韓国語を学びながら、日本の面白さも再認識する
안녕하세요?
oulmoon입니다.
今回は早速本題です。
私のもっていたEBSラジオの「楽しい日本語」のテキストが修了し、今は先生から送ってもらったデータ(日本語を勉強している韓国人のために作られたテキスト)で、似たようなレッスンをしています。
レベル的には中級以下なので、今更な内容だったりニュアンスが違うこともあるかもしれませんが…
新しい発見もあると思うので、楽しみながら進めていきます🙂
ちなみに、先生が直接写真を撮られているのですが、ちょっと見にくい部分もあると思います。
そこはご容赦くださいませ!
では、今回の内容に進んでいきましょう!
メインテーマ「文化を覗く!―お盆(오봉)―」
▲今回も先生の当時のメモいりでした
チェックした単語あれこれ
・경 経
・경전 経典
・뙤약볕 炎天下の日差し、ジリジリと焼けつくような真夏の日差し
・내리쬐다 照りつける、(日光が)降り注ぐ
・한여름 真夏
・영혼 霊魂
・영접 迎接、出迎えて対応すること
・켜놓다 つけておく
・등불 灯火
・묘역 墓域、墓の区域
・돗자리 ござ
・깔다 敷く
この、墓参りの話は初めて聞きました!
お墓の前で転んだら、片方の靴をおいていかなきゃいけないなんて…。
全国的なもので私が知らなかったのか、それとも地方の一部ではそういう風習があるのか…?
こういった日本の風習を韓国の人に紹介するものは、自分も知らないことが書かれていることがあるので面白いです。
ちなみに「墓参りをする」は성묘가다です。
先生と話していて韓国は土地や管理の関係で납골당(納骨堂)に納骨するのが多くなっていると言われていました。
日本もどんどんそうなるでしょうね。
どんな意味?「오봉」
テキストの中に、「イチゴちゃん」という女の子の日記が出てきます。
元々は日本語で書かれた日記を韓国語に訳してあるのですが、使われている文字はかわいいし(読みにくいけど)、内容も簡潔で分かりやすいものでした。
でも単語などチェックが必要なものもあるし、日本語特有の表現を韓国語にしたりしているので、こちらも楽しみながら読んでみてくださいませ
チェックした単語あれこれ
・오봉연휴[오봉녀뉴] お盆休み
・외가 母の実家、外家
・머물다 왔다 泊まってきた、滞在してきた
・머무르다 停泊する、泊まる、止まる、滞在する
基本的に1日いるくらいでは使わないそうです。
数日間の滞在などに使われるそう。
・별똥별 流れ星、流星(유성)の俗語
・휘~익 しゅーっと、さーっと、ひゅーっと
通りすぎる様子を表しています。
上から下とか、横に通りすぎるときに使いますが、下から上への動きには使いません。
今回のイチゴちゃんは、お盆休みにお母さんの実家にいったんですね。
話の感じだと田舎にあるみたいですね。
お盆休みに田舎に遊びに行くの、いいですね。
従兄弟たちに会うのも楽しいだろうし、普段と違う環境で数日過ごす特別感!
今はコロナでそれも難しい状況ですが…。
それにしても、流れ星がみえたなんていいなー。
私はもともと田舎出身だし、母の実家も田舎だったので比較的星は良く見える土地で過ごしましたが、流れ星をみた記憶がないんですよね。
覚えてないだけかもしれないけど🤔
先生にその事を話したら「流れ星をみたことない人に初めてあった」って言われました。
えー…そんなに見る機会あるものなんだ!
先生は何度か見たことあるけど、特にすごく大きいのをみたことがあって、それは比較的ゆっくり流れていったって言われてました。
お願い事をする概念がなかったから、ただ見てただけらしいですが…。
私も死ぬまでに一度は見てみたいなー。
おまけ!「盆踊り」
チェックした単語あれこれ
・노 櫓(盆踊りのやぐらのこと)
・북 太鼓
・원을 이루어 円をなして
・맞장구를 치다 相槌をうつ
お互いを見ながら合わせるので、歌や躍りなどを合わせるときに使う表現です。
・정령 精霊
最初は노を訳そうとしたときに、なんのことか良く分からず…。
話の流れからしてやぐらのことかなとは思いましたが、そもそもこれ、なんていう字に訳せばいいのかと色々探してみました。
結果、やぐらのことで合っているのは分かったけど、「そもそもなんであれって必要なんだろう?」という疑問も生まれて…。
再度調べたらこんなの見つけました。
▼
盆踊りとやぐらの関係、知ってる?それぞれの歴史や意味を知ろう
なるほどなぁと、ようやく納得!
私の地元の夏祭り(盆祭り)は7月だったので、正直者お盆と関係しているってよく分かっていませんでした。(地域によってはお盆が7月のところもあるけど…)
そもそもお祭り自体は楽しくても、なぜ行われるかなんて意識してなかったんですね。
今回改めて調べてみて、盆踊りの意味なども知れて面白かったです。
日本語の表現あれこれ
上のイチゴちゃんの文章で出てきた日本語の中で、日本語特有なものをピックアップしているコーナーです。
テキスト画像をそのまま載せようかと思いましたが、見にくかったので改めてまとめました。
①期待どおり~
「期待どおりに」는 「~기대대로」의미로 뒤 문장에는 예상했던 결과가 나온다.
반대로「예상이나 기대에서 벗어나다, 버긋나다」는 의미로는「期待はずれ」가 있다.
・期待どおり、東京大学に合格するとことができた。 기대했던대로 동경대학에 합격할 수 있었다.
・벗어나다 外れる、逸れる、逸する
・어긋나다 外れる
②お願い事する時間が十分ありそつだったのに~
「~ありそうだ」는 「있을 것 같다」로 추측이나 양태의 의미를 나타낸다.
「있을 수 없다」는 의미로는 「あり得ない」라는 표현이 있다.
・あのレストラン、私が好きなものがありそうな感じがした。 저 레스토랑, 내가 좋아하는 것이 있을 것 같은 느낌이 들었다.
・世の中、あり得ないことなんかない。 세상에 있을 수 없는 일이란 없다.
③ウーンなんか、いいことあるかも!
「~かも(知れない)」는 불확실 한 것에 대한 추측으로 「~일지도 모른다」라는 의미가 되는데 그 정중형은 「~かも知れません」 또는 「~かも知れないんです」이다.
・すぐ戻ってくるかも知れないから、しばらく待とう。 금방 돌아올지도 모르니까 좀 더 기다려 보자.
韓国にも「お盆」がある?!
今回のテーマは「お盆」ということで、韓国にもあるのか調べてみました。
実は「韓国のお盆」に対しては、はじめから「ないだろう」と勝手に推測してたんですよね。
その理由は、上の「文化を覗く!―お盆(오봉)―」にも書いてあったけど、時期は違えど주석があるから。
でもね、お盆のことをネットで調べていて、Wikipediaを見ていたら書いてあったんですよね。
韓国の’お盆’というのが!
お盆(Wikipedia) → ★
日本を除く東アジアのお盆
韓国
韓国では百中という「8月24日」から「8月26日」までの伝統行事のお盆がある。これは朝鮮民族における習俗において陰暦の7月15日に祖先祭祀や墓参を始めとする行事が行われる祭日である。詳細は「百中」を参照。秋夕とは別々である。
―Wikipediaより―
※「百中」のページは作成されておらず
時期的には似てるけど、これは本当に日本のお盆と同じなのか?
気になったので、今度は韓国語でネット検索したら説明しているものがいくつかありました!
▼まずはこれ
백중날(위키백과) → ★
概要を読んでみると、お寺では食べ物や花などを仏様に供養し福を祈ったとありますが、一般人が祭祀やお墓参りをすることに関しては「地方では」という表現があったので一般的ではないかもしれませんね。
さらに調べてみると、こんな記事も発見!
▼
백중(百月)(한국민속대백과사전) → ★
こちらには、各家庭で家族の魂を呼び戻すという記載もありますが、やはり農民たちがつかの間の休息を味わう日という表現が多いですね。
日本で言うところの「お盆」にぴったりマッチするものではない気がしますが、「先祖を呼び戻す」という内容とかあるし、時期的に地方では似たようなことをしていたということかな🤔
それとは別に주석ではお墓参りをして、そこでも先祖を敬っているんですね。
ちなみに、韓国でも「お盆」の説明がありました。
오봉(위키백과) → ★
興味ある方は、さらにネットで検索してみるのも面白いと思います。
今回のテーマは、個人的にはお盆も백중날も知れて良かったな。
ではでは、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう