韓国語を学びながら、日本の面白さも再認識する
안녕하세요?
oulmoon입니다.
今回は早速本題です。
私のもっていたEBSラジオの「楽しい日本語」のテキストが修了し、今は先生から送ってもらったデータ(日本語を勉強している韓国人のために作られたテキスト)で、似たようなレッスンをしています。
レベル的には中級以下なので、今更な内容だったりニュアンスが違うこともあるかもしれませんが…
新しい発見もあると思うので、楽しみながら進めていきます🙂
ちなみに、先生が直接写真を撮られているのですが、ちょっと見にくい部分もあると思います。
そこはご容赦くださいませ!
では、今回の内容に進んでいきましょう!
メインテーマ「文化を覗く!―日本の運動会プログラム 일본의 운동회 프로그램)―」
チェックした単語あれこれ
・첫부분에 始めに
처음에でもいいです。
・바구니 ざる、かご
・응윈교환 エールの交換
엘, 성원, 응원 소리などともいいます。
・바톤을 연결하다 バトンを繋ぐ
これでも伝わりますが、“바톤을 건네다”の方が自然です。
건네주다 渡す、手渡す ↔️ 건네받다
運動会って地域によっても違うし、小中高でも違いますよね。(中学や高校だと「体育祭」だし)
当時はそれぞれ練習とか大変だったけど、今となっては甘酸っぱい思い出だ…。
でも個人的には保育園でやった運動会もかなり覚えてます。
綱引きの時、一緒に参加した父親の声が大きすぎてびっくりしたのは今でも忘れられない。
今となっては笑い話だけど、当時は子供ながらに「うるさっ!」って思いました。
こういうのって良くも悪くもそれぞれの記憶にずーっと残りますね🤭
どんな意味?「운동회」
テキストの中に、「イチゴちゃん」という女の子の日記が出てきます。
元々は日本語で書かれた日記を韓国語に訳してあるのですが、使われている文字はかわいいし(読みにくいけど)、内容も簡潔で分かりやすいものでした。
でも単語などチェックが必要なものもあるし、日本語特有の表現を韓国語にしたりしているので、こちらも楽しみながら読んでみてくださいませ
チェックした単語あれこれ
・시범 模範、モデル
시범을 보이다 お手本を見せる
・절정 絶頂、頂点、クライマックス
ここでは「醍醐味」みたいな感じです。
・반대항 (直訳)班対抗 → クラス対抗
・골인점 (直訳)ゴールイン点 → ゴール
골[꼴]だけでもOKです。
・추월당하다 追い越される
・추월하다 追い越す
・유감이네. 残念だね。
今回の日記は、イチゴちゃんの運動会の話でした。
イチゴちゃんもたしか12歳くらいだったから、さすがにしっかりしてますね。
急にリレーの選手になるなんて、私ならもっとネガティブになりそうだけど。
走るの得意なのかな。
ところで、ここの内容で違和感が…。
運動会に履く靴は“운동화”ですね。
“구두”だと「革靴」のことなので違和感ありです。
日本語をそのまま訳しているから、こういうことが多いんだろうな。
おまけ!「운동회에서 자주 쓰는 용어」
チェックした単語あれこれ
・ドン 탕, 땅
一番気になっていたのは「よーい、ドン!」の掛け声です。
テキストにはあるけど、一応先生に確認したところ、“준비, 땅”でいいとのことでした。
日本語の表現あれこれ
上のイチゴちゃんの文章で出てきた日本語の中で、日本語特有なものをピックアップしているコーナーです。
テキスト画像をそのまま載せようかと思いましたが、見にくかったので改めてまとめました。
①今日は待ちに待った運動会!
「待ちに待った」는 「기다리고 기다렸던」로 조사 「に」의 전후에 같은 동사를 사용하면 그 동작이 강조된다.
・行きには行くが遅くなるかも知れない。 가기는 가겠지만 늦을 지도 몰라.
②まず最初にラジオ体操。
「まず最初に」는 음악회나 TV프로에서 사회자가 소개할 때 「まず最初に~」로 시작한다.
・まず最初に、今日はイチゴさんに歌っていただきましょう。 자, 먼저 오늘은 이치고 씨의 노래를 들어보도록 하지요.
直訳は「イチゴさんの歌を聞いてみましょう」です。
③練習しすぎて走れなくなり~、走り続けてたけど~
「동사의 ます형, 형용사 어간+すぎる 」는 「지나치게 ~하다」를, 「동사의 형, 형용사 어간+つづける」는 「계속 ~하다」라는 의미를 가진다.
・頭が大きすぎて合う帽子がありません。 머리가 너무 커서 맞는 모자가 없습니다.
・何時間もしゃべりつづけると、これもまた疲れますね。 몇 시간씩 수다를 떨었더니 이것도 꽤 피곤한걸요.
韓国の「運動会」あれこれ
今回のテーマは「日本の運動会」ということで、気になるのは「韓国の運動会」について。
日本と似ているのか、それとも全く違うのか?
そこで、いつものように先生の体験談を聞いたり検索して調べてみました。
開催時期や組分けについて
地域によって異なるようですが、運動会は年に1回。
先生のところやネット情報では秋にするところが多いようでしたが、春にするところもあるようでした。
ちなみに運動会は小・中学校でやっていますが、高校では基本的にないようです。
高校の体育祭って、衣装作ったり色々楽しかったけど、韓国では受験勉強でそれどころではないのかも。
あと、印象的だったのは組分けについて。
日本の運動会は全校生徒一緒に参加し、組分けをして全学年で競い合いますが、韓国では違うようです。
私の場合、小・中ともに「赤・白・青・黄」に分かれていましたが…。
韓国では、日本のように全校生徒一緒に行う学校もあれば、小学校では低学年と高学年に分けて日程も変えて行う学校、各学年ごとに行う学校など、学校によって異なるようです。
組分けも先生の時は「白(백팀)・青(청팀)」だったそう。
(先生のところは中学校では運動会はなかったそうです)
赤じゃないんだ!!
でも、赤と白って日の丸を連想させるから、嫌がる人もいるのかも…とふと思いました🤔
日本とは異なる競技
一番気になったのはどんな競技をするのか。
先生に「『玉入れ』ってありますか?いや、そもそも玉入れって何ていうんだろう?」と確認すると、「玉入れはないです。韓国では、かわりに『くす玉割り』があります。」とのこと。
・박 터트리기 くす玉割り
https://images.app.goo.gl/aPeo4GhyS6DVZwUg6
韓国では「運動会といえばくす玉割り!」というくらいメジャーな競技らしいです。吊り下げたくす玉めがけて玉を投げ、早くくす玉を割った方が勝ちというルールです。
割れたくす玉からは「おめでとう」とか「勝利」みたいなメッセージが出てくるそう。
「こっちのほうが準備も片付けも大変そう!😕」と言ったら、先生は笑ってました。
他に代表的な競技では、リレーや綱引きなどあるそうです。
・이어달리기 リレー競争
100メートル走とかではなく、バトンを繋いでゴールするほうです。
https://www.konest.com/
・줄다리기 綱引き
こちらも日本と同じように2チームが向かい合って綱を引き合います。
今話題のドラマ「いかゲーム」にも出てますね。
他に面白いなと思ったのは「旗上げ」
日本でも「赤あげて、白あげない」の掛け声で旗を上げ下げするゲームがありますよね?
その旗を使って、生徒たちで音楽に合わせて旗を振る演舞のようなものだそうです。
日本でも組体操とかダンスをしますが、それと同じスタンスのようです。
・청기백기 旗上げ
あと、日本の運動会では「応援合戦」がありますが、そういうのはないそうです。
あれ、練習は大変だけどかっこいいのになー。
個人的には残念。
家族の観覧について
韓国の運動会は、学校にもよりますが平日開催が多いようです。
日本同様に親の観覧は可能で、親子で参加する競技を行う学校もあるようです。
最近は日本では親子でお昼を食べなくなっているようですが、韓国では家族でお弁当を食べるそう。
でも日本ほど、席取りに白熱した様子はないみたいです。
立ったままの観覧するか、自分の子供が競技中なら場内で撮影するくらいだそう。
あと、学校によっては運動会があることを告知しないところもあるとかで、運動会が終ったあとに子供や他の親御さんから「昨日は運動会だったよ」なんて知らされる親もいるとか。
ちょっとびっくりです!🙄
日本では学校行事の中でも一大イベントの運動会ですが、韓国ではもう少し軽いものなのかもしれませんね。
また先生の時代は高校では運動会や体育祭やないと聞きましたが、ネット記事によると最近はやっているところもあるみたいです。
これまた地域や時代によって異なるということですね。
運動会にも屋台が登場!
日本との違いが一番大きいのはこれかも。
韓国の運動会では普通に屋台がでるそうです。
もともと屋台文化の強い韓国ですが、運動会の時もグラウンドに屋台が来て販売をしています。
わたあめやポン菓子などの子供向けのお菓子や、おもちゃの屋台がメインです。
▼かなーり古い記事ですがこんなのもありました。
やはり韓国の運動会は日本とは結構違いがありましたね。
日本だと小学校でさえ1ヵ月くらい前から練習や準備をしますが…。
勉強優先の韓国では、運動会への関心も熱量も違う感じがしました。
それでも子供たちにとってはいい思い出になると思いますけどね🤗
こういう違いを韓国の人たちと話すのも逆に楽しいですしね。
ではでは、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう