お気に入りの韓国ドラマで楽しく勉強!
안녕하세요?
oulmoon입니다.
なんか…また韓国の芸能界が薬物騒動で騒がしくなってきましたね。
日本も韓国もこういうニュース多くて悲しくなります。
芸能人がどれだけストレスフルな環境で生きているかは、放送局に属していた人間として少しは知ってるけど、それでもやっぱり悲しいです。
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せめて事実じゃないといいなぁ…と思いつつ、これまで日本でも韓国でも記事になる程度のところまでいくと大体やってましたからね。
G-DRAGON側がわざわざ文章だした内容が証明されればいいなと思う半面、なんとも言えない複雑な気持ちです。
と思いつつブログあげるの遅れてたら速報が…。
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大好きな役者の一人だから残念。
薬をやっちゃうと完全にやめるのは難しいというけど、なんとか戻ってこれたらいいな。
どこまで進んでるのか分からないけど、これ以上薬物が世界に蔓延してほしくないな…。
それでは本題です。
今回は韓国ドラマ「トッケビ」を使ったレッスン内容のまとめです。
これまでは長く「星から来たあなた」で勉強していましたが、数ヵ月前から「トッケビ」に変わりました。
この作品も、2016年放送開始なので結構前のドラマですが、名作なので今見てもすごく面白い作品です!
それにご存じの通り、ドラマを使った勉強は文法をきっちり学ぶのとはまた違った「リアルな会話」などが学べます。
楽しく学べる上に、日常ドラマからは韓国人のリアルな習慣や独特な文化なども知ることできますし!
また、ドラマを見ながら自分で訳をして見ると字幕と見比べるのも面白いし勉強になります。
原文があると「なぜこう訳したのか」がよりわかりますからね。
1度目は音で聞いて自分の訳と比べ、2度目は字幕と原文、自分の訳と比べ…なんてやってみると、何度でもおいしい!
さらに韓国語に意識しつつ演技も見ると、よりその作品の面白さや深さを感じることも多いので、余裕のあるかたは是非色んな見方を試してみてほしいです。
今回も台本に出てきた表現を中心にピックアップしていきますが、表現も場面によって意訳が違ってくるので、本来の意味と照らし合わせて楽しんでみてください。
トッケビ(도깨비)第1話⑭
18-19pageシーン19途中から (배 안 (밤))
손자: 전 아직 배가 부르니 나으리 드십시오.
도깨비: 먹는 거 없는데 어찌 배가 부를까.
손자: 저는 작아서 조금만 먹어도 배가 부릅니다. 나으리는 크시니 나으리 드세요.
도깨비: (그런 손자 마음 알아채고 주먹밥 나눠 건네며) 그럼 이러면 되겠구나.
손자: 육지까지 멀었습니다. 나눠 먹어서는 누구도 배부르지 않습니다.
도깨비: (그 마음 너무 예쁘고) 그래서 네가 굶겠단 말이야.
손자: 정 배고프면 저는 뱃일을 하고 조금 얻어먹으면 됩니다.
도깨비: 널 얻어먹게 하려고 데려왔는줄 아느냐. 날 믿어라. 난 니가 생각하는 것보다 더 큰 사람일지도 모르니.
도깨비, 손자의 손에 주먹밥 들려주면, 아이는 아이다. 잠깐 망설이다 허겁지겹 먹는다.
도깨비, 그 모습 보다가 주변 맴도는 반딧불들 모아손자의 옆에 등불 모양으로 놓아주다.
손자: 와.. (박수친다)
그 모습에 잠시나마 시름겨움 잊는 도깨빈데, 그 순간!
손자의 목덜미 낚아채는 거친 손. 고려인 상인과 외국상인들이다.
고려상인: 그 보따리를 좀 봐도 될까? 배 무게를 좀 줄여야 해서 말이야.
위국상인: (손 쭉 뻗어, 배 난간 밖으로 손자를 대롱거린다)
손자: 컥, 컥.. 나으리..
일각의 다른 상인들 그저 손으로 게걸스럽게 음식 먹으며 바라볼 뿐 말리는 이가 없다.
도깨비: (눈빛 사나와지며) 아이를 내려놓아라. 그럼 목숨만은 살려주마.
고려상인: 파도가 수상한 게 암만 봐도 이 배에 부정한 놈이 탄 것 같거든. 바로 네 놈.
(동료에게, 아랍어) 이 놈은 노예로 팔 거니까 팔다리는 성하게 두고,
(손자 턱짓) 애는 던져 버려.
외국상인: (1초의 망설임도 없이 손자를 휙― 바다로 던져 버린다!!)
도깨비: !!! (분노한 얼굴로 일어서면!)
상인 1,2,3,4, 칼 꺼내 들고, “(아랍어)묶어” 하며 다가오는데,
도깨비: (분노에, 눈에 핏발 서며) 인간이 짐승만도 못하며 어쩌되는 줄 아느냐.
그 순간, 파도 거칠어지더니, 검은 먹구름이 하늘을 뒤덮는다.
상인들 파도 보며, 하늘 보며 당황하는데,
도깨비: (차갑고 서늘하게) 분노한 신을 만나게 되는 것이다.
이내 도깨비의 몸 푸른 불꽃으로 이글거린다! 누군가, “도.. 도깨비다!” 비명 지른다.
상인들 혼비백산해, 비명 질러는데, 도깨비, 비바람 휘몰아쳐 돛대 우지끈 부러려나간다.
순식간에 수직으로 기우는 배. 주륵 미끄러져 물속으로 날아가 처박히는 상인들.
반 이상 처박히고 반은 배 여기저기 매달려 살려달라며 울부짖는데..
도깨비, 수직으로 기울어가는 배를 저벅 저벅 걸어 내려가며 바다 향해 손 뻗으면, 거대한 물기둥 생겨나 도깨비의 손으로 날아오는데,
칼날이며 손잡이며 도깨비의 가슴에 꽂인 검 모양니다!
상인들: 살려주세요..!! 제발..!! 목숨만은 제발..!!
도깨비: 늦었다.
도깨비, 물로 만든 검 확 내리쳐 배를 두 동강 내버리는데!!
【気になった単語ほか】
・육지까지 陸地まで
・정 배고프면 本当にお腹が空いたら
・뱃일[밴닐] 船の仕事
・들려주다 (直訳)持たしてあげる → (手に)握らせる
・허겁지겁 慌てて、いそいそと、急いで
非常にあわてふためいている様子を表します。
・반딧불 ホタル
・짐시마나 시름겨움 잊는 一瞬でも悩みごとを忘れる
・시름겹다 心配ごとが多い、心配に絶えない、悩みごとが多い
・낚아채다 つかむ、ひったくる、ふんだくる
・거칠다 荒い、粗っぽい
・뻗다 伸ばす
・대롱거리다 吊るす
・게걸스럽게 ガツガツと、意地汚く
・말리는 이가 없다 (直訳)止めてがいない → ケンカを制裁する人はいない
・파도가 수상하다 (直訳)波が怪しい → 波が荒い
・암만 봐도 = 아무리 봐도 どう見ても
・부정한 놈 (直訳)不浄なやつ → 汚らわしいやつ
・노예 奴隷
・팔다리는 성하게 두고. (直訳)手足は傷のないままで。 → 手足は傷つけるなよ、怪我させるなよ。
・짐승 獣
・짐승만도 못하면 어찌되는 줄 아느냐. 獣にも劣ったらどうなるか分かってるのか。獣以下のことをやったらどうなるか分かっているのか。
・분노한 신을 만나게 되는 것이다. (直訳)怒った神に出会うことになるのだ。 → 神の怒りを買うのだ。
・이내 そのあとすぐに、すぐに
・이글거리다 赤々と燃え(上が)る
・혼비백산하다 びっくり仰天する、魂が抜けるくらい驚く
・비바람 雨風
・휘몰아치다 吹き荒れる
・돛대 マスト、帆柱
ちなみに錨は닻です。
닻을 내려라. 錨をおろせ。→ 到着の合図
돛을 달아라./올려라. 帆をはれ。/帆をあげろ。 → 出発の合図
・우지끈 ポキッと、ポッキリ、がちゃん、メリメリ
固くて大きいものが壊れたり折れたりする擬音です。
・울부짖다 泣き叫ぶ
・수직으로 垂直に
・저벅 저벅 どしんどしん、ずしんずしん、のっしのっし
・가슴에 꽂힌 검 胸に刺さっている剣
胸に刺さっている剣のようなものを水で作っています。
【日本語訳】
▼ドラマの翻訳などはもっときれいにまとめられてますが、直訳だと分かりにくいセリフなどは、直訳→意訳である程度分かりやすいくらいのレベルでまとめています。
(直訳)
孫:私はまだお腹がいっぱいですので、お召し上がりください。
トッケビ:食べ物がないのにどうしてお腹いっぱいなんだ。
孫:私は小さいので少しだけ食べてもお腹がいっぱいです。旦那様は大きいので旦那様が召しあがってください。
トッケビ:(そんな孫の気持ちに気づいておにぎりを分けて)じゃあ、こうすればいいんだ。
孫:陸地まで遠いです。分けて食べては誰もお腹いっぱいになりません。
トッケビ:(その心がとてもきれいで) だからお前が飢えるというのか。
孫:本当にお腹が空いたら、私は船の仕事をしてもらい食いすればいいです。
トッケビ:おまえにもらい食いさせるために連れてきたと思うか。私を信じろ。私はおまえが思っているよりもっと大きい人かもしれないから。
トッケビ、孫の手におにぎりを握らせると、子供は子供だ。しばらくためらった後、慌てて食べる。
トッケビ、その姿を見て周りに漂うホタルを集めて孫のそばに灯りの形で置いてあげる。
孫:わぁ…。(拍手する)
その姿に一瞬憂いを忘れるトッケビだが、その瞬間!
孫の首筋をひっぱるごつごつした手。高麗人商人と外国商人たちだ。
高麗人商人:その包みをちょっと見てもいいか?船の重さを少し減らさなければならないから。
外国人商人:(手を伸ばして、船の手すりの外に孫を吊るす)
孫:だ、旦那様…。
一部の他の商人たちは、ただ手でがつがつと食べ物を食べながら眺めるだけで、止める人がいない。
トッケビ:子供を降ろせ。それで命だけは助けてやる。
高麗人商人:波が荒いのは、どう見てもこの船に汚らわしいやつが乗ったみたいだから。まさにお前だよ。
(同僚にアラビア語で)こいつは奴隷として売るから手足は傷つけるなよ。
(孫に対してアゴで意思を表して)子供は投げ捨てろ。
外国人商人:(1秒の迷いもなく孫をさっと海に投げ捨てる!!)
トッケビ:!!! (怒った顔で立ち上がると!)
商人1、2、3、4、刀を取り出して、「(アラビア語で)縛れ」と言って近づいてくるが、
トッケビ:(怒りで目に血のにじんで)人間が獣にも劣ったらどうなると思う。
その瞬間、波が荒れて黒い暗雲が空を覆う。
商人たちは波を見ながら、空を見ながら慌てるが、
トッケビ:(冷淡でひやりと)怒った神に出会うのだ。
すぐに鬼の体が青い炎で燃える! 誰かが「と…トッケビだ!」 悲鳴をあげる。
商人たちはひどく動揺し悲鳴を上げるが、トッケビ、雨風が吹き荒れマストをボキッと折る。
あっという間に垂直に傾く船。つるつるすべって水中に飛ばされ、打ちのめされる商人たち。
半分以上は放り込まれ、半分は船のあちこちにぶら下がって助けてくれと泣き叫ぶが..
トッケビ、垂直に傾いていく船をゆっくり歩きながら海に向かって手を伸ばすと、巨大な水柱ができて鬼の手に飛んできて、
刃であり柄であり鬼の胸に刺さった剣のようだ!
船員たち:助けてください。お願いします。命だけはどうか!!
トッケビ:遅かった。
鬼、水で作った剣を振り下ろして船を真っ二つにしてしまう!!
↓
(意訳)
孫:私はまだお腹がいっぱいですので、旦那様がお召し上がりください。
トッケビ:食べてないのにどうしてお腹いっぱいなんだ。
孫:私は小さいので少し食べただけでお腹いっぱいです。旦那様は大きいので旦那様が召しあがってください。
トッケビ:(そんな孫の気持ちに気づいておにぎりを分けて)じゃあ、こうすればいいな。
孫:陸地まで遠いです。分けて食べては誰もお腹いっぱいになりません。
トッケビ:(なんて心が美しいのだと思いつつ) だからお前が食事を抜くというのか。
孫:本当にお腹が空いたら、私は船の仕事をして少し食べ物をわけてもらえばいいのです。
トッケビ:おまえにそんなことをさせるために連れてきたと思うのか?私を信じろ。私はおまえが思っているよりもっとすごい人かもしれないぞ。
トッケビ、孫の手におにぎりを握らせると、しっかりしているようでも子供は子供だ。しばらくためらった後、夢中で食べる。
トッケビ、その姿を見て周りに漂うホタルを集め孫のそばに灯りとして放してやる。
(画像では本当のホタルではなく、ホタルに似たような光をトッケビがだしたように見えました。)
孫:わぁ…。(拍手する)
その姿に一瞬憂いを忘れるトッケビだが、その瞬間!
孫の首筋をひっぱるごつごつした手。高麗人商人と外国商人たちだ。
高麗人商人:その風呂敷をちょっと見てもいいか?船の重量を少し減らさなければならないんだ。
外国人商人:(手を伸ばして、船の手すりの外に孫を吊るす)
孫:だ、旦那様…。
船の一角にいる他の商人たちは、素手でがつがつと食べながらそれを眺めるだけで、止めるものはいない。
トッケビ:子供を降ろせ。そうすれば命だけは助けてやる。
高麗人商人:波が荒れているのは、どう見てもこの船に乗るべきじゃない奴が乗ったからなんだよ。間違いなくおまえだよ。
(同僚にアラビア語で)こいつは奴隷として売るから傷つけるなよ。
(孫に対してアゴで指図して)子供は投げ捨てろ。
外国人商人:(一瞬の迷いもなく孫をさっと海に投げ捨てる!!)
トッケビ:!!! (怒った顔で立ち上がると!)
商人1、2、3、4、刀を抜き、「(アラビア語で)縛れ」と言って近づいてくるが、
トッケビ:(怒りで目に血のにじんで)人間が獣以下になったらどうなると思う。
その瞬間、さらに波が荒れ黒い暗雲が空を覆う。
商人たちは波と空の様子を見て慌てるが、
トッケビ:(冷たく)神の怒りを買うのだ。
すぐに鬼の体が青い炎で燃える! 誰かが「ト…トッケビだ!」と悲鳴をあげる。
商人たちはひどく動揺し悲鳴を上げるが、トッケビは雨風を吹き荒れさせ、マストがボキッっと折れる。
あっという間に垂直に傾く船。つるつるすべって水中に飛ばされ、打ちのめされる商人たち。
半分以上は海に放り込まれ、半分は船のあちこちにぶら下がって助けてくれと泣き叫ぶが.…。
トッケビ、垂直に傾いていく船をゆっくり歩きながら海に向かって手を伸ばすと、巨大な水柱ができて鬼の手に飛んでくる。
それはまるで鬼の胸に刺さった剣のようだ!
船員たち:助けてください。お願いします。命だけはどうか!!
トッケビ:もう遅い。
鬼、水で作った剣を振り下ろし船を真っ二つにしてしまう!!
今回も台本をそのまま書き写してみました。
読みにくかったら申し訳ない。
日本語訳はあくまで参考程度で。
束の間のトッケビと従者の孫のやりとり。
孫が健気すぎる。
そんな彼を可愛がるトッケビの気持ちもよくわかるし、お互いがお互いを気遣っている様子に癒さました。
と思ったら、また鬼神に戻ってましたけどね。
ポセイドンかよってくらいの怒り方ですね。
まぁ、喧嘩を売った船員たちが悪いけど。
この後をまだ読んでないのですが、孫が助かることを期待しつつ、早く彼女との出会いにいかないかと焦れったさも感じてます。
何はともあれ次回もお楽しみに!
上で書いてることの繰り返しになりますが、もしドラマを見る機会のある方は、是非自分の訳と翻訳の違いを楽しむのも面白いと思います。
試してみてくださいね!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう