好きな漫画で韓国語の会話表現を楽しく勉強
안녕하세요?
oulmoon입니다.
本日は、早速本題です。
今回は漫画を使って、韓国語の会話表現などを勉強するレッスンのまとめです。
今回使うのは一昨年行った韓国旅行で購入してきた人気漫画「深夜食堂(심야식당)20」!
少し前に19巻も読み終わりましたが、楽しく読めたので引き続きテキストのひとつとして「심야식당」を使っていきます。
日本語版と比較しつつ、韓国語に訳されることで出てくる面白さや違和感も楽しんでいます。
ネイティブからみたら「?」となる表現は日本人だと気付きにくい点もあるので、それも教えてもらいつつ…会話表現ならではの表現も紹介しています。
ちなみに発音は심야식당[심냐식땅]となりますよ。
さて、今回は第272夜のお話です。
今回に限らずですが、この作品のようにオムニバス形式の作品は韓国語では단편 얘기/단편 스토리といいます。
もちろん옴니버스(オムニバス)もあります!
今回は곱창과 양배추 된장볶음
・부추 牛の腸、ホルモン
日本語だと「ホルモンとキャベツの味噌炒め」です。
ホルモンは見た目などで好き嫌いが結構分かれる食材ではありますが、私は大好きです。
もつ焼きも大好きだし、広島に住んでたころは「せんじがら」も好んで食べてました。
味噌焼きにするだけでもご飯に合いそうですが、それでホルモンとキャベツを炒めたとなると…ご飯にあうおかず代表みたいな料理ですね。
ホルモンの呼び名は俗説も色々ありますが、食べると元気になる料理を総称してそう呼ぶのが流行ったのが始まりみたいです。
さてさて、それでは本編を読んでいきますが、第272夜も画像無しです。
画像ありで気になった表現の部分だけあげるより、画像無しで文言を全部いれた方がニュアンスは伝わるかと思い…。
全部読んだ方が韓国語ならではの会話表現もより分かるし、それを自分で書いた方が私自身も復習になるなと思っています。
画がない分、見にくいかもしれないけど🤔
また、セリフなどが多くなる分、1話分を全部書き写すのは時間がかかるので、2回に分けております😅
第272夜(前半)に出てきた内容、単語、表現
※♪つきは擬音です
마스터(마음의소리): 무조건 쌀밥과 어울리는 것을 내놓으라는 리퀘스트가 들어와 그날, 마침 곱창이 있길래 양배추를 된장에 볶아 같이 내놨다.
마스터(마음의소리): 안나는 러시아와 일본 혼혈이라는데, 빵보다 밥을 더 좋아하는 것 같다.
안나:♪(곱창와 양배추 된장볶음을 맛있게 먹는 씬)
・무조건 無条件に
日本語版では「とにかく」となっていました。
・내놓으라는 出せという、出してくれという
日本語版では、ここの「,」までのセリフは「ご飯に合うものってリクエストでね。」でした。
・-(이)길래 ~なので
・혼혈 混血、ハーフ
「とにかくご飯に合うものってリクエストでね。
その日、ホルモンがあったから、キャベツと味噌炒めにして出したんだ」というマスター。
それを美味しそうに食べている女性、アンナはロシアと日本のハーフらしいのですが、パンよりご飯のほうが好きなんだそう。
안나 씨: 이거라면 밥을 몇 공기는 먹을 수 있겠어.
이치로도 먹지 그래?이치로 씨: 됐어.
마스터: 안나와 이치로 씨는 어머니가 자매라 사촌지간이야.
지금은 나카노에서 같이 룸 셰어링을 하고 있대.
(안나 씨가 곱창와 양배추 된장볶음을 먹는 씬)
이치로 씨: 하아아.
마스터: 왜 그러세요? 아까부터 푹푹 한숨만 내쉬고.
안나 씨: 얘, 남친이 또 바람 피웠거든요.
이치로 씨: 윽….
・푹푹 한숨만 내쉬고. (直訳)強い(たっぷり)溜め息ばかりついて。 → 溜め息ばかりついて。
・푹 내쉬다 (直訳)たっぷり息を出す → 深い溜め息をつく
푹푹は푹の強調です。
「コレナラゴハン何杯デモタベラレチャウワ。一郎モドウ?」というアンナさんに、隣で飲んでいる一郎さんは「いらない。」と一言。
アンナさんと一郎さんは母親が姉妹で2人はいとこ同士です。
今は中野でルームシェアをして住んでいるそう。
幸せほうに大きな口を開けてホルモンとキャベツの味噌炒めを頬張るアンナさんと対照的に溜め息ばかりつく一郎さん。
「どうしたんだい、さっきから溜め息ばかりついて。」と、見かねてマスターが尋ねると、アンナさんが「一郎、マタ彼ニ浮気サレタノ。」と伝えます。
안나 씨: 게이들은 임신할 일도 없어서 그런지, 바람을 잘 피우는 것 같아요.
마스터: 호오…. 그런 건가…?
안나 씨: 아참, 이치로! 돌아가는 길에 빵 살 거니까, 내일 샌드위치 좀 만들어주지 않을래?
이치로 씨: 어? 또?!
이치로 씨: 마스터, 제 말 좀 들어보세요. 안나 얘가요, 내가 만든 샌드위치를 자꾸 자기가 만든 것처럼 보이프렌드한테 먹이는 것 있죠?
안나 씨: 뭐 어때~? 그쪽도 신나서 먹고 있는데.
굳이 사촌이 만들었다고 말할 거 뭐 있어.
안나 씨: 다음번에 소개해줄게. 이치로 네 취향일걸?
이치로 씨: 그래봤자 게이도 아니잖아?!
안나 씨: 마스터, 여기 밥 추가요!
마스터: 안나는 곱창와 양배추 된장볶음이 썩 맘에 든 눈치였다.
・먹이는 것 있죠? 食べさせているんですよ?
ここの「?」は相手への説明です。
日本語版では「食べさせてんのよ。」でした。
・뭐 어때~? (直訳)何がどうしたっていうのよ~? → 別にいいじゃない。
・말할 거 뭐 있어. (意訳)言う必要はないでしょ。
ここの거の発音は[꺼]と濃音化します。
・썩 맘에 든 눈치였다. とても気に入ったようだった。
相変わらずパクつきながら「ゲイッテ妊娠スルワケジャナイカラヨク浮気スルラシイネ。」と言うアンナさんに「へぇ。そういうもんかね…。」と驚くマスター。
そこで急にアンナさんが「ソウダ、一郎!帰リニパン買ウカラ、明日サンドイッチ作ッテクレナイ?」と頼むと、「えっ、また?!」と嫌がる一郎さん。
一郎さんいわく、一郎さんが作ったサンドイッチを、アンナさんは自分が作ったみたいな顔してボーイフレンドに食べさせてるそう。
しかしアンナさんは全く気にしていない様子。
「イイデショ、向コウモ喜ンデ食ベテンダカラ。ワザワザ、イトコガ作ッタッテ言ワナクテモ。」とホルモンとキャベツの味噌炒めを頬張ります。
そして「今度紹介シテアゲルヨ。一郎ノ好ミダト思ウヨ。」と言いながらアンナさんがご飯をかっこむのですが、「だってノンケでしょ?!」とすかさず突っ込む一郎さん。
そこでアンナさんは「マスター、ゴハンオカワリ!」と茶碗を差し出します。
アンナさん、すっかりホルモンとキャベツの味噌炒めを気に入ったようです。
자막: 2주일 후―.
마스터: 물에 희석시킨 소주 나왔습니다. 조금은 진정이 됐수?
이치로 씨: 네에. 뭐.
이치로 씨: 오늘은 안나가 보이프렌드 소개해 주겠다고 해서.
마스터: 곱창 예약은 들어왔는데 데려오려나?
외국인 남자: 안녕하세요?
드르륵♪(외국인 남자가 들어왔다)
마스터: ?! 어서오세요.
외국인 남자: 곱창이랑 양배추 된장볶음 주세요.
이치로 씨: ?!
・물에 희석시킨 소주 (直訳)水で希釈した焼酎 → 水割り
これは違和感アリの表現だそうです。
희석は「希釈」で化学用語なので、普通は使わないそう。
▼自然な感じならこちらの表現だそう。
물에 탄 소주
ここの‘타다’は、「(液体に別の液体または粉末を)加える、混ぜる、割る、入れる」の意味があります。
・진정이 되다 落ち着く
二週間後ー。
マスターが「焼酎水割りお待ち。少しは落ち着いたかい?」と言いながら水割りを持ってくると、「ええ、まぁ。」と一人できていた一郎さん。
「今日はアンナがボーイフレンド紹介してくれるって言うから。」という一郎さんと、「ホルモンの予約は入ってるけど、連れてくるのかな。」とマスターが話していると、「コンバンワ」と大柄な外国人の男性が入ってきます。
その勢いに驚きつつも「いらっしゃい。」とマスターが迎え入れると、その男性はいきなり「ホルントキャベツノミソ炒メクダサイ。」と、注文します。
驚いて彼のほうを見る一郎さん。
(곱창와 양배추 된장볶음을 먹고 소주를 한입 미시는 외국인 남자)
외국인 남자: 이거 맥주랑 잘 어울리네요!
마스터: 아아…. 안나의 회사 동료였군요.
외국인 남자: 네, 알렉세이라고 합니다.
알렉세이 씨: 오늘은 안나도 같이 오기로 되어있었는데….
이치로 씨: 안나, 지금 어디에 있어?
안나 씨: 미안해. 갑자기 못 가게 돼서. 그 사람, 알렉세이 와있어?
・ここで気になった単語はなし!
ホルモンとキャベツの味噌炒めを口にし、ビールを飲む外国人男性。
そして「コレ、ビールにヨク合イマス!」と一言。
それを聞いて「ああ…、アンナの会社の同僚だったんだ」と、マスター。
彼の名はアレクセイと言うそう。
「今日ハアンナモ一緒ニ来ルハズダッタンデスガ…。」と2人が話している陰で、あわてて「アンナ、今どこにいるんだよ。」とアンナに一郎さんは電話します。
すると電話に出たアンナが「ゴメンネ、急ニ行ケナクナッチャッテ。彼、アレクセイ来テル?」と聞きます。
どうもどこかの部屋からガウン姿で電話をとっているようで…。
アンナさんのたべっぷりに気持ちいいなと思ったけれど、気になることが1つ。
「ボーイフレンド」ってどういう人のこと言うんだろ…。
はるか昔、私が小学生とか中学生の頃は、なんとなく「ボーイフレンド = 彼氏」と思ってました。
でもそこから少し経つと、英語を訳した通り「ボーイフレンド = 男友達」という感覚が強くなりました。
でもさらに大人になるとそこに「友達以上恋人未満」とか「付き合ってないけど体の関係もあり」とかいろいろな要素を含むときも使われてる気がしたり…。
今回のお話も、最初はアンナさんの彼氏かと思ったけど一郎さんに紹介するとかかれのこのみだとかいってるあたり、単なる男友達なのかな?
でもサンドイッチ作ってあげたりするんだなぁ…とか。
まぁ、細かいことどっちでもいいんでしょうけど、いまだに使い方が分からない単語の1つです。
そんなアンナさんのボーイフレンド、アレクセイさん。
わざとなのかたまたまなのか、アンナさん不在で彼と出会うことになった一郎さんとは、今後どうなるのか…。
今回も美味しそうなお話の反面、どろどろしないといいなぁなんて思いました。
今回は中途半端なところで終わりましたが、続きをお楽しみに!
基本的に方言や、日本語をそのまま訳しているので分かりにくい部分もありますが、会話表現として触れるにはいい作品だと思います。
画像を載せていないので、表現的に分かりにくかったらごめんなさい。
ちゃんと表情とかニュアンスも知りたい方は、日本語版だけでもぜひ購入してみてくださいませ。
本当は、興味のある方は是非韓国語版も手に取っていただきたいのですが🤔
ストイックな勉強に飽きたら、自分の好きな分野の単語や表現から楽しく覚えるのも長続きのコツです!
そこから韓国の文化や歴史などまで分かることも多いですし。
楽しみながらレベルアップしていきましょう!
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう