好きな漫画を使って韓国語の会話表現を楽しく勉強!
안녕하세요?
oulmoonです。
今回は漫画を使って、韓国語の会話表現などを勉強するレッスンのまとめです。
去年行った韓国旅行で購入してきた人気漫画「深夜食堂(심야식당)18」!
17巻も楽しく読めたので、引き続きテキストのひとつとして使っています。
日本語版と比較しつつ、韓国語に訳されることで出てくる面白さや違和感も楽しんでいます。
ネイティブからみたら「?」となる表現は日本人だと気付きにくい点もあるので、それも教えてもらいつつ…会話表現ならではの表現も紹介しています。
ちなみに発音は심야식당[심냐식땅]となりますよ。
さて、今回は第252夜のお話です。
今回に限らずですが、この作品のようにオムニバス形式の作品は韓国語では단편 얘기/단편 스토리といいます。
もちろん옴니버스(オムニバス)もあります!
今回は로스트치킨
日本語だと「ローストチキン」です。
日本だと、クリスマスイブに食べる料理の代表ではありますが、それ以外はなかなか…
東京だと専門店的なお店もありますが、韓国の方がそういうお店は多い気がします。
沢山の丸鶏が機械にぐるぐる回されてる映像とかよくみる気が…。
まぁ、日本にしても韓国にしても唐揚げやフライドチキンのほうがポピュラーではありますね。
第252夜に出てきた単語、表現
・이러니저러니 해도 ああだこうだと言っても → なんだかんだ言って
・온 도시가 들떠있는 街中が浮かれている、街全体がが浮き立っている
・꽉 차있지만 びっしりつまっているけど、ぎゅうぎゅう詰めだが
原作では「満杯だろうが」でした
・슬슬 때가 됐지…? (直訳)そろそろ時がきたようだな? → そろそろ来る頃かな?
原作では「そろそろかな…」でした
・괜한 참견 마세요. 余計なお節介をしないでください。 → 余計なお世話ですよ。
・미리 넉넉하게 前もって多めに、あらかじめ多めに
・유독 特に、やたら、ひときわ目だって
・명칭 名称、名、呼び名
八郎さんがローストチキンにかぶりきながら忠さんと「日本人がクリスマスにチキンを食べるのはお正月にお雑煮を食べるのと同じだ」なんて話をしていると、「お茶漬けシスターズ」の3人もやってきます。
・셋이 세트로 3人セットで → 3人お揃いで
・강철의 결속 鋼鉄の結束 → 鉄の結束、かたい結束
「クリスマスイブも女3人で過ごすのか」的な忠さんたちの冷やかしにもめげず、お茶漬けシスターズが注文したのもローストチキンでした。
・그나저나 いずれにしても、とにかく
그러나저러나の縮約形です
・달리 갈 데가 없긴 왜 없어요? (直訳)どこか他に行くところが無いって、どうして無いのよ? → 他に行くところが無いってどういうことよ?行くところはもちろんだよあるわよ!
・질리지도 않고. 飽きないし。
そこへ、突然サンタクロースがやってきて、皆に小さなプレゼントを配り始めます。
・문업빵 たこ焼き
日本語に合わせてこう表現したのでしょうが、韓国では「たこ焼き」は타코야키で浸透しています。
・투잡 掛け持ち、兼業、副業
・무즙 大根おろし
・소짜 小サイズ
돼지고기 된장국 소짜 小豚汁
韓国の中華料理屋では、よくメニューに소중대(小中大)とあるそうです。
注文するときに覚えておくといいですね。
중짜 中サイズ
대짜 大サイズ
・너무 그러지 마세요. そう言わないでくださいよ。
・갓 구운 걸 내오지요. 焼きたてをお出ししますよ。
・다운 ダウン
・오라 オーラ
こちらも、日本語に合わせてこう表現したのでしょうが、韓国では아우라(オーラ)というのが一般的です。
・피어오르다 沸き上がる、立ち上がる
・황급히 急いで、慌てて、慌ただしく
・회중시계 懐中時計
・-꼴 (ある物の値や数量について)1つずつの数量を表す
석 달에 한번 꼴로 3ヶ月に1回(ずつ)の割合で
・내연녀 内縁の女(妻)、愛人
・섣달 그믐날 大晦日
섣달は12月です
・아로새기다 (心に)刻み付ける、肝に命じる、美しく張り付ける、散りばめる
ここでは「時計の針がカチカチと時を刻んでいた(動いていた)」みたいな感じです。
今回はきれいな終わりかたにまとめましたね。
先生的には「不倫を美化してるんじゃないよ」という感じでしたが
そもそも、さちえさんが皆に自分の立場を普通に話してるのも理解できないらしく「こんなに人前で不倫してるって言えます?感覚おかしくないですか?」と。
まぁ…普段言えないから、こういう場所では言っちゃうんだと思いますけどね。
仕事とかプライベートで常に関わらない、このお店だけの関係だから言える…みたいな。
個人的には、現実ではこんな風にちゃんと奥さんと別れてまで…って人のほうが少ないと思うので、そっちの意味で「きれいな終わり方だな」と感じました。
まぁ、作品の感じ方は人それぞれですからね。
あと、あわよくば感が出ていた八郎さんは内心がっかりしたろうな…なんてこともちょっと思いました
基本的に方言や、日本語をそのまま訳しているので分かりにくい部分もありますが、会話表現として触れるにはいい作品だと思います。
また、18巻からはピックアップする表現以外の部分は極力画像を載せないようにしているので、分かりにくかったらごめんなさい。
ちゃんと知りたい方は、日本語版だけでもぜひ購入してみてくださいませ。
本当は、興味のある方は是非韓国語版も手に取っていただきたいのですが。
ストイックな勉強に飽きたら、自分の好きな分野の単語や表現から楽しく覚えるのも長続きのコツです!
そこから韓国の文化や歴史などまで分かることも多いですし。
楽しみながらレベルアップしていきましょう!
では、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう