お気に入りの韓国ドラマで楽しく勉強!
안녕하세요?
oulmoon입니다.
本日は早速本題です。
今回は韓国ドラマ「トッケビ」を使ったレッスン内容のまとめです。
これまでは長く「星から来たあなた」で勉強していましたが、数ヵ月前から「トッケビ」に変わりました。
この作品も、2016年放送開始なので結構前のドラマですが、名作なので今見てもすごく面白い作品です!
それにご存じの通り、ドラマを使った勉強は文法をきっちり学ぶのとはまた違った「リアルな会話」などが学べます。
楽しく学べる上に、日常ドラマからは韓国人のリアルな習慣や独特な文化なども知ることできますし!
また、ドラマを見ながら自分で訳をして見ると字幕と見比べるのも面白いし勉強になります。
原文があると「なぜこう訳したのか」がよりわかりますからね。
1度目は音で聞いて自分の訳と比べ、2度目は字幕と原文、自分の訳と比べ…なんてやってみると、何度でもおいしい!
さらに韓国語に意識しつつ演技も見ると、よりその作品の面白さや深さを感じることも多いので、余裕のあるかたは是非色んな見方を試してみてほしいです。
今回も台本に出てきた表現を中心にピックアップしていきますが、表現も場面によって意訳が違ってくるので、本来の意味と照らし合わせて楽しんでみてください。
トッケビ(도깨비)第1話-⑫
15pageシーン14 (고층 빌딩 옥상 (밤)) → 삭제.
15-16pageシーン15 ((과거회상) 벌판 (밤))
덕화와 꼭 닮은 한 소년. 초로의 한 노인(70대)의 손 꼭 잡고 녹슨 검 앞에 서 있다.
바로, 최조의 시종과 그의 손자다.
녹슬고 무뎌진 칼날, 이끼 낀 손잡이, 칼날을 타고 오른 나팔꽃 넝쿨이 30년 세월을 말해준다.
시종, 주름져 잘 떠지지도 않는 눈에 눈물 핑 돌아, 아픈은 몸으로 절 올린다. 시종의 병색 완연하다.
시종: 너무 늦게 와 송구합니다 나으리. 소인.. 몇 해 앓았습니다.
나비는 어느 샌가 그 주변을 팔랑 팔랑 날아다니고 있다.
시종: (눈물 고이고, 마지막 숨처럼) 전 이제 갈 모양입니다.
이제부턴 이 아이가 나응리를 모실 것입니다.. 손주 놈입니다. (머리 쓰담 하면)
손자: (말똥한 눈으로 할아버지의 얼굴과 녹슨 검 보며) 이 칼이.. 나으리예요 할아버지?
하는데, 녹슨 검 웅― 웅― 울기 시작한다. 손자 헉! 놀라 움찔하는데,
신E: 너의 백성의 염원이 널 살리는구나. 그대가 이겼다.
흰 나비 웅― 웅― 우는 검 손잡이에 사뿐 내러앉는다. 손자 흰 나비 신비하게 보는데, 다음 순간, 웅웅 검이 울고 이글거리는 불덩이로 화하자, 놀란 손자의 눈 커지는데,
신E: 허나 너의 검엔 수천의 피가 묻었다. 너에겐 적이었으나 그 또한 신의 피조물.
/전장의 수많은 시체들..
신E: 홀로 불멸을 살며 사랑하는 이들의 죽음을 지켜보아라.
그 어떤 죽음도 잊히지 않으리라. 내가 내리는 상이자 그대가 받는 벌이다.
불덩이, 하늘로 날아오르더니 이내 날카로운 검의 모습으로 다시 날아와 있던 자리에 박히자, 검은 흙, 점점 사람의 형태로, 마침내 검 꽃힌 피투성이 김신의 모습으로!
김신, 검 꽂은 채 이글거리는 푸른 불덩이의 모습으로 딱 서 있다..!! 도깨비다..!!
죽을 당시의 얼굴이며 목이며 다리며, 찢겨진 상처들, 스르륵 아무는데..
신E: 오직 도깨비 신부만이 그 검을 봅을 것이다.
검을 뽑으면 무로 돌아가 평안하리라.
시종: 나으리..!!
손자: (무서워 시종 뒤로 숨고)
도깨비: 다녀 올 곳이 있다.
【気になった単語ほか】
・녹슬다 錆びる
・이끼 낀 苔むいた
・손잡이 柄、取っ手
先生に「韓国語だと電車のつり革とか剣とか持つところは何でも“손잡이”ですむけど、日本語だと刀の持つ部分って何て言うんです?」と聞かれ、刀も日本刀とか洋刀とか種類によって違うしな…と慌てて調べました。
・칼날을 타고 오르다 刃に乗って登る
・나팔꽃 アサガオ、朝顔、ケンギュウカ
・넝쿨이 蔓 = 덩굴
・주름지다 シワがある
・눈물 핑 돌다 涙ぐむ
・절 올리다 お辞儀をする
・병색 病色、病者の顔色
・완연하다 はっきりとしている、そっくりそのままである
▲この二つで「病気なのは明白だ」「病気だとはっきりとみてとれる」みたいな感じです。
・소인 (直訳)小人 → 自分のこと、私のこと
・팔랑 팔랑 ひらひら
これは動く様子を表します。(動きそのものの描写)
一方で、“훨훨”はふわふわ(ひらひら)と高く遠くまで飛んでいく様を表します。
・손주 孫 = 손자
・움찔하다 ビクッとする
・이글거리다 赤々と燃え上がる、めらめらする
・화하다 化する、化わる
・피조물 被造物
・홀로 一人で、一人ぼっちで、孤独に
・내가 내리는 상이자 그대가 받는 벌이다. 私が与える(くだす)ほうび(賞)であり、お前が受ける罰だ。
・스르륵 するりと、するする
・아무는데 治るが
・다녀 올 것이 있다. (直訳)行ってくることがある。 → ちょっと行ってくる。
【日本語訳】
▼ドラマの翻訳などはもっときれいにまとめられてますが、直訳だと分かりにくいセリフなどは、直訳→意訳である程度分かりやすいくらいのレベルでまとめています。
(直訳)
ドクファにそっくりな一人の少年。初老のある老人(70代)の手を握って錆びた剣の前に立っている。
まさに、最初の侍従と彼の孫だ。
錆びて鈍くなった刃、苔むいた取っ手、刃に乗って上がったアサガオの蔓が30年の歳月を物語っている。
侍従、しわになって開けにくい目に涙がにじみ、痛む体でお辞儀をする。侍従の病色がはっきりしている。
侍従:あまりに遅くに来て(遅すぎて)申し訳ありません、旦那様。私は…何年も病みました。
蝶はいつの間にかその周辺をひらひらと飛び回っている。
侍従:(涙が溜まり、最後の息のように)私はもう行くつもりです。
これからはこの子が旦那様をお世話します.. 孫です。 (頭をなでれば)
孫:(丸い目でおじいさんの顔と錆びた剣を見ながら)この刀が.. 旦那様ですか、お祖父さん?
すると、錆びた剣がウンウン鳴き出す。孫はあっ!びっくりしてビクッとするけど、
神E:おまえの民の願いがおまえを生かすんだね。おまえが勝った。
白い蝶、ウンウン鳴く剣の取っ手にそっと座り込む。孫、白い蝶を神秘的に見ていると、次の瞬間、ウンウン剣が鳴いて燃える火の玉に化すると、驚いた孫の目が大きくなる、
神E:しかし、おまえの剣には数千の血がついている。おまえには敵だったが、彼もまた神の被造物。
/戦場の数多くの死体たち..
神E:一人で不滅を生き、愛する人たちの死を見守れ。
どんな死も忘れないだろう。私が与える賞であり、おまえが受ける罰だ。
火の玉、空に舞い上がり、すぐに鋭い剣の姿でまた飛んできていた場所に突き刺さると、黒い土、だんだん人の形へ、ついに剣に刺さった血まみれのキム・シンの姿へ!
キム・シン、剣を差したまま赤い火の玉の姿で立っている。 まさにトッケビだ。
死んだ時の顔も首も足も裂けた傷たち、するりと癒えるが..
神E:鬼の花嫁だけがその剣を見るだろう。
剣を抜いたら無に帰って平安だろう。
侍従:旦那様……!!
孫:(怖くて終始後ろに隠れて)
トッケビ:行ってくるところがある。
↓
(意訳)
ドクファにそっくりな一人の少年。初老のある老人(70代)の手を握って錆びた剣の前に立っている。
彼らこそが最初の侍従と彼の孫だ。
錆ついた刃、苔むいた取っ手、刃に巻きついたアサガオの蔓が30年の歳月を物語っている。
侍従、しわだらけで開けにくなった目に涙がにじみ、痛む体でお辞儀をする。あきらかに侍従が患っていると分かる。
侍従:こんなにも遅くなり申し訳ありません、旦那様。私は…何年も病気を患っていました。
蝶はいつの間にかその周辺をひらひらと飛び回っている。
侍従:(涙が溜まり、虫の息で)私はもうあの世へ行くようです。
これからはこの子が旦那様をお世話します.. 孫です。 (頭をなでれば)
孫:(丸い目でおじいさんの顔と錆びた剣を見ながら)この刀が.. 旦那様ですか、お祖父さん?
すると、錆びた剣がウンウン鳴き出す。孫は「あっ!」と驚きビクッとするが、
神E:おまえの民の願いがおまえを生かすのだな。おまえの勝ちだ。
白い蝶、鳴き続ける剣の取っ手にそっと舞い降りる。孫が白い蝶を不思議そうに見ていると、
次の瞬間、鳴いていた剣が燃える火の玉に化し、驚いた孫の目が大きくなる、
神E:しかし、おまえの剣には数千の血がついている。おまえには敵だったが、殺された彼らもまた神の被造物。
/戦場の数多くの死体たち..
神E:一人で不滅を生き、愛する人たちの死を見守れ。
どんな死も忘れないだろう。それが私が与える褒美であり、おまえが受ける罰だ。
火の玉、空に舞い上がり、すぐに鋭い剣の姿でまたもと居た場所に突き刺さると、黒い土がだんだん人の形へ変わっていき、ついに剣が刺さった血まみれのキム・シンの姿へ!
キム・シン、剣を差したまま赤い火の玉の姿で立っている。 まさにトッケビだ。
死んだ時に受けていた傷はすべてするりと癒えるが..
神E:トッケビの花嫁だけがその剣を見えるだろう。
花嫁が剣を抜けば、おまえは無に帰り平穏となるだろう。
侍従:旦那様……!!
孫:(怖くて終始後ろに隠れて)
トッケビ:ちょっと行ってくる。
今回も台本をそのまま書き写してみました。
読みにくかったら申し訳ない。
日本語訳はあくまで参考程度で。
今回はまたしても昔に戻りましたね。
しかし、この最初の従者すごいな。
よく剣だけの状態でこれがキム・シンだと(キム・シンの魂がまだ宿っていると)分かったな…。(そういうシーンが数話前にあったかもですが、すでに記憶が…。脳の老化現象…。)
そういうシーンがあったにせよ、きっとこれまでの彼の功績や部下達への愛情がここまで深い敬愛の念を育てたんでしょうね。
そしてこの主人への敬愛は、代々受け継がれてきてるんでしょう。
その理由はトッケビのとんでもない力自体もそうですが、時代は変わってもキム・シンの部下達に対する変わらない愛情があってこそな気もします。(キム・シンが人をみる目があるというのも然りですが)
この後も、まだ当時の話が続きます。
次回もお楽しみに!
上で書いてることの繰り返しになりますが、もしドラマを見る機会のある方は、是非自分の訳と翻訳の違いを楽しむのも面白いと思います。
試してみてくださいね!
今日も見てくださって、ありがとうございます!
また次回の更新でお会いしましょう