韓国語を学びながら、日本語の面白さも再認識する
안녕하세요?
oulmoon입니다.
今回は韓国のEBSでラジオ放送されている「楽しい日本語」を使ったレッスンのまとめです。
そろそろこのテキストも終わりに近付きました!
これは、日本語を勉強している韓国人のための教材なので、日本で売られているテキストとはまた違って面白いです。
無理矢理日本語に合わせていることもあるので、注意が必要な反面面白さもあります。
日本語を直訳で韓国語にしている分、たまに「なんか違う」と思うこともありますが、今回もテキスト内に出てきて気になった単語や表現、「こんなのもあるよ」というものも含めてご紹介していきます。
第12課「日本を知る」について
基本的に日本について紹介することの多いテキストですが、日本であったことなども含めて、日本人でも知らないような内容を取り上げているのでなかなか面白いコーナーです。
今回は「隅田川花火大会」についてです。
11課のポイントワードとなっている「日本の夏の風物詩」にも関連してますね。
せっかくなので上の日本語を自分で韓国語にしてみましょう!
まずは日本語の文章を自分で韓国語にしてみると、難しさ倍増です!
答え合わせもかねて、韓国語の文書を読むと意訳の面白さや難しさもより分かります。
「読む力」は基本的に長いので、「読む力」と一緒に「書く力」もつくので結構楽しいです。
第12課「日本を知る」に出てきた単語や表現
Words:日本語単体に対して訳された単語
・~沿い 연변
・河川敷 하천 부지
・大飢饉 대기근
・コレラ 콜레라
・大川端 스미다강 하류의 강변
・河畔 강가
・催す 개최하다
・川施餓鬼 익사자의 명복을 빌기 위해 강가나 배에서 하는 불공
・弔う 애도하다
※「先生からの+α」参照
・法会 불교의 법회
・遡る 거슬러 올라가다
거스르다 逆らう、反抗する、背く、(流や勢いと)反対の方向に進む
・幕府 막부, 무가 시대에 장군이 정무를 보던 곳
・慰霊 위령
・水神祭 수신제
・ルーツ 시초, 기원
・のんびり 느긋하게, 여유롭게
※「先生からの+α」参照
・打ち上げる 쏘아 올리다
・創業 창업
・番頭 상가의 고용인 우두머리, 상점의 지배인
・双方 쌍방
今回は自分ではマーカーをつけなかったけど、Wordには載ってる単語も多めにあげてみました。
上の単語は、単語そのものとして紹介しているので、文章にするときは異なる表現になることが多いです。
自分で日本語にするときは、そこも意識しながら作ってみてください
本文中に出てきた単語・表現(上のWordsに出てきた以外の韓国語表現)
※マーカーしてあるものもWordsと同じものはあげていません
・~とともに 와/과 함께
・~にならって 그대로 따라
※「先生からの+α」参照
・あわせ 더하여
「さらに」という意味から
・ルーツとされる 시초라고 한다
・番頭 지배인
・暖簾分けで 분점을 내어
・腕を競いあう 기술을 서로 겨루다
先生からの+α
・弔う 애도하다
漢字語で「哀悼する」「哀惜する」からきています。
類義語で「黙祷する」の목도하다, 묵념하다もあります。
묵도를 올리다 黙祷を捧げる
・~にならって 그대로 따라
直訳の「そのままに沿って」「その通りにしたがって」から。
なにげに쓰기で使いやすい表現なので、覚えておくと便利です。
・のんびりしたものであった 여유러운 것이였다
「のんびり」って個人的には느긋하게が一番に思い浮かぶのですが、「心に余裕があるからのんびりできる」ということから、自然な表現だそうです。
ちなみに、本文には今の花火大会のルーツとされているとありましたが、他の説もあるようです。
なお、隅田川川開きの花火の起源として、これまで広く流布していた言説に次のようなものがある。
1733年、畿内を中心に飢饉に見舞われ、江戸ではコレラが猛威を振るい多数の死者を出した暗い世相の中、将軍吉宗が死者の慰霊と悪霊退散を祈り両国大川(隅田川のこと)の水神祭りを催し、それに合わせて20発前後の花火が披露された。
しかし、このエピソードは、明治中期から昭和初期にかけて徐々に創られていったものであり、歴史的事実とはかけ離れている。例えば、コレラの日本国内での流行は、1822(文政5)年に西日本一帯で起きたのが最初であり、1730年代に流行したというのは事実に反する。詳細は、隅田川花火大会の項を参照。
韓国語で、「そういう説もある」と説明できると、なお良いですね
本当はもう1ページあるのですが、韓国語に変換するにはちょっと量が多いであろうということで次回に載せます!(え?よけいなお世話ですか?(笑))
とりあえず、短めですが今回はここまで!
▼最後に、韓国語訳を載せておきます
日本語にあわせて不自然な韓国語になっていることもあるので、参考程度に読んでみてください。
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう