안녕하세요?
oulmoon입니다.
更新が遅くなりました。
毎年この日は広島に原爆が落ちた日ということでそこに触れていますが…今年はそんな余裕もありませんでした。
実は元同僚が急死されて…何をするにも気持ちが動かないというか、いつのまにか時間が流れて今に至る感じです。
訃報を聞いた時も信じられなかったし、今もまだ「遠くに出張にいった」とか「転職した」とかで会えなくなってるだけの気がして…。
でも周りと話してると少しずつ実感して、余計に会いたくなったり。
去年まで一緒に仕事してて、半年くらい現場に行ってたけど、この秋からまた関わりが出てくる予定だったのに。
きっと急なことだったから、本人もビックリだろうな。
私は肉体が死んでも魂だけになったらまたあの世で会えると信じているので、基本的には「また会えるから大丈夫」とそこまで死にたいして悲しみを持ってません。
ただ、幼い子供を残して急に亡くなったその人が今も悲しい思いで家族の周りにいるなら切ないな…。
そして、あの肉体のあの人にはもう会えないと思うと、やっぱりもっと話したかったな…。
そんなことを思って、気持ちがダウンしています。
今日がお葬式だったんだけど、コロナのこともあって家族葬だけで終わらすと…。
それもあって余計に実感できないのかも。
落ち着いたらお線香をあげにいくつもりです。
完全に元気になるにはもう少し時間がかかるかもだけど、出来るだけ更新は頑張ります。
そしてそれが誰かの役に立ったら嬉しいです。
好きな漫画で韓国語の会話表現を楽しく勉強
では、本題です。
今回は漫画を使って、韓国語の会話表現などを勉強するレッスンのまとめです。
今回使うのは一昨年行った韓国旅行で購入してきた人気漫画「深夜食堂(심야식당)20」!
少し前に19巻も読み終わりましたが、楽しく読めたので引き続きテキストのひとつとして「심야식당」を使っていきます。
日本語版と比較しつつ、韓国語に訳されることで出てくる面白さや違和感も楽しんでいます。
ネイティブからみたら「?」となる表現は日本人だと気付きにくい点もあるので、それも教えてもらいつつ…会話表現ならではの表現も紹介しています。
ちなみに発音は심야식당[심냐식땅]となりますよ。
さて、今回は第271夜のお話です。
今回に限らずですが、この作品のようにオムニバス形式の作品は韓国語では단편 얘기/단편 스토리といいます。
もちろん옴니버스(オムニバス)もあります!
今回は부추전
・부추 にら
・ 전 朝鮮料理の一つ。薄切りしたり微塵切りしたりした魚、肉、野菜などに味付けをした後、小麦粉をまぶして油で焼いたもの。
日本語だと「ニラチヂミ」です。
こちらは韓国が本場だから、日本語に訳すのはいつもより違和感あるけど…。
まぁ、「チヂミ」って日本でも普通に浸透してますしね。
韓国語を勉強していたり、韓国料理人興味のある人はご存じな人も多いと思いますか…「チヂミ」はいわゆる「方言」です。
標準語だと、부침개または전(漢字では煎)が多いです。
「チヂミ」という呼称は慶尚道などで使われることが多いようですね。
厳密には、부침개は食材と溶いた粉を練り混ぜて焼いたもの、전は食材に衣を付けて焼いたものという違いがあるそうです。
つまり、부침개の方がより広い範囲に使われていて、その中に전も含まれる感じですね。
전といわれて一番リアルに思い出すのは、추석などでよく作られる모둠전ですね。
普通に居酒屋とかでも食べられると思うけど、親戚が集まって女性たちがせわしなくたくさんの野菜の전を焼いている様子を思い浮かべます。
ドラマや映画などにも出てきますよね。
画像参照元:https://m.post.naver.com/viewer/postView.naver?volumeNo=29574711&memberNo=47936363
薄い衣が野菜についていて、パッと見は天ぷらに見えなくもないくらいのものも多いですよね。
そういう意味では、日本で一般的に食べられる「チヂミ」は부침개のほうがよりあってる気もするなぁ。
さてさて、それでは本編を読んでいきますが、第271夜も画像無しです。
画像ありで気になった表現の部分だけあげるより、画像無しで文言を全部いれた方がニュアンスは伝わるかと思い…。
全部読んだ方が韓国語ならではの会話表現もより分かるし、それを自分で書いた方が私自身も復習になるなと思っています。
画がない分、見にくいかもしれないけど🤔
また、セリフなどが多くなる分、1話分を全部書き写すのは時間がかかるので、2回に分けております😅
第271夜(前半)に出てきた内容、単語、表現
※♪つきは擬音です
마스터(마음의소리): 우리 집 부추전은 오오쿠보에서 한국식당을 하던 ‘어머니’ 사장님한테서 직접 전수받은 것이다.
여름에 어머니 사장님이 장사를 접자, 그 집을 찻던 손님들이 우리 집에도 오게 되었다.
마스터(마음의소리): 준노스케 씨도 그 중 한 명이다.
드르륵♪(준노스케 씨가 가게에 들어오는 씬)
마스터: 어서 오세요.
마유미 짱: ?!(부추전을 먹으며 놀라다)
・직접 전수받다 (直訳)直接伝授を受けた → 直伝の
・장사를 접다 商売をたたむ、店を閉じる
「めしや」のニラチヂミは、大久保で韓国料理店をやってたオモニ(女主人)の直伝です。
夏にそのオモニが店を閉じたのでオモニの店に来ていたお客さんがめしやにも来てくれるようになりました。
その日お店にやって来た淳之介さんもその1人です。
彼が入ってくるとニラチヂミを頬張ろうとしていたまゆみちゃんはびっくり!
준노스케 씨: 부추전이랑 소주 온더록이요.
마스터: 네에.
마유미 짱: 어머머, 욘사마 닮으셨다.
이제 와 좀 뜬금없긴 하지만.준노스케 씨: 헤어스타일 바꾸고 안경 꼈더니 비슷해지더라구요.
친구들은 욘사마가 아니라 ※요소사마 부르고 있지만.추우 씨: 하하, 요소사마라. 그래도 <겨울연가> 붐이었을 땐 인기 짱이었겠네.
준노스케 씨: 그땐 고등해생이었는데, 등교 거부하며 거의 집에만 틀어박혀 있다시피 해서 저하곤 상관없는 일이었어요.
마유미 짱: 아깝다. 그래도 지금은 인기 많죠?
준노스케 씨: 그렇지도 않아요. 곁눈질은 해도, 접근하는 건 죄다 아줌마들뿐이고.
※’다른 사람’이라는 뜻.
・뜬금없이 いきなり、唐突に
・이제 와 좀 뜬금없긴 하지만. (直訳)今さらちょっと唐突なんだけど → 今さらなんだけど
日本語版では「今さらって気もするけど」でした。
・겨울연가 冬のソナタ
・등교 거부하며 登校拒否して、不登校で
・틀어박히다 引きこもる
・곁눈질은 해도 (直訳)横目で見ても → チラ見はされるけど
・곁눈질하다 よそ見する、チラ見する、流し目を使う(する)
・죄다 何もかも全て、すっかり、ありったけ
ニラチヂミと焼酎ロックを頼んだ淳之介さんに対して、「ヨン様に似てるわね。今さらって気もするけど。」とまゆみちゃん。
「髪型を変えてメガネをかけたら似ちゃったんですよ。友達はヨン様じゃなくてよそ様だって言ってますよ。」と答えた淳之介さんに、忠さんは「よそ様か。でもさ、『冬ソナ』ブームのころならモテモテだろうな。」と言います。
しかし、淳之介さんは「あの頃、高校生だったけど不登校でほとんど引きこもってたから、関係なかったですね。」とのこと。
まゆみちゃんの「もったいないわね。でも今はモテるんじゃない?」という問いにも「そうでもないスよ。チラ見はされるけど、よってくるのはオバサンばっかで。」とあっさり返します。
추우 씨: 확실히 <겨울연가>에 빠졌던 건 중장년층이었으니.
마스터: 부추전 나왔습니다.
준노스케 씨: 잘 먹겠습니다.
마스터: 준노스케 씨는 부추전, 참 좋아하더라?
준노스케 씨: 네에, 전 다양한 재료가 들어있는 것보다 딱 이게 좋더라구요. 그립다고 해야 할지.
준노스케 씨: 어렸을 때, 종종 할머니가 부쳐주셨거든요.
마스터: 흐―음, 그래요?
・부치다 (フライパンなどに油をひいて)焼く
・부쳐주셨거든요. 焼いてくれたんですよ、作ってくれたんですよ。
淳之介さんの返答に「確かに『冬ソナ』にはまったのは中高年だったっていうからな。」と忠さんも納得します。
そこへマスターが「ニラチヂミお待ち、」と、出来立てのニラチヂミを出します。
そして大きな口を開けて食べる淳之介さんをみて、「淳之介くん、ニラチヂミ好きだね。」と一言。
それに対して「ええ、色々具が入ってるやつよりこれが好きなんですよね。懐かしいっていうか。」
「子供の頃、よくバアちゃんが作ってくれたんです。」と答える淳之介さんも「ふーん、そうかい。」と話を聞いていたマスターも表情が穏やかです。
준노스케 씨: 잘 먹었습니다.
드르륵 ♪(중년 남자와 아가씨가 가게 들어온다)마스터: 어서오세요.
중년 남자: 그녀에게 이 집 부추전 얘길 했더니 꼭 먹고 싶다고 해서요. 그치?!
마스터: 그렇다니 감사합니다…
준노스케 씨: ……(젊은 여자를 보고 있다)
마스터(마음의소리): 이하라 씨는 식품회사의 장남이야. 줄곧 독신이었는데, 최근에 스무 살 어린 여성과 약혼하더니 그 피앙세를 여기저기 끌고 다니며 자랑하고 있지.
그 아가씨 얼굴을 보더니 준노스케 씨가 갑자기 벌떡 일어나….
준노스케 씨: 요시미 맞지?! 옛날에 이세사키에서 살았더!!
・줄곧 絶えず、ずっと、立て続けに、ひっきりなしに
・피앙세 フィアンセ
そして、「ごちそうさまでした。」と淳之介さんが手を合わせたところで、中年男性と若い女性の2人がお店にやってきます。
男性は「彼女にこの店のニラチヂミの話したら、どうしても食べたいって言うんだよ。(彼女にむけて)ねっ!」と話します。
「そりゃどうも…」と返すマスターと、無言で若い女性の方をじっと見ている淳之介さん。
マスターいわく、この男性は井原さんといって食品会社の御曹司。
ずっと独身だったんだけど、最近、二十歳年下の女性と婚約して、そのフィアンセをあちこちつれ回って見せびらかしてるそう。
その彼女の顔をみて淳之介さんがいきなり立ち上がって…
「ヨシミちゃんだよね!?昔、伊勢崎にいた!」と声をかけます。
준노스케 씨: 요시미, 나야, 준노스케!!
아가씨: ……
이하라 씨: 이봐, 당신. 사람 잘못 본 것 아냐?
이 아가씨는 이시카와 사야카 씨, 내 약혼녀라구.
이하라 씨: 게다가 사야카 씨는 태어난 곳도, 자란 곳도 요코하마야.
준노스케 씨: 죄송합니다. …너무 많이 닮아서 그만.
준노스케 씨: 미안해요, 제가 어떻게 됐나 봅니다.
요시미하곤 벌써 10년 넘게 못 만났는데….
마스터(마음의소리): 그러고 나서 다시 한번 사과하더니, 준노스케 씨는 음식 값을 내고 돌아갔다.
・제가 어떻게 됐나 봅니다. (直訳)私がどうかなったようです。 → どうかしてたみたいです。
「ヨシミちゃん、オレだよ。淳之介!」と話す彼を無言で見つめる女性。
そこに井原さんが「ちょっとキミ、人違いじゃないかな。彼女は石川サヤカさん、僕の婚約者なんだ」と割って入ります。
続けて「それにサヤカさんは生まれも育ちも横浜だよ。」と話す井原さんの言葉を聞いて「失礼。あまりによく似ていたんで。」と淳之介さんは謝ります。「すみません、どうかしてたんだ。ヨシミちゃんとは10年以上も会ってないのに…。」と下を向く淳之介さん。
それから、もう一度謝ると淳之介さんは感情を払って帰っていきました。
この作品はいつも美味しそうな食べ物が描写されていますが、今回のニラチヂミはいつも異常に美味しそうでした。
ふっくら大きくて熱々な感じが伝わってきて…。
今回は特につい食べに行きたくなる回ですね。
そういえばありましたね、ヨン様ブーム。
淳之介さんが言っていたように、私もヨン様ブームの時はまだ学生でニュースをみて「ふーん」ってくらいだったけど…。
それから20年くらいしてまさか私が韓国にここまではまるとは…(笑)
でも当時はまってなくて良かった気もします。
あの頃はまだ私は韓国語を勉強できる環境になかったとおもうから。
それとも、当時でもやる気になったらいつもの突発的な行動力でのめり込んだのかな…。
何はともあれ、今は色んな方面から韓国や韓国語のことを知れて楽しく過ごせてるから、やはりタイミングというのは多かれ少なかれあるんでしょうね。
この後、ヨン様似の淳之介さんが人間違いした彼女と冬ソナ並のドラマチックなストーリーに巻き込まれるのか?
それともまったく別の展開となるのか?
続きをお楽しみに!
基本的に方言や、日本語をそのまま訳しているので分かりにくい部分もありますが、会話表現として触れるにはいい作品だと思います。
画像を載せていないので、表現的に分かりにくかったらごめんなさい。
ちゃんと表情とかニュアンスも知りたい方は、日本語版だけでもぜひ購入してみてくださいませ。
本当は、興味のある方は是非韓国語版も手に取っていただきたいのですが🤔
ストイックな勉強に飽きたら、自分の好きな分野の単語や表現から楽しく覚えるのも長続きのコツです!
そこから韓国の文化や歴史などまで分かることも多いですし。
楽しみながらレベルアップしていきましょう!
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう