韓国語を学びながら、日本の面白さも再認識する
안녕하세요?
oulmoon입니다.
今回は早速本題です。
私のもっていたEBSラジオの「楽しい日本語」のテキストが修了し、今は先生から送ってもらったデータ(日本語を勉強している韓国人のために作られたテキスト)で、似たようなレッスンをしています。
レベル的には中級以下なので、今更な内容だったりニュアンスが違うこともあるかもしれませんが…
新しい発見もあると思うので、楽しみながら進めていきます🙂
ちなみに、先生が直接写真を撮られているのですが、ちょっと見にくい部分もあると思います。
そこはご容赦くださいませ!
では、今回の内容に進んでいきましょう!
メインテーマ「文化を覗く!―日本の温泉(일본의 온천)―」
▲今回は先生の送ってくれたデータがいつにもまして雑だったので、かなり見にくいかも…😧
チェックした単語あれこれ
・남탕/여탕 男湯/女湯
・다른 한쪽은 もう一方は
・혼욕 混浴
・여운 余韻
・발 すだれ
・성행하다 盛行する、はやる、盛んだ
・이즈의 혼욕노쳔탕의 선선문구 伊豆の混浴露天風呂の謳い文句
・위치조건 (直訳)位置条件 → ロケーション
ロケーションという意味では‘입치 조건‘のほうが使われるそうです。
・나체가 되다 裸になる
발 가벗은 몸/벌 거벗은 몸 真っ裸の体
발가벗다/벌가벗다 真っ裸になる
・한 몸이 되다 (直訳)1つ身になる → 1つになる
▼同じ意味で、他にもこんな表現もあります
일체가 되다, 하나가 되다
韓国の人は日本のイメージの1つに「温泉」があるみたいですね。
韓国にも勿論ありますが、先生曰く、韓国の人達の温泉というと“스파온천”のイメージが強いそうです。
そして韓国で昔から親しまれているのは「銭湯(대중목욕탕)」です。
「スーパー銭湯」もこっちに入るそうです。
韓国にも温泉はありますが、日本ほど自然と湧いているところは少ないので余計にそうなのかもしれません。
どんな意味?「나가시마 온천」
テキストの中に、「イチゴちゃん」という女の子の日記が出てきます。
元々は日本語で書かれた日記を韓国語に訳してあるのですが、使われている文字はかわいいし(読みにくいけど)、内容も簡潔で分かりやすいものでした。
でも単語などチェックが必要なものもあるし、日本語特有の表現を韓国語にしたりしているので、こちらも楽しみながら読んでみてくださいませ
チェックした単語あれこれ
・노천탕 露天風呂
・스틸 드래건 スチールドラゴン
・극도에 달하다 極度に達する
・선전문구[선전문꾸] 宣伝文句
문구[문구] 文具
平音でよむか、濃音でよむかで意味が変わります!
・팜플릿 パンフレット
・곤두박질치다 真っ逆さまになる
・고저차이 高低差
・이끌려 타보고 つられて乗ってみる → 誘われて、つられて
・가슴이 덜컹 내려앉은 느낌! 胸(心臓)がガクンと落ちる感じ!
・부들부들 ぶるぶる、わなわな、がくがく
今回の日記は、イチゴちゃんたちの温泉旅行の話でしたね。
実は私は長島温泉のことは全く知りませんでした。
子供も大人も楽しめる、こんな場所があったなんて!
遊園地で思いっきり遊んだ後に、のんびり温泉につかるとか最高ですね。
私はあまり国内旅行にいったことがないし、海外もアメリカと韓国くらいと「旅行経験値」が低いんです。
もともと旅行とかあまり興味がなかったのか、子供の頃は実家が自営業していたので「世の中が休みの時こそ稼ぎ時!」と教えられて育ったからか…。
韓国語を習うようになって韓国には定期的にいくようになったけど、未だに国内旅行はほとんどないです。
仕事では一時期色んな所に出張したけど…。
でも、こういう内容を読むと興味湧きますね。
本当の意味でコロナが落ち着いたら、まずは韓国にいきたいけど、国内旅行もいいなぁ。
おまけ!「온천에서 들어가고 마시고 먹고…」
チェックした単語あれこれ
・상점 お店
・담다 (器などに)入れる、盛る
・흰자는 굳어 있고 白身は固まっていて
・말랑거리다 (熟した柿のように)柔らかい感じ、ぶよぶよする
ここの「温泉卵」の部分、自分としてはしっくりきませんでした。
温泉卵って、白身もちょっとドロッとしているというか、「固まっている」という表現はちょっと違うんじゃないかと…。
それとも温泉街とかで売ってる茶色い「地獄蒸し」みたいな卵のこと?
いや、でもあれは黄身もかたまってるし…とグルグル。
先生は「そこまで本気で考えること?😕」って顔してましたけど。
ちなみに、「半熟」という単語もあります。
반숙 ↔️ 완숙 半熟 ↔️ 完熟、固茹で
・완숙하다 (果実などが)完全に熟す、完全に茹でる
完熟と固茹でが同じってなんだか不思議だけど行き着くとこまでいったって感じで納得です。
日本語の表現あれこれ
上のイチゴちゃんの文章で出てきた日本語の中で、日本語特有なものをピックアップしているコーナーです。
テキスト画像をそのまま載せようかと思いましたが、見にくかったので改めてまとめました。
①キャッチフレーズ!
「キャッチワード(표어나 슬로건)」과 같은 의미로 사람의 마음을 사로잡을 수 있는 간결한 선전 문구를 말한다.
・사로잡다 捉える、虜にする、(心を)奪う
②一気に93.5mを下まで駆けおりていく。
「一気に」는 「休まず一息に(쉬지 않고 단숨에)」의 뜻이다.
술 마실 때 단숨에 들이키는 것 (원 샷!)을 말할 때도 「一気」라고 한다.
・一気に攻め落とす 단숨에 공략하다
・一気に飲みほす 단숨에 다 마시다
‘단숨에’は「勢いよく」のニュアンスがあります。
他にも似た言葉に‘한번에’がありますが、こちらは「一回の動作で」のニュアンスがあります。
・들이키다 飲み干す、飲み込む、引き寄せる、引っ込める、中のほうへ寄せる
・숨을 들이키다 息を吸い込む、息を飲む
③キャッチフレーズにつられて
「~につられる」는 묘한 유혹에 이끌려 그것에 따라 행동하는 것이나 생각지도 않게 주위의 움직임에 이끌리는 것을 말한다.
・広告につられて買ってしまった。 광고에 이끌려 사버렸다.
・주위의 움직임에 이끌리다 周囲の動きに導かれる
・이끌리다 駆られる、引かれる、導かれる、率いられる → 惹かれる、つられる
韓国の「温泉」あれこれ
今回のテーマは「日本の温泉」ということで、韓国の温泉や、日本と韓国の温泉の違いなどちょっと調べてみました。
上でも書きましたが、韓国は日本ほど温泉が多くはありませんが、ないわけではないのです。
ただ、韓国は日本ほど火山がないので、余計にそういうイメージがあるのかも。
また、韓国人は日本人のように「温泉にゆっくりと浸かってゆったりと楽しむ」というようなことはあまりしないようです。
個人的には、どちらかとかというと「癒し」よりは「ストレス発散」として活用しているイメージが強いです。
そのせいかどうかは分からないけど、温泉旅館のようなところもなく、露天風呂も最近は増えているようですが、まだまだメジャーではありません。
だから日本の温泉を特別視し、日本旅行というと温泉を楽しみにする韓国人が多いのかもしれませんね🤔
逆にいうと、温泉旅館や露天風呂などがメジャーになれば、温泉の楽しみ方も変わってくる気もします。
韓国の代表的な温泉地
でも、数は少なくても韓国でも有名な温泉地は全国にいくつかあります。
ちなみに、日本は色んな泉質の温泉がありますが、韓国の温泉はほとんどが色は透明な単純泉です。
【単純泉とは?】
そして、韓国の代表的な温泉地はこちら
・忠清南道牙山市 온양온천(温陽温泉)
▲これは私も前から知ってました。
・忠清北道忠州市市 수안보온천(水安堡温泉)
・釜山広域市 동래온천(東萊温泉)
この温泉は韓国では珍しい炭酸泉です。
・大田広域市 유성온천(儒城温泉)
▲유성온천には足湯もあります
韓国の温泉のタイプは?
韓国人の温泉の楽しみ方は、「ストレス発散」型だといいましたが、そんな韓国の温泉は大きく2つのタイプに分かれます。
①一般的な銭湯・찜질방タイプ
銭湯のように大浴場がドーンとあるタイプ。
場所によっては韓国アカスリ、찜질방が完備されています。
②温泉スパリゾートタイプ
温水プールやエステ、ホテルやレジャー施設を完備。温泉には水着着用で入ります。
①一般的な銭湯・찜질방タイプについて
大浴場があって利用者みんなが入浴する「銭湯タイプ」は、温泉ホテルの施設内にある大浴場などがメインです。
こう聞くと、日本の大衆的な温泉旅館とも似ている感じもしますが違いがあります。
それは、韓国の温泉ホテルに泊まったとしても、この大浴場だけは別料金というところが多いこと。
温泉に入ることをメインにしているというよりは、泊まるついでに温泉にでも入ってみようかという別オプション的な意識のようです。
ただ、逆にいうと温泉ホテルに宿泊していなくてもお風呂だけの利用ができます。
この楽しみ方は日本でも徐々に増えてますね。
銭湯・찜질방タイプで日本との違いはまだあります。
それは備え付けのアメニティ類(シャンプー、石鹸など)はないところが多いこと。
タオル類は貸出しがあったりなかったりと様々ですが、大体は揃っているようです。
また、基本的に韓国の銭湯では体を隠しません。
これは、日本でも同じかな🤔
日本だとたまに温泉や銭湯でタオルで隠している人もいますが…。
日本だろうが韓国だろうがバーンっと解放感を味わうのがこういうところの醍醐味かと🤗
②温泉スパリゾートタイプ
もう1つの温泉タイプは、カップルや家族連れに人気な「スパリゾートタイプ」。
ここは①タイプと違って水着着用が必須です。
温泉水の温水プールは、流れるプール、ウォータースライダー完備。
レジャー施設として、①以上にストレス発散できるタイプですね。
施設によっては様々な効能の薬湯やサウナ、水着着用のままで入る露天風呂などがあり、大人から子どもまで一日中楽しめます。
そして、韓国の代表的なスパ・リゾートタイプの温泉はこちら▼
・忠清南道牙山市の도고온천の「パラダイススパ道高」
▲毎週金曜日と週末は夜11時まで営業するから便利!
・忠清南道禮山郡にある덕산온천「リソムスパキャッスル」
▲ここは牙山市のお隣にあり、「シークレット・ガーデン」のロケ地です!
コネストにこんな記事もあったので、参考にどうぞ!
上で紹介した温泉地やそれ以外の情報が満載です!
“韓国の温泉リゾート | 季節(シーズン)特集|韓国旅行「コネスト」”
日本とはまた違った魅力が沢山ある韓国の温泉。
たまには目先を変えて、温泉巡りの韓国旅行も楽しそうですね。
ではでは、今回はここまで!
今日も見てくださってありがとうございます!
また、次回の更新でお会いしましょう