韓国で190万人を動員!笑って泣ける入れ替わりコメディ映画
안녕하세요?
oulmoon입니다.
今回は、最近見た韓国映画のご紹介です!
韓国映画「僕の中のあいつ」
(以外、すべての画像元)https://movie.daum.net/moviedb/contents?movieId=116230
原題:내안의 그놈
韓国公開日:2019年1月9日
日本公開日:2019年8月9日
ジャンル:コメディ、恋愛、ファンタジー
監督:カン・ヒョジン
キャスト:ジニョン、パク・ソンウン、ラ・ミラン、イ・ジュニョク、キム・ガンギュ他
上映時間:123分
動員観客数(韓国):1,917,999名
▼参考にどうぞ
【概要】
男性アイドルグループB1A4の元メンバーで、『雲が描いた月明り』『怪しい彼女』などで俳優としても活動してきたジニョンの映画初主演作。
ある日突然、気弱な高校生と強面エリート社長の入れ替わりにより巻き起こる大騒動をコミカルに描いたコメディ作品。
『スインダラーズ』『愛の不時着』などのパク・ソンウンが強面社長にふんし、『国際市場で逢いましょう』などのラ・ミランらが共演。
監督は『ミス・ワイフ』などのカン・ヒョジン。
【あらすじ】
ひ弱な高校生ドンヒョンは不良生徒からのいじめに遭い、校舎から転落。
偶然下にいた「一流財閥」の社長パンスの上に墜落し、2人の肉体が入れ代わってしまった!
容姿だけが高校生のドンヒョンになってしまったパンスは周囲に真実を伝えようとするが、「頭を打ったせい」と誰も取り合ってくれない。
一方、墜落の衝撃で意識不明のパンスの体に入ったドンヒョンは、ライバル会社による陰謀に巻き込まれ、命を狙われるはめに。
入れ替わった原因を突き止めるため高校生活を送ることにしたパンスだが、不良グループをやっつけドンヒョンの幼馴染のヒョンジョンと親しくなる。
だが、彼女と自分との間の「秘密」を知ってしまい…。
【感想】
いやー!面白かった!
これまでも人格が入れ替わってしまう作品は色々みてきたので、正直いうと期待はしていませんでした。
なんとなく展開もわかるので、つまらないかもしれないなと。
ただ、役者さんたちが好きな人が多いし、何よりジュニョンが主役なら見てみたいので軽い気持ちで見てみました。
が!
思った通りな展開でも心から笑え、しかも最後は心が和んで気持ちが軽くなりました。
ストーリーについて
立場が全く正反対の2人の中身が入れ替わったが故のバタバタは、この手のストーリーの王道といえば王道です。
でも、そんな王道ストーリーも一つ一つがとても面白いんですよね。
なぜなら!
不良をばったばったとなぎ倒していく姿も、最初はもっさいぽっちゃり高校生が細マッチョなイケメンに変身する姿も、ヒロインを救い出す王子様さながらな姿も、いかにもときめきそうなシチュエーション…
だけど、ぱっと見はイケメンなドンヒョン(ジニョン)が、態度も行動もガラの悪いおっさん丸出しなんですからね!
それがまた自然だからいいんです🤭
しかも、そんなドンヒョンが愛しているのは若くてかわいいヒョンジョンよりも…🤫シー
こんなの、アラサーの私じゃなくても鼻息荒くなる女性は多いにきまってる!(笑)
その辺のごちゃごちゃ感もめっちゃ面白いです。
でもね、ただ面白いだけじゃなくて、久々に見終わったとに「いい作品だったな」と心から幸せで明るい気持ちになれました。
そこがまた素晴らしかった。
人生を振り返り、本来の自分らしさを大切に生きていくことがいかに幸せか。
しみじみと感じさせてもらいました。
登場人物(役者)たちについて
【ジニョン】
今回のジニョン、思ってた以上にキラキラ感がなかった…。
「雲が描いた月明り」くらいキラキラを期待していたけれど…。
でもこれ、誉め言葉です!
どんくさいいじめられっ子と中年のおっさん臭さをしっかり演じ分け、いつものクールなイケメンっぷりは結構抑えられてましたからね。
途中、パンスにしか見えないところとかあって、それが余計にこの作品を面白くしていました。
パンスとして本気で大切な人を守ろうとしている姿は当然素敵だったけど、胸キュンというよりは「うまくいくといいなぁ」と応援する気持ちの方が強かったです。
一時期B1A4にはまっていた時期があったのですが、アイドルとか作詞作曲以外の才能もどんどん磨いていってほしいなと感じました。
【パク・ソンウン】
どちらかといえば悪役の方が多いでしょうが、
今回はね…とってもかわいかった!
ドンヒョンがはいってしまった役を演じているので、それまでの地位も名誉もあるエリート社長からダメダメ高校生への切り替えが!
元々悪役の多い人のギャップ演技って大好きなんですが、今回もやられてしまいました。
役柄としてのギャップも真面目になればなるほど裏目に出る感じが最高です。
これまでの人生と今を反省し、責任を持つと覚悟を決めた人のカッコよさと、その思いが強ければ強いほど空回りしてめちゃくちゃ面白かった。
でもこれが、後々のストーリーに秘密のスパイスのように効いてきて余計にいい味出してくれるんですよね。
その結果のラストのパンスさんのキャラが一番かわいくてよかった!
【ラ・ミラン】
前から大好きな女優さんですが、今回もすごくよかった!
肝っ玉母さんとして、一人の女性として、様々な困難から逃げずにしっかりと立ち向かい頑張れる強さを持った人。
でも時にはそっと一人で涙してきた弱さも持っている人。
そう、つまりは人間らしい心を持った人。
これまでもこういう役はミランさんは多い気がしますが、さすがの演技力でした。
だからなんの文句もなかった…と言いたいところだけど、役柄とはいえとっても羨ましいシーン満載でした。
まぁ、でも実際に彼女の役の立場になったら、ときめきもさえも感じないかもしれませんが🤔
後半でドンヒョンと喧嘩しているシーンなんて、本当に中年夫婦さながらでしたからね。
その他、助演の皆さんはよく見る顔がちらほら。
さすがに皆さん大体安定した旨さでした。
その中でも、ヒョンジョン役のイ・スミンが光っていました。
ネタバレしないように気を付けたつもりですが、ちょいちょい想像できてしまうまとめ方になってしまいました。
申し訳ない。
でもついつい書いてしまいたくなるくらい、非常に満足な作品でありました。
というわけで、この作品は大体誰が見ても面白いと思います。
はっ!
今更だけど、監督の「ミス・ワイフ」も入れ替わりものでいい感じのラストでしたね!
何はともあれ、興味を持った人はぜひ!
では、今回はここまで!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう