好きな漫画で韓国語の会話表現を楽しく勉強
안녕하세요?
oulmoon입니다.
本日は、早速本題です。
今回は漫画を使って、韓国語の会話表現などを勉強するレッスンのまとめです。
今回使うのは一昨年行った韓国旅行で購入してきた人気漫画「深夜食堂(심야식당)20」!
けっこう前に19巻も読み終わりましたが、楽しく読めたので引き続きテキストのひとつとして「심야식당」を使っていきます。
日本語版と比較しつつ、韓国語に訳されることで出てくる面白さや違和感も楽しんでいます。
ネイティブからみたら「?」となる表現は日本人だと気付きにくい点もあるので、それも教えてもらいつつ…会話表現ならではの表現も紹介しています。
ちなみに発音は심야식당[심냐식땅]となりますよ。
さて、今回は第276夜のお話です。
今回に限らずですが、この作品のようにオムニバス形式の作品は韓国語では단편 얘기/단편 스토리といいます。
もちろん옴니버스(オムニバス)もあります!
今回は유부우동
・유부 油揚げ、お揚げ
・우동 うどん
日本語だと「きつねうどん」です。
日本食だから分かりやすいですね。
逆に、韓国の人が聞いたら「きつね」と聞いて「油揚げ」とすぐには分からないでしょうね🤔
私は上京するまでは、完全に蕎麦よりうどん派でした。
西日本だからかうどんの出汁も関西風に馴染んでいたし、たまたま美味しいお蕎麦をしょっちゅう食べれる環境になかったので。
松江に住んでたときは松江や出雲でたべたお蕎麦も美味しかったし、広島でもたまーに美味しいと評判のお店にいけばお蕎麦を美味しいと思うこともあったけど、どちらかといえばうどん!
でも東京に来てお蕎麦を色々食べるうちに、どちらも甲乙つけがたくなりました。
どっちも美味しいものは美味しい!
好きなものが増えるって幸せなことだし🤭
ちなみに、うどんのなかでも一番好きなのは「素うどん」です。
美味しいうどんはシンプルな具材でも美味しいし、昔から出汁に油とか浮くのがあまり好きではなかったのです。
でも最近は天ぷらが出汁につかってこくが増した美味しさも分かってきました。
もちろん出汁の染み込んだ油揚げにかぶりつくの楽しさも。
韓国でどれくらい「きつねうどん」が浸透しているかは分からないけど、色んなうどんの美味しさが広まるといいなぁ。
さてさて、それでは本編を読んでいきますが、第276夜も画像無しです。
画像ありで気になった表現の部分だけあげるより、画像無しで文言を全部いれた方がニュアンスは伝わるかと思い…。
全部読んだ方が韓国語ならではの会話表現もより分かるし、それを自分で書いた方が私自身も復習になるなと思っています。
画がない分、見にくいかもしれないけど🤔
また、セリフなどが多くなる分、1話分を全部書き写すのは時間がかかるので、2回に分けております😅
第276夜(前半)に出てきた内容、単語、表現
※♪つきは擬音です
마스터(마음의소리): 하루나 씨와 아키나 씨는 같은 성우 학교에 다니는 동급생이라고 한다.
지금 성우는 인기가 어마어마하다던데.
하지만 실제로 되는 건 힘든 일이겠지?
(가게에 들어온 두 여성)
마스터: 어서 오세요.
하루나 씨: 유부우동 두 개 주세요.
마스터: 유부우동 나왔습니다.
마스터(마음의소리): 우리 집 유부우동은 관서 스타일로 간이 심심한데, 날이 추워지면 잘 나간다.
・간이 심심한데, 味が薄いんだけど
日本語版では「薄味で」でした。
ちなみに、「出汁がきいている」は韓国語だと“간이 잘 베어있다.”といいます。
・베다 しみる
マスター(心の声):ハルナちゃんとアキナちゃんは、同じ声優の学校に通ってる同級生だそうだ。
今、声優ってすごい人気らしいな。
でも、なるのは大変なんだろ?
お店にやってきた2人に「いらっしゃい。」と声をかけるマスター。
ハルナさんが「きつねうどん二つください。」と頼むと「きつねうどんお待ち。」と大きなお揚げののったうどんが出されます。
めしやのきつねうどんは関西風の薄味で寒くなるとよく出るんだそう。
(유부를 차이나스푼으로 가라앉히는 씬)
아키나 씨: 스르륵
(육수를 마시는 아키나 씨)
아키나 씨: 쪼옥
(시치미토가라시를 뿌리는 씬)
(우동을 호호 불어서 식히는 하루나 씨)
하루나 씨: 후욱후욱
(우동을 후루룩거리며 먹는 두 사람)
두 사람: 추루루룹
쭈룹~
(행복한 듯이 숨을 내쉬는 두 사람)
두 사람: 하아
(유부를 젓가락으로 들어올리는 씬)
(유부를 먹고 행복한 듯이 숨을 내쉬는 두 사람 눈을 감는 두 사람)
두 사람: 음~
・스르륵 するする、するり、すっと
この単語は擬音としてはここでは適切ではないとのこと。
日本語版では「じゅわ」っと油揚げから汁がしみ出る様子が描かれていました。
この場合は、韓国語だと‘쫘악!’があっているそうです。
・추루루룹 つるるー、ずるずる
日本語版では「つるつる」でした。
・쭈룹~ つるー、ずるー
日本語版では「つぅー」でした。
どちらも麺をすする音ですね。
出汁のしみたお揚げをレンゲで押すと、ジュワっとお揚げの汁が出汁にしみ出します。
それを「ちゅ」っとすうアキナさん。
七味をパラパラかけ、はるさんがふうふう吹いて…。
二人してつるつるとうどんをすすります。
「はぁ」と幸せそうに息を吐く二人。
口から出た息が温かさを物語っています。
お揚げを箸で持ち上げ噛みしめると、これまた二人同時に「ん~。」っと目をつぶって味わいます。
마릴린: 좋구나, 젊다는 건….
충 씨: 무슨 소리야? 마릴린도 아직 한창 때인데.
마릴린: 저 둘을 보고 있으면 부러워요.
앞으로 뭐든지 할 수 있잖아.
마스터: 이 두 사람은 성우 학교에 다니고 있어요.
충 씨: 아키나 정도면 목소리뿐만 아니라 아이돌도 될 수 있지 않을까?
아키나 씨: 난 안 돼요. 음치에 사투리까지 써서.
하루나 씨: 아키나, 사투리는 이미 고쳐졌어.
모레 오디션, 파이팅 하자!아키나 씨: 응.
마릴린: 오디션 봐? 둘 다.
하루나 씨: 네.
・아직 한장 때인데. (直訳)まだ真っ盛りなのに。 → まだまだイケてんのに。
日本語版では「マリリンだってまだまだ。」でした
・사투리까지 써서. 方言を使ってて。 → 訛ってるから。
日本語版では「なまってっから。」でした。
それをみていたマリリンが「いいわね、若いって…。」としみじみ言うと「何言ってんだい。マリリンだってまだまだ」と忠さん。
しかしマリリンは「二人見てると羨ましいわ。これからなんだって出来るんだもん。」と言います。
マスターが「二人は声優の学校へ行ってんだ。」とマスターが話すると、忠さんは「アキナちゃんなら声だけじゃなくて、アイドルでもいけんじゃねぇか!」と言いますが、「私はダメ。音痴でなまってっから。」とアキナさん。
しかしすかさずハルナさんが「アキナ、なまりは直ってるよ。明後日のオーディションがんばろ!」と声をかけます。
マリリンが「オーディション受けんの?二人とも。」と聞くと「はい。」とハルナさん。
하루나 씨: 실력 테스트 차원에서 한번 보기로 했어요.
아키나 씨: 첫 도전이죠.
마릴린: 힘내, 응원할게.
사흘 후―
하루나 씨: 둘 다 떨어졌어요.
마릴린: 그래? 유감이다.
바키나 씨: 그래도 하루나는 최종 4인 안에 남았어요!
마릴린: 대단한데?
하루나 씨: 아키나도 연예기획사 쪽 사람이 개인적으로 말 걸어왔고.
・실력 테스트 차원에서 (直訳)実力テストのレペルで → 腕試しで
・말 걸어왔다 (直訳)話しかけてきた → 声がかかった
ハルナさん「腕試しで受けることにしたんです。」
アキナさん「初挑戦だよね。」
マリリン「ガンバってね、応援してるわ。」
三日後―
めしやに二人でやってきて、「二人ともダメでした。」と残念そうに報告するハルナさん。
マリリンの「そう、残念だったわね。」の励ましに「でもハルナ、最後の四人まで残ったんですよ。」と少し誇らしげなアキナさん。
「すごいじゃん」というマリリンに、「アキナも、芸能事務所の人から個人的に声がかかったんですよ。」と、嬉しそうにいうハルナさん。
마릴린: 잘 했네!!
마스터: 자, 나왔습니다.
마스터: 열심히 싸운 두 분에게 유부 한 장씩 서비스요.
두 사람: 와아.
(기쁜 듯이 유부우동을 먹는 두 사람)
하루나 씨: 잘 먹겠습니다.
마스터(마음의소리): 생각해보면, 이날이 이 두 사람의 운명의 갈림길이었던 것 같다.
마스터: 얼마 후, 아키나 씨는 잡지 화보며 TV 예능방송에서 얼굴을 볼 수 있게 됐어.
하루나 씨도 가끔 성우 일을 하긴 하는데, 콜센터 알바가 주를 이룬다고 했지….
・화보 写真集、グラビア
マリリンがやった!!と喜んだところで、マスターが「ハイ、お待ち」とうどんを二つ持ってきます。
マスターの「ガンバった二人に揚げ一枚サービスだ。」の一言に喜ぶ二人。
「いただきます。」と二人ともニコニコでお揚げにかぶりつきますが…。
マスターは「思えばこの日が二人の運命の分かれ目だった気がするよ。」と思い返します。
マスター「しばらくして、アキナちゃんは雑誌のグラビアやTVのバラエティ番組で顔を見るようになった。
ハルナちゃんもたまに声の仕事はしてるようだが、コールセンターのバイトが主だって言ってたな…。」
うどん、美味しそうだった~。
私好みの関西風のお出汁!
急に寒くなってきたから、余計に食べたくなりました。
それにしても、二人で切磋琢磨している関係だとこういうことは起こりやすいですね。
個人的には誰かと比較しないで自分のやりたいこと、なりたいものに真っ直ぐ進んでいればいいだけだと思うけど…。
あと、マリリンの「若いから何だってできる」って言うとのもちょっと違和感。
多くの人が似たようなこというけど、年を言い訳にしてやらないだけじゃないかなぁ。
本当にやりたいことがあるなら、今からでもなんだって出来る!
確かに体力的なこととか若い時より限界が来やすいかもしれないけど、それだって本人次第じゃないかな。
自分で自分に限界作るのはちょっと勿体ないなって思いました。
さてさて、状況が変わってきた二人は一体どうなるのか…。
後半のお話もお楽しみに!
基本的に方言や、日本語をそのまま訳しているので分かりにくい部分もありますが、会話表現として触れるにはいい作品だと思います。
画像を載せていないので、表現的に分かりにくかったらごめんなさい。
ちゃんと表情とかニュアンスも知りたい方は、日本語版だけでもぜひ購入してみてくださいませ。
本当は、興味のある方は是非韓国語版も手に取っていただきたいのですが🤔
ストイックな勉強に飽きたら、自分の好きな分野の単語や表現から楽しく覚えるのも長続きのコツです!
そこから韓国の文化や歴史などまで分かることも多いですし。
楽しみながらレベルアップしていきましょう!
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう