お気に入りの韓国ドラマで楽しく勉強!
안녕하세요?
oulmoon입니다.
本日は早速本題からです。
今回は韓国ドラマ「星から来たあなた」を使ったレッスン内容のまとめです。
結構前のドラマですが、名作なので今見てもすごく面白い!
それにご存じの通り、ドラマを使った勉強は文法をきっちり学ぶのとはまた違った「リアルな会話」などが学べます。
楽しく学べる上に、日常ドラマからは韓国人のリアルな習慣や独特な文化なども知ることできますし!
また、ドラマを見ながら自分で訳をして見ると字幕と見比べるのも面白いし勉強になります。
原文があると「なぜこう訳したのか」がよりわかりますからね。
1度目は音で聞いて自分の訳と比べ、2度目は字幕と原文、自分の訳と比べ…なんてやってみると、何度でもおいしい!
さらに韓国語に意識しつつ演技も見ると、よりその作品の面白さや深さを感じることも多いので、余裕のあるかたは是非色んな見方を試してみてほしいです。
今回も台本に出てきた表現を中心にピックアップしていきますが、表現も場面によって意訳が違ってくるので、本来の意味と照らし合わせて楽しんでみてください。
星から来たあなた(별에서 온 그대)第6話-⑰
25pageシーン65(놀이동산)
화려하게 불 밝힌 놀이동산. 초조하게 기다리는 휘경.
송이와 민준 같이 걸어오는. 송이 반가워하는데 표정 굳는 휘경.
휘경: 저 자식이 여기가 어디라구, 씨. (퉁명) 둘이 왜 같이 와?
송이: 아아. 그럴 일이 좀 있었어. (민준 보며) 여기
까지 왔는데 밥이라도 같이 먹고 가.휘경: (송이 팔 당겨 자기 옆으로 끌어당기고) 밥은 무슨. 됐으니까 그만 가보지?
송이: 야. 넌…
민준: 너무 밤늦게까지 돌아다니지 말고 볼일 끝나면 일찍 집에 돌려보내줘. (가고)
휘경: 알았어.
송이: (표정)
휘경: (갑자기 욱하는!) 니가 왜 그걸 지시… 내가 알아서 할 거야!
말없이 가버리는 민준의 뒷모습을 서운한 표정으로 바라보는 송이.
(시간경과)
놀이동산을 같이 걷는 송이와 휘경.
놀이기구만 움직일 뿐, 텅 비어있는 놀이동산.
송이: 근데 왜 여기 사람이 하나도 안 보이냐? 너 혹시 그딴 짓 한 거 아냐? 놀이동산 막 통째로 빌리고 그러는 거.
휘경: (당황) 아, 아니이. 야, 내가 암만 있는 집 자식이라도 그런 건 좀 오바지. 오늘 날이 추워서 그런 가봐. 사람이 진짜 없긴 없네.
송이: 근데 여기 왜 오자고 그런 건데?
휘경: 아, 저거. (손가락으로 허공 가리키는)
송이: (보면)
저 멀리 보이는 대관람차. 천천히 움직이는.
휘경: 너 어렸을 때 생일이면 무조건 저거 타러왔었다며.
송이: (추억 생각나는)
【気になった単語ほか】
・불 밝힌 灯りがついている、灯りを灯した
・초조하게 落ち着きなく
・저 자식이 여기가 어디라구. (直訳)あいつ、ここがどこだと。 → なんであいつがついてきてんだ。
・밥은 무슨. (意訳)飯なんかいいから。
・욱하는! ムカッとして!いらっとして!
「は?」って感じですね。
・내가 알아서 할 거야! (直訳)俺がわかってやることだよ! → 言われなくてもやるよ!
・텅 비어있다 ガラガラだ、空っぽだ
・그딴 짓 = 그런 짓 (直訳)あんなこと → (ソンイが)嫌がること、お金で解決すること
그딴は俗語です。
・통째로 빌리다 まるごと借りる、貸しきる
【日本語訳】
華やかに灯りがともった遊園地。落ち着きなく待っている(待ち焦がれる)フィギョン。
ソンイとミンジュンが一緒に歩いてくる。ソンイを見て喜ぶが表情が固まるフィギョン。
フィギョン:あいつ何で来たんだ、くそっ。(つっけんどんに)何で2人一緒に来たんだ?
ソンイ:ああ、ちょっと色々あってね。(ミンジュンを見ながら)ここまで来たんだし、一緒に食事でもして帰りなさいよ。
フィギョン:(ソンイの腕を引っ張って自分の横に引き寄せて)食事なんていいから行こうぜ。
ソンイ:ちょっと、あんた…。
ミンジュン:あまり夜遅くまで歩き回ってないで用事が済んだら早く家に帰してくれ。(去る)
フィギョン:わかった。
ソンイ:(表情)
フィギョン:(急にカッとなって) お前になんでそんなこと…言われなくてもやるよ!
黙って行ってしまうミンジュンの後ろ姿を寂しい表情で眺めるソンイ。
(時間経過)
遊園地を一緒に歩くソンイとフィギョン。
乗り物が動くだけで、ガラガラの遊園地。
ソンイ:でもなんで人一人見かけないのよ? あんたもしかしてああいうことしたんじゃないの(私が嫌がるようなことしたんじゃないの)? 遊園地を丸ごと借りるとかそういうの。
フィギョン:(あわてる) い、いやぁ。おい、俺がいくら金持ちの家の子でもそこまではちょっとやりすぎだろ。今日寒いからかな。確かに人がいないっちゃいないな。
あ、あれ。 指(ゆび)で宙(そら)を指(さす)
見開き:(見ると)
ソンイ:でもなんでここに誘ったのよ?
フィギョン:あ、あれ。(指で宙を指差す)
ソンイ:(見ると)
遠くに見える観覧車 ゆっくり動く。
フィギョン:お前が幼い頃、誕生日と言えば絶対にあれに乗りに来たんだろ?
ソンイ:(思い出がよみがえる)
26pageシーン66(과거 놀이동산 대관람차 – 12년전)
어린송이: (창밖 보며) 움직인다. 움직인다.
송이부: 그렇게 좋냐?
어린송이: 응, 난 이거 타면 내가 별이 된 거 같애. 여기서 다 이렇게 내려다 볼 수 있잖아.
송이부: 우리 딸 촬영하랴 학교 가랴 잠도 못 자고 힘든데 괜찮아? 니가 싫으면 촬영은 안 해도 돼. 아빠가 엄모한테 얘기해서,
어린송이: 아니야. 나 좋아. 내가 방송 나오고 돈 버니까 엄마가 예전처럼 아빠한테 화나고 그러지 안잖아.
송이부: 임마. 니가 무슨 돈 걱정을 하고 그래. 돈은 아빠가 알아서 다 할 거야. 그러니까 힘들면 당장 관둬.
어린송이: 아니라니까. 재미있어. 방송국 가면 유명한 연예인도 많이 보고. 나 쩌번에 원빈 봤다 원빈. 가을동화에 나온 원빈 알지 아빠. 엄청 잘생겼어.
송이부: 아빠랑 원빈이랑 누가 더 잘생겼어?
어린송이: 어… 아빠 암만 핏줄이라도 거짓말은 못하겠네요.
송이부: 이 녀석이! 대답해봐. (간지럽히며) 어 누구야? 누가 잘생겼어?
어린송이: (웃으며) 아빠야! 아빠라구!
【気になった単語ほか】
・니가 무슨 돈 걱정을 하고 그래. (直訳)お前が何のお金の心配をするんだよ。 → おまえはお金の心配なんてしなくていい。
・원빈 ウォンビン
・핏줄이라도 (直訳)血筋でも → 血が繋がっていても
【日本語訳】
幼いソンイ:(窓の外を見ながら) 動いた。動いた。
ソンイ父:そんなに好きか?
幼いソンイ:うん、これに乗れば私が星になったみたいだもん。ここでなんでもこうやって見下ろせるじゃん。
ソンイ父:おまえは撮影したり、学校に行ったりで寝れないし大変だけど大丈夫か?おまえが嫌なら撮影はしなくてもいいよ。父さんが母さんに話して…
幼いソンイ:ううん、いいの。私がテレビに出てお金を稼いだら、お母さんが前みたいにお父さんに怒ったりしないじゃない。
ソンイ父:こいつめ。お前がお金の心配をするなよ。お金はお父さんがなんとかするよ。だからきついならすぐやめろ。
幼いソンイ:違うって。面白いよ。放送局に行ったら有名な芸能人もたくさん見れるし。私この前ウォンビンを見たよ。ウォンビン。「秋の童話」に出たウォンビン、知ってるでしょ?お父さん。ものすごくかっこいいんだから。
ソンイ父:父さんとウォンビンとどっちがかっこいい?
幼いソンイ:あ…、父さん、いくら血が繋がっていても嘘はつけないよ。
ソンイ父:こいつ!言ってみろ!(くすぐりながら) お? 誰だ?誰がかっこいい?
幼いソンイ:(笑いながら)父さん!父さんだってば!
26pageシーン67(놀이동산)
송이: 맞아. 생일엔 언제나 저걸 타러 왔었어. 아빠랑 같이. 근데 너 어떻게 알았어?
휘경: (뜨끔) 아, 아… 내가 너에 대해 모르는 게 있으면 되냐? (손 내밀고) 가자.
휘경의 손을 맞잡는 송이. 관람차를 향해 같이 걸어가는 두 사람.
【気になった単語ほか】
・ここではなし!
【日本語訳】
ソンイ:そうよ。誕生日にはいつもあれに乗りに来てた。父さんと一緒に。でもあんた、どうして知ってるの?
フィギョン::(ドキッ)あ、あ… 俺がおまえのことで知らないことがあるわけないだろ(おまえのことは何でも知ってるんだぞ)。(手を差し出して)行こう。
フィギョンの手を取るソンイ。観覧車に向かって一緒に歩いていく二人。
26pageシーン68(놀이동산 일각)
쓸쓸하게 혼자 걸어오는 민준. 두 사람의 얘기를 다 듣고 있었던 것이다.
걸음을 멈추고 대관람차 돌아보면 두 사람의 모습 보이는.
【気になった単語ほか】
・ここではなし!
【日本語訳】
寂しく一人で歩いてくるミンジュン。二人の話を全て聞いていたようだ。
足を止めて観覧車で振り返ると、二人の姿が見える。
26pageシーン69(놀이동산 대관람차)
손잡고 같은 칸에 타는 두 사람. 행복해보이는 송이.
송이 모습 떠올리는 민준.
【気になった単語ほか】
・ここではなし!
【日本語訳】
手をつないで同じ車両に乗る二人。幸福そうなソンイの姿を思い浮かべるミンジュン。
今回も台本をそのまま書き写してみました。
読みにくかったら申し訳ない。
日本語訳はあくまで参考程度で。
文章をみるだけでも、なんとなく切なくなるシーンでした。
遊園地の幻想的な空間だからこそ余計に。
大好きだったお父さんとの幸せな思い出と、無意識に傍にいてほしいと思っているように見えるミンジュンの不在。
それを胸に秘めつつ楽しそうに観覧車に乗るソンイ。
そして同じく彼女に惹かれつつ、表面上は出さないミンジュン。
お互いがお互いに切ない時間を過ごしている描写が、このシーンをとても美しく感じさせました。
そして、フィギョン。
ソンイのお母さんにアドバイスをもらっていたのはいかにもな演出ではなくこの観覧車のことだったんですね。
ベタな演出が彼の好みで、ソンイの切ない記憶を思い出させているとはつゆ知らずだとしたら、なんとも彼らしいと思わずにいられないシーンでもありました。
これからソンイのお父さんとのことももっと分かってくるんでしょうね。
それに、三人の関係がどう進んでいくかも楽しみです。
が、それはまた次回に。
今までの繰り返しになりますが、もしドラマを見る機会のある方は、是非自分の訳と翻訳の違いを楽しむのも面白いと思います。
試してみてくださいね!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう