまで分かることも多いですし。
楽しみながらレベルアップしていきましょう!
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう